こんにちは!イズミルに滞在してすでに1週間、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
トルコ西部、エーゲ海沿いのイズミル(İzmir)は、港町らしい開放的な雰囲気が魅力的なトルコ第三の都市。
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大きな町ではあるものの、大都市特有の忙しさとは無縁。
温暖な気候の下で人々が日々の生活を楽しんでいるのが肌で感じられる素敵な町です。
観光スポットこそ多くはないものの、なぜか独特の居心地の良さがあるのもイズミルの特徴。
トルコの他の町に比べるとなぜか物価も格安で、ローカル感漂うスポットも点在…
そう、イズミルは「トルコの大阪」なのです!(のぶよの主観)
今回の記事では、生活するように滞在を楽しみたいイズミルの大阪感漂う魅力を存分にお伝えしていきます。
これさえ読んでおけば、イズミル観光&滞在はバッチリ!な内容となっているはず。
イズミル観光の基本情報【歴史・治安・必要な日数】
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イズミルは巨大な都市ではあるものの、観光客が訪れるエリアは中心街に限られています。
イズミル中心街は、北側のアルサンザク地区(Alsancak)と南側のコナク地区(Konak)に大きく分けることができます。
アルサンザク地区が「モダンなイズミル」を象徴するエリアだとしたら、コナク地区は「コテコテなイズミル」。
大阪で言うキタとミナミにあたる2つの地区は、同じ町とは思えないほどに雰囲気も、人の気質も、物価も異なります。
両方のエリアを散策して多様性に満ちたイズミルという町を感じるのが、イズミル観光の一番の魅力かもしれません。
イズミル観光地図
赤:地下鉄駅
灰色:路面電車停留所
青:見どころ
紫:おすすめホステル
イズミルの歴史
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歴史ある場所が数多く点在するトルコのエーゲ海・地中海沿岸の中でも、イズミルは最も歴史が古い町の一つ。
紀元前1000年頃(3000年前)にギリシャから海を越えてやってきた人々によって築かれたのがはじまりです。
当時の町は「スミルネ(Smyrne)」と呼ばれ、その地理的な重要性から繁栄してきました。
紀元前1世紀頃にローマ帝国領となった際には、周辺のエフェソスやベルガマなどの都市国家とともに、エーゲ海沿岸地域の中心都市として黄金時代を迎えます。
その後、ビザンツ帝国時代にコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)が首都と定められたことによって衰退するものの、1415年にオスマン帝国の支配下に置かれたことにより、商業の中心地として再び息を吹き返します。
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このように歴史こそ豊かなイズミルですが、現在の町には古い建物はほとんど残っていません。
第一次世界大戦中には、オスマン帝国に対して宣戦布告したギリシャ軍によって占領されてしまったイズミル。
熾烈な戦いの舞台となり、町全体が大火に包まれ、歴史的な場所を含む町のほとんどが焼け野原となってしまったためです。
1922年9月9日、ケマル・アタテュルク率いる祖国解放戦線によってイズミルは奪還され、その後のトルコ共和国成立を決定づけることに。
現在でも9月9日はトルコの祝日。激戦地となったイズミルの中心街には、当時の過酷な戦闘を現在に伝えるモニュメントが多く残されているのです。
イズミル観光に必要な日数
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戦争により町の大部分が破壊されてしまったイズミル。
かなり長い歴史を持つ町ながら、観光スポットに乏しいのはそのためです。
町を散策して見どころをまわるだけなら、1日もあれば十分なのですが、のぶよ的には数日滞在してイズミルの独特の雰囲気を感じるのがおすすめです。
ベルガマ遺跡やエフェソス(エフェス)遺跡など周辺の世界遺産へも日帰り圏内なので、この地域をまわる拠点としても便利な場所にあるイズミル。
観光スポットを点から点へとまわるよりも、ローカル感漂い活気に満ちた中心街を思う存分散策したい町です。
イズミルの治安と注意すべきエリア
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イズミルからエーゲ海を越えてすぐのところにはギリシャ領の島々があり、国境を越えるフェリーも出航しています。
そのため、イズミルにはかなり多くの移民や難民が集まり、独自のコミュニティーを形成しているのが特徴的。
移民が多く集まるエリアとして挙げられるのが、中心街南部のバスマネ鉄道駅(Basmane Gar)の南側のエリア。
貧しい人も多いためか飲食店も激安なのですが、雰囲気的には少々雑多な感じです。
「移民・難民=危険」というわけでは決してありませんし、1週間このエリアに滞在しているのぶよからすれば何の問題もなく激安で滞在できる穴場的なエリアなのですが、最低限の注意を払うに越したことはないでしょう。
また、地元の人が口をそろえて「絶対に行くな!」と言うのが、中心街南側の丘の上に立つ城塞・カディフカレ(Kadifekale)周辺エリア ▼
この一帯はスラム街のようになっており、観光客(外国人)を狙った強盗被害も多数報告されているようです。
イズミル市内を一望できる観光スポットでもあるのですが、治安の問題があるため今回の記事内では紹介していません。
イズミル観光:アルサンザク地区周辺の見どころ
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イズミル中心街の北部に位置するのが、アルサンザク地区(Alsancak)。
