次の旅を夢見て。

旅好きには苦しい時期。
そんなときはさぼわーる。で空想トラベルはいかがでしょう。
海外観光スポットから名物グルメ、コラムまで情報たっぷりでお届けしています。
好きな国・テーマごとに記事のPick upもできますよ◎

みてみる

トルコの食い倒れの町を舌で楽しむ!イズミルの名物ご当地グルメ9選。

たべる × トルコ

こんにちは!イズミルに滞在してすでに1週間、世界半周中ののぶよ(@taisuke5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

トルコ第三の都市・イズミル(İzmir)は、大都市らしいモダンな町並みと、港町らしいコテコテで庶民的な町並みが共存する町。

イズミルの見どころや市内交通情報はこちらの記事でまとめています。

なんとなく大阪感が漂うイズミルの町。
ごちゃっとした町の雰囲気や開放的でフレンドリーな人々の気質はもちろんのこと、様々な名物ご当地グルメが存在する点も共通しています。

今回の記事では、トルコ広しと言えどもイズミルでしか食べられない名物グルメ9品を紹介していきます。
イズミルに滞在する際は、きっと胃袋がいくつあっても足りなくなるはず!

2020年4月1日~5月31日まで!「地球の歩き方」シリーズ読み放題!自宅で次の旅行をイメトレできます◎

1.クムル(イズミル・サンドヴィッチ)

イズミルで最も有名なご当地グルメが、クムル(Kumru)

「イズミル・サンドヴィッチ」とも呼ばれ、イズミルのどこででも食べることができるポピュラーな一品です。

↑こんな感じの専門店が至る所に。

ただのサンドイッチとあなどることなかれ。
クムルの一番の特徴は、「肉に次ぐ肉、仕上げに肉」といった肉肉しさにも程がある具にあります。

通常のサンドイッチのように野菜を挟むことは一切なく、数種類の牛肉のハムをこれでもかというくらいに挟むのです。

大量のハムを鉄板で豪快に焼き上げるのがイズミル流。
エキメッキと呼ばれるトルコ風フランスパンにそれらを全て挟み込み、仕上げに鉄板で焼いたチーズをのせて完成です。

味は、おそらく皆さんが想像する通り。
とにかく肉でしかありません(笑)

イスラム教は豚肉がご法度。
鉄板で香ばしく焼かれた牛肉のハムはかなりおいしいです。

値段の相場は10~14TL(=¥180~¥253)
トルコのファストフードの相場より少々高めですが、これだけ大量の肉が投入されるのですから納得です。

イズミルのどこででも食べることができるクムル。
どうしようもなく肉が食べたくなった時に、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

