こんにちは!ジョージア西部をのんびり旅している、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
緑あふれるジョージア地方部らしい風景が魅力的なイメレティ地方。
中世から続く修道院や数々の自然スポット、国内第二の都市であるクタイシなど、多くの見どころが点在しているエリアです。
今回紹介するのは、一風変わった観光スポット。
ツカルトゥボ(Tskaltubo / წყალტუბო)というクタイシ近郊の町です。
ツカルトゥボは、ソ連時代に開発された保養地。
自然に囲まれ空気が良く、万病に効く温泉水が湧き出していたことから、サナトリウム(結核療養所)を併設した大型ホテルが建ち並び、ソ連の富裕層に人気のリゾートでした。
どうして過去形かというと、現在のツカルトゥボは保養地としての役割を果たしておらず、かつてのホテルなどはほぼ全て廃墟と化してしまっているため。
かつて大いに栄えた歴史が嘘のように静まり返ったツカルトゥボは、「廃墟リゾート」という表現がぴったり。
現在では一部のマニアックな人達の間で、廃墟探検の聖地として地味に人気を博している場所です。
ソ連的な風景が大好きなのぶよもその例に漏れず、ツカルトゥボを訪れることにしました。
今回の記事は、好きな人にはたまらないツカルトゥボの廃墟めぐりを特集したもの。
もはやマニアックすぎるテーマで日本語での情報もほぼヒットしませんが(笑)、ソ連時代のジョージアの雰囲気を感じたい人にはぜひおすすめしたい場所です!
ソ連時代の栄華はどこへ…廃墟リゾート・ツカルトゥボとは?
イメレティ地方最大の都市であるクタイシから北西に10kmほど。
緑あふれるエリアにひらけたツカルトゥボの歴史の始まりは、13世紀のことでした。
羊飼いたちの間で、この地に湧き出す温泉水の効能が口頭で伝えられ、長い間「万病に効果がある」として周辺地域の住民たちに愛されていました。
第二次世界大戦前のソ連統治時代には、この温泉水の効能や空気の良さを認めたソ連政府により、サナトリウム(結核療養所)が建設されはじめ、ツカルトゥボの栄光の歴史が幕を開けます。
第二次世界大戦後に戦勝国となったソ連では、温泉保養地としてのツカルトゥボの開発が一気に進みます。
最盛期には20のサナトリウムと9つの浴場を備えた一大温泉リゾート地となり、年間10万人以上が訪れる黄金の時代を謳歌しました。
モスクワ~ツカルトゥボ間の直行長距離列車が毎日運行されていたほどで、あのスターリンも別荘を構えて幾度となくツカルトゥボへの訪問を重ねたほどに知られた場所だったそうです
しかしながら、栄光の時代は長くは続かないもの。
ツカルトゥボの凋落のきっかけとなったのは、1991年のソ連崩壊に伴うジョージアの独立と、1993年まで続いたアブハジア紛争でした。
当時、ツカルトゥボを訪れる保養客のほとんどはロシア人。
国境が設けられたことにより、ツカルトゥボを訪れる人は一気に減り、経営難に陥ったサナトリウムやホテルは続々廃業し、町には廃墟となった建物だけが残されました。
アブハジア紛争によって生まれたアブハジア難民が、廃業したサナトリウムやホテルの建物に収容され、その後も改修されることなく放置され続けた一部の建物に不法に住み続けている状態となっています。
ツカルトゥボの観光協会によると、かつては年間で10万人もいた観光客数は、現在ではたった700人ほどに減ったそう。
そのほとんどが、こうした廃墟に興味があるマニアックな旅行者たちだそうです。
ツカルトゥボの自治体も何もしていないわけではありません。
一部の旧サナトリウムを売りに出して、もう一度温泉保養地としての栄光の時代を取り戻そうとしていますが、なかなかうまくはいかないようです。
「ツカルトゥボの廃墟めぐりの注意点」の項で解説していますが、いくつかの旧サナトリウムには不法ではありながら、現在でも生活しているアブハジア難民がいて、そこには彼ら/彼女らの生活があります。
生活エリアに立ち入ることは禁止されてはいませんし、結構喜んで迎えてくれる人も多いのですが、
・住民に許可をとる
・写真(特に人物)を撮る際は確認してから
など、最低限のマナーは守るべきです。
ツカルトゥボの廃墟めぐりをエリア別に解説!
ツカルトゥボの町は、大きく3つのエリアに分けることができます。
・温泉公園エリア:浴場が点在
・温泉公園西側エリア:旧サナトリウムが点在
・中心街エリア:旧サナトリウムやかつての商業施設が点在
効率的なまわり方に関しては、「ツカルトゥボの廃墟めぐりのポイント」の項で解説するので、まずはこの3つのエリアごとの見どころを一挙に紹介していきます。
温泉公園エリア
ツカルトゥボの町の大半を占めるツカルトゥボ温泉公園(Tskaltubo mineral water park / წყალტუბოს მინერალური წყლების პარკი)は、ソ連時代に計画的に整備された緑あふれる公園。
その名の通り、かつては温泉水が湧き出す噴水がありましたが、現在では止められています。
公園内には温泉水を利用した浴場がいくつも点在していますが、大半は廃墟のまま放置された状態。
いっぽう、改装されて営業が再開された浴場も一つだけ(浴場No.6)あり、ヒーリング効果のある温泉体験をすることも可能です。
公園入口(南側)
温泉公園の南側の入口には、ソ連感がひしひしと漂うゲートが構えています。
こちらはおそらく当時のままではなく、リノベーションされてペンキが塗り替えられたものでしょう。
公園内はかなり良く整備されていて、木々の間を散策するのもおすすめ。
ツカルトゥボのかつての優雅な雰囲気にひたることができます。
浴場No.6 ハイライト!
