こんにちは!ブルガリアをのんびりと旅している、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ブルガリア東部の黒海に面した都市・ブルガスから南に30kmほど。
黒海に突き出した半島にあるソゾポル(Sozopol)は、紀元前から人が居住していた歴史ある町です。
石畳の路地が連なる旧市街には木造の可愛らしい家が並び、真っ青な黒海とのコントラストがとても素敵。
今回は、ブルガスから気軽にデイトリップできるソゾポルの観光スポットとアクセス情報を紹介します。
ソゾポルの観光スポット
ソゾポルは、端から端までゆっくり歩いても20分ほどの小さな町。
目立った観光スポットはないものの、独特の木造住宅が連なる旧市街や黒海沿いの遊歩道をのんびりと散策したり、ビーチでのんびり過ごすには最適です!
ソゾポル観光地図
青:観光スポット
ソゾポル旧市街
ソゾポルへのアクセス拠点であるブルガスからのバスは、ソゾポル旧市街の南端に位置するバス停に到着します。。
ここからは、気の向くままに旧市街を散策してみましょう。
石畳の路地には、この地方独特の木造の家々がずらり。
とても可愛らしい雰囲気で、古き良きヨーロッパの風景が残っているように感じます。
土産物屋や工芸品を売る店がずら~りと並ぶソゾポル旧市街のメインストリート。
観光地感は否めないものの、少し路地を入るとここで暮らす人々の生活を垣間見ることができます。
旧市街には、丸いドームを持つブルガリア正教の教会がいくつか点在しているので、訪れてみるのもおすすめ。
また、紀元前から続くソゾポルの長い歴史を象徴するかのように、古代の遺跡も至るところに点在しています。
黒海をバックにひっそりと佇む遺跡もいくつかあり、なかなかいい雰囲気。
ソゾポルに残る遺跡の多くは、およそ二千年近く前にローマ帝国がこの地域を支配していた際に築かれた建造物の跡なのだとか。
ゆっくり歩いても1時間ほどでまわれてしまう小さな旧市街。
9月後半という時期のせいか観光客の姿は少なく、のんびりとした時間が流れていました。
黒海沿いの遊歩道
半島状の地形にひらけたソゾポル旧市街。
その南側には、黒海の風を感じながら散歩できる遊歩道が整備されています。
実はこの遊歩道、紀元前4世紀(2400年前)に築かれたアフロディテ神殿の壁を利用して作られたもの。
遠い昔の神殿の壁の上を散策することができる…すごい町だと思いませんか。
岩場が続く海岸線の眺めは格別。
美しい黒海の風景と、木造の家々のコントラストが素晴らしいです。
黒海ビーチ
アフロディテ神殿跡の遊歩道の南端は、きめこまやかな砂が美しいビーチへと続いています。
夏はブルガリア中から人々が押し寄せるソゾポルのビーチですが、シーズンが過ぎた9月は静寂そのもの。
9月のブルガリアは日差しがまだまだ強く海水も温かいので、普通に泳げるのが◎
夏場の喧騒が嘘のように、落ち着いた雰囲気の中でのんびり過ごすことができます。
ソゾポルから南には、トルコとの国境。
遥か遠くには、ウクライナやジョージアなどの国がある黒海。
のぶよは、半年ほど前の2019年3月にウクライナの黒海沿いの町・オデッサに滞在しました。
あれからいろいろな場所に行き、また黒海沿岸へ戻って来られたことへの感動…
静まり返ったビーチを眺めていると、これまでの旅の思い出がどんどん脳裏に浮かんで来ました。
ソゾポルへのアクセス
ソゾポルへのアクセスの起点となるのはブルガス(Burgas)です。
ブルガスのユーグ(南)バスステーションから、30分に1本のバスが出ているので、個人でも簡単にアクセスが可能。
ソゾポル方面へのバスは、プラットホーム5番からの出発。
チケットはバス車内で係員から直接購入するスタイルです。
ソゾポル→ブルガスへの帰りのバスは夜9時までの運行と、こちらもかなり便利。
時間を気にすることなく、ブルガスからのデイトリップを楽しめます。
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おわりに
半日あれば十分に満喫できるソゾポル観光。
リゾート地とあってレストランの価格は少々高めなので、ブルガスで安くお昼を済ませた後に訪問するのもおすすめ!
ブルガスから日帰りで訪れることができるスポットはいくつかありますが、世界遺産の町・ネセバルに比べて、ソゾポルはやや鄙びた雰囲気が漂っているのも良かったです。
黒海沿いでのんびりと午後のひとときを過ごすには、最適のデイトリップ先だと思います!
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