2.イズミル・キョフテ

現在でこそトルコ全土で食べることができるイズミル・キョフテ(İzmir Köfte)ですが、発祥はその名の通りイズミル。

トルコ風ミートボールであるキョフテを、トマトベースのソースで野菜とともに煮込んだものを指すのですが、本場イズミルでは少々事情が異なるよう。

定番のトマトソースのものもありますが、チキンブイヨンで煮込んだあっさり目のイズミル・キョフテも存在するのです。

イズミル・キョフテにつかわれるキョフテは、牛・羊の合い挽肉を楕円形に丸めたものが使われるのはどのソースでも共通。

ロカンタ(Lokanta)と呼ばれる大衆食堂ならどこにでも置いてある定番メニューで、値段も10TL(=¥180)~とリーズナブル。

本場の味をぜひとも味わってみたいものです。

3.チョプ・シシュ

イズミルと周辺地域で食されているチョプ・シシュ(çöp şiş)は、滞在中に絶対に挑戦したい一品。

短い竹串に牛肉と牛脂を指してグリルしたもので、「イズミル風焼き鳥(実際は牛肉)」という表現がぴったりです。

本数で注文することはできず、20本ほどのまとまった数が一人分として提供されます。

↑パンやサラダもセットで提供される

鶏肉のジューシーさとは一味違う、牛肉独特の風味が特徴。
焼きたてで提供してくれるので、柔らかい牛肉の食感が癖になります。

のぶよ的に、チョプ・シシュの美味しさの秘密は、牛肉に挟まれた牛脂の部分

日本に居るとあまり脂身を食べる機会がありませんが、チョプ・シシュでは全ての串に牛脂が刺さっているので必然的に食べることとなります。

脂っこさは全くなく、ブヨブヨした独特の食感もないので、脂身が苦手な人でも問題なく食べることができそう。

イズミルの名物グルメであるチョプ・シシュですが、中心街で食べられるお店は意外と多くありません。

どちらかと言うとちょっとお高めの一品なので、一人ではちょっと入りにくい雰囲気のレストランでしか食べられないことも多いです。

気軽&リーズナブルにチョプ・シシュを楽しむなら、中心街南部のバスマネ駅前に並ぶ食堂がおすすめ。

どこも25TL~30TL(=¥452~¥542)ほどで、サイドメニュー付きでの提供です。

4.ミドイェ・ドルマ

イズミルの名物グルメは肉だけに限りません。
港町だけあって、新鮮な魚を食べることができる食堂も多く点在しているのです。

特におすすめしたいのが、ミドイェ・ドルマ(Midye dolma)

ムール貝に米を詰めて蒸し焼きにしたもので、シーフード好きにはたまらない一品です。

イスタンブールでもよく目にするミドイェ・ドルマですが、イズミルっ子に言わせると「元祖のイズミルの方が美味いに決まってる!」とのこと。
(イズミルの人は何かとイスタンブールを敵対視するのも大阪と東京の関係と似ています)

道端の屋台でも売られているほどにポピュラーなのですが、のぶよ的には蒸したてを提供してくれる場所がおすすめ。

イズミル市民の台所・ケメラルトゥ市場(Kemeraltı Çarşısı)にあるYaşar Gül Balık Eviでは、名物のミドイェ・ドルマを目の前で蒸してくれるのです。

料金は量によって変わり、

・300g:10TL(=¥180)
・500g:15TL(=¥271)
・1kg:25TL(=¥452)

という設定。

のぶよ的には、一番小さい300gにしておくのがおすすめです。

Yaşar Gül Balık Eviには他にも多くのシーフードを使った料理のメニューがあり、サバやタイなどを挟んだサンドイッチ(10TL=¥180~)も絶品なので、ミドイェ・ドルマとセットで挑戦してみるのがいいでしょう。

こちらで提供されている魚は全てすぐ向かいにある系列の魚屋で売られているもの。
つまり、鮮度の良さはお墨付きというわけです

お店の人の感じも良く、イズミルらしい活気ある雰囲気の市場の中でのランチにはおすすめのお店です。

インフォメーション

Yaşar Gül Balık Evi

営業時間:全日9:00~20:00

5.マニサ・ケバブ

もう一つ、イズミル名物の肉料理、マニサ・ケバブ(Manisa Kebab)を紹介します。

正確にはイズミル近郊のマニサ(Manisa)という町発祥のこの料理は、イズミルでも広く食べられているもの。

仔牛肉と羊肉を合い挽きにしたものを棒状に固め、炭火で焼きあげたものにピタパンを添えて、トマトソースとヨーグルトソースを付け合わせたものです。

とてもジューシーな肉の柔らかさと風味はもちろんのこと、肉の脂と混ざった二種類のソースがとにかく絶品。
見た目ほど重たくなく、意外にぺろりと平らげられてしまいます。

何となくセルビア料理のチャヴァピ(チャヴァプツィチ)に似たマニサ・ケバブ。

↑セルビアのチェヴァピ

あちらが純粋な炭火焼きの美味しさなのに対し、こちらはソースとパンも含めた複合的な美味しさといったところです。

イズミル中心街南部のケメラルトゥ市場(Kemeraltı Çarşısı)には、地元の人に人気のマニサ・ケバブ専門店が点在しています。

中でも有名なのが、“Doyuran Manisa Kebab”

店内はかなり小さな食堂風の雰囲気ですが、屋外には数十のテラス席があり、常に多くの人で賑わっています。

注文が入ってから焼き上げるマニサ・ケバブは絶品。
地元の人から支持されるのも納得な、ローカル感漂うレストランです。

インフォメーション

Doyuran Manisa Kebab

営業時間:11:00~19:30  ※日曜休業
予算:マニサ・ケバブ27TL(=¥488)

6.ボンバ

食い倒れの町・イズミルは、スイーツにも名物がたくさん。

中でも定番中の定番と言えるのが、ボンバ(Bomba)です。

トルコ語で「爆弾」という意味のボンバ。
楕円形の大福のような可愛らしい見た目で、全然爆弾らしさはありません。

しかしながら、一口かじるとびっくり。
中にはトロトロに溶けたチョコレートがこれでもかというくらいに詰まっており、文字通り「爆発」するのです。

手を汚さずに食べるのは不可能。
下手したら洋服まで汚してしまいかねないので要注意です。

イズミルのパン屋やお菓子屋ならどこででも売られているボンバですが、絶対に焼きたてを味わいましょう
焼きたてでないものは、中身のチョコレートが固体になってしまうので、ボンバの醍醐味である爆弾感を感じられないためです。
(それはそれでサクサクしておいしいのですが)

