こんにちは!ジョージア滞在も4か月目、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
滞在した国の物価から、旅行に必要な1日の予算を考えていく「世界の物価シリーズ」。
今回はジョージア編です!
旅人の間では、物価が安いことで有名なジョージア。
「1ヶ月5万で生活できる!」
「いや、3万あればいける!」
など、その抜群のコストパフォーマンスがかなり評判となっています。
物価が安い&それなりのインフラが整っているということで、長期滞在者にも人気のジョージア。
世界でおそらくここだけ、日本人がビザなしで1年間滞在可能という、ものすごく寛大な入国システムも人気の理由となっています。
というわけで今回の記事は、実際に長期滞在中ののぶよが、ジョージアの物価について語っていくもの。
短期旅行にも長期滞在にも…
ジョージアの物価感覚をつかむのにきっと役立つはず!
追記:2023年1月10日
2022年2月のウクライナ戦争勃発以降、ジョージアの物価は急騰しています。
本記事内(2020年)の「激安ジョージア」時代に比べると、すべての値段が2倍~3倍になっている状態です。
円安の影響も依然として大きく、もはや格安で滞在できる国ではなくなってしまいました…
2022年&2023年のジョージアの物価に関しては別記事にまとめているので、気になる人はチェックを。▼
追記:2024年1月4日
2024年に入り、これまでの物価上昇はだいぶ収まってきました。
かつてのように「何をしても激安!」というレベルには遠く及ばないものの、ある程度リーズナブルに旅行&滞在することも不可能ではありません。
2024年のジョージアの物価に関する最新情報や、旅行1日にかかる予算のモデルは別記事でチェック!▼
ジョージアの物価:食費
ジョージア料理と聞いて、具体的な食べ物が思い浮かぶ人はかなり少数派なのでは。
歴史的に多くの民族や王朝が入れ替わってきたジョージアは、まるで食文化の交差点なのです。
世界三大料理であるトルコ料理や、イラン由来のペルシア風の食文化、北に位置するロシア料理の影響に、モンゴルからもたらされたアジアの食文化まで…
とにかく色々な国や地域の食文化が絶妙に混ざったものがジョージア料理だと言えます。
ヨーロッパに比べると、ジョージアの食費(外食費、食材費)は激安。
予算が限られている節約派バックパッカーでも、肩肘張らずにレストランで名物料理を味わうことができるのです。
しかしながら、お隣の食事のコスパ最強の大国・トルコに比べると、食事のコスパは若干下がります。
(というか、トルコが食事に関してはクオリティー最強&格安すぎるのです)
ジョージアのファストフードの値段
お隣のストリートフード大国・トルコに比べると、ジョージアではファストフード文化はあまり発展していません。
ありとあらゆるストリートフードを手軽に味わえたトルコからジョージアにやってくると、食事をする場所の選択肢がレストランくらいしかないことに驚くでしょう。
ジョージアのファストフードの代表格が、
・シャウルマ:鶏肉のドネルケバブの一種
・ファレーシカ:マッシュポテト入りのパン(ロシアのピロシキのようなもの)
・ハチャプリ:ジョージア風ピザ
など。
いずれもかなり安い価格で買うとこができるので、節約派の強い味方です!
