こんにちは!イスタンブールを満喫中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
前回の記事では、ボスポラス海峡沿いの町を結ぶローカルフェリーを利用してのボスポラス海峡クルーズの魅力を解説しました。
海から眺めることができる見どころや町を紹介しましたが、のぶよは見るだけじゃ物足りないタイプの旅人。
せっかく来たんだから、小さな町を散策したり、廃城に登って雄大なボスポラス海峡の絶景を眺めたり、名物グルメに挑戦したりしたいものです。
今回の記事では、ボスポラス海峡ラインの終点であるサルイェル(Sarıyer)から、個人でバスや船を乗り継いで途中の町や見どころを観光しながらイスタンブールへ戻るデイトリップを提案しています。
各スポットからイスタンブールへ戻る方法も記載しているので、プランニングの参考になるはず。
朝発のボスポラス海峡ラインでのクルーズとセットで楽しめるので、クルーズ中の見どころについては前回の記事を参照してください。
ボスポラス海峡ローカルフェリー旅のルート
今回紹介するのは、ボスポラス海峡ラインの終点・サルイェル(Sarıyer)から路線バス(地図内黄色)とフェリー(地図内青色)を利用して、イスタンブールへ戻りながら途中の町を観光していくルート。
同じルートをたどると、イスタンブール着は日が暮れてからとなります。
時間に限りがある場合は、途中の町や観光スポットを好みで取捨選択しましょう。
各スポットからイスタンブールへ直接戻る方法も掲載しているので、参考にしてください。
ボスポラス海峡ラインの終点!サルイェル
ボスポラス海峡ラインの船の終点となるサルイェル(Sarıyer)は、この地域で一番大きな町。
とは言っても、実質「ちょっと発展した村」程度で、高い建物や喧騒とは無縁の世界です。
ボスポラス海峡ラインがサルイェルに到着するのは9:15。
次の目的地、アナドル・カヴァウへの船が出るのは10:30なので、少々時間があります。
見どころといった見どころはないサルイェルですが、朝から開いているカフェや食堂も多く、海沿いには朝食を提供するレストランもあり、朝日を浴びて輝くボスポラス海峡の風景を眺めながらの贅沢な時間を過ごすことができます。
サルイェルでは、ビョレク(Börek)というトルコ風具入りパイが名物で、数軒のビョレク専門店が点在しています。
バルカン諸国ではブレク(Burek)と呼ばれ、広く愛されているるこの料理の発祥はトルコ。
ひき肉やポテト、ほうれん草などの具を、何層にも重ねたパイ生地に包んで棒状に焼いたものです。
朝からでもぺろりと食べられるボリュームで、油っこさは全くありません。
サルイェルのビョレク屋はどこも大衆的な店が多いので、海を眺めながら食べたい場合はテイクアウトして、港近くのベンチで食べるのもおすすめです。
次の目的地へ
サルイェルからアナドル・カヴァウまでは、シェヒル・ハトラル社のボスポラス海峡ラインの路線(SARIYER – ANADOLU KAVAĞI – RUMELI KAVAĞI線)を利用します。
便利なのは、10:30サルイェル発・10:40アナドル・カヴァウ着のものです。
イスタンブールに戻る場合
サルイェルからイスタンブールに戻る場合は、シェヒル・ハトラル社のボスポラス海峡ラインの路線(RUMELİ KAVAĞI – EMİNÖNÜ線)を利用します。
9:30発エミノニュ行きの船があるので、特に観光しないでそのままイスタンブールに帰る場合には便利です。
絶景の廃城に抱かれた静かな漁村!アナドル・カヴァウ
サルイェルから船に乗ることたったの10分。
カラフルで可愛らしいアナドル・カヴァウ(Anadolu Kavağı)に到着します。
かねてからボスポラス海峡や黒海での漁で生計を立ててきたアナドル・カヴァウの家々は舟屋となっており、自家用ボートを格納できるのが特徴的。
現在でも近海での漁は行われているものの、現在のアナドル・カヴァウの主産業は観光。
というのも、ボスポラス海峡ロングクルーズツアーを利用した観光客の大群は、この村で2時間ほどの休憩時間を挟むため、ほぼ全員が食事や買い物をしていくためです。
港沿いには観光客向けのシーフードレストランのテラスが並び、クルーズツアー到着時の観光客の大群が想像できます。
しかし、ボスポラス海峡ラインを使って訪れた場合は、観光地ではない静かな漁村としてのアナドル・カヴァウの風景を堪能することができるのです。
黒海とボスポラス海峡の絶景を望むヨロス城
