古代遺跡・レトロ・モダンが融合!お洒落なプロヴディフの観光スポット【ホステル・アクセス情報】

古代遺跡・レトロ・モダンが融合!お洒落なプロヴディフの観光スポット【ホステル・アクセス情報】

こんにちは!ブルガリアをのんびり旅行中、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ブルガリア中部に位置するプロヴディフ(Plovdiv)は、活気溢れるブルガリア第二の都市。

若々しいエネルギーに満ちたスタイリッシュでお洒落な町並みと、丘の上に広がるクラシックでレトロなオールドタウンが魅力的な町です。

その起源はローマ帝国時代にまで遡り、当時はフィリッポポリス(Philippopolis)と呼ばれていたプロヴディフには、ローマ時代の遺跡が町中の至る所に点在しています。

歴史好きも、レトロな町並み好きも、シティーライフ好きも、全ての人が楽しめるプロヴディフ。
今回の記事では、2019年の欧州文化首都にも選ばれたプロヴディフの観光スポットや魅力を解説します。

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プロヴディフ観光地図

黄色:バスステーション/鉄道駅
紫:ホステル
青:中心街の観光スポット
緑: オールドタウンの観光スポット

スタイリッシュなプロヴディフ中心街を散策

活気にあふれるプロヴディフの新市街は、歩行者天国のメインストリートであるクニャズ・アレクサンダル通りを中心に、パステルカラーのお洒落な建物が並ぶ美しい町並みが魅力的。

スタイリッシュなお店が並んでいると思ったら、急に現れるローマ時代の遺跡に驚かされることでしょう。

街歩きが楽しいプロヴディフ中心街の見どころを紹介します。

クニャズ・アレクサンダル1世通り

プロヴディフのメインストリートが、クニャズ・アレクサンダル1世通り(ul. Knyaz Alexander1)

パステルカラーのヨーロッパらしい建物が連なる通りはとても開放的で、常に多くのプロヴディフ市民で賑わいます。

実はこのクニャズ・アレクサンダル1世通りは、ヨーロッパで最も長い歩行者専用の通りでもあるのです。

ジュマヤ・モスクを境に、南側にはブティックやおしゃれなレストランが並ぶ高級感あふれるエリアが、北側にはアーティスティックで若者向けのカパナ地区が広がり、それぞれ異なった雰囲気なのも注目です。

ジュマヤ・モスク

プロヴディフのど真ん中に位置するのは、ジュマヤ・モスク(Dzhumaya Mosque)

15世紀半ばに建造された、バルカン半島で最も古いモスクの一つです。

モスクの周辺には、格安で食事ができるファストフード店や24時間営業の商店が点在し、プロヴディフのエネルギーが感じられます。

ローマ円形競技場

ジュマヤ・モスクのすぐ目の前には、ローマ時代の競技場の遺跡が。

1500年以上の時が経った現在でもジャズライブ等のイベントが定期的に開催されており、プロヴディフの文化の中心としての役割を果たしています。

シメオン皇帝公園

中心街南部に位置する広大なシメオン皇帝公園

プロヴディフ市民の憩いの場である公園には数々の噴水や銅像があるのですが、中でも注目なのが桃太郎の像です。

実はプロヴディフは、桃太郎伝説の発祥地である岡山県岡山市と姉妹都市だそうで、岡山市から寄贈されたものがこちらの桃太郎像だそう。

ブルガリア人が桃太郎を知っているのかどうかは甚だ疑問ではあるものの、写真撮影スポットとしては賑わっています。

レトロで可愛いプロヴディフのオールドタウン

「七つの丘の町」を自称しているプロヴディフ。

ポルトガルの七つの丘の町・リスボン在住だったのぶよからするとどうってことないのですが、それでも町中に結構な坂道があります。

中心街の東側の丘の上に位置するのが、プロヴディフのオールドタウン

ヨーロッパのオールドタウンというと、中世の雰囲気を色濃く残した町並みが一般的ですが、プロヴディフのオールドタウンは一味違います。

というのも、プロヴディフのオールドタウンの建物のほとんどは、18世紀~19世紀に建てられた比較的新しい時代のもので、近代のレトロ感が感じられる他に類を見ないものであるためです。

