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コメント

  1. めんこ より:

    美味しいと紹介してるモノは既にサバサンドじゃ無い
    サバタコスじゃないか。しかも醤油で味付けって…
    大阪で美味しいからって広島焼き食べてる様なもん。
    例え味が合わなくても、普通のサバサンドを食べるかな
    あの雑に置いてる感じ最高に美味しそうだし。炭火焼とかに拘るなら最初から家で食べる。

    • 小山 のぶよ より:

      めんこ様

      コメントいただきありがとうございます。
      ご存じないようでございますので、僭越ながら「サバサンド」の定義についてお話させていただきます。

      そもそも、トルコには「サバサンド」というものはなく、日本の旅行会社や旅行者の間で俗称として呼ばれていたものが定着したもので、現地トルコでは通じません。(英語で”Mackerel sandwich”と言っても、ほとんど理解してもらえないでしょう。)

      日本人が「サバサンド」として話題にしているものは、Balık ekmek(パンに魚を挟んだもの)やBalık Dürüm(当記事で紹介しているロールタイプのもの)などの種類がございまして、店によって通常のパンを用いるか薄いピタパンを用いるかは変わります。英語名は”Fish kebab”となり、魚を焼いたものを何らかの生地に挟んだものということとなります。
      また、トルコ語のBalıkは「魚」という意味なので、原則どんな魚を使ったものでも「サバサンド」と呼ばれ得るのです。
      イスタンブールの金角湾周辺は古くからサバが良く取れて安価だったため広がっているだけであって、私たち日本人がイメージする「サバサンド」の中身はイワシやアジ、カレイであることもあるほどなので。

      ですから、「これはサバサンドだ/ではない」という議論は、「サバサンドたるもの」の前提が成り立たない詭弁となってしまいます。(そもそも私たち日本人が、現地トルコに存在しない「サバのサンドイッチ」という概念を勝手に内輪で広げたものにに過ぎません)

      また、おっしゃっている「タコス」の定義がよくわからないのですが、メキシコ料理のタコスのことでしたら、あちらではタコス=生地に具が巻かれた状態で提供されるものではありません。おそらくブリトーか何かとお間違えになっているのではないでしょうか。一度「普通のタコス」についてお調べになることをおすすめさせていただきます。

      先述の通り、「普通の」サバサンドというものは存在しませんし、どのような味を好むかは人それぞれ変わります。
      イスタンブールは本当に素晴らしい町です。ぜひ、めんこさまがご希望のように、屋台で雑に焼き置かれた骨だらけの、生ぬるくて生臭い「普通の」サバサンドを食べて、楽しいイスタンブールの思い出がより彩り深いものとなりますよう、心からお祈りしております。

  2. とおりすがり より:

    この情報は凄く良いですね。名物うまいものなし、と言いますが、要は評判にあぐらをかいて努力をしなくなった、というだけですからね。
    私としては小山さんのお考えに完全に同意で、しょせん(って言ったら怒られるか?)、B級グルメの類なので、醤油を導入しようが何しようが、美味しいことが第一です。こんなもん(ってのもまた失礼?)に伝統求める方がバカ、本末転倒です。魚介類+醤油(およびそれに類した発酵調味料)があうのは万国共通。勝手な想像だけど、ローマ伝統のガルムを使ったらさらに地中海風味になるかもしれないですね。

    • 小山 のぶよ より:

      とおりすがり様

      コメントありがとうございます。

      トルコあるあるなのかもしれませんが、「有名になる→手を抜き始める→それを真似た他のお店の方が安くて美味しいものを提供するようになる」という流れがあるように感じます。
      言ってしまえば、その辺で大量にとれるサバをどこにでもあるパンに挟んだだけの料理(と呼べるのか微妙ですが)なので、同じ値段を出すなら美味しい方が良いと思います。

      「ガルム」という調味料を知らずに調べたのですが、魚醤のようなものだということで…絶対に合いますね(笑)
      アジアでよくある魚醤とは風味が異なるということなので、個人的にとても興味があります。

