こんにちは!パムッカレで温泉ざんまい!世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
トルコ旅行の三大ハイライトと言えば、イスタンブール、カッパドキア…そしてパムッカレでしょう。
真っ白な石灰岩の崖に、神秘的なブルーの温泉水が輝く風景は世界中で有名なもの。
一年を通して多くの観光客が訪れる、トルコ観光のハイライトの一つです。
知名度の割に、パムッカレへ個人でアクセスする場合は少々クセがあるのがネック。
バス大国・トルコでは、都市間の長距離バス路線がものすごく発達しており、主要都市や有名観光地であればまず直行便があるのが普通。
いっぽうのパムッカレには他都市からの直行バスは存在しないので、ほとんどの場合デニズリ(Denizli)という町でミニバスに乗り換えなければならないのです。
今回の記事で解説するのは、トルコの他都市→デニズリへ移動した後のパムッカレへの詳細なアクセス方法について。
・バスの乗り換え場所となるデニズリのバスターミナル情報(荷物預かり所の情報も!)
・乗り換え時間で食べたいデニズリのご当地グルメ
など、詳細に解説しています。
記事後半では、滞在時間別のパムッカレ観光のモデルプランも紹介しているので、プランニングの参考にしてください!
パムッカレへの移動・アクセス情報
先述の通り、トルコ他都市からパムッカレまで直接乗り入れているバスは存在しません。
パムッカレはとても小さな村で、大型バスが発着するようなバスターミナル自体存在しないためです。
ほとんどの旅行者にとってパムッカレへのアクセス拠点となるのが、16kmほど南に位置するデニズリ(Denizli)。
デニズリには空港もあり、飛行機でパムッカレへとアクセスする場合も必ず経由する町です。
デニズリのオトガル(バスターミナル)徹底攻略
デニズリは特にこれといった見どころのない、典型的なトルコの地方都市といった感じ。
いっぽうで、この地方の交通のハブとして大きな役割を担っています。
トルコにしては珍しく、鉄道駅・オトガル(バスターミナル)・中心街が隣接しているので、旅行者にとってはかなり便利です。
他都市からの長距離バスが到着するデニズリのオトガル(バスターミナル)は巨大かつ近代的。
24時間開いており、敷地内に24時間営業のレストラン(しかも安い!)があるので、早朝の到着や深夜のバス待ちなどでも困ることはありません。
デニズリのオトガルは、内部も外側も明るく安全な雰囲気。
ベンチもたくさんあるので、最悪の場合はバスターミナルで寝ても問題なさそうです。
デニズリのオトガル(バスターミナル)は地上階と地下階の二層構造となっており、それぞれの階で発着するバスの種類が異なります。
パムッカレ行きのミニバスが発着するのは、地下階となります。
地上階:他都市から/への長距離バス発着フロア
デニズリのバスターミナルの地上階部分は、他都市から/への長距離バスが発着するフロアです。
トルコ国内の多くの都市を結ぶバスがここを発着するので、デニズリに到着する際/デニズリから他都市へ移動する際は必ずこのフロアを利用することになります。
長距離バス会社のチケットオフィスがあるのもこの地上階フロア。
パムッカレ観光後の移動先が決まっている場合は、バスチケットを事前に購入しておくことも可能です。
地下階:デニズリ〜パムッカレ間のミニバス乗り場があるフロア
オトガルの地下階部分(長距離バスのフロアの一階下)は、デニズリ近郊の村や町を結ぶ「ドルムシュ」と呼ばれるミニバスが発着するフロア。
パムッカレ行きのミニバスが出るのもこちらのフロアです。
荷物預かり所があるのもこの地下階で、料金は24時間で5TL(=¥93)と格安。
大きな荷物はここに置いておき、身軽な状態でパムッカレ観光ができるのがメリットです。
デニズリのオトガルの荷物預り所は24時間開いている点も◎
早朝や深夜の利用でも問題ありません。
パムッカレ観光後には必ずデニズリへと戻ることとなるので、身軽に観光したい場合や日帰りでパムッカレ観光を済ませる場合は利用価値が高いです。
デニズリ〜パムッカレ間ミニバス情報(運行スケジュール・乗り場・料金)
パムッカレ行きミニバス乗り場
オトガル(バスステーション)の地下階の建物の外にある駐車場スペースには、たくさんのミニバス乗り場があって、一見するとカオス。
実はこの乗り場は行き先別に決まっており、パムッカレ行きのミニバスは常に76番プラットホームの発着です ▼
パムッカレ行きミニバスの運行スケジュール・料金
ミニバスへの乗り換えが必要とはいえ、パムッカレは一大観光地。
デニズリ~パムッカレ間のミニバスはかなりの頻度で運行されています。
・夏場:15〜20分に1本
・冬場:30分に1本
運行時間は朝6:30~夜23:30と長く、プランニングがしやすいです。
大きな荷物がある場合でも、ミニバスの後ろ側には大きなトランクがあるので問題ありません。
宿泊ホテルのシャトルバスがある可能性も!
