ソフィア南部三大観光スポットへの行き方&まわり方まとめ【リラの僧院・七つの湖・メルニク】

ソフィア南部三大観光スポットへの行き方&まわり方まとめ【リラの僧院・七つの湖・メルニク】

こんにちは!ブルガリアをのんびり旅している、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ブルガリアの首都・ソフィア。

快適で居心地の良いこの町の滞在も楽しいですが、ソフィアを見ただけではブルガリアという国を語りつくすことはできません。

ソフィアの南部には、ピリン山脈に囲まれたブルガリアの地方部らしい雄大な風景が広がり、見どころも点在しています。

世界遺産のリラの僧院をはじめ、異世界のような風景が見られるリラの七つの湖や奇岩に囲まれたワインの村・メルニクなど、個性あふれる観光スポットが多いソフィア南部地域。

地図上ではそこまで距離があるように見えず、アクセスも簡単そうに思えますが、実際のところこれらの見どころを効率よくまわるためには少々コツが要ります

今回の記事では、ソフィア南部の三大観光スポットへのアクセス方法をできる限り詳細に解説していきます。

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ソフィア南部の三大観光スポット紹介

1.リラの僧院

世界遺産に指定されているリラの僧院は、ブルガリア旅行に来たなら絶対に外せない人気の観光スポットです。

建物全体に施された豪華なフレスコ画と、豪華な装飾がされた建物自体もとても魅力的ですが、リラの修道院観光の目玉は、何といってもこの地で神に祈りを捧げながら暮らす修道僧たちの生活を感じること。

「聖地」の名にふさわしい厳かな雰囲気は、信者でない私たちにとっても何か感じるものがあると思います。

2.リラの七つの湖

リラ修道院の背後に高くそびえるリラ国立公園。
その頂上付近にある「天空の湖」が、リラの七つの湖です。

まるで別の惑星に来てしまったかのような荒涼たる風景の中に青々と輝く湖の数々。

ブルガリア観光のハイライトと言っても過言ではないこの景色は、日本人にはほとんど知られていませんが、ブルガリア人の間では超話題のスポットとなっています。

3.メルニク村

ブルガリア南西部、ギリシャの国境にもほど近いメルニク村は、「ブルガリアで最も小さな村」の称号を持ちます。

「メルニクのピラミッド」と呼ばれる奇岩に囲まれた独特な風景がとても印象的な、ブルガリアの地方部らしい素朴な村です。

メルニクの名を一躍有名にしたのが、この地域でしか生産されていないブドウ品種を用いたメルニクワイン

小さな村の至る所に、自家製のワインを販売するワイナリーが点在しており、格安で見学&試飲が楽しめます。

ワイン好きなら是非とも訪れてみたいスポットです。

ソフィアから各見どころへのアクセス

ブルガリア各都市へのバスが出ているソフィアですが、上で紹介した南部の見どころへ直行のバスは本数が少なく不便です。

のぶよ的にはまったくおすすめできないのですが、どうしてもソフィアを基点に各見どころを訪れたい場合の移動情報を解説します。

上で紹介した三つの見どころ同士を直接結ぶバスは存在しません
後述しますが、それぞれの見どころの近郊の都市まで出て、バスを乗り換える必要があります。

ソフィア〜リラの僧院のアクセス

ほとんどの旅行者がソフィアから日帰りで訪れる、世界遺産・リラの修道院

ソフィアから世界遺産のリラの僧院へと直接向かうバスは1日1本(10:20発)のみで、ソフィア西バスステーション(Ovcha Kupel bus station)からの出発です。

リラの僧院からソフィアへ戻るバスも1日1本、15:00発です。

所要時間:2時間~2時間半
料金:11Lv(=¥671)~

つまり、このプランだとリラの僧院に到着するのが13時頃。
そこから帰りのバスの出発時刻である15時まで、およそ2時間ほどの観光時間となります。

リラの僧院の観光なら2時間あれば十分と言えますが、この時間帯は団体ツアーも多く訪れてとにかく人で溢れかえる時間帯。

行きも帰りも同じバスでの往復となるので、メンバーの顔触れもほぼ同じ。
もはや団体ツアーに参加しているのと変わりありません。

リラの僧院本来の、静寂に満ちた厳かな祈りの場の雰囲気を感じるなら、修道院内に宿泊してみるのもおすすめです。

ソフィア〜リラの七つの湖のアクセス

リラの七つの湖の観光拠点となるのが、サパレヴァ・バーニャ(Sapareva Banya)という小さな町。

ソフィアの西バスステーション(Ovcha Kupelバスステーション)から、1日1本(14:00発)のバスが出ています。

所要時間:1時間半
料金:6Lv(=¥366)