同名の鉄道駅周辺に広がるエリアで、海沿いのプロムナードやモダンな建物が連なるおしゃれな通りなどが連なる「大都会イズミル」といった雰囲気。
大阪で言うと「キタ」にあたるエリアです。
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歴史的な観光スポットこそ少ないものの、活気に満ちた「トルコ第三の町」らしい自由で開放的な雰囲気が感じられるエリアです。
1453通り
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おしゃれでモダンなアルサンザク地区を象徴するのが、1453通り(1453 Sk.)と呼ばれる路地。
狭く短い路地の両脇には、良い感じのカフェやレストランが建ち並び、イズミルの若者に人気の場所となっています。
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料金も比較的リーズナブルなので、散策中の休憩にはぴったり。
通りに並んだテラス席で行き交う人々を眺めながら、ビールを一杯…なんていかがでしょう。
コルドン・アルサンザク
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海とともにあるイズミルの象徴がコルドン・アルサンザク(Kordon – Alsancak)と呼ばれる海沿いの遊歩道。
アルサンザク地区から、南側のコナク地区のコナク広場までを結ぶもので、晴れた日にはエーゲ海とイズミル中心街の町並みを眺めながらの散策が楽しめます。
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途中の共和国広場(Cumhuriyet Meydanı)には、独立戦争(祖国解放戦争)のモニュメントが建ち、戦闘の最前線となったイズミルの近代史を感じることができます。
イズミル観光: コナク地区周辺の見どころ
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大阪の「ミナミ」にあたるコナク地区(Konak)は、コテコテのトルコな雰囲気が感じられるエリア。
イズミルのシンボルである時計塔が建つコナク広場(Konak Meydanı)こそモダンな雰囲気。
いっぽうで、その東側にあるケメラルトゥ市場(Kemeraltı Çarşısı)に一歩足を踏み入れてみると、イズミル庶民の生活を直に体験することができます。
コナク広場の見どころ
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地下鉄・トラムヴァイ(路面電車)のいずれでもアクセス可能なコナク広場(Konak Meydanı)は、このエリアの中心となる場所。
市民の憩いの場となっており、近くのケメラルトゥ市場での買い物帰りの家族連れやカップルがのんびりと過ごす姿が見られます。
時計塔
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コナク広場の中心に堂々と建つ時計塔は、イズミルを代表する建造物の一つ。
オスマン帝国後期の1901年に、当時のスルタン・アブドゥルハミト2世の在位25周年を記念して建てられたものです。
ヨーロッパとアジアの建築様式がうまく融合したもので、観光客のみならず市民にも撮影スポットとして大人気です。
コナク・モスク
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コナク広場に建つ小さなコナク・モスク(Konak Cami)は、1755年建造のもの。
キュタフヤという町で製造された有名なキュタフヤ・タイルで飾られた外観はとても美しく、青空とブルーのタイルのコントラストが素晴らしいです。
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最初の弾丸の記念碑
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コナク広場で見逃してはいけないのが、広場に面して建つイズミル市役所の脇にひっそりとある最初の弾丸の記念碑(İlk Kurşun Anıtı)。
イズミルがギリシャ支配下にあった1919年の5月15日のこと。
ギリシャ支配に反対する市民運動の際に殺害されたハサン・ターシンという一人のジャーナリストを讃えたものです。
その後のトルコ独立戦争(祖国解放戦争)のきっかけとなった事件でもあり、ギリシャへの抵抗の象徴として、その歴史を現在に伝えているのです。
ケメラルトゥ市場の見どころ
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モダンに整備されたコナク広場の東側には、イズミルのディープな一面が見られるケメラルトゥ市場(Kemeraltı Çarşısı)が広がります。
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迷路のように入り組んだ路地の両側には、格安の飲食店や商店、食料品などを売る店が点在しており、元気な呼び込みの声がそこら中で聞こえてきます。
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大阪と同様に、イズミルは数多くの名物ご当地グルメを有する町。
特にケメラルトゥ市場内には、ここでしか食べられないイズミル名物を提供する小さな食堂も多いので、「トルコの食い倒れの町」を舌で楽しむことも可能です。
ヒサル・モスク
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ケメラルトゥ市場内に建つヒサル・モスク(Hisar Cami)は、イズミル最大のモスクです。
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その内装は、青白い色と黄金の装飾が特徴的な独特なもので、他ではあまり見られないスタイル。
散策の途中に立ち寄って、美しい建築を味わいましょう!