・鶏肉のシャワルマ:7GEL(=¥232)
・ファレーシカ:1GEL(=¥33)
・ハチャプリ:6GEL(=¥198)
ジョージアのレストランの値段
ジョージア料理を食べるなら、必ず訪れることになるレストラン。
相場はかなり安く、驚くような値段でお腹いっぱい美味しい食事をいただくことができます。
ジョージアにはトルコで見られたロカンタ(大衆食堂)の類はほとんどなく、どこも結構ちゃんとした雰囲気のレストランばかりなのも特徴的。
そのため、レストランでの外食費はお隣トルコの2倍ほどと割高感があります。
この物価に見合わない外食費の割高感の理由の一つが、ジョージアではあまり一人で外食する文化がないこと。
一つ一つの料理はかなりサイズが大きく、数人でシェアすることを前提とされているためです。
つまり、数人で何品か注文してシェアすれば比較的予算を抑えることができるということ。
そうでなくても、そもそもの物価が安いので、日本人的にはかなりリーズナブルな部類だと思います。
・庶民的なレストランでランチ:15GEL(=¥496)
・二人でディナーしてシェア(アルコール込):一人25GEL(=¥828)
・シュクメルリ(鶏肉のニンニク&ミルク煮込み)単品:18GEL(=¥596)
・ヒンカリ(ジョージア風水餃子)10個:8GEL~10GEL(=¥265~¥331)
ジョージアのカフェの値段
ジョージアというと某コーヒーの銘柄をイメージするためか、コーヒー文化が根付いているように勘違いされるのですが、実際は正反対です。
至る所にチャイハネ(紅茶屋)やカフェがあって人々が集まるトルコに比べると、そもそも外出して飲み物を飲むという文化自体が根付いていないのがジョージア。
首都のトビリシの中心街にはおしゃれなカフェもいくつかあるものの、物価を考えると価格はかなり高めに感じます。
スーパーで売られているインスタントコーヒーですら、トルコの2倍はするくらいです。
(とは言っても16円ほどなので安いですが)
・スーパーのインスタントスティックコーヒー:0.5GEL(=¥16)
・カフェでフィルターコーヒー1杯:3GEL(=¥99)
・カフェラテ:5GEL(=¥165)
ジョージアのビール・ワインの値段
ジョージアが激安だと胸を張って言えるのが、アルコール類の価格。
ビールは500mlの缶から、2.5ℓの巨大ペットボトルまで様々な種類・大きさのものが売られています。
生ビールを1ℓや2ℓのペットボトルに注いで売ってくれる場所も多く、酒屋はもちろん普通の商店にもビールサーバーが用意されているほど。
ビールの価格は2.5ℓで7GEL(=¥231)ほどと激安。
酒好きにはたまりませんね!
また、ジョージアはワイン発祥の地としても有名な国。
スーパーや地元の商店ですら、たくさんの銘柄のワインが激安価格で売られており、自家製ワインを路上販売している人も多く見かけます。
甘味が強いながらもスッキリした飲みごたえのジョージアワインは、「この値段でこのクオリティー?」とびっくりするほどのコスパの良さ。
ジョージア滞在中は、あまり出費を気にせずに好きなだけ飲めるので、酒飲みには天国のような国かもしれません(笑)
・缶ビール(500ml):2GEL(=¥66)
・ペットボトルビール(2.5ℓ):7GEL(=¥231)
・ボトルワイン:12GEL(=¥397)
・自家製ワイン:8GEL(=¥265)
・バーでビール1杯(500ml):3GEL(=¥99)
ジョージアのスーパーマーケットの食料品の値段
物価に対して外食費が高めなジョージア。
食費を節約するなら、スーパーマーケットや市場で食材を購入して自炊することとなります。
お隣・トルコの食料品の値段は表示が間違っているのではないかと疑ってしまうほどの安さだったのですが、ジョージアではそこまでのお得感はありません。
厳密に言うと、安いものと高いものの差がはっきりしているという感じ。
自国で採れる野菜類や果物類、ハーブや乳製品などはかなり激安なので、野菜中心の食生活の人はとても嬉しいと思います。
一方で、肉類や加工食品、スナック菓子などは輸入品が多く、結構いい値段がします。
お隣・トルコと比べての目安は、
・野菜・果物類:同じくらい
・肉類・加工食品:ジョージアが2~3割増し
といったところでしょうか。
外食費・食料品の値段を総合して考えると、トルコに比べてジョージアの食費はかなり割高感があります。(とは言っても、激安の部類に入りますが)
・水1本:1.25GEL(=¥41)
・牛乳1ℓ:3.5GEL(=¥115)
・米1kg:3.5GEL(=¥115)
・鶏肉1kg:12GEL(=¥397)
・卵12個:4GEL(=¥132)
・じゃがいも1kg:1.5GEL(=¥49)
・トマト1kg:3GEL(=¥99)
・リンゴ1kg:2.8GEL(=¥92)
ジョージアの物価:移動費
