海外ノマド必見!東欧・バルカン諸国で長期滞在向きの都市10選【住みたくなる町編】

こんにちは!ポルトガルから日本へ陸路で旅する世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

これまで東欧、バルカン諸国を旅すること11ヵ国。

これまで訪れた国11ヵ国

・ルーマニア (1ヶ月)
・モルドバ (3週間)
・ウクライナ (1ヶ月)
・セルビア (3週間)
・ボスニア・ヘルツェゴビナ (3週間)
・クロアチア (1ヶ月)
・モンテネグロ (3週間)
・アルバニア (1ヶ月)
・コソボ (2週間)
・北マケドニア (2週間)
・ブルガリア (1ヶ月)

間もなくヨーロッパを抜けることになるので、一つの区切りとして、これまでに行った中で良かった場所をシェアしていくこの企画。

今回は、「長期滞在向きの都市編」です。

短い期間で観光スポットをまわる旅行とは異なり、気に入った場所に数日間滞在してその町や国をもっと深く感じることができるのは、長期の旅だからこそ。

まるでそこに住んでいるように滞在すれば、お気に入りのカフェやレストランで顔を覚えてもらったり、誰も知らないような穴場スポットを発見できることもありますよね。

今回の記事では、のぶよがこれまでまわった東ヨーロッパ・バルカン諸国11ヵ国の都市の中で、「ここなら住める!」と感じた10都市を紹介していきます。

正直、10都市に絞るのはかなり難しいのですが、以下のぶよ的「住みたい町」の定義に従って選出しました。

・物価が安い
・治安が良く夜でも出歩ける

・大都市すぎずコンパクト&公共交通手段が便利
・周辺に自然が感じられる場所がある

また、滞在するホステルの居心地の良さ(そして安さ)も、その町の印象を決めるのに大きく関わってくるもの。

以下の10都市は、宿泊したホステルが素晴らしかった都市でもあります。

Advertisement

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町1:ベオグラード / セルビア

ベオグラード
この町の名前を聞くだけで、バルカン半島最大の都市に漂う空気感までまじまじと思い出すことができるのぶよ。

大都市として必要なものはすべて揃っており、快適な滞在ができるのはもちろん、格安の物価も大きな魅力です。

治安面の問題もなく、夜中まで多くの人で賑わう中心街の熱気はバルカン半島で髄一。

町のすぐそばをドナウ川とサヴァ川が流れているベオグラードでは、便利で快適なシティーライフはもちろん、お手軽に自然を感じることができるのも大きな魅力です。

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町2:ザグレブ / クロアチア

クロアチアの首都・ザグレブは、なんとクロアチアで最も物価が安い都市としても有名です。

オーストリア=ハンガリー風の重厚で優雅な町並みが美しく、市内のどこにでも格安のトラムで移動できるのも嬉しい点。

都市開発のモデルとも言えるようなコンパクトで緑あふれる町を歩く人々は、なんだかとてもスタイリッシュ。
アーティスティックな一面も持っているザグレブでは、感性が刺激されること間違いありません。

近郊にはクロアチア北部の平原地帯が広がり、可愛らしい町へと簡単にデイトリップできるのもザグレブの魅力です。

Advertisement

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町3:ソフィア / ブルガリア

東ヨーロッパ&バルカン半島の都市の中で、最もコストパフォーマンスに優れた国・ブルガリア。
その首都であるソフィアは、格安で快適なシティーライフが送れる超穴場の都市です。

町の至る所に点在する古代遺跡をまわったり、数ある美術館で文化的な休日を過ごすもよし。
町のすぐそばにそびえるヴィトーシャ山で手軽に大自然を感じるもよし。

ソフィアっ子に交じって、メインストリートに点在するスタイリッシュなカフェで一休みするのもおすすめです。

大都市でありながらどこかのんびりとした雰囲気が漂うソフィアでは、メリハリのある長期滞在が送れること間違いなし。

格安で利用できる地下鉄やトラム、バスで市内のどこにでもアクセス可能な利便性も嬉しい点。
外国人に対しても開放的な気質の人が多く、滞在後すぐに居心地良く感じられることでしょう。

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町4:キシナウ / モルドバ

誰も知らないのですが、モルドバの首都・キシナウはとっても居心地が良い町です。

リモートワーク可能なおしゃれカフェやバラエティーに富んだレストランが続々オープンしており、いずれも格安で利用することができます。

とにかく物価が安いので、滞在費がほとんどかからないのも嬉しいところ。

↑キシナウ市内には首都のど真ん中とは思えないような静かな雰囲気の湖も。

また、国土が小さいモルドバは、国内どこへ行くのもキシナウから3時間の日帰り圏内というのも魅力的です。

気が向いたときに違う町へ行ったり、歴史ある修道院でパワーをもらったりと、知られていないだけでいろいろな楽しみ方ができます。

のぶよおすすめの日本食レストランもあるキシナウでは、なんと日本で食べるよりもかなり安い値段で本物の和食にありつけます

↑広島風お好み焼き 70MDL (=¥455)。ああ、もう一度食べたい…。

長期滞在しない理由が見つからない、そんな居心地が良すぎるキシナウの素晴らしさを、是非多くの人に体験してほしいです。

Advertisement

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町5:ウルツィニ / モンテネグロ

モンテネグロ最南端、アルバニア国境まですぐのところに位置するウルツィニ(Ulcinj)は、住民の大半がアルバニア人というモンテネグロでは異色の町。

すぐ目の前にはアドリア海の美しいビーチがあり、快適なシティーライフとビーチライフを同時に楽しむことができます。

コトルやブドヴァなどの有名観光地に比べてかなり物価が安いのもウルツィニの魅力。
食事面でも、モンテネグロ料理はもちろん、本格的なアルバニア料理を食べることもできます。