キズララース・ハン
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ケメラルトゥ市場の一部は、キズララース・ハン(Kızlarağası Hani)と呼ばれる屋内市場になっています。
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かつてはラクダを利用して商品を運搬していた商人たちが集まっていた場所で、イスタンブールのグランド・バザールに似たような雰囲気となっています。
(規模は比べ物にならないほど小さいですが。)
アサンソル周辺の見どころ
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コナク地区の南側には、アサンソル(Asansör)と呼ばれるエレベーターがあります。
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アサンソルは、丘の上に広がる地区と海沿いの地区を行き来する人々の移動用に建設されたもの。
20世紀初頭に作られたもので、煉瓦造りの味があるたたずまいが特徴的。
レトロながらも現役の移動手段として利用されています。(無料)
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アサンソル上部はちょっとした展望台になっており、イズミル中心街とエーゲ海のパノラマを望むことができます。
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アサンソル上部にはさらに坂道が続き、カラフルに塗られた階段が連なる風景はこのエリアを代表するもの。
階段によって色やデザインが異なるので、お気に入りの場所を探して歩くのも良いでしょう。
イズミル周辺の観光スポット
市内の見どころこそ少ないイズミルですが、周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあります。
ここでは、イズミルから日帰り可能な2つの世界遺産を紹介します。
エフェソス(エフェス)遺跡
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数多く存在するトルコ東部の古代遺跡の中でも、トップに君臨するのがエフェソス(エフェス)遺跡でしょう。
ギリシャ時代とローマ時代の都市の跡で、素晴らしい保存状態の遺跡は世界遺産にも登録されています。
バスマネ鉄道駅から鉄道を利用してセルチュクへ。(1時間)
セルチュク鉄道駅から遺跡までは3kmほどの距離。
ベルガマ(ペルガモン)遺跡
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エフェソス(エフェス)遺跡に比べるとマイナーなものの、こちらも世界遺産に指定されているベルガマ(ペルガモン)遺跡。
ローマ帝国支配以前にこの地に存在していたベルガモン王国の首都であった場所で、山の上に建つ円形競技場や古代の病院の跡など独特な遺跡が見られます。
イズミルのオトガルから1時間に1本出ているベルガマ行きのバスを利用。(所要時間2時間)
ベルガマの見どころは広範囲に点在しているものの、各スポットを結ぶ公共交通機関は存在しないのがネック。
タクシー貸し切りか、現地ツアー参加が最も現実的な方法となります。
エフェソス遺跡やベルガマ遺跡など、周辺の見どころを効率良くまわるなら現地ツアーの参加も一つの手。
往復の交通はもちろん現地ガイド付きのものも多いので、歴史スポットをより深く理解することができるのも魅力です。
イズミルの市内交通&他都市への交通
トルコ第三の都市だけあって、イズミルの市内交通システムは文句なしの充実度。
地下鉄・トラムヴァイ(路面電車)がそれぞれ一路線ずつと、”İZBAN”という郊外列車も中心街を走っており、どれも共通のチケットで利用することが可能です。
イズミル~トルコ他都市間の交通は、鉄道か長距離バスの利用となります。
イズミルの市内交通システム
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黄色+白地:トラムヴァイ(路面電車)
青:İZBAN(近郊鉄道)
※黄色二重線/緑線は建設中の路線(2020年現在)
トラムヴァイ(路面電車)
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アルサンザク鉄道駅~コナク広場~市内南部を海沿いに走るトラムヴァイ(路面電車)は、中心部の二つの地区の移動に便利で、イズミル市内観光のメインの交通手段となるでしょう。