アナドル・カヴァウのシンボルが、村を見守るように丘の上に建つヨロス城(Yoros Kalesi)。
もともとビザンツ帝国時代に建設されたヨロス城は、その後のオスマン帝国支配時代には黒海からの船の出入りを監視する場所として利用されました。
かつては8個あった塔はほとんど残っておらず、保存状態もかなり悪いのが残念。
しかし、ヨロス上からの絶景は感動ものです。
北には黒海、南にはボスポラス海峡が広がり、この場所がいかに防衛上重要な場所であったかうかがい知ることができます。
アナドル・カヴァウからは上り坂と階段を20分ほど歩いてのアクセス。
途中にはボスポラス海峡を見渡す絶景のカフェやレストランもあるので、チャイ(紅茶)で小休止するのもいいかもしれません。
観光地に変貌する前の素朴な村の雰囲気を味わう
先述の通り、アナドル・カヴァウはクルーズツアーが到着する12時台~14時台はただの観光地と化します。
しかしながら、その前の時間帯は観光客の姿はほぼゼロ。
レストランでは、昼間にやってくる観光客を迎えるための準備や下ごしらえが行われていますが、みんなのんびりと仕事しています。
海沿いでは、近くでとれた小魚の頭と内臓をひたすら取り続ける漁師の姿も。
きっと近くのレストランで観光客向けに出されるのでしょう。
↑魚を狙う猫
ゆっくり歩いてまわっても20分ほどで一周できるほどの規模のアナドル・カヴァウ。
静寂とゆったりとした空気につつまれた朝の村の雰囲気を十分に感じたら、次の目的地へと向かいましょう。
次の目的地へ
アナドル・カヴァウ~カンルジャ間は、路線バス15Aで30分ほど。
バスの時刻は平日・土曜・日曜でそれぞれ変わるものの、比較的多くのバスが走っているので利用しやすいです。
↑アナドル・カヴァウ発カンルジャ方面バス15Aの時刻表。おそらく、左:平日、真ん中:土曜、右:日曜
このバスにもイスタンブールカードが利用でき、料金も通常の市内交通利用時と同じ2.6TL(=¥49)です。
イスタンブールに戻る場合
アナドル・カヴァウから直接イスタンブールに戻る場合は少々厄介。
アジア側のユスキュダルへ向かうシェヒル・ハトラル社のボスポラス海峡ライン(ANADOLU KAVAĞI – ÜSKÜDAR線)があるものの、本数が少ないため、次の出発は14:30となります。
方法としては、次に紹介するカンルジャまで15Aのバスで向かい、カンルジャで別のバス(15、15F、15P)に乗り換えてアジア側のユスキュダルまで向かうことが考えられます。
木造建築と名物ヨーグルトに感動!カンルジャ
路線バスでカンルジャ(Kanlıca)に到着したら、その素朴な雰囲気と木造建築が連なる町並みに心奪われることでしょう。
カンルジャはとても小さな村ですが、港から少し入ったところには新旧さまざまな木造の建物が点在しており、独特の雰囲気があります。
港の前の広場に建つカンルジャ・モスクも半木造という徹底ぶり。
どこか懐かしくなるような、不思議な空気に包まれた村です。
絶対食べたい!カンルジャ名物のヨーグルトが絶品すぎた。
イスタンブールっ子にとってカンルジャと言えばヨーグルト。
村の名前がそのままブランド名となった「カンルジャ」は、イスタンブール市内では流通していないため、わざわざカンルジャまで足をのばした人だけが味わえる幻のヨーグルトです。
小さな村に点在するカフェや食堂の軒先には、カンルジャヨーグルトの容器が積み上げられています。
これは、ヨーグルトを取り扱っているという証。
カフェで海を眺めながら食べるのもいいですが、安く食べるなら港近くにある商店で6TL(=¥113)で購入するのがおすすめ。
全く同じものが、海沿いのカフェでは8TL(=¥151)で売られていました。
まあ場所代と考えれば気にならないレベルですが。
商店で購入しても、スプーンと粉砂糖をちゃんとつけてくれます。
そう、カンルジャヨーグルトは上に粉砂糖をたっぷりとかけていただくスタイルなのです。
そして、カンルジャヨーグルト、ヤバいです。とにかく絶品です。
多分、今まで食べたヨーグルトの中で一番美味しかったです。
ヨーグルトの表面には、まるで焼きプリンの表面のような膜が張っていて、これが絶妙かつ独特な食感を生み出しています。
酸味もあまり強くなく、粉砂糖の甘味が際立つ風味。
とにかく最高でした。大きいサイズ買えばよかったと後悔。
お隣のヨーグルト発祥の地・ブルガリアで食したヨーグルトの数々を軽く凌駕したカンルジャヨーグルト。
みなさん、絶対に食べてください!