  3. joyfulwinner より:

    美味しそうなサバロール?
    トルティーヤか何かで巻いているのでしょうか?
    ロシアに住んでるYouTuberの方がめちゃめちゃ美味しいと言っていたので気になって調べて拝見しました。
    調味料は何を使っているのですか?
    ザクロソースとかスマック、チリオイル?
    レシピは調べても分からないので教えて欲しいです。
    トルコまで行けないので分かったら家で炭火で再現したいです。

    • 小山 のぶよ より:

      joyfulwinner様

      コメントいただきありがとうございます。

      トルコのサバサンド(サバロール?)は、ラヴァシュと呼ばれる薄いピタパンのような生地で巻いてあります。
      調味料はお店によって若干異なるとは思いますが、炭火で焼いたサバ(骨を丁寧に取り除く)を塩コショウと各種スパイス(レッドチリ/クミン等)で味付けし、仕上げに醤油をかけていました。スマックが入るお店もあったと思いますが、ザクロソースは入っていませんでした。
      レタス、玉ねぎなどの野菜と一緒に出来上がったサバをラヴァシュに包んで、最後に表裏を再び炭火で焼いて香ばしさを追加していました。

      スパイスさえあれば、現地の味にかなり近づけるような気がします。もちろん、スパイスがなくてもサバのふんわりとした食感と香ばしさは健在だと思います。

      ご参考となれば幸いです!

  4. ゆってぃ より:

    本日からイスタンブール滞在です。
    サバサンドの情報参考にさせて頂きました。
    ボスポラス海峡クルーズに行った帰り、
    折角だからサバサンドを食べようと思い、
    最初はエミノニュ地区のお店に入る予定でしたが、
    ネットで検索していたら、のぶよさんのブログを発見。
    ブログに載っていた地図を頼りに行ったら
    カラョイの魚市場前にありました。
    物価高の影響か70トルコリラと値段は
    上がっていましたが、ブログの情報通り、
    生臭さや小骨などは全くなく、
    とても美味しいかったです。

  5. まるがり住職 より:

    2023年5月、イスタンブールに2週間滞在中、サバサンドを数回食べに行きました。
    こちらに書いてある通り、ガラタ橋の西(ヨーロッパ側)と東(アジア側)ではサバサンドが雲泥の差。

    東側の発泡スチロールを積み重ねて台にしている店のサバサンドは70TL(約490円)。
    焼いたサバを骨抜きし、野菜やスパイスを加え、
    レモンを擦り付け、出来上がりまで約5〜10分。
    そのことを知らずに注文して待たされた時は、
    「すぐできるんちゃうん?」と思ってたけど、作り方を見て、反省。すごく丁寧。
    受け取ったサバサンドはスパイシーで旨みがあり、想像していた味とほぼ一緒。
    贅沢言うなら、マヨネーズを少し追加したら、100点の味。
    受けとったサバサンドを持って、ガラタ橋付近を行き交う船が見える所に行き、
    そこでを食べるサバサンドに感動。滞在中、4回食べに行ったほどの美味しさ。

    一方、西側にある店は最低最悪。
    提供までの時間は速いのは良いのですが、パンが思ってたより小さく、
    サバは脂が抜けすぎてパサパサで旨みもなく美味しくない。
    卓上のレモン汁をかけても美味しくならない。
    美味しくするためにはマヨネーズが必要。そんな味。
    しかもテーブルの周りにひっきりなしに売り子が来て、
    ピクルスどう?ジュースどう?ムール貝どう?と騒がしいし、
    テーブル満席で待っている人も多く、全然落ち着かない。
    景色も見えず、ただ食べて、店を出るだけの感じ。
    だんだんテンションが下がってくる。
    有名になりすぎて、ほっといても客が来る→手を抜いても大丈夫、な感じが見え、
    二度と行きたくない店に認定。

    これからイスタンブールでサバサンドを食べたいと思っている方は、
    東側の発泡スチロールに「70」と書かれた所で食べることをお勧めします。

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