こんにちは!トルコ滞在も3か月目、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
滞在した国の物価から、旅行に必要な1日の予算を考えていく「世界の物価シリーズ」。
今回はトルコ編です!
かつてはオスマン帝国として、東ヨーロッパ~中東にかけての広大な地域を支配したトルコ。
長い歴史が育んだ文化は、地理的に近いヨーロッパの文化とうまく混ざり合い、「東洋と西洋が出会う国」として独自の魅力を放っています。
トルコの物価に関しても同じことが言え、ヨーロッパとアジアのちょうど中間という表現がピッタリな印象でした。
ヨーロッパからトルコへ入った旅行者は、かなり安い物価にアジアを感じるでしょう。
反対にアジアをずっと旅してきた人は、いきなり上がる物価にヨーロッパを感じるものだそうです。
このように、トルコの物価をひとことで表現するのは難しいもの。
のぶよ的にはかなり格安だと感じたのですが、物によっては割高なものも存在します。
また、数年前と比べると、トルコの通貨であるリラが急落した影響で、国内の物価は2倍~3倍になっているのが現実。
観光地への入場料はもちろんのこと、公共交通手段の料金やレストランの料金…いろいろな物の値段が軒並み値上がりしているので、2019年夏以前のトルコの物価情報は、全くあてになりません。
2019年11月~2020年1月にかけての3か月間をトルコで過ごしたのぶよですが、事前にリサーチしていた価格よりも、全ての値段がかなり上がっている印象を受けました。
2021年の末になって、トルコリラはかつてないほどに暴落しています。
のぶよがトルコを旅した2020年初頭に比べて、通貨価値はなんと3分の1に。
1TL=6円台と、もはやわけがわからないことになっています。
「リラが3分の1になった=物価も3分の1になった」と単純に言えるものではありません。
なぜなら、通貨暴落にともなってトルコ国内のあらゆるものの物価が数倍になっているからです。
「1日ごとにものの値段が変わる」と言われるほどなので、現地では大変なことになっているでしょう。
とはいえ、食費や移動費などに関しては、本記事で記載しているよりも安く済む場合がほとんどであるのは事実だと思います。(だいたい本記事よりも3分の2くらいで済む感覚)
今回の記事では、これからトルコを訪れる人のために、トルコ旅行の前に知っておきたい物価の感覚をシェアしていきたいと思います。
コーヒー一杯の値段から移動費のおおよその目安、タバコの値段まで網羅しているので、トルコの物価のイメージをつかむことができるはず!
記事後半では、旅行スタイル別のトルコ旅行に必要な1日の予算も計算しているので、参考になりますように!
トルコの物価:トルコ旅行の食費
世界三大料理の一つであるトルコ料理。
バラエティーに富んだ数々の絶品料理は、トルコ旅行でかかせないですよね。
単刀直入に言います。
トルコの食費は、全体的にかなり安いです。
外食費は西ヨーロッパの半額以下、スーパーマーケットの食料品は目玉が飛び出るほど激安なので、あまりお金をかけずにグルメ三昧の日々を送ることができます!
ただ安いだけではなく、「この金額でこんなものが食べられるの?!」とかなりクオリティーが高いものが提供されるのもトルコの強み。
食事のコストパフォーマンス面では、これまで訪れた国の中でダントツの一位です。
トルコのファストフードの値段
「トルコ料理」と聞いてまず思い浮かぶのが、ケバブなどのファストフードではないでしょうか。
日本人的には、「ケバブ」と聞くとドネルケバブをイメージしますが、トルコ語で「ケバブ(Kebab)」とは肉を焼いた料理の総称を指します。
ファストフード文化が発達しているトルコでは、どんなに小さな町に行こうとも、ドネルケバブを始めとした様々な軽食を売る店を見つけることができます。