パムッカレである程度の規模(&価格帯)のホテルに宿泊する場合、ホテル側がデニズリ〜パムッカレ間の無料のシャトルバスを運行している可能性があります。
ホテル予約時にシャトルバスの案内があれば、それを利用しない手はないでしょう。
飛行機でデニズリの空港に到着する場合も、ホテル側のシャトルバスの運行があれば利用することができます。
デニズリ~パムッカレのミニバスの路線
緑線:ミニバスルート
赤:パムッカレ入場ゲート(北入口/南入口)
デニズリのオトガル(バスステーション)を出発してから30分ほどで、ミニバスはパムッカレの中心部に到着します。
パムッカレはとても小さな村で、すべての場所が徒歩圏内。
ミニバスが停車する村の中心部から村の端まで歩いても、最大で10分ほどです。
実は、このミニバスはパムッカレが終点ではありません。
8kmほど北にあるカラハユット(Karahayıt)という村まで行って、デニズリ方面へと折り返します。
温泉保養地であるカラハユットに宿泊する場合は、パムッカレで下車せずに、さらに10分ほどバスに乗ることとなります。
乗り換え時間に味わいたい!デニズリの名物グルメ
何度も書いたように、デニズリはパムッカレへアクセスする際に必ず通ることになる町。
デニズリには特に見どころはありませんが、この町に足を踏み入れるなら絶対に忘れてはいけない名物グルメがあることは、あまり知られていません。
それが、デニズリ・ケバブ(Denizli Kebabı)。
トルコ広しと言えども、デニズリでしか食べることのできないご当地グルメです。
トルコでは「ケバブ=肉を焼いたもの」。
イスラム教なので豚肉はご法度ですが、鶏肉や牛肉、羊肉など地域やお店によっていろいろな種類のケバブがあります。
デニズリ・ケバブの特徴は、羊肉を用いること。
しかも、ドネル・ケバブのように固められた肉を削ったり、キョフテのようにひき肉を丸めたり…そんな生易しい料理ではありません。
羊丸ごと一頭を解体し、そのまま専用の窯で焼きあげるという何とも豪快な(少々野蛮な)料理なのです ▼
デニズリの中心街には、このデニズリ・ケバブを出すお店が数軒あるものの、多くは昼のみの営業。
パムッカレ観光後にデニズリに到着しても開いていないことが多いと思います。
そんな中で、オトガル(バスターミナル)から徒歩3分の立地&夜11時まで営業している神のようなお店を見つけました。
それが“Meşhur Denizli Kebapçısı” ▼
愛想の良いおじさんが家族が経営している小さなお店です。
このお店のすごいところは、デニズリ・ケバブしかない点。
そんなので儲かるのか不思議になりますが、地元の人が入れ替わりにやってきており、けっこう繁盛しているようです。
デニズリ・ケバブ(35TL=¥658)を注文してしばらくすると、店の入口の窯付近から「ドンッ…ドンッ…」ともの凄い音が聞こえます。
何事かと思って見に行くと、窯で焼きあげた羊を大きな包丁で骨ごと叩き切っていました。
その後、丁寧に骨をとった状態で提供してくれます。
デニズリ・ケバブのもう一つの特徴は、数種類のスパイスをお好みでかけて食べること。
「お好みで」というか、もはや強制みたいなもので、店の息子が「いいからかけろ!あ、この唐辛子も!」と色々出してくれた手前、拒否するわけにはいきません(笑)
肉の油が染み込んだ薄いパン(少なくなると次から次へと追加される。わんこパン)に羊肉を挟んで食べるのが、デニズリ・ケバブの正しい食べ方だそう。
付け合わせのトマトや玉ねぎを挟むのは邪道なんだとか。(息子曰く)
野菜はあくまでも肉の味を堪能してからのお口直しといった扱いのようです。
数種類のスパイスが効いた羊肉はとにかく柔らかくて絶品。
臭みは全くなく、とろけるような味わいです。
そうして食事を楽しんでいると、別のおじさんが何やら大きな袋を運んできました。
なんとこちら、羊丸ごと一頭。
おそらく翌日に窯で焼かれる分でしょう。
色々と衝撃的だったデニズリ・ケバブ。
満腹になってくつろいでいると、息子が何も言わずチャイ(紅茶)とデザートを運んできます。
「頼んでないよ?」と言うと、「サービス!」とのこと。
羊丸ごと一頭を見て衝撃を受けているアジア人が面白かったのでしょうか(笑)
名物のデニズリ・ケバブの味はもちろんのこと、経営している家族の温かさにもなんだかほっとさせられるデニズリの小さなレストラン。
バスターミナルからもすぐ近くで遅い時間まで営業しているので、パムッカレ観光前/後の乗り換え待ちでの利用にはかなりおすすめです!