これを食べるためだけにでも、ボスポラス海峡を船で走っていく価値があると思います。
次の目的地へ
カンルジャからは、再びシェヒル・ハトラル社のボスポラス海峡ライン(CENGELKOY – ISTINYE線)を利用して、ヨーロッパ側のエミルギャン(Emirgan)にわたります。
便利なのは、13:05カンルジャ発のもの。
エミルギャンまではたった5分の船旅です。
イスタンブールに戻る場合
カンルジャからイスタンブールへは、15、15F、15Pの路線バスのいずれかを利用して、アジア側のユスキュダルまで向かうことができます。
トルコで日本を感じる!エミルギャン
カンルジャから5分の船旅で到着するのが、ヨーロッパ側のエミルギャン(Emirgan)。
特に見どころはない小さな町ですが、ボスポラス海峡沿いに連なる遊歩道がとても気持ち良く、のんびりと散策を楽しむにはぴったりなエリアです。
なぜここに?微妙なクオリティーの日本庭園
エミルギャンの船着き場から南に歩くこと5分ほど、不意に現れるのが、日本庭園。
実は、イスタンブールは山口県の下関市と姉妹都市だそう。
どちらも海峡の町ということで、風景もなんだか似ているということらしいです。
そんなわけで、下関市が整備したのがこちらの日本庭園。
確かに、まるで日本にいるような雰囲気が漂っているのですが、メンテナンスが悪いのか少々微妙なクオリティーです(笑)
枯山水らしき庭は、黒いビニールが見えており、池は掃除されてなさすぎて見たこともないような緑色に濁っているします。
それでもなんだかほっとできるのは、イスタンブールの真ん中で予期せず日本らしい風景に出会えたからかもしれません。
次の目的地へ
エミルギャンからルメリ・ヒサルへは、22番、40番、40T、42Tのいずれかのバスを利用します。
エミルギャン~ルメリ・ヒサル間は2kmほどの平坦な道のり。
歩いても20~30分ほどなので、徒歩でアクセスすることも可能です。
イスタンブールに戻る場合
エミルギャンからイスタンブールへ直接向かう場合は、上で紹介した路線バスのいずれかに乗るだけ。
全てのバスがイスタンブールへと向かいますが、新市街(タクシム広場)へ行くか旧市街へ行くかで乗るバスが変わります。
20分に1本程度運航されている22番のバスは、ヨーロッパ側の町を経由してイスタンブール新市街のカバタシュ(Kabataş)へと乗り入れるもの。
カバタシュからはトラムヴァイ(路面電車)1号線が出ており、エミノニュやスルタンアフメット地区へのアクセスも簡単です。
40、40T、42Tの路線はもヨーロッパ側の町を経由して、新市街の中心であるタクシム広場へと向かいます。
また、夕方(15時以降)にはエミノニュ行きのシェヒル・ハトラル社のボスポラス海峡ライン(RUMELİ KAVAĞI – EMİNÖNÜ線)が30分~1時間に1本程度走っており、エミノニュまで乗り換えなしで向かうことも可能です。
オスマン帝国の勢いを感じる!ルメリ・ヒサル
エミルギャンの南2kmほど、スルタン・メフメト橋の南側にあるのがルメリ・ヒサル(Rumeli Hisarı)の町。
この町のシンボルは、何と言っても同名の城塞でしょう。
オスマン帝国がコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)を陥落した後、当時のスルタン・メフメト2世の命によってたった4ヶ月で築かれたというルメリ・ヒサル。
実際にその姿を見ると、とても4ヶ月で築いたとは思えないような強固な印象を与え、当時のオスマン帝国の勢いを感じさせられます。
ルメリ・ヒサルへの入場料は18TL(=¥340)と、イスタンブールにしては珍しく良心的な値段です。
ミュージアムパスも利用可能なので、お持ちの方はぜひ入場してみましょう。