手軽に&格安で食べることができるトルコのファストフードは、旅行者の強い味方。
種類も豊富でバラエティー豊かなので、その日の気分に合わせて好きなものを食べられるのも◎
鶏肉<牛肉<羊肉の順で値段が上がっていくのが特徴なので、予算を抑えたいなら鶏肉を使った料理をメインに食べるのがポイントです。
・鶏肉のドネルケバブ:6TL(=¥108)
・牛肉のドネルケバブ:10TL(=¥181)
トルコのレストランでの外食費
トルコのレストラン等の外食費は、かなり安いです。
もちろん、お洒落なカフェや一流のサービスが受けられる高級レストランでは話が別。
そうでない一般的なお店であれば、ちゃんとした食事をしても驚くような低予算で済ませることができます。
「ロカンタ」と呼ばれる大衆食堂から、肉料理を専門に扱うグリルショップ、メゼと呼ばれる前菜を売りにした中級レストランまで…
外食文化が発展したトルコでは、とにかく様々な種類の飲食店が存在するので、旅のスタイルや好みで選ぶことができます。
・ロカンタ(大衆食堂)で一食:15TL(=¥271)
・キョフテ(ミートボール)のセット:20TL(=¥362)
・メゼ(前菜)1品:8TL~10TL(=¥144~¥181)
トルコのコーヒー/チャイ(紅茶)の値段
独特のカフェ文化が根付いているトルコ。
「チャイハネ」と呼ばれる紅茶店がどんなに小さな町にも必ずあり、路上に置かれた低めの椅子に腰かけてのんびりと過ごす地元の人を多く見かけます。
どちらかというと、トルコ人にはコーヒーよりもチャイ(紅茶)派が多い印象。
それを裏付けるように、コーヒーの価格は若干高めに感じます。
コーヒーの粉にお湯を直接注いで沸騰させるトルコ式コーヒーは、トルコに来たら是非味わいたいものの一つではないでしょうか。
都市部のモダンでお洒落なカフェでは、エスプレッソやフィルターコーヒーなど欧米的なコーヒーも徐々にポピュラーになってきています。
いっぽうのローカルなカフェでは、いまだに「コーヒー=トルコ式コーヒー」です。
・チャイ(紅茶):1TL~2TL(=¥18~36)
・トルコ式コーヒー:7TL(=¥126)
・フィルターコーヒー:10TL(=¥181)
・カフェラテ:12TL(=¥217)
トルコのスイーツの値段
トルコで是非挑戦したいのが、オスマン帝国時代の伝統を今に伝えるスイーツの数々。
バクラヴァ、ロクム、キュネフェ…
見た目の美しさはもちろん、どれも手間暇かけて作られた絶品ばかりです。
欧米風のケーキなどが置いてあるカフェもありますが、やはり料金はやや高め。
予算を抑えながらスイーツ文化を堪能したいなら、やっぱりトルコの伝統的なものを味わうのが◎
また、トルコ人はとにかく甘党な人が多いです。(チャイに入れる砂糖の量を見れば一目瞭然)
彼らの味覚に合わせて作られたスイーツは、日本人的には少々甘すぎる場合も…
食べすぎ&頼みすぎには要注意です!
・バクラヴァ(1kg):30TL(=¥543)
・キュネフェ:12TL(=¥217)
・チョコレートケーキ:13TL(=¥235)
・チーズケーキ:14TL(=¥253)
トルコのアルコール類の値段
トルコに来てかなり高く感じたのが、ビールの値段でした。
イスラム圏ということもあり、お酒を一切口にしない人も多いトルコ(とはいえ、かなり寛容な方ですが)。
こればかりは仕方のないことですし、郷に入りては郷に従わなければなりません。
トルコの前に滞在していたブルガリアではビールの値段がヨーロッパ最安値だった(2ℓで120円以下)だったこともあり、トルコはお酒好きにはなかなか厳しい国であるように感じました。
バーやパブなど外でビールを飲むなら、ハッピーアワーと呼ばれる時間帯がおすすめ。
イスタンブールの大都市の多くのバーにあるシステムで、夜22時頃まで割引価格でアルコールを注文することができますよ!