のぶよのおすすめは、アルサンザク地区にある専門店・“Çelebi Unlu Mamüller”

イズミルの若者に大人気のお店で、いつも行列ができているほどです。

小さな店内にはカウンターとオーブンがあり、常に大量のボンバが焼かれています。

とても回転が速いので、行列の割に待たされないのもポイント。
常に焼きたての爆弾ボンバを提供してくれることも、人気の秘訣となっています。

インフォメーション

Çelebi Unlu Mamüller

営業時間:24時間
予算:ボンバ1個2.5TL(=¥45)

7.ボヨズ

イズミルの朝食の定番と言えば、パンでもご飯でもなく、ボヨズ(Boyoz)と呼ばれるパイ。

元々はユダヤ人によって広い地域で食されていたボヨズですが、現在でも伝統的な工程で製造されているのはイズミル周辺のみという、正真正銘のご当地パイです。

パイ生地を何層も重ねたフワフワ&サクサクの食感が特徴で、好みでヨーグルトやジャムをつけていただくのがイズミル流。

のぶよは先述のボンバ専門店・Çelebi Unlu Mamüllerでいただきました(1つ2.5TL=¥45)が、焼きたてならどこでも美味しいと思います。

8.シャムバリ・タトルス

イズミル発祥のシャムバリ・タトルス(Şambali tatlısı)は、どこのケーキ屋でも、屋台でも売られているほどポピュラーなご当地スイーツ。

トルコ全体で食されるバスブーサというスイーツに似ているのですが、シャムバリ・タトルスは生地に牛乳やヨーグルトを用いるのが一番の違い。

ふんわりと焼き上げた生地にたっぷりの糖蜜を染み込ませるため、ずっしりとした食感が特徴的です。

他のトルコスイーツと同様にかなり甘いのですが、コーヒーや紅茶のお供にはもってこいな一品。
イズミル中どこででも見つけることができるので、小腹が空いたときには是非!

9.ロクマ

最後に紹介するのが、イズミルでしか食べることのできないロクマ(Lokma)というスイーツ。

トルコ全土でポピュラーな、オスマン帝国起源のロクム(Lokum)と名前は似ているものの、全く持っての別物です。

↑トルコ全土でポピュラーなロクム

ロクマを一言で表すと、「イズミル風ミニドーナツ」。

日本のドーナツよりもかなり小さめな見た目なのですが、ドーナツらしいもっちりした食感とは無縁。
表面はカリカリ、中はサクサクで、スナックのような感覚で食べられています。

たっぷりの糖蜜を染み込ませたロクマは、他のトルコスイーツと同様かなり甘め。
小さいからといってあまり買いすぎると、後で後悔するかもしれません。

イズミルのどこの街角でも売られているほどポピュラーなロクマ。
お菓子屋さんや屋台で購入するのが一般的ですが、もしイズミル滞在が金曜日にあたるならラッキー

イスラム教の休息日にあたる金曜日になると、大量のロクマを積んだトラックに乗ったおじさんたちが、人々に無料でロクマを配るのが伝統であるイズミル。
多くの人がそこら中で無料のロクマを食べまくる光景はイズミルの風物詩と言えます。

金曜日でなくても、1つ1TL(=¥18)と格安で購入できるので、是非挑戦してみてください。

おわりに

トルコの食い倒れの町、イズミルで絶対に挑戦したい9つのご当地グルメを紹介しました。

他の都市に比べて何故か物価が安いのも嬉しいイズミルでは、名物グルメもリーズナブルに食べることができるのが嬉しいところ。

ガッツリ肉料理から新鮮なシーフード、絶品スイーツまで…。
胃袋に余裕がある限り、イズミルの豊かな食文化を味わってみてはいかがでしょうか。

トルコはただのご当地グルメ天国な国。15都市の名物を紹介しています。
イズミルの見どころや市内交通情報はこちらの記事でまとめています。

おすすめ書籍

旅人マストの一冊、「地球の歩き方」
写真が多く、訪れる場所のイメージがわきやすいです。安心して旅行したい人にオススメ。

英語ができるなら、“Lonley Planet”は世界最強の旅人のバイブル。
とにかく情報量が半端じゃありません。人と違う場所へ行ってみたい人は是非!

コメント