ポルトガル旅行で食べたい!名物ポルトガル料理の定番15品【予算・おすすめレストラン情報】

ポルトガル旅行で食べたい!名物ポルトガル料理の定番15品【予算・おすすめレストラン情報】

こんにちは。最近ポルトガル料理しか食べてないのぶよ(@taisuke5696)です。

ポルトガル料理と聞いても、あまり具体的なイメージが浮かばない人が多いのではないのでしょうか。

「ヨーロッパの料理なんてどこも同じようなもんでしょ?肉料理にこってりしたソースとパンみたいな。」
と考えるのはちょっと待っていただきたい。

もちろんポルトガルの肉料理は絶品ですが、それだけではありません。

日照時間が長いポルトガル産の野菜はとても美味しいですし、海洋大国でもあるので新鮮な魚やシーフードを使った料理が多いのもポイント。
日本人の口に合う素朴な味が魅力なんです。

こってりしたソースで胃がもたれてしまいがちなヨーロッパの食文化の中で、大航海時代にもたらされた香辛料を多く用いるポルトガル料理の味付けはかなりユニーク。

個人的には「ヨーロッパのエスニック料理と言えると思います。

今回の記事では、のぶよが実際に食べたポルトガル料理の中でおすすめしたい絶品15品を写真付きで紹介します。

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軽食 (Petiscos)

パシュテイシュ・ドゥ・バカリャウ (Pasteis de Bacalhau)

ポルトガル人はみんな大好きなバカリャウ (Bacalhau)は、魚のタラのこと。
ポルトガルではタラを生食するのはまれで、塩漬けにして干したタラを水でもどして料理することがほとんどです。

「タラのコロッケ」であるPasteis de Bacalhauは、マッシュポテトと干しダラを混ぜた生地を揚げたもの。
どんなレストランやバーにも置いてある定番メニューです。

作り置きしていることが多いですが、揚げたてに出会えたらラッキー。
ねっとりとしたじゃがいもと干しダラの程よい塩加減が絶妙です。

意外にボリュームがあって安いので、おやつにも、ビールのお供にもおすすめの一品。

インフォメーション

予算:
0.5€~/1個
おすすめ:
どこでも。リスボンには専門店もありますが、観光客向けでかなり高いのでその辺のバーでOK。

ピカパウ (Pica Pau)

豚肉 (もしくは牛肉)をニンニク、ピクルスとオリーブオイルで炒めて、コリアンダー (パクチー) を加えた軽食がピカ・パウ
ピクルスの歯ごたえと味が染み込んだ柔らかい肉が絶妙で、これまた上手な塩加減が最高の一品。
とにかくビールに合います。

レストランよりも、スナックバーなどの軽食メニューでよく見かける軽食。

インフォメーション

予算:
4€~6€
おすすめ:
レストランにはあまり置かれておらず、バーなどでおつまみとして食べられます。個人的には豚肉のピカパウがベスト。

ビファナ (Bifana)

ポルトガルの国民的ファストフードといえばビファナ

「ポルトガル風ハンバーガー」のような存在で、どんな田舎のバーへ行こうと置いてある定番メニューです。

とにかく、ポルトガルに来たら絶対に食べるべき!

ポルトガル独特の外は固くて中はふんわりしたパンに、マリネした豚肉を挟んだシンプルなもの。
(ポルトガルでは肉=豚肉です。牛肉は珍しい。)

通常のハンバーガーのように、野菜やチーズが入ることはなく、ケチャップやマヨネーズも入りません。

この味付けがかなり絶妙。
日本の生姜焼きに近い味付けで、嫌いな人なんて存在しないのでは。
(たぶん生姜も醤油も使っていないだろうけど。)

安くて手軽なファストフードだからといって、あなどるなかれ。
肉には下味をつけて一晩置いておくのが基本なポルトガル料理において、このビファナも例外ではありません。

この下味のつけ方と調味料の配合で味が決まるので、ビファナの味は店によって本当に異なります。

いくつか試してみて、お気に入りの味を見つけてみてはいかがでしょうか!