のぶよがウルツィニを気に入った一番の理由は、その独特の雰囲気。
ウルツィニに住むアルバニア人にはイスラム教徒が多く、モンテネグロの他都市とは異なった異国情緒が感じられます。

また、モンテネグロ人にはかなり怠け者が多く、あまり愛想が良くない人も多いのですが、ウルツィニの人々は完全にアルバニアの遺伝子を受け継いでいます。

とにかく人懐っこく、ガンガン話しかけてくる人々との出会いも、ウルツィニ滞在の大きな思い出となることでしょう。

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町6:サラエボ / ボスニア・ヘルツェゴビナ

「ヨーロッパで一番美しい首都は?」と聞かれたら、のぶよは「サラエボ!」と即答するでしょう。

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都・サラエボは、ボスニア人、セルビア人、クロアチア人などが混住する多民族都市です。

どうしても内戦のイメージが強く、現在でもその傷跡を目にする機会も多いサラエボですが、確実に前を向いて歩を進めています。

その複雑な歴史を裏付けるような町並みは、ここでしか見られない独特のもの。
オーストリア=ハンガリー風の優雅な建物が連なるメインストリートを歩いていくと、ふいにオスマントルコ風の平屋建てでオリエンタルな雰囲気の旧市街へと迷いこんでしまいます。

↑どちらも一本の同じメインストリートの風景。信じられないほどに雰囲気が異なります。

モスクから流れるコーランを詠む声を聞きながら、カフェでのんびりするのもなかなかいいものです。

↑ボスニアコーヒーでひと休み

サラエボ市内自体が360°山に囲まれた盆地に位置しており、そこから流れ出す水は美味しいことで有名。
近郊には「ボスニアのピラミッド」という大自然の中の不思議スポットもあり、手軽に自然へとアクセスできるのも大きな魅力です。

内戦の傷跡を感じさせない、物腰柔らかで温かい人も多いので、すぐに町での生活に溶け込むことができるでしょう。

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町7:キエフ / ウクライナ

ウクライナの首都・キエフは、「魔法にかかる町」です

というのも、その格安な物価、快適すぎるシティーライフ、たくさんある見どころの数々と、ヨーロッパで最も観光と生活のバランスがとれた首都の魅力にはまり、気づけば長期滞在してしまっていること必至だからです。

1000年以上続く独特の歴史を持つウクライナの首都だけあり、その文化の豊かさを直に感じることができるキエフ。
ストリートアートやクラフトなどの現代アートも盛んで、地区ごとに異なった魅力が感じられるのも大都市ならではです。

かなり大きな町ですが、どこへでも地下鉄でアクセスできるのもポイント高めです。
しかも、運賃はどこまで行こうとも8UAH(=¥34)という格安さ

のぶよがキエフで一番気に入ったのは、格安で各国料理のレストランが利用できることです。

↑もはや本場の韓国料理。これ全部で148.75UAH(=¥605)って、楽園でしかない。

絶品のウクライナ料理はもちろん、韓国料理やスペイン料理、果てはジョージア料理などの店が点在しており、いずれも格安です。
日本のラーメンもとても人気で、チェーン展開しているラーメン店もあるほど。

「ウクライナ=東欧=閉鎖的」という方程式は、今すぐ頭の中から消去しましょう。
私たちが想像する以上に、キエフは他文化に対して開放的でコスモポリタンな都市です。

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町8:シュコドラ / アルバニア

「アルバニア」と聞いて、居心地の良い国と考える人はかなりの少数派なのではないでしょうか。

格安の物価、温暖な気候、優しい人々。
アルバニアには、長期滞在者に嬉しい環境が一通り揃っているのです。

中でも、北部のシュコドラ(Shkodër)は、群を抜いた居心地の良さを誇る町。

格安の飲食店の数々やコンパクトな中心街、居心地抜群のホステルなど、とにかく長期滞在したくなる条件を満たしているのです。

自然が恋しくなったら、すぐそばにあるシュコダル湖へと足をのばしてみましょう。

ローカル感漂うビーチの数々に、凪いだ湖面。
心からリラックスできる環境が町のすぐそばにあるのは大きな魅力です。

アルバニアの地方都市らしいのんびりとした雰囲気もシュコドラを特徴づけるものです。

タイムスリップしたようなレトロな町並みでのんびり暮らす人々は、とても人懐っこくて優しく外国人が大好き。
きっと忘れられないような滞在が送れることを保証します。

Advertisement

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町9:クルジュ・ナポカ / ルーマニア

ルーマニア中部・トランシルヴァニア地方にあるクルジュ・ナポカ(Cluj Napoka)は、学生の町らしく活気にあふれた美しい町。

コンパクトな中心街はザクセン風(ドイツの一地方)の美しい建物が連なり、居心地の良いカフェや格安でルーマニア料理が食べられるレストランも簡単に見つけることができます。