次の目的地へ
次のベベクまでは22番、40番、40T、42Tのいずれかのバスを利用します。
ルメリ・ヒサル~ベベク間も2kmほどの平坦な道のり。
歩いても20~30分ほどで、海沿いの気持ちの良いプロムナードを徒歩でアクセスするのもおすすめです。
イスタンブールに戻る場合
イスタンブールのどこに行くかによって、乗るバス路線が変わってきます。
・22番:カバタシュ行き(~エミノニュ・旧市街)
・40、40T、42T:タクシム広場行き
シックな町でセレブ気分!ベベク
「イスタンブール近郊で最もシックな地区」と評価されるのが、東京で言うと世田谷区とかにあたりそうなベベク(Bebek)。
イスタンブール中心街から近すぎず遠すぎずな絶妙な距離感が、大都市の喧騒から逃れつつも都会的で洗練されたライフスタイルを求める富裕層に人気の理由です。
ベベクのメインストリートには、高級ブティックやシックなカフェがいくつも点在し、これまでのボスポラス海峡沿いの町とはかなり異なった雰囲気。
そんなベベクの見どころは、なんだかおしゃれなものが多いです。
世界の必見店舗50選に選ばれたスターバックス
日本人が大好きな、スタバ。
しかも「世界で最も美しい〇〇」等に選ばれたと聞いたら、見に行かなければ気が済みません(笑)
ベベクのメインストリート沿いにあるスターバックスは、見た感じはごく普通。
(とはいってもおしゃれではありますが)
しかし一歩中に入ると、ボスポラス海峡を望む絶景が広がる空間に驚くことでしょう。
内装などのデザインはよくあるスタバといった感じで、客層もりんごマークのPCを前に作業している人ばかりとスタバ的日常の風景(そしてのぶよが嫌いなやつ)なのですが、とにかくこの眺めは他の店舗にはないものです。
案の定、このカフェが「世界の必見店舗」に選ばれたのは、この眺めがあってこそだそう。
ケーキ一つ14TL(=¥265)と、スタバにしては価格も抑えめなので、小休止にはちょうど良いと思います。
↑イスタンブールのマグカップやタンブラーも販売しています。
それにしても、みんなせっかくの眺めに目をくれることもなく、電子機器でドヤっているこのご時世。
なんだかなあ~と考えさせられました。
エジプト領事館
優雅な雰囲気漂うベベクでもう一つ外せないのが、町の南端に建つエジプト領事館。
何故こんなところに?という疑問はぬぐえませんが、エジプト人建築家によって建てられたアール・ヌーヴォー建築の美しさは一見の価値があります。
次の目的地へ
次のアルナヴトキョイまでは22番、40番、40T、42Tのいずれかのバスを利用します。
ベベク~アルナヴトキョイ間は1.5kmほど海沿いを歩くだけ。20分ほどの散歩です。
美しい風景が広がるので、体力と相談して歩くのも良いでしょう。
イスタンブールに戻る場合
イスタンブールのどこに行くかによって、乗るバス路線が変わってきます。
・22番:カバタシュ行き(~エミノニュ・旧市街)
・40、40T、42T:タクシム広場行き
優雅さとローカル感が共存!アルナヴトキョイ
優雅なベベクの雰囲気が残りつつも、そこはかとないローカル感が漂うアルナヴトキョイ(Arnavutköy)は、のぶよ的にかなりおすすめの地区。
「アルバニア人の村」という意味のアルナヴトキョイは、カラフルな木造建築が建ち並ぶ独特な景観が魅力的です。
路地に入ると、センスの良いポップなカフェが点在するかたわら、地元のおじさんたちのたまり場的なカフェもあったりと、ちょうど良いローカル感が味わえます。
坂に広がるアルナヴトキョイの町の風景はとても美しく、ゆっくりと散策を楽しむのがおすすめです。
次の目的地へ
次のオルタキョイまでは22番、40番、40T、42Tのいずれかのバスを利用します。