リラの七つの湖は、サパレヴァ・バーニャの町からさらに山奥のパニチシュテ(Panichishte)という集落までシャトルバスで行き(40分)、そこからチェアリフトに乗って山頂近くまで行き(30分)、ハイキングで巡る(最低3時間)というかなりアクセスに難ありな場所。

ソフィアからのバスがサパレヴァ・バーニャへ到着するのが15:30頃ですから、どう考えても日帰りで往復するのは不可能。
サパレヴァ・バーニャに1泊し、翌日にハイキングをすることとなります。

後述しますが、ソフィア~ドゥプニツァ~サパレヴァ・バーニャと乗り換えてアクセスすることで、ギリギリ日帰り可能となります。

ソフィア〜メルニクのアクセス

ブルガリアの首都・ソフィアのセントラルバスステーションから、1日1本(14:00発)のバスがメルニクまで走っています。

所要時間:4時間
料金:17Lv(=¥1055)

メルニクからソフィアへ向かうバスは1日1本(6:10発)しかないため、こちらも同日中の日帰りは不可能です。

メルニクに1泊するか、下で紹介する近郊の温泉保養地・サンダンスキ(Sandanski)で1泊することとなります。

メルニクの場合は、どのようにルートを組んでもソフィアからの日帰りは不可能です。

おすすめは、各見どころの近郊の都市を拠点とすること

以上でお分かりいただけたと思うのですが、ソフィアから各見どころへのアクセスは、バスの本数が限られているためかなり不便です。

リラの僧院を除いて、日帰りなんてもってのほか。
確実に現地一泊が必要となってしまいます。

しかし、諦めるのはまだ早い!
ソフィアを基点にするのではアクセスに難ありでも、各見どころの近郊に位置する中都市を基点とすれば、びっくりするくらいバスの本数が増えて、周遊の選択肢も広がるのです。

リラの七つの湖とリラの僧院間は、距離的には近いものの、バスはおろか道路すら通っていません。

唯一の移動手段は14時間のハイキングのみとなるので、本格的な登山が目的でないなら現実的ではありません。

ドゥプニツァ(Dupnitsa)

↑ドゥプニツァのバスステーション

ソフィアの南に位置する工業都市・ドゥプニツァ(Dupnitsa)は、リラの7つの湖観光の入口となるサパレヴァ・バーニャまで頻繁にバスが出ている町。

また、本数は1日2本と少ないものの、リラの僧院への直行バスも走っています

ドゥプニツァ自体に観光名所は全くなく、ホテルやゲストハウスもほとんどないので、ここに宿泊していろいろとまわるというよりも、単なる交通のハブと考えておいた方がいいでしょう。

↑ドゥプニツァ発のバス時刻表

ドゥプニツァからリラの七つの湖へ

↑サパレヴァ・バーニャ方面の路線バス

ドゥプニツァ~リラの7つの湖観光の入口となるサパレヴァ・バーニャ(Sapareva banya)までは、かなり頻繁に路線バスが走っています。

運行頻度:30分に1本
所要時間:30分~40分
料金:1.20Lv(=¥73)

サパレヴァ・バーニャからは、シャトルバスやチェアリフトに乗ってハイキングコースまでアクセス、その後3~5時間のハイキングで7つの湖を巡ります。

ドゥプニツァからリラの僧院へ

リラの僧院へのアクセス拠点のメインとなるのは後述するブラゴエフグラードですが、ドゥプニツァからもアクセスが可能です。

ドゥプニツァ~リラの僧院間は直行バスが運行されており、途中のリラ村で乗り換える必要がないのが大きなメリットです。

1日2本(6:40、14:15)
所要時間:1時間
料金:5Lv(=¥302)

ソフィア〜ドゥプニツァ間のアクセス

ソフィアの西バスステーション(Ovcha Kupel)から、1時間に1本の頻度でバスが出ています。

ドゥプニツァ発ソフィア行き最終バスは18:50発です。

所要時間:1時間半
料金:6Lv(=¥366)

早朝にソフィアを出発し、ドゥプニツァ、サパレヴァ・バーニャを経由してリラの7つの湖へとハイキング、その後ドゥプニツァまで戻り、最終バスでソフィアへと戻ることも時間的には可能です。

