こんにちは!ジョージア中西部をのんびりと旅行中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ジョージア中央部・イメレティ地方の中心都市と言えばクタイシ(Kutaisi / ქუთაისი)。
首都・トビリシに次ぐジョージア第二の都市で、人口15万人ほどを誇ります。
(日本的には「地方都市レベル」の人口ですが、ジョージア的にはかなり大きな町)
欧米からのLCC(格安航空会社)が就航する国際空港もあり、ジョージアへの玄関口としての顔も持ち合わせます。

旅行者や長期滞在者に人気のトビリシやバトゥミなどの都市に対して、クタイシはなぜか見落とされがち。
コレ!と言った特徴にやや乏しかったり、あまり多くの情報がネットに出回っていないためでしょう。
しかしながら、古くから西ジョージア一帯の中心都市として栄えたクタイシの歴史は深く、市内にも周辺にもたくさんの見どころが点在している穴場の観光都市なのです。


・ヨーロッパ調に統一された中心街や旧市街
・ソ連時代の雰囲気が色濃く残る市場周辺
・町の中央を流れるリオニ川の緑あふれる風景
など、好みに合わせて様々な楽しみ方ができるのがクタイシ観光最大の魅力です。

今回の記事は、あまり話題に挙がることがないクタイシの観光情報を徹底解説したもの。
これを読んでおけばクタイシと周辺エリアの観光はバッチリ!な内容となっています。
クタイシ市内観光で絶対にしたい5つのこと
クタイシ市内観光の基本情報(地図/所要時間)
【クタイシ観光地図】
【クタイシ観光の移動手段】
クタイシ中心街はさほど大きくないため、全ての見どころは徒歩でまわることが可能です。
中心街は基本的に平坦なので、体力面での心配も必要ないでしょう。
観光ハイライトとなるバグラティ大聖堂のみ高台にあるため、坂を登りたくないならタクシー利用をすることとなるでしょう。
【クタイシ市内観光の所要時間】
クタイシ中心街の見どころは小さなエリアにギュッと詰まっているのが特徴。
急ぎ足でまわれば、全ての見どころを丸一日でまわることも可能です。
いっぽう、町の優雅さとカオス感が入り混じる独特の雰囲気をのんびりと味わいながら観光するなら、2日間に分けてまわるのもアリです!
①元・世界遺産!バグラティ大聖堂を見学する ハイライト!

クタイシ中心街の北側の丘の上に堂々と建つバグラティ大聖堂(Bagrati Cathedral / ბაგრატის ტაძარი)は、文句なしのクタイシ観光のハイライト。
クタイシを訪れてこの場所を観光しない旅行者はおそらくいないでしょう。


ジョージア国内全体を見てもかなり大きな聖堂の一つで、丘の上の広大な敷地にどっしりと佇む姿がかなり絵になります。
バグラティ大聖堂は、中世グルジア王国の黄金期である11世紀の建造。
その後、17世紀にはオスマン帝国軍の砲撃によって破壊されて廃墟となりますが、再建されました。


かつてはユネスコの世界遺産に登録されていたバグラティ大聖堂ですが、2017年には世界遺産剥奪という不名誉な扱いとなりました。
その理由が、中世当時の建築様式を尊重することなくリノベーションされてしまったため。
聖堂上部にアクセスするためのモダンなエレベーターが設置され、オリジナルとは異なる屋根を付けたりと「せっかくの歴史ある建物を台無しにした」という理由だそうです。

世界遺産であろうがなかろうが、地元の人にとっては中世から町を見守る大切な聖地であることには変わりありません。
礼拝の時間を告げる鐘の音が響き渡ると、多くの人々がお祈りをするために聖堂へと集まってきます。


建物自体はリノベーションされてしまったもので、内部もかなり新しく見えるバグラティ大聖堂。
歴史的な価値は失われてしまったかもしれませんが、この場所から眺めるクタイシの町並みは、昔も今も美しいままです。

響き渡る鐘の音を聞きながら西日に染まる町を眺めていると、何とも言えないノスタルジックな気持ちに包まれる不思議な聖地でした。
②中心街~旧市街エリアを散策する

クタイシ中心街と旧市街は「どこからどこが」と明確に線引きできないほど、隣り合わせで交じり合っています。
・コルキスの噴水やオペラ座がある広場付近が中心街
・クタイシ公園の南西側が旧市街
と大まかに覚えておくのが便利。
いずれも徒歩5分~10分ほどで行き来できます。
コルキスの噴水 ハイライト!