5分に1本ほどの頻度で走っているので、気軽に利用することができます。
地下鉄
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バスマネ駅~コナク広場~ユチヨル駅(アセンソル上側)などを結ぶ地下鉄も、場合によっては利用価値があります。
アルサンザク地区には地下鉄駅がないため、トラムヴァイかİZBANに乗り換える必要があるのが面倒くさいところかも。
İZBAN
中心部と近郊を結ぶİZBANは、旅行者にとってはあまり利用価値の高いものではありません。
唯一、バスマネ鉄道駅~アルサンザク鉄道駅間を直接移動したい場合に利用するくらいだと思います。
超複雑!イズミル市内交通のチケット種類・料金
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イズミルの市内交通の料金システムは、トルコ他都市と同様に無駄に複雑です。
1回券単体で購入することは不可能。
①イズミリム:チャージ式のICカード
②35カード:回数券のようなもの
のどちらかとなります。
①イズミリム
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トルコの他都市と同様、イズミルにもイズミリム(İzmirim)と呼ばれる交通系ICカードが存在します。
最初にカード代6TL(=¥108)を払って購入し、後は好きな金額をチャージして利用するのも他都市と同様。
イズミリム利用時の運賃は、全ての交通機関に共通で3.56TL(=¥64)。
これは、最初に改札を通った時から90分間有効の運賃で、時間内なら何度乗り換えても次の交通機関の運賃はかかりません。
なので、地下鉄やトラムを多く利用する場合は確実にこちらがお得です。
②35カード
イズミルの市内交通チケットにはもう一つ、35カードというものがあります。
こちらはチャージして使うタイプではなく、1回券が何枚かセットになった回数券のようなもの。
最初に購入した日から35日間有効なので、この名で呼ばれています。
・2回券(9TL=¥163)
・3回券(13TL=¥235)
・5回券(20TL=¥362)
・10回券(38TL=¥688)
上記の四種類が販売されており、数回しか市内交通を利用しないのであればこちらの方がお得かもしれません。
注意したいのが、35カード利用時は、イズミリムのように90分間乗り換えフリー制度が適用されない点。
あくまでも1回の利用=1枚のチケットが必要となるので、乗り換えを何回かする場合はイズミリムを購入&チャージして利用した方がお得になります。
イズミル~他都市への交通
エーゲ海沿岸地域の中心都市だけあって、イズミルはトルコ他都市との交通機関がかなり充実しています。
すでに紹介した近郊の観光スポットへのアクセスはもちろん、イスタンブールやアンカラ、アンタルヤなどへの長距離移動も簡単です。
イズミルのオトガル(バスターミナル)
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イズミルのオトガル(バスターミナル)は中心街の東8kmほどと離れた場所にあり、徒歩で移動できる距離ではありません。
のぶよがどうしても理解できないのが、イズミルの地下鉄や路面電車等の市内交通はオトガルに乗り入れていない点。
中心街からは、バスマネ鉄道駅近くの停留所から路線バス191番(イズミリム・35カード利用可能)でアクセスすることとなり、正直かなり不便です。
のぶよ的には、長距離バス会社が運行している中心部~オトガル間の無料のシャトルバスを利用するのがおすすめです。
オトガル→中心街方面は、イズミルのオトガルに停車しているシャトルバス(どの会社のものでも)を利用することが可能です。
いっぽうで、中心街→オトガル間のシャトルバス利用には、予め長距離バスのチケットを購入しておく必要があります。
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バスマネ鉄道駅近くのロータリー周辺には、バス会社のチケットオフィスが並んでいる一角が。
ここでチケットを購入しておけば、バス発車時間に適したシャトルバスの時間を指定してくれるのでかなり便利。
路線バスを利用してオトガルまでアクセスするのは面倒ですし、その分の運賃も節約することができます。
イズミルの二つの鉄道駅
路線網に限りはあるものの、バスよりも割安の料金で移動できるのが鉄道のメリット。
目的地によってはかなり便利な移動手段です。
イズミルにはアルサンザクとバスマネの二つの鉄道駅があり、それぞれ行き先が異なる列車が発着します。
【アルサンザク駅:長距離列車】