インフォメーション

予算:2~3€
おすすめ:
バイシャ地区のAs Bifanas Do Afonsoは昔ながらのビファナの専門店です。
リスボンの中心街にありながら、昔から変わらない価格(€2.5)と秘伝のソースが売り。

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肉料理 (Carne)

カルニ・ドゥ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ (Carne de porco a Alentejana)

「これを食べずしてポルトガル料理を語るな!」と言いたくなるほどに、ポルトガル料理の全てのエッセンスが詰まった一品が、カルニ・ド・ポルコ・ア・アレンテジャーナ

簡単に言うと、豚肉とあさりの炒め物」です。

どんな組み合わせ?と思うでしょう。これが最強の組み合わせなんです。
これを発見したポルトガル人すごいわ。

作り方は、あくまでもポルトガル料理の基本に忠実。

サイコロ状に切った豚肉を、白ワイン、ニンニク、レモン汁、パプリカペースト、オリーブオイルと一緒にマリネして、下味をつけておきます。
そこにアサリを加えて調理し、最後にフライドポテトとコリアンダー (パクチー)を添えたもの。

絶妙に味がしみ込んだ豚肉に、あさりのうま味が加わって、もう最高の一品です。

「アレンテージョ風 (a Alentejana)」という名前ではあるものの、発祥は南部のアルガルヴェ地方(Algarve)というのもポイント。
新鮮なあさりが取れるアルガルヴェ地方のあさりは、ダシのおいしさが違います。

出来れば本場アルガルヴェ地方の海沿いで食べていただきたい、それくらいにおすすめしたい一品です。

インフォメーション

予算:
7~8€
おすすめ:
アルガルヴェ地方のファロにあるJosé dos Matosのものが最高。
リスボンでは日替わりメニューで提供されることが多いのですが、Restaurante o Freixoのものが確実においしいです。

アロシュ・ドゥ・パートゥ (Arroz de Pato)

「考えただけでよだれが出そうになる。」
そんな料理が一体いくつこの世界にはあるのでしょぷか。

のぶよ的にはこのアロシュ・ドゥ・パートゥはそんな料理の一つ。

いわゆる「ダックライス」ですが、中華料理にある、ご飯の上にローストしたダック(鴨)が乗っているものとは全くの別物です。

ポルトガルのダックライスは、「鴨肉の炊き込みご飯」
美味しくないわけがないでしょう。

鴨肉と一緒に炊き込んでだしを効かせたご飯の表面を、仕上げにオーブンで焼いて焦げ目をつけたものです。
レストランによってはチーズやベーコン、ソーセージが乗っていることも。

鴨肉の風味と、ご飯全体にほどよく染みわたった鴨のだしと脂がとにかく絶品
ぜひ挑戦してほしい一品です。

ポルトガル料理が日本人の口に合うと言われる理由の一つに、この「だし文化」があるのかもしれません。

素材の味を活かしながら余計な味付けをしないという食文化はヨーロッパではかなり貴重です。

インフォメーション

予算:
5€~6€
おすすめ:
リスボンならRestaurante o Freixo、ポルトならCafé Lobitoが安くておいしい。
いずれも日替わりメニューなのでご注意を。

シュラシュコ (Churrasco)

ブラジル料理として有名なシュラスコは、ポルトガルでもポピュラーな肉料理です。

ブラジル風バーベキューであるシュラスコは、とにかく肉!肉!肉!
下味をつけておいた牛肉や豚肉を炭火で豪快に焼いたものです。

休日に友達みんなで楽しめる、ソーシャルな家庭の味です。

インフォメーション

予算:10€~
おすすめ:
一番は友達とワイワイ食べる自家製シュラスコですが、レストランで食べるならリスボンのArroios地区にあるRestaurante Primavera
店内で豪快に炭火焼きをしています。

ビトック (Bitoque)

ポルトガル風牛肉のステーキであるビトックは、どこのレストランでも食べることができるポピュラーなポルトガル料理。

目玉焼きを上にのせて提供されることが多く、ジューシーなステーキととろりとした半熟の卵が絶妙のコンビネーション。

単に Bitoqueというと、牛肉のステーキを指しますが、豚肉のステーキ (Bitoque de porco) や鶏肉のステーキ (Bitoque de frango) もあります。

インフォメーション

予算:
7~8€
おすすめ:
どこでも。だいたい外れないメニュー。
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魚料理 (Peixe)

