こんにちは!ジョージア滞在も5か月目、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
海外在住7年目、現在絶賛世界半周中ののぶよが、色々な国の日本食レストラン(ジャパレスと略される)へ行って、その実情を探るというゆるいコーナーである「世界のジャパレスから」のコーナー。
「世界のジャパレスから。」バックナンバー
1.ルーマニア・ブカレストのラーメン店 “JAPANOS”
2.モルドバ・キシナウの日本料理店 “KOTOBUKI”
3.ウクライナ・キエフのラーメン店 “MENYA MUSASHI”
4.セルビア・ベオグラードの日本料理店 “Marukoshi”
5.ブルガリア・ソフィアのラーメン店 “Umamido”
6.トルコ・パムッカレの食堂 “ラム子のロカンタ”
7.ジョージア・トビリシのラーメン店“AKASAKA”
番外編.ウクライナ・キエフの韓国料理店 “Arirang”
前回は、トビリシ在住の日本人の間で「美味しい!」と噂になっているらしい”AKASAKA”というお店を潜入レポートしました。
かなり美味しく、コスパも抜群だったのでリピート決定したAKASAKAでしたが、ちょっと他のお店のものも味わってみたくなりました。
最近日本人旅行者や移住者が増えているトビリシ。
小さな町にも関わらず、他にもラーメンを主に提供するレストランがあるのです。
その一つが、今回お邪魔した“SHIO RAMEN”というお店。
ラーメンの種類がそのまま店名になっているという、面白いお店です。
流行に敏感なトビリシの若者の間でひそかに人気だという、このお店の実力はいかに…?
お洒落な雰囲気で日本のラーメンが味わえる”SHIO RAMEN”
“Shio Ramen”があるのは、地下鉄1号線マルジャニシュヴィリ駅(Marjanishvili / მარჯანიშვილი)から徒歩10分ほどの場所にある、ファブリカ(Fabrika)という施設内。
旧ソ連時代の縫製工場が再開発されて生まれ変わったお洒落スポットで、トビリシの若者や外国人旅行者にも人気の場所となっています。
開放的な中庭に面したShio Ramen。
せっかくなのでテラス席で食事するのも良いでしょう。
2020年7月現在、コロナウイルス対策の影響で店内飲食はできずテラス席のみとなっていたのですが、店内もなかなかお洒落な造りでしたよ。
ちょっと料金は高め?”Shio Ramen”のメニュー
“Shio Ramen”のメニューは、サラダ系とラーメン、二種類の丼ものとかなりシンプルです。
餃子やBUNという肉まんのようなものも置いてあり、かなりお洒落な盛り付けだそう。
ターゲットは完全に地元の若者や欧米圏から来た旅行者/移住者といった感じです。
メインとなるラーメンは6種類。
ベジタリアンラーメンやトム・ヤムラーメンなど邪道なものを抜くと、基本は豚骨・塩・醤油の3種類です。
ラーメンの種類によってトッピングの種類が変わってくるのもポイント。
店名的に塩ラーメンがおすすめなのかもしれませんが、のぶよは豚骨にしてみました。
(塩ラーメンがあまり好きではありません)
ラーメン類は全て18GEL(=¥633)と、前回のAKASAKA(14.5GEL=¥510)に比べると少々高め。
ここに消費税(と表記されていました)が18%加算されるので、合計は21.25GEL(=¥747)ほどになり、日本とあまり変わらないような値段となります。
トビリシで2回目のラーメン。そのお味は…?
待つこと10分ほどで、注文した豚骨ラーメンが到着しました。
え、すごく美味しそう…!
豚骨というよりも豚骨醤油のような色のスープに、チャーシュー3枚・味玉・ネギ・ゴマ・海苔2枚とかなり贅沢なトッピングです。
スープを一口飲んでみると…
ん?うん、美味しい…
でもこれ、豚骨か…?
といった感じ。
ほのかに豚骨らしい風味はするのですが、なんとなく甘味が強め。
めんつゆのような醤油の風味の方が勝っている気がします。
そしてそこはかとないキノコの風味が感じられ、日本人向けの本格的なラーメンというよりも外国人が好きそうな「日本の味」といった印象です。
出汁はちゃんと効いていて美味しいのですが、若干味が薄めに感じました。
感動したのが、麺のクオリティー。
前回のAKASAKAでは自家製麺であまりコシがなかったのが残念だったのですが、Shio Ramenの麺は日本のラーメンに使用される中華麺に結構近い食感です。
また、トッピングのチャーシューと味玉もShio Ramenの勝ち。
トロトロのチャーシューは濃い目の味付けで、しっかりと味が染み込んだ卵もとても美味しかったです。
かなり美味しくいただけて、このクオリティーで700円台と考えるとかなり頑張っていると思います。
しかしながら、前回訪問したAKASAKAがリーズナブルなのに美味しかったので、比べてしまうと割高感を感じてしまうのは仕方がないかもしれません。
おわりに
総合的にかなり満足だった”Shio Ramen”。
スープでは完全にAKASAKAの勝利でしたが、麺の食感や具の美味しさはこちらに軍配が上がると思います。
交通の便も良く、ファブリカという定番の観光スポット内にあるというアクセスの便利さも魅力的。
トビリシで日本の味が恋しくなったときに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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