・缶ビール:11TL(=¥199)
・ボトルワイン:30TL(=¥543)
・バーでビール1杯:16TL(=¥289)
トルコのスーパーマーケットの食料品の値段
トルコでとにかく安く感じたのが、スーパーマーケットでの食料品の値段。
「表示が間違っているのでは?」と疑ってしまうほどの安さでした。
野菜、肉など全てにおいて安いので、自炊派ならかなり節約することができると思います。
また、クッキーやチョコレートなどのスナック菓子も1~2TL(=¥18~¥36)と激安。
日本では駄菓子しか買えないような値段ですが、コンビニで売っているようなちゃんとしたものがこの値段で買えるなんて…トルコ、素晴らしすぎます。
繰り返しますが、買いすぎ・食べすぎには要注意です(笑)
・水1本:1.5TL(=¥27)
・牛乳1ℓ:4TL(=¥72)
・米1kg:7TL(=¥126)
・鶏肉1kg:16TL(=¥289)
・卵12個:8TL(=¥145)
・じゃがいも1kg:3TL(=¥54)
・トマト1kg:4TL(=¥72)
・リンゴ1kg:5TL(=¥90)
トルコの物価:トルコ旅行の移動費
広大な面積を持つトルコの旅行では、移動費をいかに節約するかが出費を抑える大きなカギ。
国内のどこへでも長距離バス路線が走っているバス大国・トルコでは、主な移動手段はバスとなります。
反対に鉄道網はあまり発展してはいないものの、バスよりも安い価格で移動できるのが魅力的です。
トルコの長距離バスの料金
長い距離を走る割に、お得感が感じられるのがトルコの長距離バス。
広々とした座席はかなり快適で、飲み物や軽食が無料で提供されるサービスもあったりと至れり尽くせりです。
移動時間/距離と料金の目安としては、1時間/100kmで15TL~20TL(=¥271~362)ほど。
東京~大阪間(600km)にあたる距離を移動しても、100TL(=¥1862)ほどしかかかりません。
日本と比べるとかなり安く感じますね。
また、節約派の旅行者は夜行バスを利用するのがおすすめ。
宿泊費を節約しながら移動することができるのも大きなポイントですが、体力的にはややしんどいものがある点は否めません。
のぶよ的には、6時間以上の移動時間なら迷わずに夜行バスを選びます。
・イスタンブール~アンカラ(450km):60TL(=¥1087)~
・イスタンブール~イズミル(480km):80TL(=¥1449)~
・イスタンブール~カッパドキア(750km):130TL(=¥2355)~
トルコの鉄道の料金
トルコではあまり鉄道網が発達しておらず、どこにでもいけるバスに比べるとやや不便。
いっぽう、鉄道の料金は長距離バスよりも安い場合があり、節約派旅行者の強い味方。
バスよりも快適に移動できる点も嬉しいです。
鉄道とバスのどちらが安いのか…
区間によって変わってきますが、比較的距離が短い路線に関してはバスよりも鉄道利用の方が安いことが多いです。
・イスタンブール~アンカラ間
・イズミル~セルチュク(エフェソス遺跡)~デニズリ(パムッカレ)間
など、旅行者にとって使い勝手の良い路線もいくつかあるので、バスとの料金を比較して適したものを選びましょう!
・イスタンブール~アンカラ(450km):84TL(=¥1522)~
・イズミル~デニズリ(250km):28.5TL(=¥516)~
トルコのドルムシュ(ミニバス)の料金
長距離バスや鉄道が都市間の長距離移動に適した移動手段だとしたら、「ドルムシュ」と呼ばれるミニバスは、都市から近郊の町や村を結ぶ短距離移動手段の役割。
料金の目安としては、1時間/60kmの移動で15TL(=¥271)ほど。
ある町から近郊の場所への短距離移動なら、20分/15kmの距離で5TL(=¥90)ほどと考えておきましょう。
トルコの市内交通の料金
トルコのある程度の大きさの都市であれば、地下鉄やトラムヴァイ(路面電車)などの市内交通システムが整備されています。
そうでない地方都市では、路線バスが主な市内交通となります。
多くの都市では、交通系ICカードが導入されてキャッシュレス化が進んでいる点はトルコのすごいところ。
しかし旅行者にとっては、数日しか滞在しない都市でいちいちICカードを購入してチャージしなくてはならないのは、なかなか不便なものがあります。
(トルコでは各都市ごとに異なった交通系ICカードが使用されていて、全国共通のものは存在しません)
ICカードが便利なのは、同じ都市内であれば地下鉄や路面電車、路線バスなど全ての市内交通に利用可能である点。
運賃設定もかなり安いので、上手に利用すれば格安で市内移動ができます!
また、トルコのタクシーの料金はかなり安いので、気軽な交通手段としての利用価値が高いです!