かねてから多くの芸術家たちに愛されたプロヴディフのオールドタウンは、現在でも多くのアーティストたちが静かな環境の中で制作活動に勤しむ、「生きたオールドタウン」と言えるでしょう。

オールドタウンの道路に敷かれている大小さまざまな石は、プロヴディフの七つの丘から運ばれたものだそうです。

美しいのですがかなり歩きにくいので、履きなれた靴での散策をお勧めします。

邸宅群

オールドタウンの一番の楽しみ方は、坂道が連なる町並みを思う存分散策することです。

中でも多く見かけるのが、レトロな外観と色使いが特徴の邸宅群

かつて高級住宅街として、多くの商人が豪華なお屋敷を建てたオールドタウンでは、その繁栄を現在に伝えるような瀟洒なお屋敷が点在しています。

そのうちのいくつかは、ミュージアムとして内部が公開されているので、当時の生活様式に興味がある人は入ってみるのもいいかもしれません。

張り出した二階部分を支える、屋敷の外側に設置された曲がった木の梁は、プロヴディフ独特の建築様式です。

↑不思議な曲線美を描いた建物も。

聖コンスタンティン・エレナ教会

オールドタウンの中心に位置するのが、聖コンスタンティン・エレナ教会(St. Konstantin and Elena)

4世紀のビザンツ帝国の皇帝であるコンスタンティヌス帝とその母ヘレナの名を冠した、プロヴディフで最も古い教会で、かつてのローマ帝国時代の初期キリスト教教会の土台の上に建てられたものです。

外壁のフレスコ画は圧巻で、内部もかなり豪華な造りとなっているので必見です。

フィリッポポリスの古代劇場

オールドタウン南部に位置するのが、プロヴディフがフィリッポポリスと呼ばれていたローマ時代に建造された古代劇場

2世紀にトラヤヌス帝によって築かれたもので、6000人を収容できるかなり大きな規模のものです。

現在では再建されており、コンサートやイベントが開かれることも。

古代遺跡をただ見るだけではなく、現代風に利用するのがプロヴディフ流なのかもしれません。

インフォメーション

フィリッポポリスの古代劇場

営業時間:全日 9:00~18:00
入場料:5Lv(=¥302)

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プロヴディフのクリエイティブ文化の中心・カパナ地区

プロヴディフ中心街の北側に位置する小さなエリアがカパナ地区(Kapana)です。

十数年前に起こった火事により、地区のほとんどの建物が廃墟と化してしまったのですが、その後はアーティストやクリエイターが集まる地区として再建されました。

ストリートアートやお洒落なカフェが点在する、プロヴディフで最もおしゃれなエリアに生まれ変わったカパナ地区は、地元の若者に大人気。

晴れた日には屋外のテラス席で思い思いの時間を過ごす人々で賑わいます。

また、カパナ地区には手芸品やハンドメイドの雑貨を売る店が多いのも特徴。

少し変わったお土産を探すにはもってこいのエリアです。

プロヴディフを一望する丘からの絶景も忘れずに!

七つの丘の町であるプロヴディフ。

それぞれの丘からは、プロヴディフの町並みを異なった角度から一望することができます。

ここでは、中心街から徒歩でアクセスできる三つの絶景ポイントを紹介します。

ネベト・テペ

オールドタウンの最北部に位置するのが、かつての城塞跡であるねネベト・テペ(Nebet Tepe)

ここからは、プロヴディフ中心街の町並みを一望することができます。

西向きに広がるネベト・テペは、夕日の名所としても有名。
夏の夕方になると、ビール片手に多くの地元民が集まります。

ダノフの丘

ネベト・テペから中心街を挟んで西に位置するのがダノフの丘(Danov Halm)

木々が生い茂った丘を登っていくと、町を見下ろすように時計台が立っています。

中心街からすぐの場所に位置しているので、散策ついでに立ち寄ってみるのもおすすめです。

ブナルジカの丘

ダノフの丘のさらに西に位置する高い丘がブナルジカの丘(Bunardzhika)