クタイシ中心街の円形の広場の中央に位置するコルキスの噴水(Colchis Fountain / კოლხური შადრევანი)は、クタイシを象徴する見どころの一つ。
観光ポスター等にもよく使われることから知名度も高く、人気の撮影スポットとなっています。
多くの人は、「うわー黄金の噴水!きれーい!」と写真を撮って足早に去っていきますが、実はこの噴水こそがクタイシの歴史を象徴している場所です。


「コルキス」というのは、古代に西ジョージア一帯を支配したコルキス王国のこと。
特産の金を使った装飾品を黒海経由で交易することで栄え、数多くの黄金細工が発掘されています。
コルキスの噴水では、実際にクタイシ周辺で発掘された黄金の出土品のレプリカが飾られており、牛や山羊など古代において神聖視されていた動物たちが多いのはそのため。
タマダと呼ばれる、ジョージアの宴会において指揮をとる「宴会部長」のような存在の人の像もあるのでお見逃しなく!

これら黄金の像が発掘されたのは、ヴァニと呼ばれるクタイシ周辺の小さな町。
クタイシからデイトリップで訪れることも可能なので、古代史が好きな人はぜひ足をのばしてみては?
オペラ座

クタイシ公園の西側に建つのがオペラ座。
建物はとても美しく、屋根の上には彫刻が展示されています。
オペラ座を正面にして、左に行くか右に行くかで町の雰囲気が大きく変わるのがポイント。
・左側(南西):クタイシ旧市街エリア(ヨーロッパ調)
・右側(北西):市場周辺のローカルエリア(ソ連風)
驚くほどにエリアの雰囲気がガラリと変わります。
旧市街散策

オペラ座から南西方面に広がるのがクタイシ旧市街。
「旧市街」というと観光客向けの店ばかりが集まり、地元民はまず訪れないような都市も多い(トビリシなんてその最たるもの)ですが、クタイシに関しては話が別。
中心街と旧市街の境目が曖昧なため、地元の人が買い物や食事に訪れる「生きた旧市街」といった雰囲気なのです。


ロシア帝国調の重厚な建物が連なるクタイシ旧市街は、これまで見てきたジョージアのどの町よりも「ヨーロッパ風」。
規模こそそこまで大きくはないですが、もしジョージア滞在でクタイシに最初に訪れていたら、「ジョージアはヨーロッパ!」的なキラキラ系になっていたかもしれません(笑)
ストリートアート広場

優雅な雰囲気が漂うクタイシ旧市街の一角には、地元の若者が集まるストリートアート広場があります。
長方形の広場には、地元民に人気のパン屋やファストフード店などがあり、のぶよおすすめのクタイシ風ケバブ専門店もこの広場のすぐ外にあります。

ジョージア文字をモチーフにしたストリートアートが多く見られ、写真撮影にはぴったりな広場。
伝統とポップさが見事に融合した空間となっていました。
ヴィトゥシニスキー薬局

クタイシ旧市街南側の一角にある小さな薬局は、19世紀に営業していたヴィトゥシニスキー薬局の跡地(現在N4という別の薬局が入っている)。
クタイシで唯一、伝統の古い技術で薬を調合している薬局だそうで、名前が変わった現在でもその秘伝のレシピは受け継がれているそうです。
ジョージアに古くから伝わるコーカサスの秘薬、試してみては?(のぶよは絶対にやだ)
③クタイシ市場でソ連を感じる ハイライト!

