イスタンブールのアジア側はグルメ天国!ローカルグルメ店6軒を紹介。

イスタンブールのアジア側はグルメ天国!ローカルグルメ店6軒を紹介。

こんにちは!イスタンブールを満喫中、世界半周中のののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

イスタンブールのアジア側は、ヨーロッパ側に比べて観光客が極端に少ないエリア。

多くの観光客は、観光スポットが目白押しの旧市街や移動に便利な新市街に宿泊し、アジア側へは数時間のデイトリップでやってくることが多く、中には全くアジア側に足を踏み入れないという人も。

そんな現状を一番喜んでいるのが、アジア側に住む地元の人
もはや観光地化されすぎて、住む場所とは呼べなくなりつつあるイスタンブールのヨーロッパ側を脱出し、普通のイスタンブールの生活ができるアジア側へ移住する人は年々増加しているそうです。

アジア側を散策してみると、確かに観光客の姿は稀。
観光客向けのお土産屋やレストランもかなり少なく、地元の人の生活の場としての雰囲気がとても色濃いです。

地元の人が多い=安くて美味しいローカルフードが食べられるということ。

特に、アジア側最大の地区であるカドゥキョイ地区は、ローカルフード天国。
角を曲がればローカルフード店を見つけられるほど、さまざまなバリエーションの料理が安く食べられるお店が点在しています。

「トルコ料理全部そろってるよ~さあ、どれにする?」的な、どれも結局中途半端に終わって、しかも高いという旧市街の観光客向けレストランのようなものが存在しないのもポイント。

小さなお店ばかりで、どこも一つのメニューとその派生形を専門に扱うものばかりなのが特徴的です。

今回の記事では、イスタンブールの食い倒れの街・カドゥキョイ地区で、安く気軽に利用できるおすすめのストリートフード店6軒を紹介します。

読み終わるころには、きっとアジア側に行きたくなっているあなたがいるはず!

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イスタンブール・アジア側名物グルメ店1:濡れバーガー

のぶよ的トルコの三大ストリートフードと言えば、ドネル・ケバブ、キョフテ・エキメッキ(ミートボール入りサンドイッチ)、そして濡れバーガー

トルコ語では「ウスラク・ハンブルゲル(ıslak hamburger)」と呼ばれ、意味はそのまま「濡れたハンバーガー」です。

本来のハンバーガーは、ソースを塗ったパンに肉や野菜を挟むだけで出来上がりですが、トルコの濡れバーガーはその名の通りしっとりと濡れているのです。

それは、具を挟んだ状態のハンバーガーを特性の蒸し器で蒸しているため。
肉まんのようなふんわりとした蒸し方ではなく、「びっしょり」という擬音がぴったりな蒸し方で提供されます。

そんな濡れバーガーが美味しいお店が、カドゥキョイの港近くのミュヒュルダル通り(Mühürdar Cd)に位置する“Kizilkayalar”
店頭にはドネルケバブの横にほかほかに蒸された濡れバーガーが山積みになっているのですぐにわかります。

Kizilkayalarでは、濡れバーガーを「ハンバーガー」や「チーズバーガー」と普通に呼びますが、知らない人はびっくりするはず(笑)

のぶよが注文したのは「ハンバーガー」、5.5TL(=¥103)。

トマトソースの香りが漂う濡れバーガー。
その一口目から、初めての食感に驚きます

かなり湿度高めな日本の梅雨を思わせるジメジメ感。
それでいて、たっぷり入ったソースはまるでピザソースのよう。酸味と甘みが絶妙なバランスです。

もちろん中にはパティ(肉)が入っており、こちらも絶品。

サイズもちょうど良く、街歩きがてらの軽食にはぴったりです。

インフォメーション

Kizilkayalar

住所:Caferağa, Mühürdar Cd. 16/A, 34710 Kadıköy/İstanbul
営業時間:全日 7:30~1:00

※イスタンブール新市街のタクシム広場にも支店あり

イスタンブール・アジア側名物グルメ店2:メネメン

続いて紹介するのが、トルコの朝食の定番である家庭料理・メネメンの専門店・Meşhur Menemenci Cemal Polat

バーが並ぶ賑やかなエリアの裏路地にひっそりと店を構える地元の人に大人気のお店です。

メネメン(Menemen)とは、トルコ風スクランブルエッグのこと
トマトをベースに、玉ねぎやパプリカなどお好みの野菜を入れるだけの簡単な料理です。

しかしながら、Meşhur Menemenci Cemal Polatはそんな超シンプルな料理であるメネメンの専門店。
メニューにあるのは、メネメン+トッピングと飲み物だけという潔さです。

注文が入ってから一つ一つ小さなフライパンで調理してくれ、そのフライパンごと提供されるスタイル。

このお店のメネメンは、よくある卵主体のスクランブルエッグ感が強いものとは一線を画しています。
なぜなら、トマトやカボチャ、パプリカなどをじっくりと煮込んだ野菜のスープが主体で、卵はあくまでも脇役といった扱いのため。

煮込まれてペースト状になった野菜と卵はとても良い香り。
無料でついてくるエキメック(トルコ風フランスパン)をひたしていただきます!

