こんにちは!10日間滞在したカッパドキアをようやく後にした、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
トルコ南部、地中海に面するアンタルヤ(Antalya)は、その温暖な気候からバカンス客に人気の町。
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なんとアンタルヤの晴天日数は、年間300日以上。
一年中さんさんと降り注ぐ太陽の光は多くの人を魅了します。
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ヨーロッパから多くのバカンス客が訪れるためか、アンタルヤはトルコの中でもかなりヨーロッパの雰囲気が強い町。
町を歩く女性で髪をスカーフで隠している人は稀で、言われなければギリシャの地方都市と間違えてしまうほどの開放的な雰囲気が特徴です。
今回の記事では、まだまだ日本人が少ないトルコ観光の穴場・アンタルヤの観光スポットを、「アンタルヤ観光の7つの楽しみ方」というテーマで紹介していきます。
少々厄介なアンタルヤの市内交通システムや宿情報も解説しているので、アンタルヤ滞在の参考にしてください!
アンタルヤ観光の7つの楽しみ方&見どころ
アンタルヤ観光マップ
黄色:トラム停留所
オレンジ:デューデンの滝行きKL08番バス停
青:観光スポット
緑:絶景ポイント
赤:おすすめレストラン
紫:ホテル
①アンタルヤ旧市街(カレイチ)を散策
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アンタルヤの観光スポットのほとんどが位置しているのが、「カレイチ」(Kaleiçi)と呼ばれる旧市街。
カレイチとは、トルコ語で「城壁の中」という意味。
その名の通り、アンタルヤ旧市街は素晴らしい保存状態の城壁に囲まれています。
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カレイチにはオスマン帝国時代の家々が建ち並んでいてとてもフォトジェニックですが、その多くはリノベーションされたもの。
おしゃれなレストランやブティックホテルとなっているものがほとんどです。
カレ・カプス(旧市街入口)
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アンタルヤ新市街から旧市街への入口部分にあたるのが、カレ・カプス(Kale Kapısı)と呼ばれる広場。 【マップ 青①】
かつては城塞内に入るための門があった場所で、現在残るのは石造りの時計台のみとなっています ▼
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イヴリ・ミナレ
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アンタルヤのシンボルとなっているイヴリ・ミナレ(Yivli Minare)は、すぐ横に建つ同名のモスクのミナレット(尖塔)のこと。 【マップ 青②】
13世紀のセルジューク朝時代に建設されたもので、当時の建築様式の特徴であるレンガ造りとなっています。
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▲ イヴリ・ミナレの下にあるイヴリ・ミナレ・モスクは、セルジューク朝時代の墓やセマー儀式(回転の舞)参加者の宿舎、ハマムなどが併設された複合施設のようになっています。
ハドリアヌス帝の門 必見!
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のぶよ的にアンタルヤ旧市街で最も素晴らしいと思ったのが、カレイチの東側の入口となるハドリアヌス帝の門(Hadrian Kale Kapısı)。 【マップ 青③】
城壁の塔の間に作られた三連アーチの美しい門が建設されたのは、ローマ帝国時代の130年(1900年前)のこと。
当時のローマ皇帝・ハドリアヌス帝がアンタルヤを訪問した際にこの門から入場したそうで、この名がつけられたのだそうです。
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その建築の素晴らしさは素人目で見てもすぐに分かるほど。
まるでこの門の周りだけ1900年前から時が止まっているような、不思議な感覚になりました。
オスマン帝国調の可愛らしい町並みを散策
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カレイチでのんびりと楽しみたいのが、オスマン帝国時代に作られた家々が連なる路地を散策すること。
カレイチのメインストリートのような通りがヘサプチ通り(Hesapçi Sk.)。 【マップ 青④】
ここから縦横無尽に走る狭い路地には、二階部分が出っ張った造りの典型的なオスマン帝国風の家々が並びます。
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カレイチ内の建物の多くは改装されており、観光客向けのバーやレストラン、ホテルなどになっています。
アンタルヤの旧市街の特徴は、ただ昔のままのオスマン帝国調の町並みが残っているだけではなくて、南欧風のポップでカラフルなエッセンスが感じられる点 ▼
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どこのお店も可愛らしくデコレーションされており、伝統とモダンが見事に融合しています。
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可愛い雑貨を売る店や、伝統的な民家を改築したおしゃれなカフェなどが点在しているカレイチ。
面積はそこまで大きくありませんが、ただ歩いているだけでも楽しくなるような雰囲気で溢れています。のんびりと時間をかけての散策がおすすめ!