ブラゴエフグラード

↑ブラゴエフグラードのバスステーション

ブラゴエフグラード州の中心都市であるブラゴエフグラード(Blagoevgrad)は、町の人口の多くを学生が占める学生の町。

リラの僧院へのアクセスの拠点となる町で、リーズナブルなゲストハウスもいくつか点在しています。

↑ブラゴエフグラード発のバス時刻表

ブラゴエフグラードからリラの僧院へ

↑ブラゴエフグラード~リラ村間のバス

ブラゴエフグラードからリラの僧院への直行バスは出ていません

リラの修道院入口にあるリラ村(Rila)まで路線バスで行き、そこから修道院まで行くシャトルバスへの乗り換えが必要となります。

ブラゴエフグラード〜リラ村間

運行頻度:1時間に1本
所要時間:40分
料金:2Lv(=¥122)

リラ村〜リラの僧院間

運行頻度:1日4本 (リラ村発 7:40、12:40、15:10、15:50)
所要時間:40分
料金:2Lv(=¥122)

ソフィア〜ブラゴエフグラード間のアクセス

ソフィアの西バスステーション(Ovcha Kupel)から、1時間に1本の頻度でバスが出ています。

ブラゴエフグラード発ソフィア行きの最終バスは15:00発と早めなのでご注意を。

所要時間:2時間
料金:8Lv(=¥488)

ブラゴエフグラードからブルガリア第二の都市・プロヴディフ(Plovdiv)までは、1日3本(6:20、6:50、14:30)の直行バスが出ています。

いちいちソフィアに戻ってバスを乗り継ぐ必要がないので、この地域の観光後にプロヴディフへ行く人にはおすすめです。

所要時間:3時間半~4時間
料金:15Lv(=¥909)

プロヴディフの観光スポットはこちらの記事で紹介しています。

サンダンスキ

↑サンダンスキのバスステーション

ブルガリア南西部のサンダンスキ(Sandanski)は、古くから温泉保養地として栄えた町。

近郊のメルニクへのアクセスの拠点としても便利な町です。


↑サンダンスキ発のバス時刻表

サンダンスキからメルニクへのアクセス

↑サンダンスキ~メルニク~ロジェン間のミニバス

サンダンスキのバスステーションから、1日3本のミニバスがメルニクを通り、終点のロジェン(Rozhen)まで向かいます。

2019年9月現在のサンダンスキ発ロジェン行き時刻表 (平日・土日共通)

7:40、11:40、15:30

所要時間:45分
料金:3Lv(=¥182)
※メルニクまでは2.5Lv(=¥152)

※メルニク(ロジェン)からサンダンスキへ戻るバスは、8:50、13:00、17:10の1日3本です

ソフィア~サンダンスキ間のアクセス

ソフィアの中央バスステーションから1日5本、西バスステーションからも数本のバスが出ています。

サンダンスキ発ソフィア行きの最終バスは17:00発です。

所要時間:3時間
料金:12Lv(=¥734)

ドゥプニツァ、ブラゴエフグラード、サンダンスキ、各拠点都市間の移動

リラの僧院、リラの七つの湖、メルニクの三つの見どころ全てを効率よく回るためには、いちいちソフィアに戻ってはいけません。

それぞれの見どころの拠点となるドゥプニツァ、ブラゴエフグラード、サンダンスキ間を上手に移動しながら、各見どころへアクセスするのがコツです。

ここでは、拠点となる三都市間のアクセス情報を解説します。

ブラゴエフグラード〜ドゥプニツァ間のアクセス

1日8本(土日は1日5本)
所要時間:30分
料金:2.5Lv(=¥152)

ブラゴエフグラード〜サンダンスキ間のアクセス

1日7〜8本運行
所要時間:1時間
料金:5Lv(=¥304)

サンダンスキ〜ドゥプニツァ間のアクセス

1日1往復(ドゥプニツァ発8:20、サンダンスキ発14:45)
所要時間:1時間半
料金:6Lv(=¥366)

おわりに

日本語での情報が乏しい、ソフィア南部の観光スポットへのアクセス情報。

自身でまわってみてかなり不便を感じたので、まとめとして記事に残してみました。

バスの時刻表や料金などは変動する可能性があるものの、そこまで大きく減便となることは考えにくいです。

この地域を旅行する人の参考になれば幸いです。

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