イスタンブールらしい喧騒を味わう!バザール地区のエリア別観光スポット【まわり方・交通】

イスタンブールらしい喧騒を味わう!バザール地区のエリア別観光スポット【まわり方・交通】

こんにちは!イスタンブールを満喫中、世界半周中のののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

イスタンブール観光で外せないのが、グランドバザールの観光

バザールとはイスラム圏の市場のことで、イスタンブールのグランドバザールはその名の通り半端じゃない規模を誇ります。

オリエンタルな雑貨や小物を売る店が所狭しと並ぶグランドバザール。
買い物好きでも、ただ見るだけでも楽しむことができます。

時間がない人はグランドバザール内部だけをさっと見学して他のエリアへと移ってしまいますが、実はグランドバザールの周辺にはそのほかにも観光スポットが目白押し。

かつてスパイスが売られていたエジプシャン・バザールや、オスマン帝国の偉大なスルタン・スレイマン1世が眠るスレイマニエ・モスクなど、比較的広い範囲に見どころが点在しているのが特徴です。

今回の記事では、グランドバザールを中心としたバザール地区の観光スポットを紹介します。
各エリアの観光の所要時間や交通、上手なまわり方なども解説しているので、観光の参考にしてください。

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バザール地区観光の基礎知識

バザール地区の3つの観光エリア

バザール地区は大きく三つのエリアに分かれます。

・グランドバザール周辺エリア
・エジプシャン・バザール周辺
・スレイマニエ・モスク周辺エリア

各エリアともになかなか広く、散策には少々時間がかかるものと考えておきましょう。

一番低い場所にあるエジプシャン・バザール周辺エリアグランドバザール周辺エリア/スレイマニエ・モスク周辺エリアは上り坂となっていますが、グランドバザール周辺エリアスレイマニエ・モスク周辺エリア間は丘の上の平坦な道のりです。

グランドバザール周辺エリアの観光スポット

最初に紹介するのは、バザール地区の観光のハイライトとなるグランドバザールとその周辺エリア

迷路のように入り組んだグランドバザールの喧騒と人ごみを抜けて外へ出ると、さらに場外市場が広がっており、イスタンブールの活気とオリエンタルな雰囲気を肌で感じることができるエリアです。

グランドバザール

イスタンブール観光のハイライトの一つであるグランド・バザール(Kapalı Çarşı)

1461年に小さな倉庫群として整備されたこの場所は、時を経るにつれて巨大化していき、現在の姿になりました。

地図を持っていても迷ってしまうほど、細く入り組んだ路地が連なるバザール内は、独特の熱気に包まれていて、ただ歩き回るだけでも楽しいです。

右から左から声をかけてくる客引きたちを上手にかわしながら、お土産さがしをするのが一番の楽しみ方。

午後にはかなり多くの観光客が訪れるので、ゆっくりとショッピングを楽しみたいなら午前中がおすすめです。

場外市場

グランドバザールの喧騒と人ごみに疲れて外に出ると、さらに続く場外市場の活気に驚かされることでしょう。

グランドバザールの東西の入口から北に向かって延びる場外市場。
曜日や時間帯によっては、グランドバザール内並みの人が集まります。

グランドバザールから距離をおくほど、売られている商品には日用品や生活用品が多く見られるようになります。

坂道に位置する場外市場の風景を見るだけでも、異国の地に来たことを実感させられることでしょう。

エジプシャン・バザール周辺の観光スポット

グランドバザール周辺エリアの北側、アジア側とヨーロッパ側を結ぶ連絡船やボスポラス海峡クルーズの船が出航するエミノニュ地区のすぐ南側に位置するのが、エジプシャン・バザール

観光客向け感が強いグランドバザール周辺エリアに比べると、地元の人向け感が強いのが特徴です。

エジプシャン・バザール西側にはリュステム・パシャ・モスク(Rüstem Paşa Camii)を中心とした場外市場が広がり、さらにローカルな雰囲気となります。

エジプシャン・バザール

「エジプト市場」という意味のエジプシャン・バザール(Mısır Çarşısı)は、グランドバザールに比べるとかなりこぢんまりとした印象。

17世紀半ばに整備されたエジプシャン・バザールは、何もエジプト人商人が利用していたわけではありません。

当時、オスマン帝国領だったエジプトから輸入された商品には、普通よりも高い税率が適用されており、このバザールの建物はその恩恵を受けて建設されたためにこの名がついたそう。