バカリャウ・ア・ブラシュ (Bacalhau a Bras)

すでに紹介したバカリャウ (干しダラ)を用いた料理の代表核が、バカリャウ・ア・ブラシュ

水で戻したバカリャウに、玉ねぎと千切りにしたじゃがいもを加えて卵とじにしたものです。

ポルトガル人ならみんな知っているポルトガルの家庭料理で、干しダラのほど良い塩気と、じゃがいもの食感が抜群の一品です。

インフォメーション

予算:
6€~8€
おすすめ:
意外とスーパーのお総菜コーナーで売られているものがおいしかったりする。

サルディーニャ・アサーダ (Sardinha Assada)

ポルトガルではやたらイワシが推されていて、お土産屋でイワシの形をした置物などを見かける機会も多いです。
初夏が旬のポルトガルのイワシは、大西洋の荒波の中で育ってかなり脂がのっていて風味が豊か。

そんなイワシを一番おいしく食べられる方法が、こちらのサルディーニャ・アサーダ
新鮮なイワシの炭火焼きです。

初夏になると見られる、各家庭のベランダで七輪を使ってイワシを焼いている光景は、ポルトガルの夏の風物詩。

味付けはあら塩のみというシンプルさですが、素材がいいので美味しいこと間違いなし。

どうせ食べるなら、屋外に炭焼き場があるレストランで食べるのがおすすめ。
注文が入ってから、あら塩をふって焼き上げてくれます。

インフォメーション

予算:4~6€
おすすめ:
イワシは新鮮さが命。とにかく海沿いのレストランで炭焼きがあるところなら間違いありません。

カルディラーダ (Caldilada)

ポルトガル風ブイヤベースといえるのがこちらのカルディラーダ
ブイヤベースとは、南フランス発祥の魚介類を煮込んだ料理です。

ポルトガルのブイヤベースは、かなり豪快。
調理した鍋ごと提供されます。そして中には大きな魚がまるごと一匹入っています。

スープの赤色の秘密は、ポルトガル料理には欠かせないパプリカペースト。
様々な野菜や魚介類のダシが出ていて、素朴ながらかなりおいしいですよ。

海辺のテラス席があるレストランで、新鮮な地元の魚介類を使った絶品カルディラーダを食べると、「ああ、ポルトガルに来たんだなあ」と感慨深くなるはず。

とても一人で食べきれる量ではないので、誰かとシェアするのがいいでしょう。

インフォメーション

予算:
12€~(二人分)
おすすめ:
ナザレ(Nazaré)の町にある、Casa Dos Becosのカルディラーダが絶品。
店のおっちゃんもいい人でした。

アロシュ・ドゥ・ポルヴォ (Arroz de Polvo)

ポルトガル人は日本人と同様にタコを好んで食べます。

タコのグリル、タコのサラダなどいろいろなメニューで食べられますが、ぜひ挑戦してほしいのがアロシュ・ド・ポルヴォタコのリゾット

味付けはニンニク、オリーブオイル、塩コショウのみで、あとはタコから出るうま味が決め手。
柔らかく調理されたタコはとてもおいしく、日本人なら絶対ハマってしまうでしょう。

インフォメーション

予算:
7~8€
おすすめ:
トマール(Tomar)の町にあるCervejaria Do Fernandoで食べたものがベストでした。
のぶよが二日連続で通ったレストランはポルトガル広しと言えどもここだけです。

ビフィ・ドゥ・アトゥン (Bife de Atum)

あまり生でマグロを食べる習慣がないポルトガルですが、グリルしたマグロもかなりおいしいんです。

定番なのが、マグロのステーキであるビフィ・ドゥ・アトゥン
ちょうど良い焼き加減で提供される肉厚のマグロの外側は香ばしく、中はマグロらしいしっとり感が残っています。

