8ヶ月旅した東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街10選【中世の美しい町並み編】

こんにちは!ポルトガルから日本へ陸路で旅する世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

これまで東欧、バルカン諸国を8か月間旅すること11ヵ国。

これまで訪れた国11ヵ国

・ルーマニア (1ヶ月)
・モルドバ (3週間)
・ウクライナ (1ヶ月)
・セルビア (3週間)
・ボスニア・ヘルツェゴビナ (3週間)
・クロアチア (1ヶ月)
・モンテネグロ (3週間)
・アルバニア (1ヶ月)
・コソボ (2週間)
・北マケドニア (2週間)
・ブルガリア (1ヶ月)

間もなくヨーロッパを抜けることになるので、一つの区切りとして、これまでに行った中で良かった場所をシェアしていくこの企画。

今回は、「美しい旧市街の町並み編」です。

ヨーロッパ旅行と言えば、中世の雰囲気漂う美しい町並みの散策は外せません。

パリやプラハ、ウイーンなどそうそうたる「美しい町」のメンバーが名を連ねるヨーロッパですが、「東欧」や「バルカン半島」と聞いて、お洒落な町並みをイメージする人は少数派でしょう。

一言で言います。
古き良きヨーロッパの雰囲気を味わうなら東欧へ、複雑な歴史が育んだエキゾチックな雰囲気を味わうならバルカン諸国へ行きましょう。

おとぎ話のような町並みではないかもしれませんが、素朴な美しさを持つ町が点在するこれらの地域は、優雅で可愛らしい町並みの宝庫なんです。

今回の記事では、のぶよが心からおすすめしたい、東欧・バルカン諸国の美しい旧市街を持つ町10か所を紹介します。

あなたの「東ヨーロッパ・バルカン諸国」のイメージが変わることを願って。

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東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街1:シベニク / クロアチア

クロアチアといえば、アドリア海の青に赤い屋根のコントラストが美しい町の数々が有名です。

ドブロブニク、スプリット、ザダル…
町全体が世界遺産であることも多く、どの街も本当に宝石のような美しさ。

しかしながら、その美しさに触れたいのは誰しもが同じこと。
上で挙げた有名観光地は、ハイシーズンにはただのテーマパークと化してしまいます。

そんな超絶観光立国・クロアチアでのぶよがおすすめしたいのが、中部に位置するシベニク(Sibenik)

アドリア海沿いの斜面に築かれた歴史ある町は、眩しいほどに真っ白なんです。

旅情が掻き立てられる坂道を地図もなく歩いていると、クロアチア他の観光地では味わえないような静寂を感じることができます。

美しい旧市街の散策も楽しいシベニクですが、独特な地形の町全体を眺めるのもお忘れなく!
旧市街から徒歩圏内にあるビーチからは、夕日に照らされるシベニクの姿を望むことができます。

有名観光地であるザダルとスプリットの中間に位置しているためか、多くの旅行者が素通りしてしまうシベニクですが、のぶよ的にはクロアチアで一番のお気に入りの町でした。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街2:ブラショフ / ルーマニア

ヨーロッパほぼすべての国(リヒテンシュタイン、ごめん)を制覇したのぶよ。

これだけヨーロッパばかり旅行していると、ちょっとやそっとの「美しい町並み」には感動できなくなってきます。

そんなのぶよに「完璧な旧市街」と言わしめたのが、ルーマニア中部・トランシルヴァニア地方の中心都市であるブラショフ(Brasov)でした。

完璧な保存状態の建物の美しさや統一感は言うまでもなく、旧市街全体を見渡す絶景スポットがいくつも点在しているのがブラショフ の特徴。

特に、旧市街の背後にそびえるタンパ山からの絶景は感動ものです。

2月に訪れたためかなり寒かったのですが、雪が積もって静寂に包まれたブラショフの町並みは本当に幻想的で、中世にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。

東ヨーロッパだけでなく、ヨーロッパ全体でも三本の指に入るほどに美しい旧市街だと思います。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街3:コトル / モンテネグロ