他の丘に比べて、結構な坂を登ることとなりますが、頂上からの眺めは格別で、中心街からオールドタウン、さらには町の南のロドピ山脈の山々まで一望できます。

頂上に立つ巨大な像は、「ロシア兵士の像」。

オスマン帝国からの独立を助けてくれたロシアとブルガリアのつながりは強く、ヨーロッパでは珍しく、現在でも良好な関係が保たれています。

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プロヴディフのホステル情報

プロヴディフのホステル選びのポイントは、中心街に宿泊すること

間違っても町の北東部に位置するオールドタウンに宿泊してはいけません。

なぜなら、オールドタウンはバスステーションから2km以上離れた坂の上に位置するだけでなく、レストランや商店など滞在に必要なお店の類が一切ないためです。

そんなこと知らずにオールドタウンのホステルを予約してしまったのぶよ。

ちょっとした買い物のためにいちいち坂を下って中心街までいかなくてはならないのはかなり不便に感じました。

Hikers Hostel

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料金:18Lv(=¥1090)
部屋:15ベッドドミトリー (朝食付き)

・立地:3/10

オールドタウン中心街にあるホステルです。

一見観光に便利そうですが、周辺に焦点の一つもないので、滞在面から考えると超不便です。

・アクセス:9/10

大きな看板が出ており、常に入口の門が開いているので簡単にチェックインできます。

・スタッフ:7/10

温かく迎えてくれたものの、ちょっと頭の中お花畑系なおばさんでした。

何となくコミュニケーションが通じ合わず、微妙に居心地が悪かったです。

・清潔さ:6/10

基本的には清潔なのですが、いかんせん超狭い部屋に15ものベッドがあるので、荷物を置くスペースなどがなく、かなり乱雑に感じました。

バスルームとトイレがちゃんと分かれていたのがせめてもの救いです。

・設備:6/10

広々とした庭があり、他の宿泊客とコミュニケーションをとりやすいのはメリット。

キッチンは簡易なものが庭にあるので、雨の場合や冬場はかなり不便だと思います。

シャワーはたった二つしかなく、収容人数のわりに少なすぎると感じました。

wi-fi:9/10

問題なくつながり、速度も完璧でした。

・雰囲気:9/10

THE・バックパッカー向けの雰囲気です。

宿泊している人ほぼ全員がオープンマインドで、良い雰囲気が感じられました。

逆に自分だけの時間を大切にしたい人には全く向かないと思います。

総合:7.0/10

とにかくロケーションがかなり不満でした。

また、超狭い部屋に三段ベッドが15台設置されているので、かなり窮屈。
軍隊の寮に押し込められたような感じになりました。

雰囲気はかなり良く、他の旅行者と仲良くなりたい人にはおすすめかもしれません。

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プロヴディフの市内交通・バスステーション情報

プロヴディフは1日でまわれるほどコンパクトな町で、観光の基本は徒歩となります。

しかしながら、行き先別に分かれた複数のバスステーションはそれぞれ市内中心部からは離れたところに位置しており、少々不便。

ここでは、プロヴディフの複数のバスステーションの情報と、それぞれのバスステーションのアクセスに利用できる市内路線バスの情報を解説します。

ユーグ(南)バスステーション

鉄道駅に隣接しているユーグ(南)バスステーションは、プロヴディフのメインのバスステーションです。

ソフィアやブラゴエフグラードなどブルガリア西部の都市や、黒海沿岸北部のヴァルナ、トルコのイスタンブールとを結ぶ国際バスが発着します。

セヴェル(北)バスステーション

プロヴディフ中心街から北に2kmほどの場所に位置するのが、セヴェル(北)バスステーション

黒海沿岸のブルガスやヴェリコ・タルノヴォなどブルガリア東部や中部へのバスが発着します。

ロドピ(Rodopi)バスステーション

鉄道駅の南側に位置する小さなバスステーションが、ロドピ(Rodopi)バスステーション

その名の通り、スモリャン(Smolyan)やバチコヴォ修道院(Bachkovo Monastery)など、プロヴディフ南部のロドピ山脈内の町を結ぶバスが発着します。