イスタンブールに戻る場合
イスタンブールのどこに行くかによって、乗るバス路線が変わってきます。
・22番:カバタシュ行き(~エミノニュ・旧市街)
・40、40T、42T:タクシム広場行き
また、夕方(15時以降)にはエミノニュ行きのシェヒル・ハトラル社のボスポラス海峡ライン(RUMELİ KAVAĞI – EMİNÖNÜ線)が30分~1時間に1本程度走っており、エミノニュまで乗り換えなしで向かうことも可能です。
名物モスクを望むシーフロント!オルタキョイ
体力と時間に余裕があるなら、オルタキョイ(Ortaköy)の町に立ち寄ってみるのもおすすめです。
シンボルのオルタキョイ・モスクは、ボスポラス海峡を目の前に建つ抜群のロケーションで、淡い光が差し込むモスク内部も含めて必見です。
次の目的地へ
次のベシクタシュまでは22番、40番、40T、42Tのいずれかのバスを利用します。
イスタンブールに戻る場合
イスタンブールのどこに行くかによって、乗るバス路線が変わってきます。
・22番:カバタシュ行き(~エミノニュ・旧市街)
・40、40T、42T:タクシム広場行き
また、本数は少ないものの、オルタキョイ~ユスキュダル(アジア側)を結ぶシェヒル・ハトラル社のボスポラス海峡ライン(ÜSKÜDAR – ORTAKÖY線)が走っています。
夕方の時間帯は18:25オルタキョイ発のものしかありませんが、時間が合えばアジア側への移動に便利です。
イスタンブールの新・若者の街!ベシクタシュ
今回のボスポラス海峡デイトリップの終着点となるのが、イスタンブール新市街からそう遠くないベシクタシュ(Beşiktaş)。
アジア側への船も発着しており、イスタンブール市内のどこへ戻るにも便利な場所です。
しかしながら、ただの移動拠点と考えるのは少しもったいないベシクタシュ。
観光地化が進むイスタンブールの中心街から逃れるようにやってきた若者たちの文化が花開いた「新・若者の街」と名高いベシクタシュは、物価も安く、散策が楽しいエリアです。
たっぷり散策した後の食事をここでとってから、イスタンブール各地区へと戻るのも良いと思います。
イスタンブール各エリアへ
イスタンブールのどこに行くかによって、乗るバス路線が変わってきます。
・22番:カバタシュ行き(~エミノニュ・旧市街)
・40、40T、42T:タクシム広場行き
アジア側のカドゥキョイへは、ベシクタシュから直行フェリーが30分に1本の割合で出ているので、かなり利用しやすいです。
ネット規制の影響で、Booking.comでの予約ができないトルコ。代わりの宿泊予約サイトではAgodaがおすすめです。
期間限定セールを利用すればかなりお得な料金で宿泊できるのもポイント。チャンスを逃さないで!
おわりに
有名なボスポラス海峡クルーズツアーではなく、ローカル船を利用して訪れる、ボスポラス海峡北部~中部の見どころとアクセスを詳細に解説してきました。
とにかく知名度がなさすぎるボスポラス海峡ライン(ローカル船)ですが、上手に利用することで、格安&自由なデイトリップを楽しむことができます。
大都会・イスタンブールとは異なった雰囲気と時間の流れも魅力的なこの地域。
時間が許せば、ぜひのんびりとめぐって、その魅力を発見していただきたいです。
おすすめ書籍
旅人マストの一冊、「地球の歩き方」。
写真が多く、訪れる場所のイメージがわきやすいです。安心して旅行したい人にオススメ。
英語ができるなら、“Lonley Planet”は世界最強の旅人のバイブル。
とにかく情報量が半端じゃありません。人と違う場所へ行ってみたい人は是非!
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