絶対行くべき!2週間滞在した私がモルドバにハマった11の理由。

絶対行くべき!2週間滞在した私がモルドバにハマった11の理由。

こんにちは!当初はモルドバ滞在3日間のつもりが、結局2週間ものんびりと過ごした世界半周旅行者・のぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

日本人の間ではマイナー過ぎるモルドバ共和国。
その知名度の低さは壊滅的で、インド洋の楽園・モルディブと間違えられたり、アフリカのどこかだと思われたり散々です。

西ヨーロッパや北米の人たちにとってもそれは同様で、ほとんど誰も行ったことのない未知の国。
海がないモルドバで、あえてバケーションを過ごそうとする欧米人は皆無です。いや本当に。

なぜなら、これまでモルドバが観光業に対して全く力を入れていなかったためです。

その結果、海外の定番ガイドブック・Lonley Planetにはモルドバを紹介したものは存在せず、日本の「地球の歩き方」には、ロシア編に申し訳程度に数ページ載っているだけというぞんざいすぎる扱いをされているモルドバ。しかも首都のキシナウのしょうもない観光スポットを載せているだけです。

モルドバの地元の人に聞いても、「モルドバにはなあんにもないよ~はっはっはっ」と鼻で嗤われる始末。(実話です)

しかし、そんなことはありません!モルドバには、独特の歴史や伝統を感じさせる場所がたくさんあり、ルーマニアとロシアの食文化が混ざった独特のモルドバ料理、高い品質を誇るモルドバワインなど、他国に誇れるものがたくさんあるんです。

というわけで、モルドバ滞在を通してこの国が大好きになってしまったのぶよが一肌脱いで、この東ヨーロッパの小国の魅力を紹介していきたいと思います。

「とりあえず首都だけ行っとけばいいや~、訪問国1つ増やせるし~」なんて考えているバックパッカーの皆さん、あなたは間違っています。
短期で首都だけに滞在したところで、この国の魅力がわかるわけがありません。

東京に1泊2日のトランジットで滞在した外国人に、日本はどこも人が多すぎて、ビルばかりで無理!」なんて言われたら腹立ちませんか?
「いやいやもっといろんな場所あるし!お前がもっといろいろ行けよ。」的な。東京だって地区によって異なった魅力があるはず。美味しいものや下町の肝っ玉母ちゃん然り。

それ、モルドバにだって同じことが言えます。

のんびりと滞在して、モルドバの隠れた魅力を発見するべきです。

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のぶよがモルドバにハマってしまったわけ

1.絶品ワインが格安で飲めるから


世界的な有名観光地がないモルドバが、全力でプロモーションをしているのがワインツーリズムです。

モルドバワインはヨーロッパではとても有名で、高品質ながら手ごろな価格で購入できるとあって根強い人気があります。
日本でも、じわじわと知名度が上がってきているモルドバワイン。ワイナリー見学やテイスティング目的でモルドバに惹かれる人も、これから増えてくるのではないでしょうか。

モルドバワインを代表するワイナリーが、クリコヴァ・ワイナリーです。
ここの名物は地下数千kmに渡って広がる地下ワイン貯蔵庫。ワイナリー見学ツアーでは、ゴルフカートのような乗り物に乗って、この貯蔵庫の見学ができます。もちろん高品質のクリコヴァ・ワインの試飲もついていますよ!


画像:http://www.moldova.md/en/content/cricova-wineryより

ワイナリー見学ツアーは一人25ユーロ~と、モルドバの物価を考えるとかなり高め。そのため、ほぼ海外からの観光客用になっているのが残念なところ。

キシナウ市内のワインショップでは、高品質のクリコヴァワインが1000円以下で手に入ります。

クリコヴァワインのおすすめはこちら。モルドバで全く同じものを飲みましたが、芳醇な香りと濃厚な甘味が素晴らしかったです。↓

2.スローフードづくしのモルドバ料理が美味しいから

モルドバに来て驚いたのが、総じて食事のレベルが高いことです。
正直、「モルドバ料理」といわれても何のイメージもわかなかったのですが、素材の味を最大限に引き出す味付けは、日本人好みだと思います。

隣国のルーマニアとウクライナ、二つの全く異なる食文化の影響を受けた独自のモルドバ料理は、地元産の新鮮な素材を用いたスローフードの先駆け的存在。とにかく野菜も肉も、甘味や旨味がたっぷりです。

物価の安いモルドバでは、おしゃれなレストランで食事をしても500円もかからないのが普通です。財布にも健康にも優しいモルドバ料理。あなたもきっと虜になるはず!

