イスタンブール〜ソフィアの移動は夜行バス・鉄道どちらがおすすめ?国境越えレポート

イスタンブール〜ソフィアの移動は夜行バス・鉄道どちらがおすすめ?国境越えレポート

こんにちは!なんだかんだブルガリアに二か月近くも滞在してしまった、世界半周中のののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

始まりがあれば終わりが訪れるもの。
長かったブルガリア滞在にも別れを告げる時がやってきました。

次なる国は、トルコ。

8か月間のヨーロッパ旅も終わり、いざアジアに戻るとなると感慨深いものがあります。

ブルガリア~トルコ間の主な移動手段は、バスと鉄道

いずれも旅行者の間ではとてもポピュラーな移動手段となっています。

しかし、「鉄道とバス、どちらがおすすめ?」と疑問に思う人も多いのでは。
実際にのぶよもそう思っていましたし。

結論から言うと、イスタンブール~ソフィア間の移動なら鉄道がおすすめです。

快適さを重視するなら迷う必要はありません。

というわけで、利用する人も多いであろうソフィア(ブルガリア)~イスタンブール(トルコ)の移動手段、鉄道とバスを比較してみました。

記事後半では、実際にブルガリア~トルコへと移動した際の国境越えレポートも掲載しています。

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イスタンブール~ソフィア間の移動はバス?鉄道?比較してみた

鉄道か、バスか。迷いますよね。

料金や時間帯、快適さなど、人によって何を重視するかは変わってくるもの。

以下が、イスタンブール~ソフィア間の鉄道とバスについての比較表です。

鉄道バス
料金117L(=¥2234)
+
寝台料金60L(=¥1158)
153L(=¥2914)
運行頻度/時間帯1日1本(夜行)多数(昼行・夜行)
所要時間8時間50分7時間半
設備
快適さ
市内アクセス
(イスタンブール)
市内アクセス
(ソフィア)