パムッカレは日帰り?宿泊?観光モデルプラン
パムッカレの村自体には特に見どころはなく、観光の目玉となる石灰岩の丘と古代遺跡のヒエラポリスは隣接していて、チケットも共通券です。
遺跡を隅々まで見てまわったり、古代遺跡の上に湧いた温泉につかったり…とゆっくり過ごしても、半日もあれば十分。
旅のスタイルと日程にもよりますが、「夜行バスで朝到着→パムッカレ観光→夜行バスで別の町へ」というスケジュールも全く無謀ではありません。
もしくは、パムッカレのすぐ近くにある「ガチの温泉村」カラハユットでのんびりと宿泊していくのも◎
この項では、パムッカレ観光のモデルプランを3つのパターンで解説していきます。
パムッカレを日帰りで観光する場合にポイントとなるのはただ一つ。
「どこの町からパムッカレへ向かうか」です。
トルコはかなり広い国土を持つ国。
有名な観光スポット同士の距離はかなり離れており、飛行機か夜行バスで移動することとなる場合がほとんどです。
以下は、トルコの主な都市や観光地~デニズリまでの距離とバスでの所要時間です。
【距離がある町からパムッカレへ移動&日帰り観光する場合】
・イスタンブール:580km/10~12時間
・カッパドキア:620km/10時間
【距離が短い町からパムッカレへ移動 &日帰り観光する場合】
・アンタルヤ:250km/3時間半
・イズミル:250km/3時間
・セルチュク(エフェソス遺跡):200km/3時間半
イスタンブールやカッパドキアなど距離がある町~パムッカレ間のアクセスは、時間節約のためにも夜行バスが便利。(もしくは飛行機で移動して昼頃着でもOK)
その場合は、パムッカレ着は朝の早い時間となります。
アンタルヤ、イズミル、セルチュク(エフェソス遺跡)など、パムッカレまでの移動所要時間が3~4時間ほどの町とのアクセスは、昼間のバスか鉄道を利用することとなるでしょう。
①夜行バスで朝到着&パムッカレを日帰り観光
イスタンブールやカッパドキアなど距離がある場所から、夜行バスでデニズリに到着→パムッカレへミニバスで移動して観光→同日の夜行バスで別の町へ(もしくは、夕方のバスで所要時間3時間ほどの町へ)発つ場合のモデルプランがこちらです。
早朝着だとパムッカレ&ヒエラポリス観光に丸一日の時間があてられますが、正直、時間を持て余してしまうかも。
近郊のカラハユット村とセットで観光するのもおすすめです!
- 早朝各都市~デニズリ到着
・ミニバスに乗り換えてカラハユット村へ
- 朝カラハユット村到着&観光
・所要時間:1~2時間
- 昼パムッカレへ移動
・昼食。
・パムッカレ&ヒエラポリス観光(所要時間:2~5時間/ヒエラポリスをどれだけガッツリ見るかによる) - 夕方/夜デニズリへもどる
・夕方発のバスで近郊都市へ/夜行バスで他都市へ
このプランのポイントは、パムッカレの白い石灰岩と温泉のプールが最も美しく輝く夕方の時間を狙えること。
あまり早めに入場してしまっても時間を持て余してしまう(※パムッカレ&ヒエラポリスは再入場不可)ので、夕日の時間を計算して午後少し遅めにパムッカレ観光をスタートするのがポイントです。
パムッカレ観光後に夜行バスで他都市へ移動する場合は、少し早めにデニズリの町まで行って散策するのもいいかもしれません。
デニズリは特に観光名所は何もない地方都市ですが、観光地とは別の「普通のトルコ」の雰囲気にあふれていてなかなか良かったです。
先述のデニズリ名物グルメを味わってから旅立つのをお忘れなく!