一口食べてびっくり。
これまで食べたメネメンとは全く異なる食感と風味で、もはや別の料理です。

カボチャの甘味がとても強く、そのほかの野菜も良い具合にそれぞれの旨味を主張しています。

のぶよが注文したのはベーシックなメネメン(11TL=¥207)ですが、鶏肉入りやポテト入りなど、トッピングのバリエーションはとても豊富。
おなかの空き具合と気分で、お好みのものを選ぶのが良いと思います。

パンのお変わりが欲しくなるほどの絶品メネメン。
「ただのスクランブルエッグでしょ?」なんて思わずに、ぜひこちらのお店で挑戦してみてください。

きっとその概念が変わるはずです。

インフォメーション

Meşhur Menemenci Cemal Polat

住所:Osmanağa, Pavlonya Sk. No:16, 34714 Kadıköy/İstanbul
営業時間:全日 7:00~20:00

イスタンブール・アジア側名物グルメ店3:チーキョフテ

数ある絶品トルコ料理の中でも、のぶよの三本の指に入る絶品がチーキョフテ(Çiğ köfte)

キョフテ(köfte)とは、トルコをはじめ中東やバルカン半島で広く食べられるミートボールのことなのですが、チーキョフテは全くの別物。

「チー」とはトルコ語で「生」の意味。
つまり、本来の意味は「生肉のミートボール」なのです。

もともとはトルコ南東部のクルド人地域の郷土料理であるチーキョフテは、生の羊肉を挽いて団子状にしたもの。
しかしながら生肉という性質上、保存がきかないため、大衆向けに販売するには難あり。
そのため、現在トルコ全土で広く食されるチーキョフテには肉は使われません。

その変わり、玄米をつぶしてペースト状にしたものが用いられます。

そんなチーキョフテを気軽に食べられるのが、“Çiğköfteci Sait”

カドゥキョイ地区の東部、繁華街から少し離れたエリアに位置しています。

ここはチーキョフテの専門店。
メニューはチーキョフテのラップサンド5TLか、家庭用のチーキョフテお持ち帰りセット250g、500gの三つのみ。
専門性が高すぎます(笑)

愛想の良いおじさんが一人でやっていて、自家製のチーキョフテは常に絶品。
注文が入ると、慣れた手つきでチーキョフテを団子状にし、生地に塗っていきます。

そこにレタス、ルッコラ、トマトなどの新鮮な野菜をたっぷりと乗せて、秘伝のソースとレモンをかけたものをクルクル巻きあげて出来上がり。
かなりシンプルです。

どんなものか一口食べてみて、びっくり。
これ、まじで美味しいです。今まで食べたことのない味。

新鮮そのものの野菜のみずみずしさはもちろん、ペーストの味付けがとても独特。
かなりスパイシーで、エスニックな味がします。

このお店の最大のポイントは、巻き上げる前にかけた秘伝のソース。
なんとこのソース、おじさんの自家製。12TL(=¥225)でソースだけ購入することも可能です。

このソースの味を何と表現したら良いのでしょうか。
甘味、酸味、旨味、コク、全てが一緒になった完璧な味です。

例えるなら、日本のウスターソースの酸味を強くした感じ。
このソース一本あれば、どんな料理でも美味しくなりそうです。
(結局荷物になるのを分かりつつもソースを購入しました。)

肉は入っていないものの、玄米のペーストがたっぷり入っているので意外とお腹が膨れるのも嬉しいポイント。

ここのチーキョフテを食べるためだけにでもカドゥキョイを訪れる価値がある。
そう断言できるほどに絶品のお店です。

インフォメーション

Çiğköfteci Sait

住所:Osmanağa, Hasırcı Başı Cd. No:24/C, 34714 Kadıköy/İstanbul
営業時間:全日 12:00~23:00

※チーキョフテが無くなり次第営業終了となります。
一度21:30ごろに訪問したら、すでに売り切れだったのでお早めにどうぞ。

イスタンブール・アジア側名物グルメ店4:バクラヴァ

トルコが誇る豊かな食文化は、オスマン帝国時代に起源を持つスイーツにも見られます。

代表的なのが、バクラヴァ(Baklava)という焼き菓子。

何層にも重ねたパイ生地にはちみつをたっぷり染み込ませたもので、見た目の美しさもさる事ながら、甘さ控えめの絶品スイーツです。

カドゥキョイ地区でリーズナブルにバクラヴァが食べられるカフェが”Bosphorus Şam Tatlıları”