・ICカード本体料金:6TL(=¥108)
・市内交通1回分の運賃:2.6TL(=¥47)
・タクシー初乗り:4.6TL(=¥83)
・タクシー1kmごと:3.6TL(=¥65)ずつ加算
トルコの物価:トルコ旅行の宿泊費
トルコの宿泊費は、ヨーロッパに比べるとかなり格安に感じるはず。
イスタンブールやアンカラなどの大都市ではドミトリースタイルのホステルが多くあり、1泊1000円以下の予算でも簡単に宿が探せるでしょう。
反対に、地方部に行くとドミトリーがある宿が見つけにくいのはトルコでも同様。
「パンシオン(Pansion)」と呼ばれる個人経営の宿(ゲストハウスみたいな)なら、比較的リーズナブルに個室に宿泊することが可能です。
トルコのホステルの料金
ドミトリーがあるホステルの料金の目安は、1泊35TL~55TL(=¥634~¥996)といったところ。
夏場のハイシーズンは値上がりし、冬場はかなり割引されることが多いです。
(特に、イスタンブールやカッパドキアなどの観光地や、アンタルヤなどのリゾート地において、季節による価格変動が顕著です)
トルコのパンシオンの料金
個人経営のゲストハウスであるパンシオンは、アットホームな雰囲気が魅力的。
料金は町や季節によって多く変わるものの、55TL~90TL(=¥996~1631)くらいが相場だと考えておきましょう。
トルコのホテルの料金
ホテルといってもピンキリなのですが、地方都市の格安ホテルなら50TL(=¥906)~で個室に宿泊できる場所もあります。
反対に、観光地や大都市ではこの値段でホテルを探すのは難しいはず。
最も安いもの(=クオリティーが低いもの)でも70TL~120TL(=¥1268~¥2174)ほどかかると考えておきましょう。
トルコの物価:トルコ旅行の観光費・雑費
トルコ旅行で最も大きな出費となるのが、観光地の入場料やアクティビティーにかかるお金。
トルコの格安な物価を考えると、納得の行かない料金設定のところが多いのです。
多くの人が訪れる有名なスポットほど、入場料が高くなる傾向があるのがポイント。
出費を抑えるためには、「どこまで入場&観光するか」を綿密にプランニングするのが良いと思います。
その他の雑費や日用品に関しては、食費と同様にかなり安め。
ヨーロッパ向けに衣類や靴などを製造している国でもあるので、衣料品の安さはかなり際立っています。
トルコの観光スポットの入場料に関しては近年の値上がりがとにかく激しく、2019年夏以前の情報は全くあてになりません。
イスタンブールとカッパドキアの二大観光地における、最新の入場料や現地の物価を解説しています。
トルコの観光地入場料
トルコの観光地入場料は、数年前の3倍以上になっている場所がほとんど。
通貨であるリラが急落したことが原因なのですが、「それにしてもちょっと値上げしすぎでは…」と思ってしまいます。
【主な観光地への入場料の比較】
2013年 | 2020年 | |
トプカプ宮殿(イスタンブール) | 25TL(=¥1375) | 72TL(=¥1369) |
アヤ・ソフィア聖堂(イスタンブール) | 25TL(=¥1375) | 72TL(=¥1369) |
ギョレメ屋外博物館(カッパドキア) | 15TL(=¥825) | 54TL(=¥1026) |
ヒエラポリス(パムッカレ) | 25TL(=¥1375) | 60TL(=¥1125) |
エフェソス遺跡 | 25TL(=¥1375) | 72TL(=¥1369) |
トルコリラの価値が下がったために、私たち旅行者にとっては(=日本円換算では)あまり違いがないように感じられるものの、トルコリラだけを見るとものすごい値上がり率です。
「一般のトルコ人は、もはや自国の観光地に行けないのでは?」と心配になるものの、そこにはあるからくりが存在します。
とにかく、観光地へ入場すればするほど出費が増えていくのがトルコという国。
無料で入場できる観光スポットは本当に限られているので、興味や日程に合わせて「ここだけは外せない!」という場所をピックアップするのが節約のポイントです。
トルコの衣料品・靴の料金
ヨーロッパへの衣類の製造拠点であるトルコでは、衣料品などを激安価格で買い物をすることが可能です。
・Tシャツ1枚:6TL(=¥108)
・ジーンズ1着:30TL(=¥543)
・スニーカー1足:40TL(=¥724)
・靴下1足:1TL(=¥18)
ただし、これらの激安価格の衣料品は、地元の人が買い物をするようなローカルな店やマーケットで購入した場合。
欧米発のブランド品に関しては、「日本より少し安いかな?」くらいの値段で売られていることがほとんどです。
トルコのトイレ料金
トルコでは、トイレは基本的に有料です。
長距離バス(車内にトイレがない)が停車するバスターミナルや、観光地にあるようなトイレでは、1TL~2TL(=¥18~¥36)を支払わなければいけない場合がほとんど。
裏技としては、モスクに併設されているトイレを利用するという手もあります。
基本的に無料で利用でき、ちゃんと紙がついていることがほとんどなので安心です。
(トルコ式トイレ(=和式のような感じ)である場合がほとんどですが)
トルコのタバコの値段
ブランドにもよるものの、トルコのタバコの値段は14TL~16TL(=¥253~¥289)ほど。
西ヨーロッパに比べると割安感がありますが、この国の格安の物価を考えると結構な高さだと感じます。
東ヨーロッパのブルガリアや北マケドニアのほうが安いので、喫煙者はトルコ入国前に買いだめしておくことをおすすめします!