ここからは、鉄道・バスそれぞれの場合に分けて、メリットやデメリットを詳しく解説していきます。

イスタンブール~ソフィア間の鉄道移動

料金:△

鉄道利用の料金は、バスに比べて高め。

イスタンブール~ソフィア間の運賃だけ見ると、117L(=¥2234)と安く見えるものの、寝台料金として最低60L(=¥1158)が追加でかかります

夜行の寝台列車しか走っておらず、普通の座席で移動するという選択肢はありません。

合計で177L(=¥3371)と、結構な出費となってしまいます。

ここで紹介しているのは、2等席で4人部屋の場合の料金です。

1等席や2人部屋などを選択した場合、さらに料金が上がってきます。

運航頻度/時間帯:△

先述の通り、イスタンブール~ソフィア間の鉄道は1日1本の夜行列車のみ

出発時間は毎日固定で以下の通りです。

イスタンブール発:22:30
ソフィア発:21:10

所要時間:〇

バスよりもやや時間がかかる夜行列車ですが、寝台で快適に眠ることができるので、あまり問題にならないでしょう。

快適さ◎

鉄道利用の一番のメリットが、快適に移動できること

寝台列車は各乗客にベッドが割り当てられているため、横になって足を伸ばした状態でぐっすり眠ることができます。

これはバス移動ではなかなか難しいこと。
翌日に睡眠不足で疲れた状態で市内観光をするのは、なかなか辛いものがあります。

設備:〇

寝台列車のベッドには、枕やリネン類が含まれています。

wi-fiはないものの、ぐっすり眠ることを考えればあまり気にならないでしょう。

一番のメリットは、各車両にトイレが付いていて、いつでも利用可能なこと。

「長時間の移動でトイレが心配」という人には、鉄道移動がおすすめです。

イスタンブール市内~鉄道駅のアクセス:△

鉄道利用時の一番のデメリットが、イスタンブール~ソフィア間の鉄道は、イスタンブール中心街とは離れたハルカル(Halkalı)駅を発着する点。

イスタンブールの中心街にあるシルケジ駅(Sirkeci)ではないのです。

イスタンブール中心街~シルケジ駅間のアクセスは以下の二通り。

・近郊鉄道を利用する
・鉄道会社のシャトルバス(無料)を利用する

中心街~ハルカル駅間は、地下鉄やトラムではアクセスできません

イスタンブール出発の場合は、近郊鉄道を利用してハルカル駅まで行くか、シルケジ駅~ハルカル駅間のシャトルバスを利用するかのいずれか。

シャトルバス利用の場合は、鉄道発車時刻の1時間前(21:30)までに、シルケジ駅前のシャトルバス乗り場に居る必要があります。

ソフィア市内~鉄道駅のアクセス:◎

イスタンブールに比べてかなりコンパクトなソフィアでは、中心街~鉄道駅間のアクセスを気にする必要はありません。

イスタンブール~ソフィア間の列車が発着するソフィア中央駅と中心街は、地下鉄とトラムで結ばれていますし、1.5kmほどの距離しかないため、最悪歩くことも可能です。

イスタンブール~ソフィア間のバス移動

料金:◎

イスタンブール~ソフィア間のバス移動の一番のメリットは、鉄道に比べて安めの料金

寝台料金が別途かかってくる鉄道に比べて、少し安く移動することができます。

所要時間:〇

鉄道に比べて所要時間が短めなのも、バス移動の特徴です。

ただし、この所要時間は国境での検問状況によって大きく変わってきます。

他のバスや車両が多く通過する昼間の時間帯は、国境を越えるのに多くの時間がかかることも。
反対に、夜行バスの場合はスムーズなことが多いです。

鉄道移動の際の国境審査は、鉄道専用の国境となるため、バス移動の場合よりも国境審査がスムーズだと言われています。

運航頻度/時間帯:◎

1日1本しかない鉄道に比べると、イスタンブール~ソフィア間を走るバスはかなり多いです。

最大手のMetro社だけでも1日5便、他の会社の便もあわせると、相当数のバスが走っていることになります。

夜行バスはもちろん、朝発や昼発など、都合に合わせた選択肢があるのは大きなメリットです。

また、ブルガリア側では鉄道はソフィアやプロヴディフなど限られた都市にしかアクセスできません。
一方のバスは、黒海沿岸のブルガスやヴァルナ、中央部のヴェリコ・タルノヴォなどブルガリア全土の多くの都市に直行便があります。

快適さ:△

バス移動の一番のデメリットが、快適に移動できるとは言えないこと

寝台列車で横になって移動できる鉄道に比べると、狭い座席で睡眠をとらなければならないバス移動はかなり疲れます。

トイレ休憩などの停車時に、いちいち起こされることも多く、満足のいく睡眠をとることはなかなか難しいです。

設備:〇

バス会社にもよりますが、Metro社の場合はwi-fiに接続できます。
また、お茶やコーヒーなどのサービスもあるのが嬉しいポイント。

トイレに関しては、基本的にないと思っておいた方がいいでしょう。

トイレ自体がついていないバスもありますし、あっても何故か鍵がかかっていることがほとんど。

もちろん、途中でトイレ休憩を数回挟むものの、不安な人は無難に鉄道で移動したほうがいいと思います。

イスタンブール市内からバスステーションまでのアクセス:〇

イスタンブール市内からブルガリア方面へ向かうバスが出発するのは、ヨーロッパ側にあるオトガル(バスステーション)です。

地下鉄1号線のオトガル駅(Otogar)と直結しているので、アクセスの不安も少なめ。

ただし、イスタンブール中心街にはメトロ1号線は通っていないため、中心街からはまずトラムヴァイ(路面電車)1号線に乗り、途中で地下鉄1号線に乗り換える必要があります。

ソフィア市内~バスステーションのアクセス:◎

ソフィアで国際路線バスが発着するセルディカ・バスステーション(Serdika)は、ソフィア鉄道駅と直結しています。

なので、中心街~バスステーション間のアクセスを気にする必要はありません。

中央駅と同様、セルディカバスステーションと中心街は地下鉄とトラムで結ばれていますし、1.5kmほどの距離しかないため、最悪歩くことも可能です。

まとめ:イスタンブール~ソフィア間の移動は、鉄道とバスどちらがおすすめ?

というわけで、鉄道移動とバス移動を比較してきました。

鉄道移動はこんな人におすすめ

・ちょっと高くても快適に移動したい
・翌日は朝からガッツリ観光したい
・イスタンブールの市内移動ならなんとかなる
・ブルガリアではソフィアかプロヴディフが出発地/目的地

バス移動はこんな人におすすめ

・数百円でも節約したい
・できる限り移動時間を短くしたい
・イスタンブールでの市内移動が不安
・昼間に移動したい
・移動中にインターネットを使いたい
・ブルガリアではソフィア、プロヴディフ以外の都市が出発地/目的地

正直なところ、鉄道・バスには数百円の差しかないので、イスタンブール~ソフィア間の移動なら快適に移動できる鉄道をおすすめします

イスタンブール市内~ハルカリ(Halkalı)駅とのアクセスが若干不安なものの、中心街からのシャトルバスに乗ることさえできれば問題ないでしょう。

しかしながら、それ以外のブルガリアの地方都市が発着地/目的地の場合、バス以外に選択肢はありません
(一度ソフィア/プロヴディフに出て、鉄道に乗るという手もありますが)

かくいうのぶよは、ブルガリア東部のブルガス(Burgas)からイスタンブールへ行きたかったので、バスしかありませんでした。

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ブルガリア(ブルガス)~トルコ(イスタンブール)間の国境越えレポート