3.モルドバ人が穏やかで優しいから


「モルドバ」ときくと、「旧ソ連だから人々が冷たそう」なんて思ってしまう人がいるかもしれません。

そのイメージ、モルドバに来たら180度変わること間違いありません。

モルドバの人々はとても穏やかで、客人をもてなすのが好きな人が多いです。言葉は通じなくても、予想もしていなかったような飾らない笑顔に出会えるでしょう。
まだまだ観光地化されていないモルドバでは、あまり外国からの旅行者が多くないのが現実。そのため、西ヨーロッパの観光都市では出会えないような、「すれてない地元の人たち」に出会えるはず。

モルドバの中でも特に人々が優しいと感じたのは、意外にも沿ドニエストル共和国の首都、ティラスポリでした。英語は全く通じませんが、いろいろな場面で素朴な笑顔に出会うことができました。

4.とにかく物価が安いから

モルドバは本当に物価が安いです。
その安さはヨーロッパの中で一二を争うほど。(おそらくウクライナといい勝負。)

日本や欧米諸国の物価に慣れていると、逆ぼったくりに遭っているんじゃないかと不安に思うほどの価格で滞在できます。(笑)
毎日レストランで外食しようと、歩くのが面倒くさいからバスやタクシーを使おうと、居心地が良いから長期滞在しようと、とにかく激安で済んでしまいます。

5.観光客が少なすぎるから

「死ぬまでに行ってみたい観光地〇〇」等、海外の有名観光スポットへ行くと、感動すると同時に、あまりの観光客の多さに辟易してしまった経験はないでしょうか。

フランス、イタリア、スペインなど、どこも歴史ある有名観光地がたくさんあって素晴らしいのですが、特にハイシーズンはどうしようもなく観光客ばかり。
オフシーズンの2月のローマでさえすごかったです。どんだけみんなセルフィースティックもってポーズ決めてんねん、と。
それにともなって、街が観光客向けに整備されすぎてしまったり、観光客を狙った犯罪などが多く発生したりと、有名観光地にはそれなりの問題がついてまわります。

その点、モルドバは季節、場所に関係なく観光客がほとんどいません(笑)

どこへ行こうと、何をしようと、あなたがたった一人の外国人であること間違いなしです。
観光地化されたヨーロッパとは無縁の、素朴なヨーロッパらしさに出会えることは、モルドバの大きな魅力の一つです。

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6.美味しくて格安の日本食が食べられるから

よく、「一定期間外国の料理を食べ続けているとどうしても日本食が食べたくなる」という人がいます。

のぶよはあまり食にこだわりがありすぎるタイプではありません。どこで何を食べても生きていけますし、せっかくその国に滞在しているならその国の名物を食べたいと思うタイプです。

しかし、モルドバの場合は話が別です。なぜなら、首都キシナウのど真ん中に、もはや神がかった日本食レストランがあるからです。
やたらこのレストランについて書いているので、サクラなんじゃないかと疑われそうで怖いんですが(笑)、とにかくキシナウ滞在中に一度は行ってみてください。400円以下で、日本と同等の、もしくは日本で食べるより美味しいかもしれない定食にありつけます。

のぶよは結局3回もリピートしてしまいました。ごちそうさまでした。

 

7.小さい国なので、どこへでもアクセスしやすいから

どこの国でもそうなんですが、首都や大都市、その他観光を売りにしている町では、観光客が多くやってくるため、宿泊施設の選択肢が多いのが普通です。格安ドミトリーがあるホステルなどを見つけるのにも苦労しません。

一方で、そもそもあまり観光客が来ない地方部では、「ホステル」という概念自体が定着しておらず、安く泊まろうにもホテルしか選択肢がないことも多いです。
基本的に一室あたりの料金を支払うホテルでの宿泊は、一人で旅行している人にとってはどうしても高くついてしまいます。

モルドバでも状況は同じで、首都・キシナウ意外の地方部では、ドミトリーがあるホステルを見つけるのは至難の業です。

しかし、モルドバの場合はそれでも問題ありません。なぜなら、首都のキシナウは、小さく平坦な国土のちょうど真ん中に位置しているため、国内のどこにでも最長3時間でアクセスできるんです。
つまり、キシナウに滞在していれば、モルドバ全国が日帰り旅行圏内ということ。

これってなかなかすごいことです。日本のように国土が長く山がちな国ではまずありえません。

それに加えて、モルドバは交通費も格安。バスで2時間、100kmの距離を移動しても200円~250円ほど。
首都のキシナウを起点として、いろいろな場所に行きやすいです。

