一面ピンクな魔法の泥温泉で美肌に!黒海沿岸のブルガス観光【アクセス・ホステル情報】

一面ピンクな魔法の泥温泉で美肌に!黒海沿岸のブルガス観光【アクセス・ホステル情報】

こんにちは!ブルガリアをのんびりと旅している、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ブルガリア東部、黒海に面したブルガス(Burgas)は、周辺の黒海リゾートへの入口となる町。

町自体には大した見どころはありませんが、ソゾポル(Sozopol)やネセバル(Nessebar)など周辺のリゾート地へのアクセス拠点として、夏場は多くの旅行者で賑わいます。

そんなブルガスにある隠れた穴場スポットが、塩田を利用したスパであるソルニツィ(Solnitsi)

一面ピンク色の絶景が広がるソルニツィでは、なんと泳ぐことができるんです!

そして見逃せないのが、黒海の天然の泥を使ったミネラルたっぷりの泥パック。
ソルニツィをあとにする際には、スベスベになった肌に驚くこと間違いありません。

今回の記事では、健康にも美容にも絶大な効果があるという「泥温泉」ソルニツィを中心に、ブルガスの観光情報やホステル情報、アクセスなどを解説していきます。

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泥温泉・ソルニツィ

ブルガス中心街から北に4kmほどの所に位置するソルニツィ

ソルニツィとはブルガリア語で「塩田」のことで、東に黒海、西にアタナソフスコ湖(Atanasovsko Ezero)に挟まれた半島のようなこのエリアでは、黒海の海水を利用して塩田が作られ、塩の生産が行われています。

その一部を天然のスパとして一般に開放したのが、泥温泉・ソルニツィの始まりです。

二つのエリアに分かれるソルニツィ。

・ライ(lye)と呼ばれる、アルカリ性の塩湖
・黒海の天然の泥を体に塗る、泥温泉ゾーン

この二つのエリアを数回行き来して、最後は目と鼻の先の黒海で体の泥を洗い流して終了というなんともダイナミックなスパ、それがソルニツァの泥温泉なのです。

絶対沈めない!一面ピンクの異世界すぎる塩湖で浮遊体験

まるでこの世の景色とは思えない、ピンク色の水が一面に広がるライ(lye)

塩田で特に塩分が高くなると、高度塩好菌というバクテリアの一種(人体には無害)が発生し、水を鮮やかなピンク色にする化学反応を起こすのだとか。

ソディウム、マグネシウム、硫黄など豊富なミネラルを含むライは強アルカリ性なので、肌の角質を落としてスベスベにする効果があるそうです。

また、塩による殺菌効果によって、あらゆる肌の疾患や内臓の不調にまで効果があるのだとか。

とにかく、このピンクの水は魔法の水なんです

普通は塩田に入ることなどできないのですが、それができるのがブルガリア。

びっくりなのはそのピンク色だけではありません。
ライの塩分濃度はものすごく高いため、体が自然と浮かぶんです。

その浮力は凄まじく、普通に泳ごうとしても上手くいきません。
バタ足をしても上手く水が蹴れず、前に進めないほど。

イスラエルとヨルダンの間にある死海と同じ原理なのですが、あちらは普通の水の色。
ピンク色の水の中でぷかぷか浮かぶ異世界すぎる体験は、世界広しと言えどもおそらくここでしかできないのではないでしょうか。

ライの魔法の水は、健康や美容に凄まじい効果を発揮するのですが、その効果が強すぎるので注意が必要です。

空腹時や食後すぐ、アルコール摂取時には内臓への負担が大きすぎるため入ることができず、一回に入る時間は20分までとされています。

もはやバイオハザードの世界!泥温泉

ピンクの湖ですでに大満足なのですが、ソルニツィのすごいところはここから。

ライで余分な角質や皮脂を落としてツルツルになった肌に、黒海産の天然の泥を塗りたくる泥温泉が待ち受けているのです。

海藻や貝殻、魚の死骸により長い時間をかけて作られた黒海の泥。

豊富なミネラルを含む泥は「ヒーリング・マッド(治癒の泥)」と呼ばれるほど、あらゆる疾患に効果があるそう。

そんなヒーリング・マッドはびっくりするくらいに真っ黒。
それをみんな一心不乱に体中に塗るのです。

わかりますか?
もはやバイオハザードの世界です(笑)

