ブルガリアで最も優雅な町!バロック建築麗しいルセ(Ruse)の観光スポット【アクセス・宿情報】

ブルガリアで最も優雅な町!バロック建築麗しいルセ(Ruse)の観光スポット【アクセス・宿情報】

こんにちは!ブルガリアに滞在してすでに1ヶ月、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ブルガリア北部に位地するルセ(Ruse)は、ドナウ川を挟んだ北側にルーマニアを望む国境の町。

新市街こそゴリゴリの共産主義感漂う町並みが広がるものの、歴史あるバロック調の建物が連なる旧市街は「ブルガリアで最もエレガントな町」と言われるほどです。

かつてからドナウ川を通して、ウイーンやブダペスト、ルーマニアと交流があったため、ブルガリアの他都市では見られない独特の優雅な町並みが作られたルセ。

周辺には、渓谷沿いに広がるルセンスキ・ロム(Rusenski Lom)国立公園があり、世界遺産に指定されている岩窟修道院などの見どころも点在しています。

今回の記事では、優雅な雰囲気漂うルセの観光スポットはもちろん、宿情報&アクセス情報も解説していきます。

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ルセの観光スポット

鉄道やバスでルセにやってきた旅行者はびっくりすることでしょう。

「ブルガリアで最もエレガントな町」と聞いて来たのに、鉄道駅/バスステーションを一歩出ると、ものすごく共産主義感漂う退廃的な町並みが広がっているのですから。

ご安心ください。
鉄道駅やバスステーションがあるのは、ルセの新市街。優雅な建物が連なる旧市街では、社会主義感は息をひそめます。

この強烈すぎる二つの異なった顔も、ルセの町の面白いところかもしれません。

ルセの町には観光スポット自体は少なく、美しい建物を眺めながら散策するのが一番の楽しみ方
いろいろなテーマのミュージアムも点在しているので、気になったものはチェックしてみてもいいかもしれません。

ルセ観光地図

黄色:鉄道駅/バスステーション
紫:宿
灰色:観光案内所
青:観光スポット

ルセ歴史地区の街歩き

散策のスタート地点は、ルセで最も歴史が深いルセ歴史地区の中心、アレクサンダル・バテンベルグ広場から。

先史時代から続くルセで発掘された品々が展示がされているルセ地域歴史博物館が目印です。

四方をバロック調の美しい建物に囲まれた小さな広場の中央には、花々に彩られた噴水が。
この噴水、とても変なんです。

女性の彫刻に水を浴びせかけるドラゴン。
ご覧ください。このポーズ、この表情。

確実に嫌がっています。そしてなんだか性的(笑)

誰がどうしてこんな発想を得て作ったのかわかりませんが、のぶよはこの場所を「性なる噴水」と呼ぶことにしました。

広場の反対側には、ルセ地域の歴史を語る書物が保管されているリューベン・カラヴェロフ図書館もあり、その美しい外観は要チェックです。

アレクサンダル・バテンベルグ広場から東に続くのが、歩行者専用のルセのメインストリート、アレクサンドロフスカ通りです。

ルセ旧市街中心部の街歩き

「リトル・ウイーン」と称されるように美しい建物が連なるアレクサンドロフスカ通りを東に行くこと500mほどで、ルセ旧市街の中心であるスヴォボダ広場(自由広場)へとたどり着きます。

自由のモニュメントが中央にそびえるスヴォドダ広場は、ブルガリアの共産主義時代には町の中心だった場所。
かつての面影を感じさせる建物もいくつか残っています。

広場の北側にある裁判所や、南側にある市庁舎は共産主義そのもの。
バロック調の町並み中でかなり異質な存在です。

スヴォボダ広場の西側にある大きな建物が、聖オグニャノフ劇場

ウイーンにあってもおかしくないほど優雅な外観です。

広場の東側には、かわいらしい時計がつけられた建物が。

実はこの建物、ブルガリアで初めて時計をつけて建てられた建物なのだそうです。

かねてからドナウ川の水運によって他国と交流があったルセの町には「ブルガリアで初めて」を称するスポットが数多くあり、ルセの人々はそれをとても誇らしげに思っています。

スヴォボダ広場近くの観光案内所の向かいにあるこちらの建物は、かつて「ブルガリアで初めての薬局」として営業していた場所だそう。

また、「ブルガリアで初めてのオペラ劇場」であるルセ州立オペラ劇場もスヴォボダ広場すぐ近くにあります。

「ブルガリアで初めて鉄道が通った」のもルセ。
旧市街東側の郊外には、かつての駅舎を改築した国立交通博物館もあるので、興味がある人は訪れてみてはいかがでしょうか。

旧市街から北に500mほど歩くと、そこはもうルーマニアとの国境です。

雄大に流れるドナウ川。
手が届くほど近くに見える、ルーマニアの緑あふれる対岸の風景。

暮れていく空とともに、8か月前に旅していたルーマニアでの日々を思い出してなんだか感傷的な気分になりました。

ルセ近郊のルセンスキ・ロム国立公園

ルセ市内の美しい建築を満喫したら、是非郊外へと足をのばしてみましょう。

ルセから鉄道やバスで南に30分ほどの場所にはルセンスキ・ロム国立公園があり、渓谷沿いに広がる絶景が見られる人気のデイトリップ先となっています。

ルセンスキ・ロム国立公園で絶対に外せないのが、ブルガリアではこの地域にしかない岩窟教会

かつてオスマン帝国の侵略を受けたブルガリア。
キリスト教に対する圧力がかかる中でも信仰を守ろうとした人々が、人里離れた場所に隠れるようにして作り上げたものだそうです。

