こんにちは!ブルガリアに1ヶ月半滞在した、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ブルガリア旅行で絶対に知っておきたいのが、長距離バスや鉄道などの国内交通の利用方法。
比較的国土が広めなブルガリアを周遊する際に、一度は利用することとなるでしょう。
今回の記事では、少々難易度が高いブルガリアで迷わずに交通機関を利用するために必要な情報をまとめました。
ブルガリアでの長距離バス利用方法
国によって少しずつ変わってくる、長距離バスの利用方法。
ブルガリアの場合は、バスはかなり時間に正確で、システムもかなりしっかりしています。
ただ、チケットのオンライン予約にはほぼ対応しておらず、正確な時刻表をネット上で調べることも難しいのがネック。
また、バスステーションでの行き先や時刻表などは全てがキリル文字表記のため、読めないとかなり難易度が高いです。
(そんなに難しくないので、キリル文字の読み方を覚えておくのもおすすめ。いろいろな国で役に立ちます。)
ここでは、ブルガリアでの長距離バスの利用方法を解説していきます。
1.時刻表確認はバスステーションで
ブルガリアのすごいところは、どこのバスステーションでも各方面への発着時刻表が掲示されていること。
いちいちインフォメーションセンターで尋ねたりする必要はありません。
反対に、オンラインでの時刻表確認&チケット予約にはほとんど対応していないので、正確な情報を得るためには一度バスステーションまで足を運ぶ必要があります。
2.チケットはチケットオフィスで購入
↑ソフィアの中央バスステーションには、数十ものバス会社のチケットカウンターがずらりと並ぶ
ブルガリアの長距離バスのチケットは、基本的にオンライン予約に対応していないため、バスステーション内のチケットオフィスにて直接購入する必要があります。
大都市の大きなバスステーションでは、チケットオフィスは一元化されておらず、各バス会社ごとに異なるチケットオフィスを出しているのがややこしいところ。
バスステーション内には必ずインフォメーションセンターがあるので、乗りたいバスの行き先と出発時刻を告げて、どの会社のチケットオフィスに行けばいいか案内してもらいましょう。
バス会社にもよりますが、基本的にクレジットカード払いには対応しておらず、現金のみの対応である場合が多いです。
3.プラットホームにアクセス
チケットを購入したら、自分が乗るバスが出発するプラットホームへと行きます。
チケットに必要な情報はちゃんと記載されているのですが、いかんせんすべてがキリル文字表記。
わからない場合は、チケット購入時に「セクトール?(ブルガリア語で「プラットホーム」)」と確認しておきましょう。
プラットホームは行き先ごとに分かれているのですが、その行き先表記も全てがキリル文字。
同じバスを待っているであろう地元の人に、行き先を確認するのがいいと思います。
4.乗車
バスが到着したら、行き先を確認して乗車します。
バス前方には行き先が表示されているものの、もれなくキリル文字表記オンリーです。
ブルガリアの場合、大きな荷物を積み込む際の荷物代やプラットホーム使用料などの追加料金は一切かからないので、購入したチケットだけを持って乗車すれば大丈夫です。
座席は決められていて、チケットに表記されています。
空席が多ければどこに座っても問題ないのですが、混み合っている場合は決められた座席に座るようにしましょう。
ブルガリアの鉄道利用方法
キリル文字表記ばかりで、初めはなかなか利用しづらいブルガリアの長距離バス。
それに比べて、鉄道の利用方法は他の国とほぼ同様で難易度が低いです。
(表記はほとんどキリル文字なのは同じですが)
バスよりも料金が安いのが嬉しいですが、多くの場合バスよりも時間がかかります。
時間と予算を考えて、都合があれば鉄道利用も一つの選択肢に入るでしょう。
1.ブルガリア国鉄のサイトで時刻表を調べる
ブルガリアの鉄道の時刻表は、どんなに小さなローカル駅のものでもオンライン検索できます。
ブルガリア国鉄のサイトで出発駅と到着地を入力し、日付を選択するだけ。
次に表示されるページは、英語を選択していてもなぜかブルガリア語で表示されるというクオリティーです。
一見何が書かれているのか全く分かりませんが、下にスクロールしていくと、ちゃんと時刻表が表示されています。
出発時刻や到着時刻、列車番号や乗り換え回数まで、鉄道旅に必要な情報が一目瞭然です。
時間にはかなり正確なのもブルガリア国鉄の特徴。
時間に余裕があるなら、安心で快適な鉄道の旅もおすすめですよ。
2.鉄道駅でチケット購入
ある程度の都市発の列車を利用する場合は、鉄道駅のチケットオフィスでチケットを購入します。
地方部のローカル駅では無人の場合も多く、その際は列車に直接乗車し、検札に回ってきた係員に直接料金を支払います。
↑ブルガリア国鉄のチケット
ソフィアやプロブディフ、ヴァルナなどの大きな町では、電光掲示板にラテン文字表記の案内が出ており、プラットホーム番号なども簡単に確認することができます。
↑”LINE”の欄が、列車が発着するプラットホーム番号
3.乗車
あとは目的の列車に乗車するだけ。
国際夜行列車でないならば、座席は自由席です。
乗車後すぐに検札が回ってくるので、チケットを購入してある場合は提示します。
念のため、到着までチケットは失くさずに保管しておきましょう。
おわりに
とにかくキリル文字表記がほとんどの、ブルガリアの長距離バスステーションや鉄道駅。
慣れてしまえば案外簡単に利用できるのですが、それまでがなかなか大変です。
英語はほとんど通じないので、目的地や出発時刻を事前に調べたものをメモしておいて、見せるのも一つの手でかもしれません。
ブルガリア旅行の移動の際の参考になれば嬉しいです。
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