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ルーマニア・ガラチからモルドバ・キシナウへバスで国境越え!移動情報をシェアします。

とらべる × モルドバ

こんにちは!ルーマニアはドナウデルタに滞在中の世界半周旅行者・のぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

2週間滞在したルーマニアともここでいったんお別れ。(また数週間後に再入国する予定)
バスで国境を越えて、隣国のモルドバへ向かいます。

日本人の間ではマイナー中のマイナーな国、モルドバ。
のぶよは、ルーマニア東部のドナウデルタを観光した後、ガラチ(Galati)という町からモルドバの首都・キシナウ(Chisinau)へと向かうルートを選びました。

もはや誰がこんなルートで旅をするのか想像もつかないのですが、国境越えの様子やバスの情報などを残しておきます。

ルーマニア→モルドバの国境越えの主なルート3つ

ルーマニア→モルドバ (逆方向も然り)間の国境越えは、ほとんどの人がバスを利用することでしょう。

一応二つの国の間を鉄道が結んではいるのですが、料金が高く時間がかかるため、わざわざ鉄道を利用する意味がないためです。

ルーマニアからモルドバへ向かうバスは、ほとんどがモルドバの首都・キシナウ(キシニョフ)へのものです。
ルーマニア側の出発地としてはいくつかの候補があり、主に3つのルートが考えられます。

1.ブカレスト~キシナウ間バス

最も一般的で便利なのがブカレストからキシナウへの直行バス
便数も多くて利用しやすいです。

所要時間:8~9時間
料金:70LEI~ (=¥1865)
運行頻度:1~2時間に一本

2.ブラショフ  / クルジュ・ナポカ~キシナウ間バス (ヤシ経由)

ルーマニア中部のトランシルヴァニア地方のブラショフクルジュ・ナポカからも、キシナウへの直行バスが出ています。

いずれの場合もルーマニア北東部の大都市、ヤシ(Iasi)を経由することとなります。

ブラショフからキシナウ

所要時間:9時間
料金:70LEI~ (=¥1865)
運行頻度:一日に5~6本

クルジュ・ナポカからキシナウ

所要時間:12時間
料金:100LEI~ (=¥1865)
運行頻度:一日1本

ヤシからキシナウ

所要時間:2時間半
料金:40LEI~ (=¥1065)
運行頻度:一日7本

3.ガラチ~キシナウ間バス

のぶよが利用したのが、最もマイナーであり不便なこちらのルート。

値段は安いものの、便数は少なく時間がかかるのであまりおすすめはしません。
モルドバ南部の素朴すぎる風景を堪能できるのが唯一の利点でしょうか(笑)

所要時間:6時間
料金:40LEI (=¥1065)
運行頻度:一日1本

ドナウデルタ方面からキシナウへ向かうなら、ガラチ経由が便利

ルーマニア東部のドナウデルタ地方から、モルドバの国境はすぐそこです。

しかしながらアクセスは良いとは言い難く、ドナウデルタ地方の中心都市であるトゥルチャ(Tulcea)からキシナウへの直行バスはありません

そのため、

トゥルチャ→ガラチ(Galati)→キシナウ
トゥルチャ→ブカレスト→キシナウ

の二通りの移動方法しかありません。いずれかになります。

トゥルチャ~ブカレストのアクセスも良いとは言えず、お金もかかってしまうため、時間が許せばトゥルチャ→ガラチ→キシナウと移動するのが最も効率が良く、安く済みます

トゥルチャからガラチへの行き方

ドナウデルタの大自然を十分に満喫した後は、トゥルチャからガラチへとミニバスで移動します。

この移動が意外と厄介。
トゥルチャからガラチ方面へ向かうバスは、ガラチの町とドナウ川を挟んだ対岸にあるI.C.Bratianuまでしか行きません。

なぜなら、ガラチ – I.C. Bratianu間には橋が架かっていないためです。

黄色:トゥルチャ – I.C.Bratianu間バス
赤:I.C.Bratianu – ガラチ間渡し舟
緑:ガラチ市内路線バス
青:Metropoleバスターミナル (キシナウ行き)

トゥルチャ~ミI.C.Bratianu間のミニバス

ガラチのバスターミナルから、I.C. Bratianu行きのミニバスが1時間に1本程度出ています。

料金は22LEI (=¥585)。所要時間1時間半ほど。

チケットはトゥルチャのバスターミナルにあるこちらのオフィスで事前に購入します。

ドナウ川を連絡船で渡る(1.5レイ)

I.C.Bratianuに到着したら、すぐ目の前には悠々と流れるドナウ川が。
その対岸に見える大きな町がガラチ(Galati)です。

ガラチの町へは、連絡船を使ってドナウ川を渡ってアクセスします。

連絡船のチケットオフィスがこちら。
1.5LEI (=¥40)/片道で、20分に1本程度運航しているようです。

たった5分ほどで対岸のガラチの町へと到着。ちょっとした船旅気分が味わえます。

中央広場まで16番のバス(2レイ)