ジョージアはさほど面積が大きい国ではないため、旅行中の移動費はそこまで大きな割合を占めないと思います。
鉄道、大型バス、マルシュルートカ(ミニバス)が主な長距離移動手段で、好みや都合に合わせて交通手段を選択することが可能です。
首都のトビリシには地下鉄が2路線走っており、観光にはとても便利。
旧ソ連の国あるあるで、市内交通はかなりの激安価格に設定されているのも嬉しいポイントです。
ジョージアの長距離バスの料金
ジョージアの長距離移動手段として便利なのが大型バス。
トルコ資本のバス会社、Metro Turismがトビリシ~バトゥミ間などの主な都市を結んでいます。
広々とした座席はかなり快適で、車内ではwi-fiも無制限に利用できて文句なし。
移動時間/距離と料金の目安としては、1時間/100kmで7GEL(=¥231)ほどととても安いです。
国内では最も移動距離の長いバトゥミ~トビリシ間(385km)の運賃は、たったの25GEL(=¥828)。
日本と比べるとかなり安いですし、お隣のトルコと比べても割安感を感じます。
ジョージアの鉄道の料金
ジョージアの四大都市(バトゥミ・クタイシ・ゴリ・トビリシ)を結ぶジョージア鉄道は、スケジュールがあればぜひ利用したい交通手段。
長距離バスに比べて料金は割安で、所要時間も同じくらいであるためです。
最も距離が長いバトゥミ~トビリシ間(385km)の2等席の運賃は、20GEL(=¥662)とかなりリーズナブル。
1日3往復のみというスケジュールが若干不便で、当日だと満席となってしまうこともあるのがネックですが、事前に予約しておけば格安料金で移動することが可能です。
ジョージアのミニバスの料金
マルシュルートカと呼ばれるミニバスは、長距離移動にも近郊への短距離移動にも利用できる便利な交通手段です。
料金の目安としては、1時間/60kmの移動で5GEL(=¥165)ほど。
ある町から近郊の場所への短距離移動なら、20分/15kmの距離で2GEL(=¥66)ほどと考えておきましょう。
ジョージアの市内交通の料金
ジョージアの首都・トビリシでは、2路線の地下鉄や路線バスなどの市内交通が充実しています。
それ以外の町では、路線バスかマルシュルートカしか走っていません。
トビリシの市内交通は、「メトロカード」と呼ばれる交通系ICカードを購入し、専用の端末で好きな額をチャージして利用するシステム。
地下鉄・バスのいずれにも利用可能なので、滞在中には必ず購入しておきましょう。
路線バス・地下鉄ともに1回分の運賃は共通で、0.5GEL(=¥16)という驚異の安さ。
しかも、90分以内ならどれだけ乗り換えしてもこの運賃です。
トビリシ郊外にある国際空港までも、路線バスを利用すればこの値段でアクセスできるのがジョージア。空港~中心街が16円で移動できる国を、ジョージア以外にのぶよは知りません(笑)
また、ジョージアではタクシーの料金もかなり安く設定されています。
タクシー料金のだいたいの相場は、初乗り3GEL(=¥99) / 以後1kmごとに1GEL(=¥33)ずつ加算されていくシステムです。
交通手段に乏しい地方部でタクシーをチャーターして観光する場合は、事前に料金を交渉する場合がほとんど。
2時間ほどの利用(うち1時間は観光地で待ってもらう時間)で15GEL~20GEL(=¥496~¥662)くらいが相場です。
・ICカード本体料金:2GEL(=¥66)
・地下鉄・バス1回分の料金:1GEL(=¥38)
ジョージアの物価:宿泊費
ジョージアが世界で最も安いと言えるかもしれないのが、宿泊費。
計算を間違えてるのかと思うほどの激安価格で宿泊することが可能です。
観光客が増えてきていることもあり、ジョージアの主な都市にはホステルが多く存在しています。
あまりにホステルの数が多いためか、価格競争もかなり激しくなっているよう。
旅行者的にはとにかく宿泊費を抑えることができ、嬉しいのひとことです。
ホテルやゲストハウスなどでプライベートルームに宿泊しても、ヨーロッパ諸国でのホステル泊以下の激安価格で滞在できるのも魅力的です。
ジョージアのホステルの料金
ドミトリーがあるホステルの料金の目安は、1泊8GEL~12GEL(=¥265~¥397)といったところ。
何も激安なところだけをピックアップしているわけではなく、本当にこれくらいが相場なのです。
最初のころは天国だと思いましたから(笑)
かといってクオリティーが低いわけではなく、ヨーロッパの安いホステルと何ら変わらない雰囲気です。
電気代や水道代などを考えると、一体どこから利益を出しているのか不思議になります。
ジョージアのアパートの料金
とにかく宿泊費が安いジョージアでは、ちょっと奮発してアパートを丸々借りてみるのも一つの手。
料金は町や季節によって変わるものの、1泊17GEL~30GEL(=¥563~¥993)くらい。