優雅な雰囲気の旧市街散策を楽しんだ後は、クタイシという町が持つもう一つの顔を見にいきましょう。
中心街北西部一帯のクタイシ市場(Kutaisi market)を中心としたエリアでは、ジョージアという国の平常運転であるソ連的な風景が見られます。
絶対に見逃せないのが、市場入口付近にあるソ連時代の巨大なレリーフ。


ソ連美術のお決まりではあるのですが、「いったい何を表しているのかわからない」というのはこのレリーフにも共通。
とにかく巨大で精巧に作られているので、ぜひ時間をかけて鑑賞しましょう。
(地元の人からは「なんでこんなもの見てるんだ?」と不思議そうな顔をされること必至)
クタイシ市場はかなり大きな敷地を占めています。
場内は食品/場外は衣料品や日用雑貨、と大まかに分かれており、どちらもかなりローカルな雰囲気。


市場の内部には、野菜やチーズなどを売る店から、スパイス類を売る店まで…
食料品は全てここでそろいます。

本当はもう少し時間をかけて散策したかったのですが、2020年はコロナウイルスの影響もあり、人が多く集まる場所は何となく嫌だったので、早めに退散することに。
この地方名産のワインや食品などが格安で手に入るでしょうし、平常時なら時間をかけて見学するのがおすすめです。

クタイシ市場周辺の町並みは、先ほど散策した旧市街とはまるで同じ町とは思えないほど。
徒歩5分でこれだけ雰囲気が変わる町もなかなかないと思います。
地元の人達の生活を垣間見ることができ、程良いカオス感も含めて楽しめるエリアでした。
④リオニ川沿いで自然を感じる

クタイシの中央を流れるリオニ川。
古くはこの地域一帯を指す名前にもなっていたほどで、西ジョージアの人々にとっては重要な川の一つです。
リオニ川にはいくつかのレトロな橋が架かっており、橋めぐりをするのも楽しいもの。
大都市の真ん中だとは思えないような、川沿いの素朴な風景も見逃せません!
ホワイト・ブリッジ ハイライト!

旧市街の西に位置するのが、クタイシの橋の中で最も有名なホワイト・ブリッジ(თეთრი ხიდი)。
その名の通り欄干や街灯が白に統一されていて、とても美しいです。
1850年に完成した歴史ある橋で、橋の一部の透明になっている部分には、ジョージアの著名な詩人たちの作品の一説が引用されて描かれています。
ホワイト・ブリッジの撮影スポットとして人気なのが、帽子を持った少年の像 ▼


このホワイト・ブリッジは、かつては地元の少年たちの間で「度胸試し」の舞台となっていた場所。
彼らは、橋から下を流れるリオニ川へと飛び込んで勇気を証明したそう。
帽子の男の子の銅像も、おそらく川に飛び込む前に帽子を渡そうとする様子を表現したものでしょう。
オクロス・チャルダヒ

ホワイト・ブリッジの東側にある小さな建物が、オクロス・チャルダヒ(Okros Chardakhi)と呼ばれるもの。
一見すると何の変哲もない普通の古い家のようですが、実は17世紀~18世紀にかけてクタイシ周辺を治めたイメレティ王の宮殿の跡地なのです。
当時は、現在の旧市街エリアにかけて巨大な宮殿があったそうですが、現存しているのはこのオクロス・チャルダヒのみ。
リオニ川を望む絶好のロケーションに建っており、王が友人と食事や宴をするための場所だったそうです。


▲ オクロス・チャルダヒのすぐ横には、感じの良いオープンテラスのレストランが。
ここからもリオニ川の美しい眺めが見られるので、観光の合間の休憩にはぴったりです。
ベシク・ガバシュヴィリ公園

リオニ川の対岸に位置する丘の上にあるベシク・ガバシュヴィリ公園(Besik Gabashvili Park)は、遊園地を併設した地元民の憩いの場所。
クタイシの町並みとリオニ川が織りなす風景を望む絶景スポットでもあります。
ホワイト・ブリッジ東側からロープウェイ(1GEL=¥32)で手軽にアクセスすることも可能なので、時間が許すなら訪れてみましょう。
レッド・ブリッジ

