ヨーロッパで一番物価が安い国はアルバニアだった!旅行一日の予算も解説。

ヨーロッパで一番物価が安い国はアルバニアだった!旅行一日の予算も解説。

こんにちは!アルバニアを1ヶ月旅行した、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

滞在した国の物価から、旅行に必要な1日の予算を考えていくこのコーナー。

今回はアルバニア編です!

※過去の「世界の物価シリーズ」の記事は、こちらからどうぞ。

バルカン半島南部に位置するアルバニアは、旧ユーゴスラビア連邦に属していた周辺の国とは異なる歴史を歩んできました。

長く続いた共産主義政権下では、他国との国交を全て立ち、事実上の鎖国状態にあったアルバニア。
資本主義経済への移行後も、ねずみ講事件による経済破綻やコソボ紛争によるコソボ難民の大量受け入れなど、その歴史は激動に次ぐ激動。

長らく観光地として日の目を浴びることなくベールに包まれていたアルバニアですが、現在ではその治安の良さや美しい大自然などが徐々に脚光を浴びつつある穴場の観光国となってきています。

そんなアルバニアが旅行先として人気になってきている大きな理由が、ヨーロッパとは思えない物価の安さ

周辺のバルカン諸国ですら、西ヨーロッパや日本にくらべると格安で旅行できるのですが、アルバニアの物価の安さはそんな次元ではありません

例えるなら、アジアの国々の物価と同等か、もしくはそれ以下といったところです。

今回の記事では、アルバニアの物価がどれだけ安いのか解説していきます。
いつものように、旅行スタイルに合わせたアルバニア旅行の1日の予算も解説しているので、アルバニア旅行の予算の計算の参考にしてください。

アルバニアの通貨はレク(Lek)。
※1Lek=1円で計算しています。

Advertisement

アルバニアの食費

アルバニアで驚くほどの安さを誇るのが食費です。

外食に関してその格安さは顕著で、ポピュラーなファストフードであるジロ(Gjiro:ギリシャ風のケバブ)は150Lek(=¥150)~、バルカン半島全土でポピュラーな軽食であるブレク(Burek:肉やチーズ入りのパイ)は30Lek~(=¥30)と、自炊するのがばかばかしくなるような値段です。

ちゃんとしたアルバニアの伝統料理を食べようとレストランを利用しても、一食250Lek(=¥250)~400Lek(=¥400)で済んでしまうほどです。

お隣のモンテネグロでは、ピザの4分の1カットが€1.2(=¥146)だったのですが、アルバニアではなんとホールサイズで300Lek(=¥300)という価格破壊。

しかも、古くからイタリアとの関係が強いアルバニアのピザはかなりおいしいです。
モンテネグロなんかの比ではありません(笑)

外食費

・カフェでコーヒー1杯:60Lek(=¥60)
・レストランでランチ:300Lek(=¥300)
・バーでビール1杯:120Lek(=¥120)
・レストランで夕食:500Lek(=¥500)
・ファストフード:150Lek(=¥150)

スーパーマーケットや市場の食料品に関しては、外食費ほど格安感はありません。

安い物と高いものがはっきりしている印象を受けました。

安い物といえば、調味料類、肉類、パスタなど。

どこの国でも値が張るオリーブオイルが、750mlで200Lek(=¥200)以下で売られていたのには驚きました。

逆に割高感を感じたのは、乳製品や卵、野菜、アルコール類です。(とはいえ十分安いですが)

また、アルバニア人にポピュラーではない醤油やインスタントコーヒーなど外国からの輸入品は他のバルカン諸国以上の値段で売られていました。

スーパーの食料品

・ビール1缶:70Lek(=¥70)
・ワイン1本:700Lek(=¥700)
・水1本:50Lek(=¥50)
・牛乳1リットル:124Lek(=¥124)
・米1kg:120Lek(=¥120)
・鶏肉1kg:503Lek(=¥503)
・卵12個:176Lek(=¥176)
・じゃがいも1kg:64Lek(=¥64)
・トマト1kg:98Lek(=¥98)
・リンゴ1kg:95Lek(=¥95)