これ、シェアハウスの値段ではありません。
2LDKや3LDKのアパート丸々を借り切ってこの値段です。安すぎ。
複数人でジョージアに滞在するなら、アパートを借りてシェアしたほうが、ホステルよりも安く住んでしまう場合だってあります。
部屋の感じも文句なしで、むしろかなり綺麗。
この値段で宿泊するのが申し訳なく感じてしまうほどです。
ジョージアのホテルの料金
アパートを借りて滞在するのがとにかく格安なジョージアでは、あえてホテル宿泊を選ぶメリットは少ないかもしれません。
ホテルといってもピンキリですが、首都のトビリシの中心街に位置するエコノミーなホテルなら、1泊一部屋20GEL(=¥662)~と格安な値段で見つけることができます。
・中級ホテル:1部屋100GEL(=¥3312)~
・ラグジュアリーなホテル:一部屋150GEL(=¥4969)~
ほどでたくさんあるので、ホテル宿泊派でもかなり予算を抑えた滞在が可能です。
ジョージアの物価:観光費・雑費
ジョージアの観光地への入場料は、特に考えなくて良いくらいにリーズナブル。
お隣のトルコでは、外国人観光客が多くやってくる場所ほど、物価に見合わない高額な入場料が設定されていましたが、そもそもそこまで有名な観光地がないジョージアでは話が別。
多くの見どころは入場無料で自由に見学できますし、博物館や美術館などの文化的な見どころの入場料も微々たるものです。
一方で、雑貨や日用品に関しては、輸入に頼っていることもありかなり割高。
衣料品などはお隣トルコの2倍以上するのが普通ですし、シャンプーや歯ブラシなどの衛生用品もかなり高く感じます。
物によっては、日本で買った方が質が良い&安く済む場合も多いかもしれません。
ジョージアの観光地入場料
ジョージアの有名観光地のほとんどは、教会などの宗教施設であったり、コーカサス山脈の大自然スポット。
つまり、ほとんどの場所を無料で観光することができるのです。
一方で、観光客向けのランドマークへの入場や美術館・博物館の見学は有料であることが多く、どこもだいたい5~15GEL(=¥165~¥497)ほどが相場です。
・スターリン博物館(ゴリ):15GEL(=¥497)
・アルファベット・タワー(バトゥミ):10GEL(=¥330)
・ジョージア国立博物館:10GEL(=¥331)
ジョージアの衣料品・靴の料金
ヨーロッパへの衣類の製造拠点であったお隣のトルコと比べると、ジョージアは自国での製造業のインフラが貧弱なのが残念なところ。
靴や衣料品はほとんどトルコから輸入されたもので、価格はトルコの2倍以上することがほとんど。
必要なものは全てトルコで購入しておく(もしくはトルコ入国まで我慢する)のが節約のポイントです。
・Tシャツ1枚:15GEL(=¥496)
・ジーンズ1着:50TL(=¥1656)
・スニーカー1足:40GEL(=¥1325)
・靴下1足:1GEL(=¥33)
ジョージアのトイレ料金
ジョージアではトイレは基本的に無料であることが多いです。
しかしながら、長距離バスが停車するサービスエリア(と言う名のただの田舎のレストハウス)などでは、0.5GEL~1GEL(=¥16~¥33)を支払わなければならない場合も。
無料のトイレを見つけたらなるべく行っておくのがスマートです。
ジョージアのタバコの値段
ブランドにもよるものの、ジョージアのタバコの値段は5.4GEL~7GEL(=¥178~¥231)ほどとかなり安いです。
しかしながら、ホステル1泊が8GEL(=¥265)しかかからない国であることを考えると、かなり高い値段設定なのかもしれません。
旅のスタイル別・ジョージア旅行1日の予算
ここまで、ジョージアの物価を項目別に解説してきました。
かなり安いものが目立ったので、いったい1日の予算がいくらで済むのかとても気になりますよね。
ここからは、
・節約型の「バックパッカースタイル」
・快適旅行型の「トランクで一人旅スタイル」
の二つの旅行スタイル別に、ジョージア旅行で一日に必要な予算を考えていきます。
ジョージア旅行一日の予算(節約バックパッカースタイル)
「宿泊は基本的にホステルのドミトリー、食事は自炊を中心としながらも時々名物を外食、移動は最安の手段で観光は有名どころを制覇しつつ無料スポットを中心に。」
そんな節約型のバックパッカースタイルの一日の予算がこちら。
・朝食:ファレーシカ/1GEL(=¥33)
・昼食:食堂でランチ/15GEL(=¥496)
・夕食:ホステルで自炊/4GEL(=¥132)
・市内移動:基本は徒歩
・長距離移動:鉄道3時間/15GEL(=¥496)
・宿泊:ホステルのドミトリー/10GEL(=¥331)
・観光:有名どころだけ入場/10GEL(=¥331)
・缶ビール1本/2GEL(=¥66)
合計:57GEL(=¥1888)
まさかの2000円切り!