連絡船でガラチ側に到着したら、バスターミナルや鉄道駅がある中心街へ向かいます。

ガラチは無駄にだだっ広い街で、船着場から中心街までは4km以上もあるため、船着場から路線バスを利用するのがいいでしょう。

16番のバスが、中心街近くの中央広場(Piata Centrala)へと向かいます。

1時間に1本とあまり本数が多くない16番の路線バス。
ここはルーマニア。気長に待ちましょう。

バスの料金は2LEI (=¥55)。運転手から直接チケットを購入します。

中央広場から徒歩15分で駅前のMetropoleバスターミナルへ

16番バスで中央広場へ到着したら、キシナウ行きのミニバスが発着するMetropoleバスターミナルまでは徒歩15分ほど。

この変な形の建物がバスターミナルです。
内部は閑散としていて、ルーマニアの地方都市感がプンプンします。

ガラチ→キシナウ間のバス移動。国境越えのようす

一日一本のみ。満員のミニバス

ガラチ→キシナウ間のバスは朝8:30ガラチ発の1日に1本だけ。
しかも大型バスではなくミニバスタイプのため、座席数が限られています。

そんなに利用者がいないのか、そもそも何も考えていないのかはわかりませんが、とにかくこれ1本だけです。

事前に座席を予約したりチケットを購入することはできないので、万が一当日満席で乗れなかったらどうなってしまうのでしょうか。恐ろしや。

もちろん出発時刻の8:30に出発するわけがないバス。
そもそも8:30の時点ではバスは来てすらいませんでした。

国境を越える路線なので、運転手が全員のパスポートを集めて何やら書類に記載しています。そうして結局バスが出発したのは9時過ぎでした。

バスは結局満席に。写真中央にある積み上げられた椅子は、まさか満席になったときに通路に座るために使われるのでしょうか。恐ろしや。

ようやく出発したバスが走ること15分、国境に到着します。
ガラチが国境の町であることを改めて実感する近さです。

ルーマニア側の出国審査

シェンゲン協定国間の移動に慣れていたのぶよにはかなり新鮮に感じた、国境でのパスポートコントロール。

というか、陸路で国境を越えてパスポートチェックされるのが久しぶりすぎて、なんだか無駄に緊張します。

ルーマニア側の国境に到着すると、バスは停車。
係員がミニバスに乗ってきて、一人一人の顔を確認しながらパスポートを集めていきます。

そして全員のパスポートを持ってオフィスへと戻っていきます。
乗客はバスから降りる必要もありません。

何も悪いことをしていないのに、なんだかソワソワしながら待つこと30分。
パスポートが出国スタンプが押された状態でドライバーから返却されました。

特に質問されたり荷物検査されることもありませんでした。

↑ルーマニアの出国スタンプ

モルドバ側の入国審査

ルーマニアを出国したら、次はモルドバ側で入国審査です。

ルーマニア出国時と全く同じ手順で、係員が乗車して全員分のパスポートを集めていきます。
そして待つことたったの15分でパスポートが返却されます。やっつけ仕事か!

↑モルドバの入国スタンプ。モルドバ側の国境の町は「ジュルジュレスチ」という面白い名前

ルーマニア出国時と同じく、係員に質問されたり荷物検査されたりすることは一切ありませんでした。
乗客がバスから降りる必要がないことも同じです。

ルーマニア~モルドバ間の国境でかかった時間の合計、およそ45分。

思っていたよりもかなり短い時間でスムーズに国境越えができました。

しかし、シェンゲン協定の国々でのパスポートチェックなしでの移動に慣れていると、やはりわずらわしさを感じてしまうのも事実です。
無駄な時間でしかないと思ってしまう。

とはいえ、パスポートに推されたスタンプを眺めていると、自分が国境を越えて別の国へ来たことを実感させられます。
なんだかワクワクする、それが旅の醍醐味なのかもしれません。

国境~キシナウまでの道のり

おそらくほとんどの旅人が、国境を越えモルドバ側に入って最初に感じることは、道路のボコボコさでしょう。

とにかく道がボコボコ。というかボッッコボッッコです。

例えるなら、終始USJのインディージョーンズのアトラクション(安全ベルトなし)状態。
そんな道を5時間近く走るわけです。

酔いやすい人は確実にやばいです。拷問でしかありません。

ここで、モルドバという国が欧州最貧国のひとつであるという事実を突き付けられ、ルーマニアって実はすごい国だったんだと実感するでしょう。(笑)

↑地元の人たちの移動手段は、三輪車の荷台か、馬車(というかロバがひいているのでロバ車)。映画の世界です。

ガラチ~キシナウ間のミニバスは、モルドバの南部の荒涼とした大地を延々と走り続けます。
途中には小さな村が点在していて、そこに住む人々の姿も見かけました。

モルドバの田舎道 (かなりボコボコ) をゆっくり走るおんぼろのミニバスでの移動なんて、なんと旅情がかきたてられることでしょうか(笑)

キシナウ南バスターミナルからキシナウ中心地までのアクセス

キシナウには、いくつかバスターミナルがあります。

中心街に近いのは中央バスターミナルで、こちらに着けばラッキー。
キシナウのどこへ行くにも徒歩圏内です。

最悪なのは市内から5kmほど離れた南バスターミナルに到着した場合。
どちらに到着するのかは「神のみぞ知る」といったところです。

のぶよの場合は案の定南バスターミナル着でした。普段の行いが悪いからでしょうか。

南バスターミナルの外へ出ると幹線道路が走っており、そこからキシナウ中央バスターミナル行きの120番の路線バス(というかミニバン)を利用できます。

料金は2MDL(=¥13)。安っ。

ミニバスの料金支払いはもちろん現金のみ

南バスターミナル内のATMか両替所で、モルドバの通貨であるモルドバ・レイ (MDL) の準備をお忘れなく。

キシナウ市内のバスターミナルや便利な路線バスなど、移動情報はこちらにまとめています。

おわりに

マイナーな国であるモルドバへの、マイナーなルートでの入国情報をお伝えしました。

一体誰の役に立つのか見当もつきませんが、同じルートか逆ルートで旅する人のご参考になればと思います。

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キシナウ旧市街


キシナウ中心街は、市内交通はもちろんモルドバ国内移動の拠点でもある場所。
トロリーバスやマルシュルートカ(ミニバス)が縦横無尽に走っているので、どこにでも簡単にアクセス可能です。

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