アルバニアの移動費

アルバニアの移動費はとにかく安いです。

目安としては、1時間のバス移動で200Lek(=¥200)ほど

他のバルカン諸国では、荷物代やバスステーション使用料などの謎の費用がチケット代とは別途かかってくるのですが、アルバニアに関してはほぼ完全に無料です。

これはかなり嬉しい点。

しかし、その分バスの利用方法が複雑だったり、車内の快適さは劣るのは仕方がないことかもしれません。

また、アルバニアはルーマニアと並ぶヒッチハイク大国

バスの本数が少なかったり、そもそも交通手段がない地方部において、ヒッチハイクは地元の人も常に利用る立派な移動手段としての地位を獲得しています。

長距離移動

・ティラナ – シュコドラ間(100km)バス移動:300Lek(=¥300)
・ティラナ – ジロカストラ間(240km)バス移動:1000Lek(=¥1000)
・ティラナ – ベラト間(100km)バス移動:500Lek(=¥500)

市内・短距離移動に関しても、アルバニアは格安です。

市内の路線バスは、どの町でも30Lek(=¥30)~40Lek(=¥40)とかなり安いです。

タクシー代は、バスなどの公共交通機関に比べるとやや割高感があるものの、それでもまだまだ安いです。

しかしアルバニアのタクシー料金は言い値が基本なので、利用前の料金確認&交渉は不可欠ですよ。

市内・短距離移動

・ティラナ市内バス一回券:40Lek(=¥40)
・サランダ~ブトリント間(20km)路線バス:100Lek(=¥100)

・タクシー初乗り:250Lek(=¥250)

全体的に移動費が格安のアルバニアですが、北部の「呪われた山」周辺地域に関しては話が別

かなりの悪路の狭い道やフェリーでのアクセスしかできないこの地域への移動費は、片道1200Lek(=¥1200)~とアルバニアの移動費の平均よりもやや高額です。

それでも、呪われた山ハイキングと周辺のテス国立公園、コーマン湖フェリーのアルバニア北部三大観光スポットは、アルバニアに来たら絶対に外せないハイライトです。

他の日程を削ってでも訪れてほしいスポットです。

アルバニア北部の三大観光スポットに行かなかったらアルバニアに来た意味まじでゼロです。とにかく行って、自分の目でその素晴らしさを確かめてみてください。

アルバニアの宿泊費

アルバニアでは宿泊費も格安です。

料金だけを見ると、ホステルで1泊700Lek(=¥700)~と、他のバルカン諸国と同等か少々安い程度のように映ります。
(それでもかなり安いのですが、物価の安い国を旅していると感覚が麻痺してきます。)

しかし、アルバニアのホステルはこの値段で朝食付きであることがほとんど。

その朝食も、おしゃれなカフェで出てくるようなものだったり、おばちゃんが朝から手作りで提供してくれるものまで様々。

↑シュコドラの一泊700円くらいのホステルの朝食

いったいどうやって利益を生み出しているのか謎ですが、とにかくコストパフォーマンスはこれまで訪れた国の中でも抜群です。

ホステルのドミトリーに疲れたら、個室に泊まるのもアルバニアならアリ。

個人が営業しているゲストハウスは、ホステルより少し高いだけの料金で個室に宿泊することができます。

・ホステルのドミトリー1泊:700Lek(=¥700)~

・地方のゲストハウス個室1泊:1000Lek(=¥1000)~

・エコノミーホテル個室1泊:2000Lek(=¥2000)~

アルバニアの観光費・タバコの値段

アルバニアの観光地への入場料は、安い物と高い物の差が歴然です。

博物館や城壁への入場料は、100Lek(=¥100)~200Lek(=¥200)が相場なのですが、有名観光地や海外からの観光客向けの施設では500Lek(=¥500)~と倍以上の料金設定の所もあります。

とはいっても、観光客向けの施設は英語での解説や観光地としての整備がなされていたりと、値段に見合った満足感が得られるはず。

また、アルバニアではたばこの値段も日本の半額以下。気が付けばどんどん吸ってしまう恐ろしい国です(笑)

主な観光地の入場料

・ラザファ城壁(シュコドラ):200Lek(=¥200)~
・国立歴史博物館(ティラナ):200Lek(=¥200)~
・ブトリント遺跡:700Lek(=¥700)~
・ブルーアイ入場料:50Lek(=¥50)~

雑費

・タバコ一箱:230Lek(=¥230)~

旅のスタイル別・アルバニア旅行の予算

ここまででお分かりいただけたでしょうが、アルバニアはヨーロッパの中でも一、二を争うほど物価が安い国です。

モルドバ、ウクライナとともにヨーロッパ三大物価が安い国の仲間入りを楽々果たしました。

※過去の「世界の物価シリーズ」の記事は、こちらからどうぞ。

ここからは、節約型の「バックパッカースタイル」快適旅行型の「トランクで一人旅スタイル」の二つの旅行スタイル別に、アルバニア旅行で一日に必要な予算を考えていきます。