というわけで、本来は鉄道移動がしたかったのぶよですが、バスで移動することに。

ここからは、実際にブルガリアからトルコへと国境を越えて移動した様子をレポートしていきます。

EU外、そもそもヨーロッパではないトルコへの国境越えは、スムーズにいくのでしょうか。

ブルガスのバスステーション

ブルガリア黒海沿岸のブルガスからイスタンブールへ向かうバスは、ユーグ(南)バスステーションからの出発

チケットは、当日でもバスステーション内のチケットオフィスで購入できます。

ブルガス~イスタンブール間バス

1日5便(昼行・夜行)
料金:25Lv(=¥1544)
所要時間:5時間半

のぶよは23:30発の夜行バスを予約しました。

時間前にバスステーションに到着したにもかかわらず、この区間のバスはブルガスが始発ではないようで、出発時間を過ぎてもバスは到着しません。

しかしながら、他に待っている乗客もおり、バス案内の係員もいるので不安は感じません。

定刻から10分ほど遅れて、ようやくバスが到着。
荷物を積み込んで、すぐに出発します。

各座席には液晶画面とUSB挿入口が。
液晶は動きませんでしたが、USBは充電可能です。

足元も思ったより広々としていました。

この日の車内はガラガラで、二席を独占できたものの、混雑しているときはやっぱり窮屈に感じてしまいそうです。

出発してわずか15分ほど。
謎の食堂兼カフェで休憩があります。

正直、ここで休憩をとる意味がわからないのですが、ここがブルガリア側最後の停車場所。
トイレ(1Lv=¥61)を済ませ、軽食を買うなどして、余ったブルガリアの通貨・レフは使い切ってしまいましょう。

謎の食堂を出発した直後に、乗務員がパスポートを回収してまわります。
おそらく名簿に全員分の情報を書くためで、すぐに返却されました。

ブルガリア側国境審査(15分)

ブルガス出発からおよそ1時間半で、バスは国境に到着します。

バスはトランクを全部開けるものの、検査は超適当。

当然係員がバスに乗車してきて、パスポートを回収していくのかと思いきや、そうではありませんでした。

わざわざ乗客全員が降りて、バス入口で突っ立っている係員にパスポートを手渡ししていくのです。
その後係員は全員のパスポートを持ってオフィスに行くという謎の二度手間。

手持無沙汰の乗客は、特に何をするでもなく車内に戻ります。

待つこと10分ほどで、今度は運転手からパスポートが返却されます。

だったらまとめて集めればいいのに。

というわけで、無事ブルガリア出国です!

トルコ側国境審査(30分)

国境を越えたバスは、トルコ側の国境検査場に入ります。

トルコの入国審査は、適当&スムーズだったブルガリアの出国審査に比べてかなり厳重

まず、乗客全員バスから降りて、一人一人オフィスで入国審査をします。

乗客のほとんどがトルコ人のようで、比較的スムーズに列が進んでいきましたが、のぶよの番になってやたらパスポートをチェックする係員。
何やら、パスポートがよれよれなのを疑っているようです。

これだけ長い間(6年間)海外に住んでいて、しかも8か月間旅していたら、パスポートもよれよれになるというもの。

結果的に問題なく、スタンプをもらえたので良かったですが。

無事スタンプをもらった後は、大きい荷物をバスから下ろし、一つ一つ空港にあるような機械に入れて検査します。

ここまでの旅で、このような荷物検査があったのは初めて。
何もなくても、何だか緊張します。

乗客全員が荷物検査場を通り抜けたら、再びバスが出発。

これで無事トルコ入国!
と思ったら、再度停車するバス。

今度は、警察が全員のパスポートの入国印をチェックしにバスに乗り込んできます。

ただパスポートのトルコ入国印があるページを見せるだけなので2分ほどでバスは再び出発。

これでようやく、トルコに入国となりました。

イスタンブール到着

国境から3時間半ほどで、バスはイスタンブールのオトガルに到着。

深夜のバスだったためか、合計5時間ほどの移動時間となりました。

イスタンブールのオトガルは、とにかく巨大。
二つのターミナルが向かい合うように建ち、その中心に地下鉄一号線のオトガル駅があります。

ものすごい数のバス会社のオフィスがならび、プラットホーム番号は140番台なんてものも。
一体どうなっているのでしょうか(笑)

到着した朝6時はまだ真っ暗でしたが、オトガルではすでに空いているロカンタ(食堂)もちらほら。
トルコ人、働き者なのかも。

↑朝6時から営業しているケバブ屋。誰が買うんでしょうか。

オトガルの地下鉄駅がある建物には、24時間営業の両替所があります。

しかしながら、のぶよが到着した時にはなぜか閉まっていました。

↑朝10時頃に再び行ってみると、何食わぬ顔で営業していました。

地下鉄の改札裏側には十数台のATMがあったので、早朝到着の場合はそちらで現地通貨を引き出すのがいいでしょう。

のぶよの場合は、バスでほとんど眠れずに疲れていたため、オトガル内の待合所で仮眠をとっていくことにしました。

とはいっても、公式な待合所がないイスタンブールのオトガル。

こちらのバス会社のオフィス兼待合所が広々としていて人もある程度いたので、安心かもしれません。
(結局4時間くらい爆睡しました)

オトガルの東側の建物の中ほどにあります。

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おわりに

↑トルコ語でブルガリアは「ブルガリスタン」。中央アジアみたい。

利用する人も多い、イスタンブール~ソフィア間の鉄道・バス情報を中心に、実際の国境越えの様子までお伝えしました。

国境での審査も思ったほど厳しくはなく、問題なく移動できることでしょう。

無事にトルコに入国できて一安心。
今日からは、さぼわーるトルコ編のスタートです。

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