東ヨーロッパ・バルカン諸国の物価の安さ殿堂入り三ヵ国(ウクライナ・モルドバ・アルバニア)に見事食いこんできました。
ちなみに、全く同じ条件で計算した、ヨーロッパ物価激安国BEST3の旅行1日の予算がこちら。
・アルバニア:1730Lek(=¥1730)
・モルドバ:312MDL (=¥1887)
・ウクライナ:460UAH (=¥1892)
つまり、ジョージアはアルバニア・モルドバに次ぐ物価の安さということです。
とはいっても、もはやどんぐりの背比べですが(笑)
この予算は、移動して、外食して、観光地に入場して、宿泊して…
と、目いっぱい旅をした1日のモデル。
移動をしなかったり、夜行バスで宿泊費を浮かせたり、無料の観光スポットだけを訪れる日なら、これよりもかなり安い金額となります
のぶよ的には、ジョージア旅行1日の平均予算は50GEL(=¥1656)ほど。
タバコを吸わない&お酒を飲まない人なら、1日40GEL(=¥1325)ほどに収まるのではないかと思います。
ジョージア旅行一日の予算(エコノミー快適スタイル)
「無駄な出費は押さえるけど、移動や宿泊はある程度快適にしたい。食事も現地の美味しいものをたくさん食べて、観光スポットも逃したくない!」
そんなエコノミーなトランクで一人旅スタイルの一日の予算がこちら。
・朝食:カフェでコーヒーと軽食/10GEL(=¥331)
・昼食:レストランでランチ/15GEL(=¥496)
・夕食:レストランでディナー/25GEL(=¥828)
・市内移動:バス・トラム利用/1GEL(=¥33)
・長距離移動:バス3時間/18GEL(=¥596)
・宿泊:ホテルの個室/25GEL(=¥828)
・観光:有名どころは制覇する/20GEL(=¥662)
・バーでビール一杯:3GEL(=¥99)
・カフェでコーヒー一杯:3GEL(=¥99)
合計:120GEL(=¥3975)
自炊はせずに、ホテル宿泊で、移動も快適に…
と、ジョージアは結構贅沢しても4000円以内に収まってしまう恐ろしい国。
レストランでの外食ではなく軽食をテイクアウトして済ませたり、宿泊をアパートの個室にしたりと、もう少し費用を抑えることも可能です。
平均して1日3000円もあれば十分快適に旅できる魔法の国、それがジョージアです。
おわりに
「とにかく安い!」と評判のジョージアの物価について、実際に3ヶ月滞在している自身の感覚をシェアしてきました。
食事に関してはお隣のトルコのコストパフォーマンスの高さには敵いませんが、それ以外の項目ではとにかく全てが激安。
旅行で最も大きな出費の一つである宿泊費が安いというのが、ジョージア最大のメリットで、長期滞在すればするほどお金が節約できるという不思議体験ができてしまいます(笑)
こんなに激安なのに、安かろう悪かろうではないのも嬉しい点。
交通や通信のインフラもまあまあしっかりしていますし、長期で滞在しても日本と何ら変わらない生活を送ることが可能です。(しかも出費は5分の1以下で)
移動などをあまりせず、自炊中心で長期滞在するスタイルなら、1ヶ月4万円台で生活することも十分に可能なので、海外ノマド達にも人気の理由がわかりますね。
短期の旅行でも、長期で暮らすような旅でも、それぞれの楽しみ方があるジョージア。
これからさらに人気が上がると、物価も必然的に上がってくることでしょう。
コーカサス山脈の神秘の国を訪れるなら、今がチャンスかもしれません!
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