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②ローマ時代の港と絶景を堪能する!
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カレイチの散策を満喫したら、西側にあるマリーナへと足を伸ばしましょう。 【マップ 青⑤】
紀元前2世紀(2100年前)のローマ帝国時代に整備されたもので、現在では主に観光用のボートツアー発着場として利用されています。
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ここからアンタルヤ郊外のデューデンの滝まで船で行くボートトリップを利用できますが、正直、デューデンの滝へは自力で行けます。もちろん格安で。
行き方は後述しているので、「わざわざ高いお金を払ってツアーで滝を見に行くのもなあ…」という人は参考にしてください!
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マリーナはカレイチの城壁の外側にあり、アンタルヤで最も低い場所に位置しています。
多くのボートが停泊するマリーナ周辺は、照り付ける太陽と潮風がとても心地よく、いつまでものんびりと美しい風景を眺めていたくなります。
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また、マリーナ周辺にはカレイチの全体が眺められる絶景ポイントが点在しているのも見逃せません。
ビュースポット①:マリーナ南側の絶景ポイント
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マリーナ南側の階段を登りきった先にあるのが、マリーナ全体とアンタルヤ湾を望める絶景ポイント。 【マップ 緑①】
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どこまでも青く澄んだ海の色がとても印象的で、まるでギリシャの島に来てしまったような気分になりました。
ビュースポット②:共和国広場
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マリーナ北側の階段を登り、カレイチの北側の入口であるカレ・カプス(時計台がある広場)を目指して歩く途中に、アンタルヤ旧市街全体の絶景を望めるポイントがあります。
ここが共和国広場(Cumhuriyet Meydanı)と呼ばれる場所。 【マップ 緑②】
トルコ共和国建国の父であるケマル・アタテュルク像が中央に堂々と立っているのが目印です。
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共和国広場からは、マリーナと地中海の絶景だけでなく、城壁に囲まれたカレイチ全体を望むことができます。
アンタルヤのシンボルであるイヴリ・ミナレを中心に広がる、赤い屋根の家々と青く輝く地中海の風景…
ここがトルコと言われてもあまりピンと来ないほどに開放的でヨーロッパ調の町並みは、まるで南欧の国のような雰囲気です。
③格別の夕日に感動する!
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アンタルヤで絶対に見逃せないのが、とにかく美しい夕暮れの風景。
最もポピュラーな夕日スポットは、カレイチの南端にあるフドゥルルック塔(Hıdırlık Kulesi)付近です。 【マップ 青⑥】
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フドゥルルック塔付近は崖になっていて、海岸沿いまで下る階段が整備されています。
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アンタルヤ湾の向こうにそびえる山々に沈んでいく夕日が作り出す風景は、まるで水墨画の世界のよう。
近くの商店でビールでも買って、ゆっくりと眺めるのがおすすめ!
(本来トルコでは屋外での飲酒は良く見られませんが、アンタルヤではみんな自由に飲みまくっていました)
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夕日を満喫したら、徐々に明かりが灯っていくカレイチの町並みを散策しながら帰路につきましょう。
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昼間見るのとはまた異なった、とても静かな雰囲気の町並み。
アンタルヤは治安も良いので、暗くなってからの一人歩きでも全く問題ありません。
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先に絶景ポイントとして紹介した共和国広場からの夕暮れの風景も素晴らしく、徐々に闇に染まっていく旧市街はとてもロマンティックです。
共和国広場周辺には、旧市街と海が望める抜群のロケーションのテラスを持つカフェが数軒あり、どこもチャイ(紅茶)が1.5TL(=¥28)~とリーズナブル。
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素晴らしい夕日と地中海の風景を眺めながら、休憩していくのもおすすめです。
④アンタルヤの名物グルメを味わう!
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広大な国土を持つトルコでは、日本と同様に、地域によって異なる食文化が見られます。
トルコ旅行でいろいろな町をめぐるなら、その土地のグルメを味わってみたいという人も多いのでは?
