20代も終わることだし、ポルトガルから日本まで陸路で帰ることにした話。

20代も終わることだし、ポルトガルから日本まで陸路で帰ることにした話。

こんにちは、のぶよです。

タイトルの通りなんですが、ポルトガルから日本まで陸路で帰路につくことにしました。
自身の備忘録もかねて、今の気持ちやこれからの計画を書き残しておこうと思います。

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どうしてポルトガルから日本へ陸路で帰るのか

そもそものぶよがポルトガルへ行くことにあこがれたきっかけは、高校時代の世界史の授業でした。

大航海時代に世界の覇権を握ったポルトガル。
当時の日本にヨーロッパの新しい文化を持ち込んだポルトガル。
ユーラシア大陸の東の端に位置する日本と、西の端に位置するポルトガル。

なんだかシンパシーを感じたことを今でも覚えています。

時は流れ、フランスでワーキングホリデーをしていた、2014年のこと。
格安航空会社を使い、あこがれのポルトガルへ旅行に行きました。フランスとは異なった美しさを持つ街並み、穏やかな気候と人々、美味しい食事、そして漂う空気にすら感動を覚えました。
特に、ユーラシア大陸の西の端、ロカ岬に初めて立った時の想いは、言葉では言い表せないものでした。

それからカナダのケベック州に滞在することになったのですが、その間にちょうどポルトガルと日本のワーキングホリデー制度が開始されることになったのです。

「ずっと憧れていたポルトガルに、今度は旅行ではなく長期で住んでみたい。」

その想いだけで、ポルトガルで1年間のワーキングホリデーで滞在することを決めました。

「1年間」というのは、長いようで短いもの。リスボンの空港に到着して、ポルトガルの青い空を見たのがつい昨日のように感じます。
そうしてワーキングホリデーの滞在期限である1年間が迫ってきていた頃、はるばるポルトガルまで来て生活していたことが一生の思い出になるような、忘れられなくなるような、そんな経験をしてみたいと考えていました。

500年前にはるばる海を渡って日本までやってきたポルトガル人のように航海はできないけど、陸路を通って大陸を横断しながら日本に帰ることで、地球の反対に位置するポルトガルと日本の二つの国を、自分の中でより深く結びつけることができるのではないか。そう思ったのです。

飛行機に乗ってしまえば、半日ちょっとで着いてしまう距離。「世界は広い」とよく言うけれど、実際の世界の大きさを感じる機会なんてなかなかないもの。機内食を食べて、映画を見て、ビールを飲んで、寝て…いつのまにか地球の裏側に着いているんです。
アジア、中近東、ヨーロッパと、少しずつ変化していく文化や習慣、言語や食文化、人々の容貌…そんなことに気を払うまでもなく便利に旅行できてしまいます。

もし大陸を西から東へ陸路でゆっくりと渡っていくことができたら、少しずつ変わっていく世界の姿をこの目で見て、この肌で感じ、この舌で味わい、そしてこの足で踏みしめることができるんじゃないか。そしてそんなわけのわからないことができるのは今のうちなんじゃないのか。そう考えました。

考えたらあとは動くのみ。全然知らない国ばかりだし、何があるのかも未知数だけど、純粋にやってみたいと思いました。

「いつかまた行ける」…わけがない

有限である時間。私たちは毎日、毎時間、毎秒、避けることができない「死」へと歩を進め続けているのです。
「いつかまた行けばいいや」と思うことは簡単だったでしょう。正直、ポルトガルから普通に日本へ飛行機で帰国するという選択肢も頭をよぎりました。いや、最近までそうしようかとも思っていました。

でも、その「いつか」っていつなんでしょう。

30歳になったら?お金に余裕ができたら?家族ができたら?リタイアしたら?
そんな不確定すぎる「いつか」に想いをゆだねられるほど、生半可な気持ちではありませんでした。

人によっては、やりたいと思ったことに年齢なんて関係ないと考える人もいるでしょう。
しかしながら、一つ歳を重ねるごとに、昔のように軽い気持ちで新たなことに挑戦することがしにくくなってくるのは事実ではないでしょうか。いろいろ考えすぎてしまうんです。先のこととか、犠牲にしなければいけないこととか。

正直な話、この決断に至って実行に移すまでに、かなり腰が重かったです。昔だったら純粋な好奇心だけで走り抜けていけたであろうことなのに、不安に思うことや面倒そうに感じることが多くて。まだ実行に移してさえいないにもかかわらず。

しかし、のぶよはまだ20代。
これで30代とか40代になってから同じように大陸横断をしたいと思っても、感じる不安や面倒くささ、犠牲にするものは、現在とは比較にならないほど多くなっていることでしょう。

「今やらなければ一生やらない。そして絶対やらなかったことを後悔する」

そう思ったわけです。

旅のルートとこれから

というわけで、実はすでにポルトガルを出国してイタリアはローマにいます。

さんざん「陸路で」と言ってきたものの、リスボンからスペインのマドリードまではバスで、そこからイタリアのミラノまでは飛行機で移動するというチート感(笑)
いいんです。フランス、スペインは昔ほとんど旅したし、物価高いし。何よりもマドリード→ミラノの航空券が安かった。

ここ2週間ほどはイタリアを南北に縦断していました。いろいろ面白い場所にも行ったので、また記事にしますね。

さて、ローマからユーラシア大陸陸路横断の記念すべき出発地点となる場所、それは…

ルーマニア!

首都のブカレストがこの旅の全ての始まりの地となります。
何故ルーマニアかって?航空券が安かったからです(笑)もはやポルトガルでもなんでもないっていう。

しっかりバックパッカー旅を行っている人に怒られてしまいそうな旅程ですが、ルーマニアからは陸路で頑張っていきます。

そこから先は全くのノープランなのですが、年内に日本に着ければいいかなと思っています。お金はないけど時間だけはある20代後半男子。

ルート的には、東ヨーロッパ→トルコ→中央アジア→東アジア と横断していこうと考えてはいるものの、全くの未定です。急にインドとか行きだすかもしれませんので悪しからず。

バックパックを背負って世界一周をする人も多くなってきた今日このごろ。
しかしのぶよの場合は、世界一周する気力も甲斐性もないので(笑)、「世界半周」と称してゆるーく頑張っていきます。
観光ばかりでは飽きてしまうので、一つ一つの場所をしっかりと感じながら、自分の時間を大切に、しかし新しい出会いに両腕を大きく広げつつ、気の向くままに東を目指します。

このブログメディア、「さぼわーる」のコンセプトである「世界を見て、世界を知る」ことを一番の目標として、旅の経過や訪れた場所の見どころ、食事や文化などをお伝えしていくので是非チェックしてください!

おわりに

完全に個人的な内容となってしまった今回の記事。読んでいただいて感謝です。

これまでは「ブログメディア」というこのサイトの運営方針上、できるかぎり中立的な立場から記事を書くよう心がけていましたが(それでもかなり偏っていたとは思う)、これからは旅行中のリアルタイム更新となるので主観的な感想や考えなどの記事も多くなってくると思います。

それでもよろしければ、フォロー、応援していただければとても嬉しいです!

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