バクラヴァを始め、様々な種類の自家製の焼き菓子が豊富に揃っています。

自家製スイーツの盛り合わせ9TL(=¥169)は、イスタンブールの他の店ではなかなか見られない低価格。

もちろん、好みのものを好きなだけ選んで、量り売りで買うこともできます。

こちらのバクラヴァは、生地に染み込んだはちみつがジュワっと口の中で広がる絶品。
その食感と上品な甘みは、日本では絶対に味わえないものです。

甘すぎないので、万人受けする味なのもポイント。

テラス席で行き交う人を眺めながらのチャイとバクラヴァで、気分はオスマン帝国にタイムスリップしたようです。

インフォメーション

Bosphorus Şam Tatlıları

住所:Caferağa, 34710, General Asım Gündüz Cd. 77-79, 34710 Kadıköy/İstanbul
営業時間:全日 8:00~22:00 (日曜10:00~)

イスタンブール・アジア側名物グルメ店5:ハムスィ・タヴァ

カドゥキョイ港から徒歩数分、多くの人が行き交うトラムヴァイ3号線のチャルスィ(Çarşı)停留所前にあるのが”Kadıköy Çarşı Balıkçısı”

格安でシーフードやピデ(トルコ風ピザ)などを提供している庶民的な食堂で、もはやGoogle Mapにすら表示されません(笑)

すぐそばの路地は魚屋が軒を連ねる市場という地の理もあって、名物は格安のシーフードです。

Kadıköy Çarşı Balıkçısıで是非挑戦したいのが、ハムスィ・タヴァ(Hamsi Tava)
アンチョビを円形になるように並べて油で揚げたものです。

店内にはハムスィ・タヴァを作る専門の人がおり、常に揚げたてを提供してくれます。

注文から10分ほどで到着したのは、ハムスィ・タヴァとサラダ、パンがセットになったもの。
このボリュームで10TL(=¥189)はかなりお得だと思います。

レモン汁とチリペッパーをかけていただく、カラっと揚がったアンチョビ。
油っこさは全くなく、口の中に旨味が広がります。

付け合わせのパンは中が空洞になっているので、魚と野菜を挟んでサンドイッチのようにして食べるのもおすすめ

ハムスィ・タヴァ以外にも、今やイスタンブール名物となったサバサンドも売っており、価格は有名なガラタ橋の店の半額近い8TL(=¥150)。

その他のメニューも、格安なのにとても美味しそう。
気軽に利用できる庶民的な雰囲気も魅力のおすすめの食堂です。

イスタンブール・アジア側名物グルメ店6:ギョズレメ

気づかないと通り過ぎてしまうような、半地下にある“Bütme Evi”は、トルコ風パンケーキのギョズレメ(Gözleme)の専門店。

ギョズレメとは、生地から作られる薄い生地の中に具を挟んだものを専用の円形の鉄板で焼き上げたもの。

ほとんどの場合、客から見える場所でおばちゃんが生地からギョズレメを作って焼いている様子を見ることができます。

今回紹介するBütme Eviのギョズレメも、もちろん生地からの手作り。

基本のギョズレメ11TL(=¥207)に、お好みの具をトッピングできるシステムで、トッピング一つ1TL(=¥18)と、とにかく格安です。

のぶよはネギと鶏肉入りのギョズレメを注文したのですが、これが大正解。
ネギの香ばしさが強く、本当に美味しかったです。

薄い生地の表面はカリッとしていて、中身はもっちり。
焼き具合も最高です。

ぎっしりと詰まった具と独特の食感は、韓国料理のチヂミを思い出させます。

バターとヨーグルト、漬物が付いてくるので、途中で味を変えながら食べてみるのもいいでしょう。

おばちゃんが一枚一枚手作りする絶品ギョズレメ。
カドゥキョイ地区で是非食べていただきたいおすすめの一品です。

インフォメーション

Bütme Evi

住所:Caferağa, Sarrafali Sokak No 16 /A, 34710 Kadıköy/İstanbul
営業時間:全日10:30~22:30

おわりに

今回の記事で紹介した6軒のお店の地図がこちら。

ヨーロッパ側からのデイトリップで、今回紹介したグルメを全て制覇するのはなかなか厳しいものがあるので、ぜひカドゥキョイ地区に宿泊していろいろと挑戦してみるのがおすすめです。

観光客の多くはヨーロッパ側のスルタンアフメット地区(旧市街)や新市街に宿泊しますが、アジア側のカドゥキョイは穴場の宿泊スポット

観光スポットが多いヨーロッパ側へは、頻発しているヴァプール(フェリー)で20分ほどでアクセスできますし、宿やレストランのコストパフォーマンスはヨーロッパ側に比べて最強です。

観光客が少ないアジア側で暮らすようにのんびり滞在しながら、ヨーロッパ側の観光地をまわり、食事は安くてローカルなアジア側で。
という新しいイスタンブール滞在スタイル、かなりおすすめですよ。

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