モンテネグロで一番の観光地であるコトル(Kotor)
フィヨルドのような独特の地形に位置する旧市街の絶景はとても有名です。

あまり観光地観光地した場所が好きではないのぶよ。
しかしながら、コトル旧市街の美しさは別格でした。

ベネチア共和国時代の建造物が残る旧市街の路地は、まるで迷路のよう。
入り組んだ路地の至る所が可愛らしさで溢れます。

また、町の背後に建つコトル城塞からの眺めは、一生の思い出となること間違いなしの絶景でした。

大型クルーズ船の寄港地となっているのと、お隣クロアチアのドブロブニクから日帰り観光客が大勢やってくるコトルの昼間は、ただのディズニーランド状態と化してしまうのが残念なところ。

夕方〜朝にかけては本来の静けさと美しさに包まれた町の雰囲気を堪能することができますよ。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街4:ヴェリコ・タルノヴォ / ブルガリア

かつてのブルガリア王国の首都、ヴェリコ・タルノヴォ(Veliko Tarnovo)は、ブルガリア人が誇る古都。

伝統的な家々が建ち並ぶ旧市街も魅力的ですが、注目すべきはこの町の独特な地形。

蛇行して流れるヤントラ川が作り出した谷の斜面に建てられた家々が織りなす風景は、とにかく絶景の連続なんです。

ブルガリアの伝統的な家々が連なる旧市街や、レトロで優雅な建物が並ぶ新市街。
それらを一望する、絶景ポイントの数々。

他のどの町でも見ることができない、絶壁に縦長の家々が並ぶ風景は、ブルガリア観光のハイライトと言えるでしょう。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街5:ベラト / アルバニア

共産主義時代に多くの町が無機質なコンクリートの建物に覆われてしまったアルバニア。

しかしながら、アルバニア中部や南部へ足を運ぶと、オスマン帝国統治時代の家々が連なる美しい町が残っています。

そのうちの一つが、「千の窓を持つ町」と称される世界遺産のベラト(Berat)
他のどの町とも異なる独特な雰囲気の旧市街を散策すると、まるでオスマン帝国統治時代に迷い込んでしまったような感覚になります。

旧市街のすぐ裏の岩山の上にあるベラト城塞からの眺めも外せません。

先史時代に起源を持つ、長い歴史を持つベラト城塞自体もとても見ごたえがあり、アルバニアの長い歴史を感じさせる存在です。

歴史、雰囲気、美しさの全てにおいてとにかく完璧なベラト。
観光地化されすぎていることもなく、温かで人懐っこい人々の素朴な暮らしを至る所で見ることができるのも大きな魅力と言えるでしょう。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街6:リヴィウ / ウクライナ

ウクライナで最もウクライナらしい町・リヴィウ(Lviv)は、ポーランド領だったこともあり、ウクライナの他の町とは全く異なった優雅な旧市街を持ちます。

どこか中欧風のリヴィウ旧市街の雰囲気はとにかく開放的で、どこを切り取っても絵になります。

町を縫うように走るレトロな路面電車もリヴィウ名物。
美しい建物によくマッチしています。

決して規模は大きくないものの、その独特な雰囲気と居心地の良さにハマってしまう旅行者が多いのも頷けます。

食文化においても、他のウクライナの都市とは一線を画すリヴィウ。
クラフトビールを提供するお店や、格安で絶品料理が食べられるレストランが点在しているのも嬉しい点です。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街7:モスタル / ボスニア・ヘルツェゴビナ

平和の象徴であるモスタルの橋の風景が有名な、ボスニア・ヘルツェゴビナ南部のモスタル(Mostar)

ボスニアを代表する観光地であり、隣国クロアチアから近いこともあって、もの凄い数の観光客が日帰りで訪れる町でもあります。

ご想像の通り、昼間のモスタルはただの地獄。
狭い石畳の路地が連なる小さな旧市街に何百何千もの観光客が一堂に会するのですから。

本来のモスタル旧市街の美しさを堪能するなら、おすすめは夕方

オスマン帝国風の石造りの建物が夕陽に染まっていき、オリエンタルなランプが町を優しく照らし出す光景は、まるで千夜一夜物語の世界。
日帰りでは絶対に味わえない極上の時間です。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街8:ティミショアラ / ルーマニア