かつては、シルクロードを渡って中国やインドなどからやってくる隊商部隊の最終到達地点となった場所でもあり、栄華を誇りました。

改装されて間もないのか、エジプシャン・バザール内部はかなり綺麗に整備されている印象。
売られている商品に関しては、スパイスや食料品などが多く見られます。

エジプシャン・バザールの別名は「スパイス・バザール」。
ずらりと並ぶスパイスショップから漂うエスニックな香りに包まれていると、納得できるネーミングです。

場外市場

グランドバザール周辺と同様、エジプシャン・バザールの西側には場外市場が広がっています。

中央に位置するのはリュステム・パシャ・モスク。
残念なことに、2019年11月現在観光客の立ち入りはできなくなっています。

きれいに整備されたエジプシャンバザールとは対照的な、雑多な雰囲気が特徴で、売られている商品のほとんどは日用品や食料品。
そのため、常に多くの地元の人で混雑しています。

ここでぜひ挑戦したいのが、ロクム(lokum)という名物スイーツ。

正方形のグミのようなお菓子で、色とりどりの見た目がとても美しいです。

無料で味見させてくれるお店も多いので、遠慮せずに挑戦してみましょう。

他にも、スパイスや茶葉を売る店、コーヒー豆を売る店など、イスタンブールの人々の食生活に欠かせない場所となっていることがわかります。

メフメト4世の霊廟

エジプシャンバザール前の広場に建つのが、メフメト4世の霊廟(Hatice Turhan Sultan Türbesi)

カラフルに彩られているのは外観だけでなく、内部も細部にわたって装飾がされています。

メフメト4世は、オスマン帝国で不安定な政治情勢が続いた17世紀半ば~後半にスルタンとして即位した人物。
政治には無関心で狩猟に興じてばかりだったという「問題児スルタン」でした。

ニューモスク

エジプシャン・バザールの正面に建つ大きなモスクがニューモスク(Yeni Cami)です。

その名前とは裏腹に、1597年建造という歴史あるモスクで、後に作られたエジプシャン・バザールとは回廊を通してつながっていました。

有名なブルーモスクを思わせるような外観は、一見の価値ありです。

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スレイマニエ・モスク周辺の観光スポット

バザール地区西側の丘の上に堂々と建つスレイマニエ・モスクを中心としたエリアは、イスタンブール中心街にありながらも観光客の数がぐっと少なくなる穴場エリア。

イスタンブールの一般の人々が居住するエリアでもあり、素顔のイスタンブールを感じることができます。

スレイマニエ・モスクの庭から金角湾とイスタンブール新市街の絶景を眺めるのもお忘れなく!

スレイマニエ・モスク

金角湾を見晴らす丘の上に建つスレイマニエ・モスク(Süleymaniye Camii)は、淡い青色の外観が大変美しい巨大なモスク。

その名の通り、オスマン帝国の拡大に成功したスルタン・スレイマン1世の命により1557年に建設されたものです。

巨大なドーム型天井を持つモスク内部はとても上品な美しさ。
アヤ・ソフィア聖堂を彷彿とさせますが、観光客の数はかなり少なめです。

この素晴らしいモスクは、建築家のミマール・シナン(Mimar Sinan)によるもの。

イスラム文化圏の建築学を学ぶものの中で知らぬものはいないほど有名な建築家で、イスタンブールの多くの美しい建物を設計したことでも知られています。

アヤ・ソフィア大聖堂前にあるハセキ・ヒュレム・スルタン・ハマム(Ayasofya Hürrem Sultan Hamamı)も彼の設計によるもの。

↑アヤ・ソフィア聖堂の目の前にある、ハセキ・ヒュレム・スルタン・ハマム

言われてみれば、なんとなくその個性が見えてくるような気がします。

シナンの墓は、スレイマニエ・モスクの北側にひっそりとあるので、お見逃しなく。

現在でも「偉大なスルタン」と評価されるスレイマン1世。
彼はこのスレイマニエ・モスクをただの祈りの場以上のものとすることを考えました。

↑キュリイェの丸屋根の先にボスポラス海峡を望む

彼が建設を命じたのは、モスクを取り囲むように、キュリイェ(Külliye)。
現在で言うとショッピングセンターのようなな複合施設で、イスラムの学校や病院、ハマムなど、市民生活に必要な施設をこの場所に集めたのです。