しかもこの泥温泉、何の仕切りもないので外から丸見え。
時々ソルニツァの入口にやってきて写真だけ撮って去って行く団体観光客の注目の的となります(笑)

最初はなんだか恥ずかしく感じていたのぶよですが、旅の恥は掻き捨て。
せっかくここまで来たので挑戦することに。

↑もはやネタでしかない

あくまでも自然のままの泥。
木の枝や小石などの不純物が時々混ざっているのは良しとしましょう。

この夏かなり日焼けしたので、少しはお肌をいたわってあげられたでしょうか。

全身に泥を塗った後は、それが乾くまで天日干しをします。

ありがたいミネラルが皮膚を通して染み込んでいくような感覚。
そう、あくまでも気持ちの問題なのです

体に塗った泥がカピカピになるまで乾いたら、ソルニツィの敷地外(徒歩30秒)にある黒海で洗い流します。

シャワーなんてものはありません。
あくまでも自然から始まり自然に終わります。

全身の泥を綺麗に落とすと、肌がびっくりするほどツルンツルンに。
「温泉に入ってしっとり」なんてレベルではなく、ツルツルすぎて物がつかめないほど

弊害としては、スマートフォンの画面(イオン分子に反応する)が、肌についた塩分のせいで操作不可能になることと、体中からそこはかとない塩の香りが漂うことでしょうか。

なんだか体が軽くなった気もします。
そう、気持ちの問題です。

というわけで、視覚的にも体験的にも大満足な泥温泉・ソルニツィでした。

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ソルニツィへの行き方

↑ソルニツィの入口

ソルニツィはブルガス中心街から北に4kmほど離れた場所に位置しています。

決して歩けない距離ではないものの、往復徒歩となると結構な距離を歩くこととなります。

公共交通機関利用の場合は,ブルガスの鉄道駅前の路線バス乗り場から、11番か12番の路線バスがソルニツィ入口となる公園前へと向かいます。

↑鉄道駅前の路線バス停留所

公園内のパーキングからソルニツィまでは2kmほど。

海沿いの気持ち良い遊歩道をのんびり歩いてもいいですし、夏季限定で運行されているツーリストトレイン(観光地によくある、ゴルフカートを改造したもの)に乗ってソルニツィまでアクセスすることもできます。

ツーリストトレインは夏季の9時~18時の間、15分間隔で運転されているそうです。

のぶよが訪れた9月後半は、もう夏季ではなかったためか運行されていませんでした。

インフォメーション

ソルニツィ (Басейни с Луга и Лечебна Кал)

営業時間:全日 8:00~20:00
料金:2Lv(=¥121)

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ブルガス市内の観光スポット

ブルガス市内には、特にめぼしい観光スポットはありません。

小綺麗な建物が並ぶ中心街や、ビーチ沿いのプロムナードを散策するなど、黒海のリゾート地らしい雰囲気を楽しみましょう。

ブルガス鉄道駅から北にのびるのが、歩行者専用のアレクサンドロフスカ通り(ul Alexandrovska)

どちらかというと銀行や地元の人向けのお店が多く見られる、ブルガスのメインストリートです。

鉄道駅からアレクサンドロフスカ通りを300mほど北に歩くと、ビーチエリアへと抜けるアレコ・ボゴリディ通り(bl. Aleko Bogoridi)が。

洗練された建物にリゾート客向けのお洒落なレストランやカフェが並ぶ、ブルガスのリゾート地としての一面が感じられる通りです。

アレコ・ボゴリディ通りは黒海沿岸まで続き、見渡す限り広がる海の風景には感動することでしょう。

黒海沿岸は風が強い日が多く、遊泳禁止になることもしばしば。
そんな時は、黒海沿岸に整備された公園を散策してみましょう。

押し寄せる波の音とカモメの鳴き声。
シーサイドリゾートの雰囲気を存分に感じられるはずです。

ブルガス発のビール、ブルガスコで海沿いで一杯やるのもおすすめ。

潮風を感じながらご当地ビールを飲んでいると、「はるばる遠くまで来たなあ」と実感することでしょう。

ブルガス郊外の観光スポット

中心街の見どころに乏しいブルガス。

しかしながら、周辺には日帰りでアクセス可能な観光スポットが点在しており、ブルガスを拠点にまわることができます。

ソゾポル(Sozopol)