ポルトガル本土で提供されるマグロは、淡白な味わいなことが多いんですが、大西洋に浮かぶアソーレス諸島産のものは風味が豊かなことで有名です。

のぶよが食べたマグロのステーキ(上の写真)は、アソーレス諸島のサン・ミゲル島のレストランでのもの。

「マグロってこんなにおいしかったっけ?!」と感動してしまったほどでした。

あまりアソーレス諸島まで行く日本人もいないでしょうが、もし訪れたなら絶対に食べておくべき一品です。

インフォメーション

予算:
6~7€
おすすめ:
アソーレス諸島のものはとにかく美味しいです。
Ponta DelgadaにあるTorrié O Caféのものは、安いのに見た目も味も洗練されていました。

アメイジョアシュ・ア・ブリャオ・パトゥ (Amêijoas à Bulhão Pato)

ポルトガル風「あさりの酒蒸し」がこちら。
新鮮なアサリを鴨のだし汁(Bulhão Pato)と白ワインで酒蒸しにして、レモンとコリアンダーで仕上げたものです。

日本人なら必ず懐かしく感じる味です。ニンニクがきいていて、いくらでも食べられてしまえそう。

ポルトガルのあさりはかなり身が大きく、茶色い殻のものが多いです。
反対に、白くツルツルとした殻のあさりは”Amêijoa Vietnamita”と呼ばれる輸入品で、冷凍されていたもの。風味は格段に落ちてしまいます。

リスボンやポルトではなかなか地元産のあさりにお目にかかれないのが現実ですが、南部のアルガルヴェ地方に行くと、風味豊かで新鮮なあさりにありつける機会がたくさん。

というのも、朝の干潮時に地元の人があさりをとって、それをレストランに直接売っているからです。

インフォメーション

予算:
8~10€
おすすめ:
アルガルヴェ地方、特にラグーンがあるファロでとれた新鮮なあさりは本当に絶品。

アロシュ・ドゥ・マリシュコ (Arroz de Marisco)

ポルトガルに来たら絶対に挑戦してほしいのがアロシュ・ドゥ・マリシュコシーフードリゾット。

タコ、イカ、カニ、エビ、貝類などのシーフードがふんだんに使われたリゾットは、一口食べた瞬間に口の中が大西洋になります。いや冗談ではなく!

とにかく神がかった味付けは、余計なことはせずに、魚介類のうま味を最大限に引き出した調理法のたまもの。

海沿いの町に行くと、よくお昼の定食メニューとして提供されています。

インフォメーション

予算:
5~6€
おすすめ:
海沿いの町なら間違いなく美味しい。リスボンで食べるなら、Pastelaria Lido Ldaのものが美味しかったです。
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デザート (Sobremesa)

パシュテイシュ・ドゥ・ナタ (Pasteis de Nata)

ポルトガルを代表するといっても過言ではないほどの、超有名スイーツ、パシュテイシュ・ドゥ・ナタ
日本では「エッグタルト」という名前で知られていますが、実はポルトガルが発祥なんです。

外はサクサク、中はクリームがとろり。こんなの美味しくないわけがない!
焼きたてのパシュテイシュ・ドゥ・ナタは、一度食べたらもう忘れられない絶品です。

観光客の間では、世界遺産のリスボン・ベレン地区にある、パシュテイシュ・ドゥ・ベレン (Pasteis de Belém)のものが有名ですが、どんなカフェにも置いてあって、地元の人も大好きなおやつです。

お好みでシナモンをかけて食べるのがポルトガル流。
ポルトガルに来たら必ず食べてください。

インフォメーション

予算:0.5~1.2€
おすすめ:
焼きたてを食べるなら、有名なPasteis de Belémが最強。リスボン中心街、シアド地区にあるManteigariaも負けず劣らず美味しいです。

おわりに

本当に何を食べても外れがないのが、ポルトガル料理のすごいところ

ここで紹介した以外にも、まだまだたくさんの定番料理があります。
さらに地方によって異なる郷土料理もあるので、全部制覇するのは至難の業でしょう。

値段が安くて量が多いのも、ポルトガル料理の大きな魅力。

飾りっ気はないものの、素材の旨味を活かした調理法にきっとあなたも夢中になってしまうはず。

観光客向けのレストランよりも地元の人が通うローカルレストランの方が、華やかではないものの素朴なポルトガル料理の魅力を堪能できること間違いありません。

記事を書きながら、毎日食べているというのに今夜もポルトガル料理が食べたくなったのぶよでした。

のぶよのオススメ!

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