旅のスタイル別!トルコ旅行1日の予算
トルコの物価をひとことで説明するのはなかなか難しいものがあります。
というのも、食費や日用品などは激安なものの、観光費などはかなり強気な料金設定のためです。
ここからは、トルコ旅行で一日に必要な予算を考えていきます。
・節約型のバックパッカースタイル
・快適旅行型のエコノミー旅スタイル
の二つの旅行スタイル別になっているので、きっと参考になるはず1
バックパッカースタイルでのトルコ旅行1日の予算
「宿泊は基本的にホステルのドミトリー、食事は自炊を中心としながらも時々名物を外食、移動は最安の手段で観光は有名どころを制覇しつつ無料スポットを中心に。」
そんな節約型バックパッカースタイルでのトルコ旅行一日の予算がこちら。
・朝食:スープ 5TL(=¥90)
・昼食:レストランでランチ 20TL(=¥362)
・夕食:ホステルで自炊 3TL(=¥54)
・市内移動:基本は徒歩
・長距離移動:3時間 45TL(=¥815)
・宿泊:ホステルのドミトリー 40TL(=¥724)
・観光:有名どころだけ入場 50TL(=¥906)
・缶ビール1本 11TL(=¥199)
合計:174TL(=¥3153)
3000円台前半という結果になりました。
この予算は、1日で移動して、外食して、観光地に入場して、宿泊して…と目いっぱい旅をした一日のモデル。
移動をしなかったり、夜行バスで宿泊費を浮かせたり、無料の観光スポットだけを訪れる日なら、これよりもかなり安い金額となります。
のぶよ的には、トルコ旅行1日の平均予算は150TL(=¥2718)ほど。
タバコを吸わない&お酒を飲まない人なら、1日120TL(=¥2174)ほどにほどに収まるのではないかと思います。
快適&エコノミースタイルのトルコ旅行1日の予算
「無駄な出費は押さえるけど、移動や宿泊はある程度快適にしたい。食事も現地の美味しいものをたくさん食べて、観光スポットも逃したくない。」
そんなエコノミーな快適一人旅スタイルでのトルコ旅行一日の予算がこちら。
・朝食:カフェでコーヒーと軽食 15TL(=¥271)
・昼食:レストランでランチ 20TL(=¥362)
・夕食:レストランでディナー 30TL(=¥543)
・市内移動:バス・トラム利用 6TL(=¥108)
・長距離移動:3時間 45TL(=¥815)
・宿泊:ホテルの個室 90TL(=¥1631)
・観光:有名どころは制覇する 70TL(=¥1268)
・バーでビール一杯 18TL(=¥326)
・カフェでコーヒー一杯 10TL(=¥181)
合計:304TL(=¥5509)
快適に旅をするスタイルでも、意外と安く済んでしまうのがトルコ旅行。
1日5000円台で、ホテルの個室に泊まれて、外食して、観光と移動もして…
と考えると、かなりお得だと言えるのではないでしょうか。
レストランでの外食ではなく軽食をテイクアウトして済ませたり、宿泊を個人経営のパンシオンにしたりと、もう少し費用を抑えることも可能です。
平均して1日5000円もあれば十分快適に旅できる国、それがトルコです。
おわりに
トルコの物価のアレコレについて解説してきました。
通貨価値の急落によってトルコ国内の物価は急上昇しているものの、わたしたち旅行者にとってはかなりリーズナブルに旅行できる国と言えるでしょう。(とはいえ、現地の人は本当に大変dあと思うので、そこら辺は心の片隅に置いておくのが良いと思います)
安かろう悪かろうではなく、払った金額以上の満足感が得られるのも嬉しいポイント。
食事、宿、長距離バスのどれをとっても、格安にも関わらずかなりクオリティーが高いのトルコ。
ある程度の快適さを追求しながらも、予算を抑えた滞在が可能です。
豊かな歴史を裏付けるさまざまな見どころや、大自然が感じられる広大なアナトリアの大地、エーゲ海沿いのビーチリゾートまで…
この風光明媚な国の魅力をじっくりと味わってほしいです!
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