まるで映画のセットの中に迷い込んでしまったようなティミショアラ(Timisoara)の旧市街。

「自分の町が一番!」と考える人が多いルーマニア人をして、「ティミショアラはすごい」と言わせるほどの美しさを誇ります。

地理的にハンガリーに近く、歴史的にも文化的にもオーストリア・ハンガリー帝国の影響を受けてきたティミショアラの町並みは、とにかく上品で優雅。
それに加えて、ルーマニア伝統のエッセンスも感じられるという、とにかく調和した旧市街です。

先に紹介したブラショフもそうですが、ルーマニア各都市の旧市街はどこも素晴らしい統一感があり、ルーマニアの人々の美意識に感服させられます。

建築の美しさだけではなく、花や緑に彩られたティミショアラの町。
ただ歩いているだけで、その華やかな雰囲気を肌で感じることができるおすすめの町です。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街9:オフリド / 北マケドニア

とにかく地味な国・北マケドニアですが、オフリド旧市街の美しさは無視できません。

世界文化遺産&自然遺産の両方に指定されているだけあって、美しい旧市街と風光明媚なオフリド湖の風景のハーモニーが素晴らしいです。

独特の建築様式の建物が連なる坂道を歩いていると、ふとした瞬間に湖が視界に入ってくるのもオフリドならでは。

のぶよのおすすめは、オフリドで最も高い場所に建つサモリ皇帝の城塞からの眺め

とにかく穏やかなオフリド湖の湖面に沿って広がるオレンジ色の屋根のオフリド旧市街の絶景は、北マケドニア旅行のハイライトとなることでしょう。

東ヨーロッパ・バルカン諸国のおすすめ旧市街10:プリズレン / コソボ

ただ歩いているだけで自然と笑顔になれる町
そんな場所が、この世界に一体いくつあるのでしょうか。

コソボの古都・プリズレンはそんな数少ない場所の一つです。

点在するモスクから流れるコーランを詠む声が響き渡る、ヨーロッパとは思えないような独特の雰囲気と、赤い屋根が連なる美しい旧市街はもちろん魅力的。
しかし、プリズレンの一番の魅力はそこで生活する人々にあります。

これまで8ヶ月間の世界半周旅の中で、最も人々の温かさを感じたのが、ここプリズレンでした。

観光客がまだまだ珍しいプリズレン(というかコソボ全体)では、人々がガンガン話しかけてきます。
もちろんアルバニア語で。

木陰で休憩しているおじいさんに笑顔で手を振られたり、「ようこそ」ではなく「来てくれてありがとう」と言われたり、なぜか食事代を割引してくれたり。

プリズレンの町並み自体も美しいものの、これくらいの町ならヨーロッパのどこにでもあるでしょう。
しかしながら、そこて暮らす人々の温かさを加味すると、外見だけではなく中身まで美しい町並みとして挙げることができます。

正直なところ、観光地として有名になって、プリズレンの人々の素朴な温かさが失われてしまうのがとても嫌なので紹介するのを躊躇ったのですが、この町の素晴らしさを紹介しないのはやっぱりもったいないと思い、載せることとしました。

おわりに

東ヨーロッパ・バルカン諸国の美しい旧市街を持つ町を10か所紹介しました。

有名な町から聞いたこともないような町まで、穴場と言える美しい町が点在するこのエリア。

西ヨーロッパの有名観光地のように観光客で溢れかえっていることも少ないので、その町が持つ本来の空気を感じながらのんびりと散策することができるのが大きな魅力です。

複雑な歴史を持つ東ヨーロッパ・バルカン諸国では、様々な建築様式が混ざり合っているのも興味深い点。
旅していると、町の雰囲気がだんだんとヨーロッパ風からオリエンタルな雰囲気に変化していくのが目に見えてわかります。

まだまだ知名度は高くない今だからこそ、旅行にはおすすめ!
是非、素朴で伝統的な美しさを持つ町並みの中で、中世にタイムスリップしたような感覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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