イヴァノヴォの岩窟教会群」として世界遺産にも指定されており、内部の石の壁一面に描かれたフレスコ画の美しさには息を呑みます。

交通の便は良いとは言えず、かなりの距離を歩かなければなりませんが、ルセに滞在するなら是非訪れておきたいスポットです。

ルセの宿情報

2019年現在、ドミトリーがあるホステルがないルセ。
個室のゲストハウスやアパート、ホテルに宿泊するしか選択肢がないのが現状です。

ルセの町は意外とだだっぴろく、鉄道駅~中心街までは2km近く距離があります。

のぶよが宿泊したのは、そのちょうど中間に位置する個人の部屋貸しスタイルの宿でした。

Guest House Venezia

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料金:25Lv(=1503)
部屋:トリプルルーム一人利用 ※シャワー・トイレ付

・立地:8/10

鉄道駅/バスステーションから徒歩10分ほど、中心街までも徒歩10分ほどと、便利な立地です。

宿から徒歩10秒のところに大型スーパーがあるのもポイント高めでした。

・アクセス:6/10

看板が全く出ておらず、住所表示されている通りをちょっと入ったところにあるのでかなりわかりにくいです。

のぶよはあらかじめ到着時刻を連絡しておいたため、宿の人が待っていてくれたのでチェックインはスムーズでしたが、そうでない場合は途方にくれてしまうかも。
(宿の人は別の場所に住んでいるようです)

・スタッフ:8/10

とても感じの良いおばさんが対応してくれました。

英語はほとんど通じませんが、笑顔とボディーランゲージでなんとかなります。

・清潔さ:7/10

部屋、バスルームともに清潔なのですが、いかんせん建物が古いです。

・設備:7/10

自分専用のテラスがあるのが良かったです。

冷蔵庫と電子レンジが室内にあるものの、湯沸し器やコップがないのでちょっとした自炊も難しいかもしれません。

wi-fi:10/10

速度、接続ともに全く問題ありません。

・雰囲気:8/10

自分専用の部屋と言った感じなので、誰の目を気にすることなくのんびりすることができます。

テラスのそばに大型犬がいてグルグル唸っているので、犬が好きではない人は厳しいかも。

総合:7.7/10

ルセで最安値の宿ですが、立地と快適さは問題ありませんでした。

ただ、このクオリティーでこの値段は少々高いような気がします。

とはいえ、自分専用の空間でのんびりできるのは大きなプラス。
スーパーも近く、ちょっとした買い物にも便利なのも良かったです。

チェックインだけはちゃんと連絡しておかないとややこしいことになりそうなので、事前に電話連絡しておくのがいいと思います。

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ルセ~各都市間のアクセス

↑共産主義感しかない、ルセの鉄道駅内部

ブルガリア北部、ルーマニアとの国境に位置するルセ。

ブルガリアの他都市からは少々距離があるため、アクセス方法は限られてきます。

ここでは、ルセへの直行バス・列車が走っている都市とのアクセスを紹介します。

↑ルセのユーグ(南バスステーション)を出発するバスの時刻表

ソフィア~ルセのアクセス

ブルガリアの首都・ソフィアとルセ間は、バス、鉄道いずれでのアクセスも可能です。

バス

ルセのユーグ(南)バスステーション~ソフィアの中央バスステーション間を1日5本のバスが走っています。

所要時間:4時間半
料金:28Lv(=¥1684)~

鉄道

1日7本の直通列車が二都市を結んでいます。

所要時間:6~7時間
料金:18.90Lv(=¥1153)~

ヴァルナ~ルセのアクセス

「ブルガリアの夏の首都」と称される、黒海沿岸のヴァルナとルセ間は、鉄道・バスのいずれでもアクセス可能です。

バス

ルセのユーグ(南)バスステーション~ヴァルナのバスステーション間を1日3~4本のバスが走っています。

所要時間:3時間30分
料金:16Lv(=¥960)~

鉄道

1日2本の直通列車が二都市を結んでいます。

所要時間:3時間40分
料金:12.60Lv(=¥756)~

ヴェリコ・タルノヴォ~ルセのアクセス

かつてのブルガリア王国の首都、ヴェリコ・タルノヴォ~ルセ間は、バスの利用が基本となります。

鉄道でもアクセス可能なものの、ルセ~ヴェリコ・タルノヴォへの直通列車は存在せず、乗り継ぎの連絡もあまり良くないためおすすめしません。

バス

ルセのユーグ(南)バスステーション~ヴェリコ・タルノヴォのザパド(西)バスステーション間を1日4本のバスが走っています。

所要時間:3時間30分
料金:10Lv(=¥601)~

ブカレスト(ルーマニア)~ルセのアクセス

ルセはドナウ川を挟んでルーマニアに面する国境の町。

ルーマニア南部に位置する首都のブカレストへは、1日3本の鉄道で簡単にアクセスできます。

所要時間:3時間半
料金:25Lv(=¥1503)~

ルセはブルガリア側最後の町。
ルセ→ブカレストと移動する場合は、出国審査はルセの駅構内で行われるため、出発時刻の最低30分前には鉄道駅に到着しているようにしましょう。

おわりに

優雅で華やかな雰囲気の中心街で、のんびりとした滞在が楽しめるルセ。
近郊の岩窟教会群と合わせて、ゆっくりと散策を楽しみたい町です。

しかしながら、町が観光に力を入れ始めてからまだ間もないルセでは、観光客向けのインフラが整備しつくされてはいないのが現状。

↑ボロボロの建物も目立つ

これから注目されるようになって、更なる発展をしていくのが楽しみです。

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