大都市での観光疲れを癒そう!ベオグラード近郊のゼムン地区と川のビーチ。【ベオグラード市内バスの利用方法も】

大都市での観光疲れを癒そう!ベオグラード近郊のゼムン地区と川のビーチ。【ベオグラード市内バスの利用方法も】

こんにちは!なんだかんだでセルビアの首都・ベオグラードに1週間も居座っているのぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ベオグラードはなんだか居心地が良い町。
物価が安く人々もマイルドなので、なんだか長居したくなってしまう不思議な魅力があります。(のぶよはどこの町にも長居していますが)

バルカン半島では一、ニを争う大都市でもあるベオグラード。
ふとした瞬間に、喧噪と人混みから逃れたくなることもあるのでは。

そんなときに、市内から出ることなく、ベオグラードのもう一つの顔に触れてみてはいかがでしょうか。

今回の記事では、静かで落ち着いた古い街並みが広がるゼムン地区 (Zemun)と、サバ川沿いに広がるビーチでのんびりできるアダ・シガンリジャ(Ada Ciganlija)を紹介します。

一日で二つの場所を訪れることも可能ですよ!

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ベオグラードで最も古い街並みが残るゼムン地区

古くから交通の要所として発展してきたゼムン地区は、ベオグラードの中心街とサバ川をはさんだ対岸、ノヴィ・ベオグラード(Novi Belgrade)の先に位置しています。

共産主義的な建物が並ぶベオグラード市内とは異なり、オーストリア=ハンガリー帝国風の建物が軒を連ねるゼムンは、「ベオグラードから出ることなく古き良き街並みを散策できる」人気の観光スポットとなっています。