ここアンタルヤにも、ご当地グルメのようなものが存在します。
その名も、ピヤス(Piyaz)。
ピヤス自体はトルコのどこでも前菜(メゼ)として食べられる、豆や玉ねぎなどをマリネしたサラダのことを指します。
いっぽうで、ここアンタルヤのピヤスは全くの別物です ▼
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もはやサラダというよりも、スープのような見た目なのがアンタルヤのピヤス。
具材自体は通常のピヤスにゆで卵のスライスが加わったくらいですが、白濁色のスープが堂々の主体となっています。
地中海沿岸らしく、オリーブオイルがたっぷりかけられ、レモンを絞っていただくのもアンタルヤ風ピヤスの特徴です。
味はとてもさっぱりしており、白濁色のスープは、おそらく白いんげん豆を煮込んだ際の煮汁にゴマ油で味付けしたものだと思います。
Twitterでいただいた情報によると、アンタルヤのピヤスの白濁色のスープは
・ターヒン(ゴマのペースト)
・ブドウ酢orリンゴ酢
・レモン汁・塩・水
で味付けしたものだそうです。
ごま油ではなくゴマのペーストを使用しているのですね。
情報ありがとうございました!
クリーミーでさわやかな風味のスープは、何となくギリシャ料理を思い起させるような味わいでした。
夏はかなりの暑さとなるアンタルヤで、さっぱりした口当たりで栄養補給ができるように考え出されたのかもしれません。
トルコの他地域では前菜の扱いであるピヤスですが、アンタルヤでは堂々のメインディッシュの扱いで、必ずパンがついてくるのも面白い点です。
アンタルヤの食堂の看板で”Piyaz”と書かれているのを見かけたら、まず確実に置いてあるこの一風変わったメニュー。
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のぶよがいただいたのは、こちらの”BOĞA KÖFTE PİYAZ ÇORBA“というお店。 【マップ 赤】
店名にちゃんと”Piyaz”が入っています。
ピヤス(12TL=¥226)も美味しかったのですが、別の日に再訪した際に食べたキョフテ(12.5TL=¥236)もかなりの絶品でした! ▼
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また、前菜として無料で出される冷やしトマトのドレッシングが最強の美味しさでした。(細かい点だけど結構嬉しかった)
裏道にあるせいかあまりお客さんが入っておらず、おじさんたちが暇そうにしているので、アンタルヤに滞在する際は是非行ってあげてください(笑)
⑤地中海に流れ落ちる「デューデンの滝」に圧倒される!
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アンタルヤの魅力はカレイチ(旧市街)とその周辺だけではありません。
アンタルヤ郊外にあるデューデンの滝(Düden Kıyı Şelalesi)は、崖の上から地中海に直接流れ落ちる迫力満点な姿が人気の観光スポット。 【マップ 青⑦】
デューデンの滝周辺は公園として整備されており、風光明媚な地中海の絶景が広がります。
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デューデンの滝周辺には「ララ・ビーチ」というヨーロッパのバカンス客に人気のビーチリゾートがあり、夏場はかなり多くの人で賑わうそうですが、オフシーズンはとにかく静か。
流れ落ちる滝の音だけが辺りに響き渡っていました。
デューデンの滝への行き方
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アンタルヤ中心街からデューデンの滝までは、路線バスを利用してのアクセス。
ノスタルジック・トラムのユチ・カプラル停留所(Üç Kapılar)の南100mほど、LUNA Gardenというレストラン前にあるバス停 【マップ オレンジ】 から、KL08番のバスに乗ります。
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KL08番バスは10分に1本走っており、デューデンの滝までは30分ほどです。
⑥レトロなトラムに乗って絶景ビーチを訪れる
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アンタルヤと言えば地中海。地中海と言えばターコイズ色の美しいビーチ…!
中心街のすぐそばに美しいビーチがあることが、欧米人観光客の間でアンタルヤが大人気である最大の理由かもしれません。
アンタルヤ中心街からノスタルジック・トラムに乗って、終点の 終点のミュゼ停留所(Müze)【マップ 黄色】 で降りた先に広がるのは、数kmに渡って続くこのビーチを一望する絶景ポイントです。【マップ 緑③】
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この絶景ポイントから坂を下っていくと、黒砂とターコイズブルーの海水のコントラストが美しいビーチがあります【マップ 青⑧】
ビーチの水は驚くほどに透明で温かく、のぶよが訪れた12月でも普通に泳いでいる人がいました。(多分ロシア人)
夏場はリゾート客で埋め尽くされるのでしょうが、冬のアンタルヤのビーチはとにかく静か。
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12月でも日が差してしていると暑いくらいなので、オフシーズンでも行ってみる価値はあると思います!