↑ロドピバスステーションの時刻表

小さいながらかなり近代的なバスステーションで、近くには大型スーパーマーケットもあるので何かと便利。
鉄道駅とは地下通路で直結しており、ユーグバスステーションまでも徒歩5分ほどです。

プロヴディフの市内路線バス

プロヴディフの市内交通は路線バスのみ。

料金は一律1Lv(=¥60)と安く、ドライバーから直接チケットを購入することができるので簡単に利用することができます。

旅行者が利用する機会が多い路線バス番号は以下の通りです。

12番:セベル(北)バスステーション~ユーグ(南バスステーション) / 15分に1本

21番/99番:セベル(北)バスステーション~カパナ地区北側(中心街北) / 10分に1本

7番/20番/26番:ユーグ(南)バスステーション~オールドタウン(中心街東) / 10分に1本

プロヴディフ~他都市間のアクセス

ブルガリア第二の都市であるプロヴディフ。

国土の中央付近に位置していることもあり、他都市とを結ぶバスや鉄道が多く走っています。

また、イスタンブールまで続く幹線道路も通っているので、トルコから/へ入国する人が必ず通る町でもあるプロヴディフ。

ここでは、プロヴディフと他都市間の移動情報を解説します。

ソフィア~プロヴディフ間のバス移動

ブルガリアの首都・ソフィアとプロヴディフ間は、多くの鉄道・バスで結ばれていて便利です。

バス

ユーグ(南)バスステーションから1時間に1本のバスが走っています。

所要時間:2時間半
料金:14Lv(=¥854)~

鉄道

1日13本の列車が走っています。

所要時間:2時間半~
料金:9Lv(=¥549)~

ブラゴエフグラード(リラの僧院)~プロヴディフ間のバス移動

ブラゴエフグラード(Blagoevgrad)は、ソフィアの南に位置する学生の町です。。

周辺には世界遺産のリラの僧院などの観光スポットがあり、ブルガリアに来たなら是非押さえておきたいもの。

プロヴディフのユーグ(南)バスステーションから1日2本の直行バスが出ています。

いちいちソフィアを経由してバスを乗り継ぐ必要がないので、プロヴディフからこの地域に直接行きたい人にはおすすめです。

所要時間:3時間半~4時間
料金:15Lv(=¥909)

ヴェリコ・タルノヴォ~プロヴディフ間のバス移動

ブルガリアの古都、ヴェリコ・タルノヴォ(Veliko Turnovo)とプロヴディフ間は、1日2本のバスが走っています。

プロヴディフではセヴェル(北)バスステーションの発着です。

所要時間:4時間半
料金:20Lv(=¥1228)

ブルガス~プロヴディフ間のバス移動

黒海沿いのブルガス(Burgas)とプロヴディフ間は、1日7本のバスが走っています。

プロヴディフではセヴェル(北)バスステーションの発着です。

所要時間:4時間
料金:19Lv(=¥1150)

ヴァルナ~プロヴディフ間のバス移動

黒海沿いのリゾートシティー・ヴァルナ(Varna)とプロヴディフ間は、1日2本のバスが走っています。

プロヴディフではユーグ(南)バスステーションの発着です。

所要時間:7時間
料金:22Lv(=¥1332)

イスタンブール~プロヴディフ間のバス移動

トルコのイスタンブールへは、ユーグ(南)バスステーションから多くのバスが走っています。

夜行便もあるので、宿泊費を節約新柄の移動も可能です。

所要時間:6時間~
料金:30Lv(=¥1816)~

おわりに

首都のソフィアに比べるとコンパクトで、魅力がぎゅっと詰まった町、プロヴディフ。

トルコとの国境からもほど近く、バスや列車が通っているので、イスタンブールからやってきた旅人にとって最初に立ち寄るヨーロッパの町であることも多いでしょう。

プロヴディフの若々しく開放的な雰囲気は、かつてより多くの旅人を迎え入れ、送り出し続けていることから来ているのかもしれません。

この町からヨーロッパの旅を始める人にも、この町を最後にヨーロッパを去る人にも、印象に残るヨーロッパの最初/最後の町となることでしょう。

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