ソ連感漂うクタイシ市場周辺からリオニ川へとのびるレッド・ブリッジ(Red Bridge)。
フランス人建築家による建造で1862年に完成したものです。
「フランス人建築家による建造」ということで、クタイシでは「パリのエッフェル塔を建設した会社によって造られた橋」と信じられているそうですが…真実はいかに(笑)
くさり橋

クタイシ中心街からバグラティ大聖堂がある丘へと向かう際に通ることとなるのがくさり橋(The Chain Bridge)。
1770年代に完成したクタイシで最も古い橋ですが、オリジナルは木造のシンプルなもので「ロイヤル・ブリッジ」と呼ばれていました。
1850年代になって、くさりが付いた鉄筋の橋に架け替えられて現在の姿となりました。

くさり橋からは、リオニ川対岸の素朴な風景を望むことができます。
まるでジョージア地方部を訪れたかのような、古き良き田舎感漂う風景ですが、ここはクタイシのど真ん中。
大都市でありながら、のんびりとした空気が漂うクタイシの魅力に気付くことができるでしょう。
⑤名物ケバブを味わう オススメ!

「これを食べずしてクタイシを語るな!」と地元の人がとにかく激推ししてくるのが、クタイシ風ケバブ。
通常のジョージアのケバブと言えば、ひき肉を棒状に固めたものを炭火で焼くだけですが、クタイシでは特製のソースにどっぷりと浸した状態で提供されます。
トマトやビールがベースだというこのソース、とにかく絶品です。
肉のジューシーさももちろん素晴らしく、ビールがどんどん減っていくという副作用付き(笑)
店のローカル感も素晴らしく、昔ながらの良心的な価格なのも大きな魅力です。
地元民の知名度100%なクタイシ風ケバブの名店の記事は別に書いているので、そちらもぜひ! ▼
クタイシ近郊の観光スポット
クタイシの市内観光を済ませたら、周辺に点在する見どころへと足をのばしましょう。
イメレティ地方の美しい自然を感じられる場所から、世界遺産の修道院、ソ連時代の廃墟リゾートに天然温泉まで…
好みに合わせた場所に気軽にデイトリップで訪れられる点も、クタイシの魅力の一つです。
クタイシ近郊の観光スポットの基本情報(地図/所要時間)
【クタイシ近郊の観光スポットマップ】
【クタイシ近郊の観光スポットへのアクセス】
この記事で紹介する全ての場所へは、マルシュルートカ(乗り合いミニバス)を利用して個人でアクセスすることが可能です。
気をつけなければならないのが、クタイシ~近郊を結ぶマルシュルートカは、行き先によって出発地が異なる点。
「マルシュルートカ=バスステーション発着」と安易に考えるのは禁物です!
また、クタイシ~各スポット間は距離もさほどあるわけではないので、タクシーを半日~1日チャーターしてしまうのも一つの手。
相場は6時間ほどで1台100GEL(=¥3200)~ですが、事前の交渉が必須です。
【クタイシ近郊スポット観光の所要時間】
それぞれの見どころは、どれも数時間~半日程度でまわれるものがほとんどなので、近い場所はセットで訪れることも可能です。
・ゲラティ修道院 + モツァメタ修道院:半日~
・ツカルトゥボ:半日~1日
・マルトヴィリ:1日*
・ディハシュホ温泉 + ヴァニ:1日
*マルトヴィリの周辺には他にも見どころがある(クタイシからはアクセスしづらい)ので、できれば現地に宿泊して数日間かけて観光するのがおすすめです。
どこまでまわるか&何に興味があるかによって、クタイシ近郊スポットの観光にかかる日数は変わりますが、当記事で紹介している場所に全て訪れるなら市内観光 + 3日が最低限必要な日数となります。
中世のフレスコ画に感動!ゲラティ修道院 世界遺産