ブルガスの南30kmほど。
黒海に突き出した半島に位置するソゾポル(Sozopol)は、紀元前から続く長い歴史を持つ可愛らしい町です。

木造の家が並ぶ石畳の路地を散策したり、透き通るような水の色の黒海ビーチでのんびりすごしたりと楽しみ方はいろいろ。

40分ほどでアクセスでき、半日でも十分満喫できるので、ブルガス市内観光と組み合わせるのもおすすめです。

ネセバル(Nessebar)

ブルガスから北に30kmほど。
世界遺産の町・ネセバル(Nessebar)は、小さな半島に伝統的な家々が建ち並ぶ美しい町です。

最古のものは5世紀建造という、旧市街の教会群も見逃せません。

古代ローマ時代から続く長い歴史を持つネセバルは、ビーチリゾートとしての性格も強め。
町のすぐ北には後述するサニービーチが広がります。

世界遺産の古代都市・ネセバルとサニービーチの観光スポット、アクセスはこちらの記事でまとめています。

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サニービーチ(Sunny Beach)

ネセバルの北に広がる広大な砂浜は、「サニービーチ」と呼ばれる、ブルガリアが誇る一大リゾートエリア。

夏場はブルガリア国内はもちろん、ロシアやドイツからのリゾート客で大混雑します。

ちょっと浮かれすぎたリゾート地感は否めないものの、少し時期を外すと落ち着いた雰囲気となり、ホテル代もグッと下がるのでおすすめです。

世界遺産の古代都市・ネセバルとサニービーチの観光スポット、アクセスはこちらの記事でまとめています。

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ブルガスのホステル情報

A16 Hostel

→この宿をBooking.comで料金確認・予約する

料金:18Lv(=¥1083)
部屋:10ベッドドミトリー

・立地:10/10

鉄道駅/南バスステーションから徒歩1分、歩行者天国のメインストリートに面した超便利なホステルです。

大型スーパーも徒歩5分以内にあるので、ちょっとした買い物にも便利です。

・アクセス:6/10

建物には看板が出ていてわかりやすいのですが、入口の鍵は閉まっており、コードを入力するかいちいち受付を呼び出さなければいけないシステム。

また、建物の五階に位置しているので、いちいち上ったり下りたりするのが面倒でした。
(エレベーターはあります)

・スタッフ:6/10

若いスタッフが交代シフトで働いています。

一人はとても愛想のいいお兄さんでしたが、他の女性スタッフは何となく微妙な。

観光スポットの案内等もなく、「自由に地図持って行って」といった感じです。

・清潔さ:9/10

部屋、バスルーム、共用エリアともにとても清潔です。

各ベッドにはカーテン、ライト、電源コンセントが完備されていたのも嬉しいポイント。

一人一人にロッカーもありました。

・設備:8/10

上の階は屋根裏を改装した広い共用エリア兼キッチンとなっており、ソファーも設置されているのでのんびりとすることができます。

キッチンもゆったりとしており、調理器具も完備。

個人的には、タバコが吸えるテラスなどがなくいちいち下の階に下りなければいけないのがマイナスでした。

wi-fi:6/10

wi-fiに関しては少々不満。

というのも、繋がってはいるるのにどうもうまく動かない状態にしばしばなるためです。

共用エリアでは電波が弱いことが多いのもマイナスでした。

・雰囲気:7/10

広々としており、快適な滞在ができます。

ただ、こういったモダンな設備のホステルは概してあまりコミュニケーションをとろうとしない人が多く、このホステルも例外ではありませんでした。

せっかくいい雰囲気の共用エリアがあるのに、みんな無言で自分の世界に入っている感じはもったいないなと感じました。

総合:7.4/10

ロケーション、快適さ、清潔さには文句ありません。

wi-fiだけ改善してくれれば、かなりおすすめできるホステルです。

しかしながら、アットホームで小さめの、ちょっと小汚いくらいのホステルが好みののぶよにとっては、いちいち入口のドアを開けるのにコードを入力したり旅行者同士のコミュニケーションが少なめなのは微妙に感じました。