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ビーチ近くにあるアンタルヤ考古学博物館は、トルコ国内でもかなり高く評価されている場所。
アンタルヤ地域はもちろん、トルコ国内の古代文明に関する展示が充実しているので、興味のある人は是非訪れてみましょう。
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ビーチはアンタルヤ旧市街(カレイチ)の2kmほど西に位置しており、徒歩でのアクセスも余裕。
いっぽうで、旧市街から「ノスタルジック・トラム」と呼ばれる短距離路面電車でのアクセスも可能で、終点のミュゼ停留所(Müze)【マップ 黄色】で降りればビーチは目の前です。
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ガタゴトと海を望みながら走るレトロな路面電車での移動も、風情があって楽しいもの。
晴れた日の午後の数時間を過ごすには最高のプランだと思います!
⑦アンタルヤ近郊の三大遺跡めぐり
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アンタルヤを訪れる多くの人が、近郊に位置する古代遺跡へと足をのばすのではないでしょうか。
アンタルヤ近郊でポピュラーなのが、以下の三つです。
・ペルゲ遺跡
・アスペンドス遺跡
・テルメソス遺跡
「アンタルヤ近郊三大遺跡」とも呼ばれるこれらの遺跡は、それぞれ歴史的背景や建造した民族が異なるものの、いずれもローマ帝国時代以前のもの。
テルメソス以外の二つに関しては、個人で公共交通手段を利用して訪れることが可能です。
公共交通手段に難ありなテルメソス遺跡も含めて、1日で三大遺跡全てをまわりたい場合は、アンタルヤ発の現地ツアー参加が最も現実的な方法。
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アンタルヤの東に位置する古代遺跡の港町・シデ(Side)に訪れるものも多く、ツアー料金が意外とリーズナブルなのも嬉しい点です。
アンタルヤ周辺には、個人でのアクセスにやや難ありな古代遺跡が点在しています。
効率良く観光するなら、アンタルヤからの現地ツアーの参加が最も手っ取り早い手段。料金もリーズナブルなので、滞在日数に限りがある場合には考えてみてはいかがでしょうか。
アンタルヤの市内交通
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アンタルヤ市内の移動手段は、2路線ある路面電車(トラム)か路線バスとなります。
オトガル(バスステーション)~中心部の移動や、近郊にあるペルゲ遺跡、アンタルヤ空港への移動に便利なのがアンタライ(Antaray)と呼ばれるモダンなトラム路線。
もう一つのトラム路線であるノスタルジック・トラムは、アンタルヤ中心街~アンタルヤ考古学博物館(ビーチエリア)の間2kmほどの区間を海岸沿いに走るもので、観光客向けの性格が強いです。
旅行者の敵?アンタルヤカード
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アンタルヤの市内移動時にまず覚えておきたいのが、現金を使用して一回券などを購入することはできないこと。
路面電車・路線バスのいずれも、アンタルヤカードと呼ばれるチャージ式の交通ICカードのみの対応となっています。
すでにイスタンブールを訪れた人は、イスタンブールカードと同じシステムと考えれば分かりやすいでしょう。
アンタルヤカードの料金体系は以下の通りです。
そう。アンタルヤカードはカード料金も運賃も、なぜかイスタンブールカード(カード6TL、運賃2.6TL)よりも高いのです。
一回券の半額ほどの運賃となり、地下鉄や路面電車はもちろんフェリーにも利用できるという、お得感も利用頻度も高かったイスタンブールカードに比べて、アンタルヤカードが使えるのはたった二路線の路面電車と路線バスのみ。
正直、アンタルヤ中心街の観光は徒歩だけで済んでしまうので、デューデンの滝など郊外に行かない旅行者はバスターミナル~中心街の往復2回しか利用しません。
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それに加えて、各停留所にカード購入&チャージができる機械が一台しかないという不便さ。
当然のように、常に列ができています。
こうしてみると、旅行者にとってはあまり便利だとは言えないアンタルヤカード。
それでも、これしかないので購入しないことには始まらないというジレンマに陥ります。
なんとなく失敗感が漂うアンタルヤの公共交通システム。
この先変更されるのか、このまま突き通すのか、見守っていきたいと思います。