クタイシ周辺エリアで絶対に訪れたいのが、世界遺産に指定されているゲラティ修道院(Gelati Monastery / გელათის მონასტერი)。
1106年建造とかなりの歴史を持つ修道院で、この地方の人々の信仰の中心として愛され続けている場所です。
イメレティ地方の広大な大地を見渡すロケーションも素晴らしいゲラティ修道院ですが、一番の見どころは一面がフレスコ画で彩られた聖堂内部。

これらは全て12世紀~17世紀にかけてのオリジナルだと言うのですから驚きです。
ゲラティ修道院の敷地には、中世ジョージア王国の最盛期を担ったダヴィット建設王が眠るお墓もあり、こちらも要チェックです!
(クタイシの国際空港である「ダヴィット建設王空港」の名前も彼からとられています)
伝説香る絶景の聖地!モツァメタ修道院

ゲラティ修道院とセットで訪れたいのが、一枚岩の上に凛と立つモツァメタ修道院(Motsameta Monastery / მოწამეთას მონასტერი)。
1845年建造と歴史は浅いものの、その独特のロケーションがジョージア人国内観光客に大人気となっています。
モツァメタ修道院にはいくつかの伝説が根付いているのもポイント。
「願いが叶うトンネル」もあるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ソ連時代の廃墟めぐり!ツカルトゥボ

のぶよのようにソ連建築やソ連美術に興味がある数少ない仲間におすすめしたいのが、ツカルトゥボ(Tskaltubo / წყალტუბო)。
ヒーリング効果のある温泉が湧き出していることで知られ、ソ連時代には一大保養地として大いに栄えた温泉リゾートだった町です。
なぜ「だった」と過去形なのかというと、ソ連崩壊&ジョージアの独立とともに多くのホテルや温泉施設が廃業し、その後30年に渡って放置された「廃墟リゾート」と化しているため。
時が止まったようなソ連的な風景を求めるなら、これ以上のスポットはないでしょう。
渓谷と聖地の町!マルトヴィリ

行政区分的にはお隣のサメグレロ地方に属するマルトヴィリ(Martvili / მარტვილი)ですが、実はクタイシからのアクセスが最も便利。
美しい渓谷があることでジョージア人国内旅行者に絶大な人気を誇る町ですが、外国人旅行者の間での知名度は低く、穴場の観光地と言えます。

自然の美しさ以外にも、町を見下ろす高台には由緒正しきマルトヴィリ修道院があり、「信仰の町」としての一面も持ち合わせているマルトヴィリ。
クタイシからの日帰りも可能ですが、マルトヴィリ周辺には他にも見どころがたくさん。
「古き良きジョージアの地方部」の雰囲気を感じながら、のんびりと滞在するスタイルが一番かもしれません。
ディハシュホ温泉

周囲2kmほどに何もない、見渡す限りの原野の中にコンコンと湧くディハシュホ温泉(Dikhashkho / დიხაშხო)は、のぶよ的に絶対に訪れてほしい超おすすめスポットです。
日本の有名温泉地顔負けの、青みがかった乳白色のお湯には感動すること間違いなし。
適温&ほど良い硫黄の香りでお肌もツルッツルになる素晴らしい泉質の温泉なのです。
ほとんど知られていない&情報もないスポットですが、個人でもアクセスできるのも嬉しい点。
コーカサスの小国でワイルドな温泉体験…なんて、素敵すぎます!
ヴァニ遺跡

ディハシュホ温泉とセットで訪れたいのが、ヴァニという地方都市にある考古学博物館。
クタイシ中心街にある「コルキスの噴水」の項で触れましたが、コルキス王国が西ジョージアを支配していた2500年前ほどの町の遺跡で、発掘された黄金の装飾品や石碑などが展示されています。
博物館の敷地内には2000年以上前の神殿の跡が多く残っており、悠久の過去に思いを馳せながら、ジョージアの長い歴史を学ぶことができるのです。
コメント