スタイリッシュなバーが集まるミュージアム・スクエアでは、地元の学生が主催するインターナショナルイベントも毎日のように開かれており、現地で友人を作るにも良い環境です。

ビールを片手に町が一望できる城塞の丘で夕日を眺めるのもおすすめ。
ちょっとした散策が楽しめて、気分転換にはもってこいの場所です。

東欧・バルカン諸国の長期滞在向きの町10:ポドゴリツァ / モンテネグロ

ヨーロッパで一番醜い首都」という不名誉極まりない称号を持つ、モンテネグロのポドゴリツァ

その称号に嘘偽りはなく、共産主義時代の建物が連なるだけの町並みはとにかく醜く、ほとんど観光スポットもないため多くの旅行者が素通りしていくのが現状です。

しかしながら、観光目的ではない長期滞在なら、ポドゴリツァほど適した町はヨーロッパでは見つからないかもしれません

モンテネグロ国内でも一、二を争うほど格安な物価と、町全体が徒歩圏内というコンパクトさ、中心街を流れる清流でのスイミングなど、ポドゴリツァには快適に滞在できる環境が揃っているのです。

↑中心街から徒歩5分の清流。なんとこの水、飲用可能なミネラルウォーターです。

また、小国・モンテネグロの交通のハブであるポドゴリツァからは、国内のどこへでもデイトリップが可能

美しいアドリア海ビーチへ足をのばしたり、北部の山岳地帯でハイキングをしたり、修道院で聖なる雰囲気を感じたり…。
モンテネグロという小国の魅力を満喫するのに、ポドゴリツァほど適した町はないでしょう。

Advertisement

おわりに:東ヨーロッパ・バルカン諸国長期滞在の最大のメリットとは?

ただ観光地を点から点へとまわる旅の忙しさに疲れたあなたへとおすすめしたい、一か所に長期滞在して暮らすように楽しむ旅のスタイル。

今回は、東ヨーロッパ・バルカン諸国である程度大きな10都市に絞って紹介してきました。

この地域に長期滞在することの最大のメリットは、滞在日数を気にしすぎなくても良い点です。

というのも、ヨーロッパにはシェンゲン協定というものがあり、私たち日本人を含む非EU市民は半年間のうち最大90日間しか滞在できないというルールがあるため。

シェンゲン協定は、西ヨーロッパの国はほぼ全て(イギリス/アイルランド以外)、中欧やバルト三国も全ての国が加盟しています。

つまり、ヨーロッパの大部分の国には、半年のうち合計で3か月間しか滞在できないということになります。

短期旅行者ならそんなことどうでもいいでしょう。
しかし、ヨーロッパをじっくりまわりたい長期旅行者や、住むように滞在するスタイルの人には頭が痛い問題です。

今回紹介した都市がある、東ヨーロッパ・バルカン諸国11カ国は、EU加盟国であるクロアチア・ルーマニア・ブルガリアを含めて、シェンゲン協定には未加盟です。
(よく勘違いされますが、EU加盟国=シェンゲン協定加盟国ではありません)

なので、滞在日数に関しては各国独自のルールが適用され、どこの国でもそれぞれ90日間までの滞在がOKなのです。

シェンゲン協定加盟国内での滞在のように、残りの滞在可能日数を気にしすぎたり、わざわざビザをとったりする必要がないため、気に入った場所にはできる限り長く滞在することができるんです。

実際に数日間~数週間その場所に滞在してみると、その町やその国を違った角度から見ることができるようになることもあるでしょう。
その背景にある歴史や文化、言語を学んでみたくなるかもしれません。

お金をあまり使うことなく滞在できるものの、あくまでもインフラはヨーロッパ。
シティーライフの快適さを追求しながらも、お金や滞在日数の心配をしすぎずに気のゆくままに滞在できるのは大きな魅力です。

ありふれた観光地への短期滞在とは一味違う、自分だけの滞在スタイルを体験してみてはいかがでしょうか。

様々なテーマの東ヨーロッパ・バルカン諸国の穴場スポット10選

この記事に関連したおすすめ書籍

旅人マストの一冊、「地球の歩き方」
写真が多く、訪れる場所のイメージがわきやすいです。安心して旅行したい人にオススメ。

英語ができるなら、“Lonley Planet”は世界最強の旅人のバイブル。
とにかく情報量が半端じゃありません。人と違う場所へ行ってみたい人は是非!

Ça voir! - さぼわーる- の最新情報を受け取る

Ça voir! - さぼわーる -をフォローして最新情報を受け取ろう!
           

Category New Article