夕方のバスで近場の他都市(イズミル、アンタルヤ、エフェソス遺跡など)へ移動する場合は、残念ながら夕日は諦めて早めにデニズリへと戻ることになります。
どうしても夕日に染まるパムッカレの石灰岩が見たいなら、一泊するプランもアリ!
②昼にパムッカレ到着&日帰りで観光する場合
イズミル、セルチュク(エフェソス遺跡)、アンタルヤなど、移動の所要時間3~4時間の町からパムッカレへとアクセスする場合、夜行バスの利用は難しいです。
ほとんどの場合は朝に各都市を出発→午前中~昼頃にパムッカレ入りすることになるでしょう。
(イスタンブールやカッパドキアなどから飛行機でアクセスする場合も同じ)
昼から現地入りしても、カラハユット村とパムッカレの両方を観光することは十分可能です。
(夜行バスで早朝着に比べて忙しくはなりますが)
その場合は夕日の時間に合わせるため、先にカラハユット村までアクセス&観光→パムッカレ観光
を午後遅めの時間に回すのがポイントです。
- 昼デニズリを経由してカラハユット村到着&昼食。
・所要時間:1~2時間)
- 午後パムッカレへ移動
・パムッカレ&ヒエラポリス観光(所要時間:2~5時間/ヒエラポリスをどれだけガッツリ見るかによる)
- 夕方~夜デニズリへ戻る
・夜行バスで他都市へ
もし同日の夕方発のバスや飛行機で他都市へと移動する場合は、カラハユット村まで観光するとかなり忙しくなってしまうかも。
その場合は、パムッカレ&ヒエラポリスに絞るのがおすすめです。
③パムッカレに宿泊する場合
夜行バスで到着したその日に夜行バスで移動するという荒業を避けたいなら、パムッカレに宿泊するのも一つの手です。
パムッカレはとにかく小さな村であるものの、観光客向けのレストランや商店はいくつもあるため、食事に困ることはありません。
パムッカレに宿泊する場合は、1日目(到着日)に観光は一通り済んでしまうので、二日目はかなり暇になります。
二日目の夜の夜行バスで他の町へ移動するのは、とにかく時間が有り余ってしまうため、午後~夕方に所要時間2~3時間程度の近場の町へと移動するのがおすすめ!
以下で、パムッカレに宿泊した後の2日目の移動先としておすすめの町をいくつか紹介していきます。
どれもデニズリから2時間~3時間ほどの移動時間で、バスの本数も多いので便利です!
パムッカレから2~3時間でアクセスできる町
エイルディル(デニズリから3時間)
のぶよイチ押しのエイルディル(Eğirdir)は、エイルディル湖の湖畔に位置する小さな町。
湖沿いの風光明媚な風景や、特徴的な地形が織りなす絶景はもちろんのこと。
とにかくスローで、観光地感とはかけ離れた本来のトルコの田舎町の雰囲気が一番の魅力です。
イズミル(デニズリから3時間)
トルコ第三の都市であるイズミル(İzmir)は、港町らしい活気にあふれた美しい町。
ビーチリゾートも近く、エフェソス遺跡やベルガモ遺跡へのアクセスの拠点としても便利です。
セルチュク(デニズリから3時間半)
トルコ観光で多くの人が訪れるエフェソス遺跡の最寄りの町がセルチュク(Selçuk)。
エフェソス遺跡観光の拠点として有名な町ですが、「トルコのリビエラ」と呼ばれるエーゲ海沿いの地域へのアクセスにも便利です。
アンタルヤ(デニズリから3時間半)
年間晴天日数300日という驚異の気候の良さを誇るアンタルヤ(Antalya)は、地中海沿いの雰囲気色濃い開放的な町。
周辺には多くの遺跡が点在し、「トルコで最も美しい」と言われる地中海沿いのトレッキングコース「リュキアの道」観光の拠点としても使える町です。
パムッカレは個人でのアクセスも簡単ですが、交通手段について考える手間を省くなら現地ツアー参加も一つの手です。
イスタンブールから飛行機で往復する日帰りプランから、カッパドキアやエフェソス遺跡とセットで訪れる数日間のプランまで選択肢は様々です。