できるだけ節約しながら、名物は楽しむ!バックパッカースタイルの一日の予算

「宿泊は基本的にホステルのドミトリー、食事は自炊を中心としながらも時々名物を外食、移動は最安の手段で観光は有名どころを制覇しつつ無料スポットを中心に。」

そんな節約型のバックパッカースタイルの一日の予算がこちら。

朝食:宿泊費に込み
昼食:レストランでランチ/250Lek(=¥250)~
夕食:ホステルで自炊/100Lek(=¥100)~
市内移動:基本は徒歩
長距離移動:バスを利用:400Lek(=¥400)~
宿泊:ホステルのドミトリー/700Lek(=¥700)~
観光:有名どころだけ入場/200Lek(=¥200)~
缶ビール1本/80Lek(=¥80)~

合計:1730Lek(=¥1730)~

まさかの2000円切りです。

自分で計算していてびっくり。
確かに、ビール1日2リットル、タバコ1日1箱、自炊しないという意識低い系バックパッカーであるのぶよでさえ、アルバニア滞在中の出費は1日平均で2000円ちょっと越えたくらいでした。

しかもこれは、観光して移動して、お昼は外食という最もお金がかかる一日の予算。

自炊したり格安のファストフードを食べたり、移動せずに市内観光だけをするならもっと低予算で済ますことが可能です。

ちなみに、同じ条件での一日の予算が、

・モルドバ:¥1887
・ウクライナ:¥1892

だったので、アルバニアはこれらの国よりも安く旅行できるということになります。

※ヨーロッパの三大物価が安い国!モルドバ・ウクライナを含む、過去の「世界の物価シリーズ」の記事はこちらからどうぞ。

快適&自由にめいっぱい楽しむ!トランクで一人旅スタイル

「無駄な出費は押さえるけど、移動や宿泊はある程度快適にしたい。食事も現地の美味しいものをたくさん食べて、観光スポットも逃したくない。」

そんなエコノミーなトランクで一人旅スタイルの一日の予算がこちら。

朝食:カフェでコーヒーと軽食/150Lek(=¥150)~
昼食:レストランでランチ/300Lek(=¥300)~
夕食:レストランでディナー/500Lek(=¥500)~
市内移動:バス・トラム利用/40Lek(=¥40)~
長距離移動:バスを利用/400Lek(=¥400)~
宿泊:ホテルの個室/2000Lek(=¥2000)~
観光:有名どころは制覇する/500Lek(=¥500)~
バーでビール一杯:150Lek(=¥150)~
カフェでコーヒー一杯:80Lek(=¥80)~

合計:4120Lek(=¥4120)~

はい。ちょっと贅沢めに旅行したところで4000円ちょっとで済んでしまうアルバニア。

ホテルをゲストハウスに、食事を軽く済ませたりすることで、さらに予算を抑えることも十分可能です。

Booking.comに掲載されているゲストハウスも多いので、予約していくのが安心です。

→Booking.comで宿を検索するならこちらから。

浮いたお金で、アルバニアらしいお土産や雑貨を買ってみたり、海沿いのレストランでシーフードに舌鼓を打つのもいいかもしれません。

いずれにしても、格安で済みますから。

おわりに

とにかく物価が安いアルバニア

その激安さは他のヨーロッパ諸国の追従を許さないほどでした。

安かろう悪かろうではなく、低予算でも美味しいアルバニア料理を食べたり、歴史ある観光地に魅了されたり、アルバニア人のホスピタリティに触れたりと「旅の醍醐味」が味わえるのもアルバニアの大きな魅力

注目を浴びて観光客がどっと押し寄せるようになる今がチャンスかもしれません。
是非、アルバニアで格安旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※過去の「世界の物価シリーズ」の記事は、こちらからどうぞ。

この記事に関連したおすすめ書籍

旅人マストの一冊、「地球の歩き方」
写真が多く、訪れる場所のイメージがわきやすいです。安心して旅行したい人にオススメ。

英語ができるなら、“Lonley Planet”は世界最強の旅人のバイブル。
とにかく情報量が半端じゃありません。人と違う場所へ行ってみたい人は是非!

Ça voir! - さぼわーる- の最新情報を受け取る

Ça voir! - さぼわーる -をフォローして最新情報を受け取ろう!
           

Category New Article