現在でもキュリエの建物自体は、モスク周囲に残ってはいるものの、整備されておらず立ち入ることはできません。

スレイマン1世の棺は、現在でもモスク東部にある霊廟内に残っており、こちらも要チェック。

500年の時を越えて、偉大な皇帝と対面することができます。

スレイマニエ・モスクでもう一つ見逃してはいけないのが、敷地北部にある庭からの絶景

金角湾とイスタンブール新市街、その奥にはボスポラス海峡を隔てたアジア側の町まで、全てを見渡すことができます。

手前にいくつもある丸屋根が、すでに解説したキュリイェ。
美しい風景とのコントラストがとても素敵でした。

ヴァレンス水道橋

スレイマニエ・モスクから南西へ1kmほどのところにあるのが、ローマ帝国時代に起源をもつヴァレンス水道橋(Bozdoğan Su Kemeri)

4世紀に当時のローマ皇帝・ヴァレンス(Valens)により築かれた水道橋を、オスマン帝国統治時代に再建したものです。

イスタンブールでは古代から良質の水の確保が大きな問題であり、ヴァレンス水道橋は町の北西20kmのところに位置するベオグラードの森から市内へと水を運ぶ役割を果たしていました。

イスタンブールに運ばれた水は、地下宮殿と呼ばれる貯水施設に貯められ、人々の喉を潤してきました。

現在のヴァレンス水道橋は幹線道路上にあり、全くもって観光地化されてはいません。

1500年前に築かれた水道橋を猛スピードで走り抜けていく車を眺めていると、イスタンブールという町が持つ古代から現在までの悠久の歴史を感じずにはいられません。

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バザール地区観光に必要な時間&上手なまわり方

バザール地区観光地図

黄色:路面電車/地下鉄駅
赤:グランドバザール周辺の観光スポット
青:エジプシャン・バザール周辺の観光スポット
緑:スレイマニエ・モスク周辺の観光スポット

バザール地区観光に必要な時間

バザール地区観光に必要な時間は、ショッピングにどれだけ時間をかけるかによって大きく変わってきます

特に、お土産屋が無限に並ぶグランドバザールは、買い物好きなら一日いても飽きないでしょう。

純粋な観光だけの時間を考えると、

・グランドバザールと周辺:2時間
・エジプシャン・バザール周辺:1時間~
・スレイマニエ・モスク周辺:1時間~

となり、移動時間を入れても半日あれば急ぎ足でまわることが可能です。

バザール地区の交通&まわり方

バザール地区は比較的広いですが、エリア間の交通手段はあまり充実しておらず、徒歩での観光が基本となります。

できるだけ歩く距離を少なく&下り坂のコースにするためには、スレイマニエ・モスク周辺→グランドバザール周辺→エジプシャン・バザール周辺の順にまわるのがおすすめ

スレイマニエ・モスク周辺エリア観光の起点となるのは、地下鉄2号線のVezneciler駅
ここから、ヴァレンス水道橋、スレイマニエ・モスクを観光し、グランドバザールへと向かいます。

グランドバザール観光後は、北側の場外市場の坂を下ってエジプシャン・バザール周辺へとアクセス。
その後、すぐそばのエミノニュ駅からトラムヴァイ(路面電車)1号線に乗って他地区へ移動というもの。

全て平坦な道か下り坂なので、距離の割に楽に散策することができるでしょう。

もう一つのまわり方としては、グランドバザール地区観光後にスルタンアフメット地区に移動して観光すること。

グランドバザールからスルタンアフメット広場(アヤ・ソフィアやブルーモスクがあるところ)までは徒歩10~15分ほど。
トラムヴァイ(路面電車)1号線で一駅とすぐ近くに位置しています。

残ったエジプシャン・バザール周辺エリアはエミノニュ地区にほど近く、ガラタ橋観光や新市街地区観光と組み合わせることも可能です。

イスタンブールの現地ツアー&アクティビティ


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おわりに

古くから東西のさまざまな品物が取引されてきたイスタンブールのバザール地区。

路地の喧騒の中を歩いていると、昔から続く交易都市としてのイスタンブールの雰囲気を感じられることでしょう。

また、今回紹介した以外にも美しく歴史あるモスクが点在しているのもバザール地区の特徴の一つ。
一つ一つ訪れて、建築様式の違いを観察してみるのも面白いかもしれません。

どのエリアも決して治安は悪くないものの、人が集まるエリアではスリなどの犯罪も多数報告されているそうなので、持ち物への注意はお忘れなく!

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