ゼムン地区のシンボルとなるのが、街を一望する丘の上に建つフニャディ・ヤーノシュの塔。

オーストリア=ハンガリー帝国時代にハンガリー人を讃えて作られたこの塔へは、200DIN(=¥211)で登ることができます。

お金を払ってフニャディ・ヤーノシュの塔に上らなくても、高台からはゼムン地区の美しい街並みが一望できます。

青く流れるドナウ川のほとりに色がる赤い屋根の街並みは雰囲気たっぷりです。

遠くに見えるベオグラード中心部とは異なり、ゆったりとした時間が流れています。

ゼムン地区の街並みは、石畳の路地が広がる「ヨーロッパの旧市街」そのものの雰囲気。

観光客も多いですが、地元のベオグラードっ子が休日を過ごしにやってくるようなエリアです。

ゼムン地区はとても小さなエリアですが、多くの人が行き交う街は活気があります。

オープンテラス席があるカフェやレストランも多いので、ちょっと休憩する場所にも困りません。

ゼムン地区で是非訪れたいのが、ドナウ川沿いの散歩道。

遠くにベオグラードの町を望みながら、雄大に流れるドナウ川の風を感じられる散歩道は、地元の人たちの憩いの場です。

遊覧船も運行されており、家族連れに人気でした。

ゼムン地区へのアクセス・観光の所要時間

アクセス

ベオグラードバスターミナル近く(旧ベオグラード中央駅前)の停留所から、83番のバスで20分。

観光所要時間

のんびりと散策しても3時間あれば十分に満喫できます。

次に紹介するアダ・シガンリジャとセットで訪れるか、ベオグラード市内の他の観光スポットと組み合わせるのがいいでしょう。

サバ川に浮かぶ人工島のビーチ、アダ・シガンリジャ

続いて紹介するのが、ベオグラード市内西部に位置する、サバ川に浮かぶ人工の島、アダ・シガンリジャです。

海がない内陸国のセルビア。
人々のビーチに対する渇望は底知れず、夏場は1日に25万人(!)もの人が訪れるほどの人気スポットです。

サバ川の流れをせき止めて作られたラグーンまわりに遊歩道が整備されています。

ただぶらぶら散策するもよし、ビーチで夏を満喫するもよし、カヌーをレンタルしてみるもよし。
いろいろな楽しみ方ができる場所です。

遊歩道沿いにはオープンテラスのカフェやレストランが多くあります。

・ビール500ml、200DIN(=¥211)
・ランチ350DIN(=¥369)~

と、ビーチ沿いのロケーションの割に値段はそこまで高くなく、あくまでも地元プライスなのが嬉しいです。

水辺の涼しい風を受けながら、テラス席でくつろいでいると、ここがベオグラード市内であることを忘れてしまいそうになります。

アダ・シガンリジャへのアクセス・観光の所要時間

アクセス

ベオグラードバスターミナル近く(旧ベオグラード中央駅前)の停留所から511番のバスで10~15分。

観光所要時間

人それぞれだと思いますが、せっかくのビーチなので半日くらいのんびりするのもいいでしょう。

ビーチ沿いを少し散策して雰囲気を味わうだけなら1時間もあれば十分です。

ややこしいベオグラードの市内路線バスの利用方法

いろいろなシステムがややこしいセルビア。

ベオグラードの市内路線バスの利用方法も例外ではありません。

バス停留所でチケットを購入することはできず、BUS PLUSカードというチャージ式のベオグラード公共交通機関共通のカードを事前に購入するか、乗車する際に運転手に直接運賃を支払うかの2通りの方法があります。

BUS PLUSカードを購入する

画像元:https://theculturetrip.com/europe/serbia/articles/a-guide-to-using-public-transport-in-belgrade-serbia/
・ベオグラードに数日間滞在する
・複数回バスを使用する

そんな場合にお得なのが、BUS PLUSカードを購入・チャージして利用する方法です。

1.バス停近くのキオスクで、BUS PLUSカードを購入

ベオグラード市内の主なバス停留所周辺には、キオスク(雑誌やタバコを売っているスタンド)があり、BUS PLUSカードを購入することができます。

カード自体の値段は250DIN(=¥264)

そこに、自分の希望する料金(一回券、一日券、etc…)を上乗せしてチャージ・購入します。

BUS PLUSカード利用時のチャージ料金

一回券:89DIN(=¥94) ※90分間乗り放題
一日券:250DIN(=¥264)
三日券:700DIN(=¥739)
七日券:1000DIN(=¥1056)

ベオグラードの公共交通機関はゾーン制になっており、上記の料金はゾーン1と2のものです。
観光客が訪れる場所は全てこのゾーン内にあるので、他の料金プランを考える必要はありません。

つまり、バスに一回乗るだけでも、カード代250DIN + 一回券89DIN = 349DINもかかるということ。

ちょっとバスを利用したいだけの観光客にとっては、不便極まりないシステムです。

2.バス乗車時に、車内の読み取り機にタッチ

バス車内には、BUS PLUSカード専用の読み取り機が設置されているので、購入&チャージしたカードをかざすだけです。

一回券の場合は、最初の読み取りから90分間有効となり、乗り換えの際に再度読み取らせる必要はありません。

一日券等の場合は、乗り換えの都度再度読み取らせる必要があるのでご注意を。

3.時々やってくる検札に注意!

一見すると、誰も料金の支払いをチェックしておらず、タダ乗りできそうなベオグラードのバスやトラム。

しかし、そんなうまい話はありません(笑)

時々やってくる検札(私服の場合あり)に無賃乗車が見つかると、2000DINの罰金が科せられてしまいます。

カードの読み取りを忘れていただけでも、罰金の対象となるので注意してください。

運転手に直接運賃を払う

250DINも払ってわざわざBUS PLUSカードを購入するほどバスに乗らないという人 (ほとんどの場合がそうだと思います)は、バス乗車時に運転手に直接料金を支払うこともできます。

その場合、一日券や三日券は購入できず、90分間有効の一回券のみとなるので注意。

料金は割高で、150DIN(=¥158)。

運転手は基本的にお釣りを準備しておらず、ちょうどの額を支払えないと乗車できないこともあるので注意してください。

BUS PLUSカード購入か、運転手にその都度支払うか

このように、なかなかのややこしさを誇るベオグラードの公共交通間の料金システム。

250DIN払ってBUS PLUSカードを買うべきか、150DINをその都度運転手に支払うべきか。
それはどの程度バスを利用するかによります。

先述の通り、一回券は90分間有効なので、時間内に往復できるような場所へ行くだけなら運転手に150DINを直接支払った方が安く済みます。

BUS PLUSカードの一日券は、カード代250DIN + 一日券代250DIN = 合計500DINとなるので、1日に4回以上バスやトラムを利用する場合は、こちらのほうがお得です。

記事内で紹介しているゼムン地区とアダ・シガンリジャのビーチの二か所を一日で訪れるなら、BUS PLUSカードの一日券を購入するべきでしょう。
いずれも90分間で往復+観光ができる場所ではないので。

おわりに

ベオグラードの中心部からほど近いにもかかわらず、落ち着いてリラックスできる雰囲気を持つ二つのおすすめスポットを紹介しました。

アクセスにはバスを利用しなければならないものの、ベオグラードのもう一つの顔を見ることができるこれらのエリアへ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

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