建物の3分の1が重要文化財!石塀の村・アルバナシを日帰り観光【アクセス情報】

建物の3分の1が重要文化財!石塀の村・アルバナシを日帰り観光【アクセス情報】

こんにちは!ブルガリア滞在がいつの間にか1ヶ月越え、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ブルガリアのかつての首都、ヴェリコ・タルノヴォは、古都らしい気品が漂う美しい町並みが魅力的。

のんびりとしたこの町で過ごすのもいいですが、時間があるなら、町の北4kmほどの丘の上に位置するアルバナシ村(Arbanassi)へデイトリップしてみるのはいかがでしょうか。

どこまでも石塀が連なる独特の景観を持つアルバナシ村には90軒ほどの伝統的な家屋があり、そのうち36軒が重要文化財に指定されているんです。

今回の記事では、アルバナシ村散策の様子と、ヴェリコ・タルノヴォからのアクセスを紹介します。

Advertisement

石塀が連なるアルバナシを散策

アルバナシ村を特徴づけるのが、重要文化財に指定された建物を取り囲むように築かれた石塀の存在。

なんだか日本の蔵造りの町並みを彷彿とさせるような雰囲気の路地が連なり、独特な雰囲気を作り出しています。

重要文化財である建物のほとんどは、一階部分は石造り、二階部分は木造という独特な造り。

ブルガリア広しと言えども、他ではあまり見ることができないこの独特の景観は、オスマン帝国支配時代に生み出されたものです。

そもそものアルバナシ村の起源は、近郊のヴェリコ・タルノヴォを首都として第二次ブルガリア帝国が成立した12世紀のこと。

ヴェリコ・タルノヴォに居住していた貴族たちが、近郊の緑あふれるこの地に別荘を建てたのが始まりです。

その後、14世紀後半にはオスマン帝国の支配下となったアルバナシ村。
この地を拠点としていた商人たちは税制上の特権を受けており、多くの富を得ていたため、オスマン帝国風の石造りの豪華な家々が作られました。

また、アルバナシ村にはオスマン帝国支配時代に作られた石造りの教会が多く残されており、その多くが重要文化財に指定されています。

↑フレスコ画が秀逸らしい聖誕教会。閉まっていました。

キリスト教徒の権利を制限したオスマン帝国ですが、アルバナシ村に関しては例外。
オスマン帝国風の石造りの様式で、キリスト教の教会が建設されました。

残念ながら、現在公開されている多くの教会への入場は有料(6Lv=¥367)で、観光客が少なくなる冬季(10月~3月)は閉館していることが多いのでご注意を。

内部一面にフレスコ画が広がる、アルバナシ最古の聖誕教会も、のぶよが訪れた10月中旬には閉まっていました。残念。

聖誕教会内部の写真撮影は禁止となっています。

もし冬季にアルバナシを訪れるなら、村に二か所ある修道院(聖ニコラ修道院聖母修道院)を訪れてみましょう。

こちらは現役の祈りの場所なので、通年開放されており、入場も無料です。

↑村の南側に建つ聖ニコラ修道院。ここからはヴェリコ・タルノヴォの町を一望するパノラマが広がる。

↑村の西側にひっそりと建つ聖母修道院。奇跡を起こすと言われるイコン画を所蔵する。

アルバナシの散策で注目したいのが、各家の入口に設置された門

日本の地方部の家でも見られるような、木製の入口の門。
各家の権力を誇示するように、立派な造りとなっています。


Advertisement

ヴェリコ・タルノヴォからアルバナシへの行き方

アルバナシ観光地図

黄色:ヴェリコ・タルノヴォ行きバス停
青:観光スポット
緑線:エコ・トレイル

徒歩でのアクセス

体力があり、ハイキングを楽しみながらアルバナシ村へアクセスしたい人におすすめしたいのが、ヴェリコ・タルノヴォの東側にあるツァレヴェツ要塞エリアからエコ・トレイルを通って、ハイキングでアルバナシ村へとアクセスする方法

ヴェリコ・タルノヴォからは上り坂で、距離にして4kmほど。
1時間少々でアルバナシ村へと到着します。

途中では、山々に囲まれた大自然の風景を望みながらの快適なハイキングコースです。

ヴェリコ・タルノヴォからアルバナシ村までは、幹線道路を通ってのアクセスも可能なものの、歩道が設置されておらず危険が伴うためおすすめしません。

バスでのアクセス

余り体力を使いたくない人におすすめなのが、路線バスを使ってのアクセス。
ヴェリコ・タルノヴォのザパト(西)バスステーションから一日に数本アルバナシ行きのバスが出ています。

時刻表はこちらのサイト(ブルガリア語)でご確認を。

ザパト(西)バスステーションは、ヴェリコ・タルノヴォの中心街から離れた場所に位置しており、アクセスは少々不便。
場合によってはハイキングでアクセスした方が早いかもしれません。

おわりに

のぶよ的には、「わざわざ苦労して行くまででもないかな」という印象だったアルバナシ村

石塀が連なる町並みはとても情緒があるのですが、リゾート地として観光地化されすぎている感じがしました。

せっかく伝統的な石造りの家があるのに、そのほとんどは高級リゾートホテルや観光客向けのレストランとなっており、村本来の素朴な雰囲気があまり感じられなかったのです。

絶対に訪れるべき場所とは言えませんが、もしヴェリコ・タルノヴォ滞在中に時間があるなら、ランチ&散策目的で訪れてみるのもアリかもしれません。

この記事に関連したおすすめ書籍

旅人マストの一冊、「地球の歩き方」
写真が多く、訪れる場所のイメージがわきやすいです。安心して旅行したい人にオススメ。

英語ができるなら、“Lonley Planet”は世界最強の旅人のバイブル。
とにかく情報量が半端じゃありません。人と違う場所へ行ってみたい人は是非!

Ça voir! - さぼわーる- の最新情報を受け取る

Ça voir! - さぼわーる -をフォローして最新情報を受け取ろう!
           

Category New Article