アンタルヤのオトガル〜中心街の移動
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アンタルヤのオトガル(バスターミナル)~中心街の間はアンタライ(Antaray)という路面電車で一本でつながっています。
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オトガル(バスステーション)からアンタライの”Otogar”停留所までは、標識に従って数百メートル(動く歩道あり)歩いてのアクセス。
アンタライは深夜まで10分~15分に1本程度運行されています。
気を付けたいのが、アンタライはアンタルヤ旧市街(カレイチ)内までは乗り入れていないこと。
旧市街北側の入口であるイスメトパシャ停留所(İSMETPAŞA)でなぜか進路を変えて別方向へと行ってしまいます。
緑線:ノスタルジック・トラム路線
source: http://antalyacentral.com/essentials/trams-in-antalya
アンタルヤ旧市街内に宿泊する場合は、イスメトパシャ停留所が最寄り。【マップ 黄色】
イスメトパシャ停留所からノスタルジック・トラムのカレ・カプス(Kale Kapısı)停留所までは100mほどなので、乗り換えてアンタルヤ考古学博物館方面へ向かう場合にも利用できます。
ノスタルジック・トラムの運航頻度は30分に1本で、19時以降は走っていないという不便さなのでご注意を。
アンタルヤの宿情報
アンタルヤの宿泊料金は、全体的にかなりリーズナブルです。
夏場のハイシーズンにはかなり値上がりすることも考えられますが、それ以外の季節には観光客の数は激減するため、どこもリーズナブルな料金で部屋を提供しています。
ここではのぶよが宿泊した格安ホテルを紹介しますが、リゾート的な滞在がしたいならもう少し奮発するのが良いかも。
ERSOY EFE PANSİYON
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・料金:50TL(=¥944)
・部屋:シングルルーム (バス・トイレ付)
・立地:7/10
トラムの停留所から徒歩5分ほど、新市街にある小さなホテルです。
旧市街までは徒歩10分ほどと少々歩くものの、宿の周辺にはスーパーマーケットや飲食店があり不便は感じません。
・アクセス:10/10
看板が出ており、入口のドアは常に開いています。
フロントは24時間対応で常に人がおり、何の問題もなくチェックインできました。
・スタッフ:7/10
まあ普通。
英語も通じますし、愛想も良いですが特段温かいもてなし等はありません。
・清潔さ:4/10
とっても気になったのが清潔さ。
この激安な宿泊費なのであまり文句は言えませんが、部屋・シャワーともにかなり古く、汚れが目立ちます。
全面喫煙可能なのも、たばこを吸わない人にとっては厳しいかもしれません。
・設備:6/10
本当に質素な部屋で、特筆すべき設備はありません。
唯一、エアコンが部屋についていたくらい。
湯沸かし器等はフロントに1台しかないため、いちいちお湯をもらいに行くのもなかなか気が引けました。
・wi-fi:8/10
フロントにwi-fiのルーターがあるため、離れた部屋だとかなり電波が入りにくいです。
のぶよの部屋はフロント近くだったため、問題ありませんでした。
・雰囲気:6/10
なんというか、場末感が漂う宿です(笑)
老朽化した設備、フロントには年寄りばかり、なんとなく薄暗い照明など、色々と不安になります。
まあ、それもこれもこの激安価格で個室(しかもバス・トイレ付)に泊まれるのですから、のぶよ的にはOKでした。
総合:6.8/10
間違ってもバケーションで宿泊するようなホテルではありませんが、できるだけ宿泊費を抑えたいならアリなホテルです。
中心街もすぐそばで、近くには大きなショッピングモールもあっていろいろと便利でした。
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おわりに
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トルコの中でも、温暖な地中海の雰囲気が色濃いアンタルヤ。
市内観光自体は丸一日もあれば十分なほどですが、周辺に点在する遺跡をめぐったり、ビーチでのんびり過ごしたり…楽しみ方は無限大です!
旧市街の可愛らしさはトルコでも群を抜いているので、きっとこの先日本人旅行者にも人気の旅行先となる日が来るでしょう。
メジャーになりすぎてしまう前に、穴場の地中海シティーの風を感じに来てみてはいかがでしょうか。
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