 

8.「ヨーロッパの田舎感」を手軽に感じられるから

そもそもモルドバという国自体が「ヨーロッパの田舎感」で満ち溢れているのですが(笑)
それでも首都・キシナウと地方では暮らしのリズムや流れる時間が大きく異なります。

前項でも述べたように、首都からどこにでも行ける小さな国、モルドバ。1時間バスに乗るだけで、伝統的な生活が残る村々を散策したり、大自然に囲まれた谷でハイキングをすることができます。

キシナウだけを見てモルドバを語るなんてナンセンス。ぜひ、郊外や地方部に足をのばして、モルドバの大自然を感じたいものです。

 

9.未承認国家に潜入するスリルを味わえるから

モルドバ的には全然嬉しいことではないのですが、モルドバ国内には勝手に独立宣言をしてしまったエクストリームな「未承認国家」である沿ドニエストル共和国があります。

「未承認国家」といえども、国際的に認められていないというだけで、実際は国境でパスポートチェックをしたり、モルドバなのにロシア語が公用語だったり、独自通貨が流通していたり、勝手にソ連を崇めてみたりとやりたい放題な沿ドニエストル共和国。

普通は何の問題もなく「出入国」できますが、実際には存在しない国に入るというスリルは、日本で暮らしているとなかなか味わえないもの。せっかくモルドバに来たなら行っておきたい場所です。

 

勝手に独立宣言をした未承認国家、沿ドニエストル共和国についての記事はこちら。

10.アジア風カオス感とロシア風文学の香りを同時に感じられる首都があるから

モルドバのいろいろな文化が混ざっている感は結構すごいです。

「街を歩く人々はヨーロッパ風、街並みはソ連風、雰囲気はアジア風」という表現がしっくりくるのは、世界広しと言えど、この国だけなのではないでしょうか。

ブランド物や毛皮のコートに身を包んだモルドバ美人が闊歩するメインストリート沿いには、巨大で無機質なソ連風の四角い建物の数々。その脇には地べたに自家製ワインや野菜を置いて売っている人々…。
正直、かなりおもしろい国です。なんかいろいろとちぐはぐ(笑)

そんな風景が広がる首都・キシナウには、ロシアの詩人・プーシキンが滞在した家がミュージアムとして残されています。彼の言葉で溢れる独特な空間は、すでにさまざまな魅力がミックスしたキシナウの街に、文学的な気高い香りを添えてくれるような存在となっています。

 

キシナウの観光スポットについてのまとめ記事はこちら。

カオスすぎるキシナウ中央マーケットに潜入した際の記事はこちら。

ロシア文学ファンなら見逃せないプーシキンの家博物館のレポートはこちら。

11.伝統がちゃんと残っているから


モルドバでは、伝統がそのまま残っています。
その伝統というのは日々の暮らし方であったり、食文化であったり、宗教であったり多岐にわたるのですが、特に首都を出て地方部に行くと、私たちがイメージする「伝統が残るヨーロッパの村」そのまんまの景色が広がっています。

ヨーロッパの「伝統的な村」や「最も美しい村」として有名な場所の多くは観光地化されてしまっていて、作り物感がすごい所も多いのですが、モルドバの地方の村々は全てが本物。というかほとんど誰も行かないので、偽物になりようがないんです。

のぶよが訪れたガガウズ共和国(ここもかつて勝手に独立宣言をしていた)のベシャルマ村では、モルドバの少数民族、ガガウズ人が大切に守ってきた文化や独自の言語に今でも触れることができます。

 

おわりに

東欧の小国、モルドバ。
正直こんな記事でどこまでこの国の隠れた魅力を伝えられたのか、不確かで仕方ありません(笑)

それでものぶよは、これから出会うであろう、多くの旅人たちに声を大にしておすすめしたいです。
「とりあえずモルドバに行ってみろ!」と。

この記事を読んでいるあなたにも同じようにおすすめしたいところですが、わざわざ日本からモルドバへ飛行機で行けとはいいません。しかし、もし東欧を訪れる機会があったら、モルドバにも足を踏み入れてほしいです。可能ならば、首都だけでなく、地方の素朴な村々にも足をのばしつつ。

絶対に将来再訪しようと決めた国、モルドバ。いつまでも変わらずに、しかしもっと多くの人にその魅力を伝えていってほしいと心から思います。

ああ、モルドバ観光大使の仕事こないかな。(笑)

 

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