ただ泊まるだけと割り切るなら、かなりコストパフォーマンスの高いホステルだと思います。

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ブルガスのバスステーション&市内路線バス情報

↑観光・移動の起点となるブルガス鉄道駅

他のブルガリアの都市同様、ブルガスにも二つのバスステーションがあり、旅行者にはやや複雑に思えます。

実際、ほとんどの場合は、鉄道駅に隣接するユーグ(南)バスステーションを利用することとなるので、そこまで難しく考えることはありません。

ここでは、ブルガスの二つのバスステーション情報と、市内移動に便利な路線バスを紹介します。

ブルガス観光地図

黄色:鉄道駅/バスステーション
灰色:ソルニツィ入口11番/12番バス停留所&ソルニツィ行きツーリストトレイン乗り場
紫:ホステル
青:ソルニツィ
緑:その他の観光スポット

ユーグ(南)バスステーション

ブルガス鉄道駅に隣接したモダンな建物のユーグ(南)バスステーションは、ブルガスのメインバスステーション的な存在。

・ソフィア
・プロヴディフ
・ヴァルナ

など、ブルガリアの多くの都市間を結ぶバスが発着します。

ザパト(西)バスステーション

ブルガス中心街の西側に位置するザパト(西)バスステーションは、南バスステーション/鉄道駅からは1.5kmほど離れています。

ヴェリコ・タルノヴォへ向かうバスはここからの発着となります。

便利なブルガス市内路線バス

ブルガスの中心街とビーチエリアは徒歩で十分まわることができます。

しかしながら、南バスステーション~西バスステーションの移動や、やや中心街から離れたソルニツァへのアクセスには市内を走る路線バスの利用が便利です。

料金は、市内ならどこまで行っても均一で1.50Lv(=¥91)

便利なブルガス市内路線バス番号はたった二つだけ。とても簡単です。

11番/12番:ザパト(西)バスステーション~ユーグ(南)バスステーション~ソルニツァ入口

この路線だけで、ブルガス観光と他都市への移動に必要な場所全てにアクセスすることができます。

ブルガスと他都市間の移動

黒海沿岸のブルガスは、ブルガリアの他都市とは少々距離が離れています。

首都のソフィアとの間なら、夜行バスや夜行列車が走っているので、上手く利用することで宿泊費を節約することができます。

ソフィア〜ブルガス間の移動

ブルガリアの首都・ソフィア~ブルガス間は、距離が長いので所要時間はかかりますが、バス、鉄道のいずれも利用することができます。

バス

ユーグ(南)バスステーションとソフィアのセントラル・バスステーション間を1日6~10本のバスが走っています。

所要時間:7~8時間
料金:30Lv(=¥1830)~

鉄道

1日6本の直通列車が二都市を結んでいます。
(夜行便あり)

所要時間:7~8時間
料金:18.90Lv(=¥1153)~

プロヴディフ〜ブルガス間の移動

ブルガリア第二の都市・プロヴディフとブルガス間は、バス・鉄道のいずれでもアクセス可能です。

バス

ブルガスのユーグ(南)バスステーションとプロヴディフのセヴェル(北)バスステーション間を、1日7本のバスが走っています。

所要時間:4時間
料金:19Lv(=¥1150)~

鉄道

1日3~5本の鉄道が走っています。

所要時間:4~5時間
料金:12.8Lv(=¥770)~

ヴァルナ〜ブルガス間のバス移動

黒海沿い北に位置する、港湾都市ヴァルナは、ブルガスのライバルと言われる町。

ブルガスのユーグ(南)バスステーションとヴァルナ間を、30分~40分に1本のバスが走っています。

所要時間:2時間
料金:14Lv(=¥847)~

ヴェリコ・タルノヴォ〜ブルガス間のバス移動

かつてのブルガリア王国の首都・ヴェリコ・タルノヴォは、ブルガリア中部に位置する美しい町。

ブルガスのザパト(西)バスステーションとヴェリコ・タルノヴォ間を、1日4本のバスが走っています。

所要時間:3時間
料金:25Lv(=¥1513)~

カザンラク~ブルガス間の鉄道移動

バラ祭りで有名なカザンラク(Kazanluk)とブルガス間の移動は鉄道が便利。

1日2本の列車が走っています。

所要時間:3時間
料金:14.40Lv(=¥872)~

おわりに

あまり知名度が高くない、ブルガスのソルニツィ。
一面ピンクの「泳げる絶景」は、訪れる価値があります。

周辺の小さな町への観光の拠点としても便利なブルガス。
町の規模も大きすぎず、物価もそこまで高くないので、のんびりと滞在するのもいいかもしれません。

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