・イスタンブールから日帰りで!世界遺産パムッカレ遺跡と石灰棚 1日ツアー<国内航空券込/日本語or英語/昼食付/イスタンブール発>
パムッカレの宿情報
パムッカレに宿泊してみようという物好きな旅行者は、一体どれくらいいるのでしょうか(笑)
ほとんどの観光客が日帰りでパムッカレとヒエラポリスだけを見てさっさと帰ってしまうため、数日間滞在が基本となるカッパドキアに比べると、パムッカレの村は観光地ながらもどこかのんびり。
のぶよは嫌いではありませんでした。
しかしながら、村に1軒あるドミトリー付きのホステルのクオリティーは、正直微妙。
隣のカラハユット村に行けば、数百円多く払うだけで温泉付きのプライベートルームに宿泊できることを考えると、あまり満足のいくものではありませんでした。
「どうしてもパムッカレ村に宿泊したい!」という人(居るのかわかりませんが)のために、一応紹介しておきます。
Kale Hotel
・料金:52TL(=¥978)
・部屋:10ベッドドミトリー
・立地:10/10
パムッカレ中心部に位置し、ミニバスが到着する場所から徒歩1分の好立地の宿。
パムッカレの石灰棚入口までも徒歩3分ほどです。
・アクセス:10/10
夜12時まで入口のドアは開いているので、問題なくチェックインできます。
オーナー家族の住まいが併設している(ホステルの受付部分とつながっている)のは大きなメリットです。
・スタッフ:5/10
愛想は全く良くなく、事務的な感じでした。
観光案内なども全くなく、ただお金のためにやっているような印象です。
・清潔さ:3/10
建物が古いのと、掃除が全くちゃんとされていないこともあり、とにかく清潔とは程遠い状態でした。
オフシーズンであまり人が来ないためか、前の日に他の人が使ったベッドがそのままになっている状態。
シャワー兼トイレもかなり汚く、全くメンテナンスされていません。
・設備:4/10
何もありません。
部屋にはエアコンがあるものの、それだけ。
電源コンセントの数も少なく、ハイシーズンにはきっと大変なことになりそうです。
1階部分は営業しているかどうかわからないような場末感漂うレストランになっており、そこが共用エリアとしての役割も果たしています。
最上階のテラスに至っては、全く掃除がされていない物置状態。
確実にやる気がありません。
・wi-fi:9/10
wi-fiは特に問題なく使用できました。
部屋、共用エリアともにかなりのスピードです。
・雰囲気:3/10
先述の通り、もはややる気がないことがひしひしと伝わってくるのが残念過ぎる宿です。
ホステルというよりも、ドミトリーがある場末のホテルといった表現が正しいような雰囲気。
おそらく家族経営だと思いますが、アットホームさとは程遠い雰囲気でした。
総合:6.2/10
どうしてもパムッカレ村に、出費を抑えて滞在したい!という人にはアリかもしれませんが、基本的に全くおすすめしません。
「カレ・ホテル」の名前の通り、「枯れ」てしまっています(笑)
何だか気分まで落ち込むようなネガティブな雰囲気漂う宿でした。
繰り返しますが、あと数百円多く払ってでも、カラハユット村の温泉付きプライベートルームに宿泊することを強くおすすめします。
【この宿を料金確認・予約する!】
おわりに
「ローカルなミニバスへの乗り換えが必要」と聞くと、なんだか難しそうな気がしてしまうパムッカレへのアクセス。
実際はこれ以上に簡単なことはなく、1本逃してもすぐに次のミニバスが来る(しかも朝早くから夜遅くまで)ので、何の計画もしていなくても問題なくアクセスできます。
日帰りであっても十分に満喫できるパムッカレ観光ですが、近郊のカラハユット村の温泉付きの宿でのんびりするのもオツなもの。観光以外の部分でもなかなかに楽しめた場所でした!
長距離移動が続くトルコの旅。
なんだかほっとするパムッカレ周辺の村で、ちょっと体と心を休めていくのもいいかもしれません。
コメント