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アルサンザク地区に位置するアルサンザク鉄道駅(Alsancak Gar)は、長距離列車が発着するメインの駅としての役割を持つ場所。
夜行列車やトルコ東部への列車が多く発着します。
【バスマネ駅:近郊列車】
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中心街南側に位置するバスマネ駅(Basmane)は、短・中距離路線が発着する駅。
主な行き先はエフェソス遺跡があるセルチュクや、パムッカレの入口となるデニズリなどが挙げられます。
・イズミル空港
・セルチュク(→エフェソス遺跡)
・デニズリ(→パムッカレ)
イズミル空港へのアクセス
イズミルへの空の玄関口となるイズミル国際空港~イズミル市内は、鉄道で結ばれています。
先述のセルチュク~バスマネ駅間を走る鉄道はすべてイズミル空港の鉄道駅に停車するので、簡単にアクセスすることが可能です。
イズミルのおすすめホステル
Lotus Garden Hostel
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・料金:50TL(=¥906)
・部屋:8ベッドドミトリー
・立地:9/10
セルチュク、デニズリからの鉄道が発着するバスマネ駅徒歩3分の好立地です。
スーパーマーケットやローカル食堂も近く、中心街南側の観光拠点であるコナク広場まで1kmほど。
立地的には素晴らしいのですが、バスマネ駅周辺は移民が多いエリア。
なんとなく退廃的な雰囲気が漂っており、治安的には若干の不安を感じるかもしれません。
・アクセス:9/10
看板は出ていないものの、ドアにちゃんとホステルの名前が書いてあります。
入口の扉には常に鍵が閉まっており、いちいち呼び鈴を推して誰かに開けてもらわなければいけないシステムなのが少々面倒でした。
チェックイン自体はとてもスムーズです。
・スタッフ:9/10
若いトルコ人が数人で管理しているようで、みんな笑顔が素敵でオープンマインドな人ばかりでした。
周辺の観光情報や市内交通情報も詳しく教えてくれます。
・清潔さ:7/10
建物自体がとても古いのは否めませんが、比較的清潔に保たれていると思います。
部屋、共用エリアともに毎日清掃されており、多くの人が利用するキッチンもきれいでした。
・設備:9/10
ソファーがある落ち着いた雰囲気の共用エリアが素晴らしく、とても居心地が良いです。
キッチンもあり自炊も可能ですが、コンロの火が弱いためあまり凝ったものは作れないかもしれません。
シャワー・トイレも数か所あり、ホステルの規模に対しては十分。
ベッド脇にカーテンとライトがあればより良かったと思います。
・wi-fi:8/10
基本的に問題なくつながるものの、時々なぜか接続が途切れることがありました。
・雰囲気:9/10
冬場は中庭に面したテラスに仕切りをつけて、暖炉を設置した共用エリアとするため、自然とそこに人が集まります。
全体的に落ち着いてのんびりとした雰囲気が漂っており、かなり居心地がいいので、図らずも長期滞在してしまいそうになります。
総合:8.4/10
トルコで宿泊した中で、最もホステルらしい居心地の良さが感じられたホステルです。
周辺のエリアはあまり雰囲気が良いとは言えないものの、最低限の注意さえ払っていれば問題ないはず。
のんびりと旅している人が多く、なんだか怠けたい気分にさせられる独特の雰囲気がありました。
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おわりに
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不思議な居心地の良さがある、イズミルの見どころや市内交通、ホステル情報を解説してきました。
観光を目的とした滞在するよりも、町自体の雰囲気や周辺の魅力的なスポット訪問の拠点としてのんびりと滞在したい町です。
イズミルは大阪と同様に、独特の食文化に育まれた名物グルメも多数存在するのもポイント。
他の町では食べられないものばかりなので、滞在中にできる限り挑戦してみるのもおすすめです!
コメント
いつも旅の参考にさせて頂いてます。
スマホから見ているのですが、文字をコピーできません。とても参考になる記事なので、是非コピー出来るようにして頂きたいです。
よろしくお願い致します。
ひーちゃん様
コメントいただきありがとうございます。大変申しう訳ございませんが、コピーや無断転載されることがあまりに多いため、文字や画像のコピーができないようにさせていただいております。
ご不便をおかけして申し訳ございませんが、ご理解のほどお願いいたします。
小山のぶよ