温泉公園の中央に位置するのが浴場No.6(Bathhouse No.6)。
なんと、ソ連の超有名指導者・スターリンも好んで利用したそうで、ツカルトゥボの栄光の歴史を現在に伝える存在となっています。
浴場No.6はツカルトゥボ温泉公園内で唯一、現在でも営業している温泉。
(もちろん当時のままではなく改装されていますが)
ツカルトゥボ観光協会が本腰を入れて改装したものですが、利用者の数はあまり多くなく、どうにも寂しい雰囲気が漂っていました。
観光客でも浴場を利用でき、ヒーリング効果のある温泉水やマッサージを体験することができます。
浴場No.8 ハイライト!
のぶよ的に、温泉公園内の建造物で最も驚かされたのが、浴場No.8(Bathhouse No.8)。
円形のドームのような平べったい建物が特徴的で、ソ連時代の建築技術の集大成と言えそうです。
完全なる廃墟となったかつての浴場には、洗い場や浴槽がそのまま残されており、ぽっかりと穴の空いた天井から射す光も相まって、ものすごい異世界感があります。
浴場No.8の建物は崩落の危険があるということで、内部への立ち入りは禁止されています。
しかしながら、外からでも壁の隙間から中をのぞくことができるので、立ち寄ってみる価値は大いにあるでしょう。
浴場No.5
温泉公園の北側に建つ立派な建物が、浴場No.5(Bathhouse No.5)。
まるでギリシャ神殿のような柱と、パステルブルーの外壁が特徴的です。
浴場No.5も崩落の危険が高いため、内部への立ち入りは禁止されています。
しかしながら、長方形の建物の周囲は自由に立ち入ることができ、草木に覆われつつあるかつての浴場の姿を見学できます。
一部はすでに屋根が落ちて露天風呂のような状態になっている箇所も。
この建物が廃墟となって早30年。
生い茂る草木の様子に、時の流れを感じさせられます。
公園西側エリア
浴場が点在していた温泉公園の西側には、かつて多くの人々が保養に訪れたサナトリウムや大規模ホテルが建ち並んでいます。
このエリアの大規模ホテルの跡地の内部には、いずれも立ち入ることが可能。
しかし、建物にはアブハジア難民の人々が生活するエリアも併設されているので、できる限り無人のエリアを訪れるようにするのが良いでしょう。
旧ホテル・サカルトヴェロ
かつてはツカルトゥボの中でも最も人気があった宿泊施設の一つであったホテル・サカルトヴェロ(Hotel Sakartvelo)は、遠目で見てもその存在感に圧倒されるほどの規模。
かつては多くの旅行者で賑わったホテルは二棟から成り、いずれも完全なる廃墟と化してはいるものの、そのうち一棟はアブハジア難民たちが生活している場所です。
30年ほども補修も改修もされないまま、放置されてきたホテル・サカルトヴェロ。
安全性にはかなり疑問があるものの、多くの人々が暮らす場所となっているのは事実。
学校帰りの子供たちが笑顔で「自宅」に戻る、日常そのものの光景が見られました。
旧ホテル・メデヤ ハイライト!
のぶよ的に、ツカルトゥボで見られる廃墟の中で最も見ごたえがあると感じたのが、かつてホテル・メデヤ(Hotel Medea)として営業していた巨大な建造物。
優雅な曲線を描くアーチ型の回廊が特徴的で、ツカルトゥボの栄光の歴史を象徴しているかのようです。
ホテル・メデヤの建物の半分はアブハジア難民が生活する場所となっていますが、このアーチ型の回廊付近は完全に放置された状態となっています。
回廊を越えると、大きな中庭を望む客室があった建物に至ります。
客室がある建物は4階建てとなっており、こちらも放置された部分。
各階は螺旋状の階段で結ばれていますが、こちらは今にも落ちそうな感じだったので、のぶよ的には回廊から直接アクセスできる2階の客室部分のみの見学にしておくのが良いと思います。
客室部分を抜けた先には、かつてサナトリウムとして利用されていたエリアがあり、中庭に出てアクセスすることが可能です。
かつては美しい水を讃えていたプールも、30年以上の時を経て完全に淀んでしまっています。
アーチ型回廊が入口となる放置された部分の他にも、ホテル・メデヤにはもう一つの入口があり、別棟へと続いています。
こちらはアブハジア難民が生活をしている場所なので、のぶよは立ち入りませんでしたが、もし内部に入る場合は必ず住民の許可をとるようにしましょう。(おそらく誰かが案内をかってでるはず)
中心街エリア
温泉公園の北側には、ツカルトゥボの中心街エリアがあり、こちらは現在でも住民が生活する場所で町として機能している場所。
クタイシからのマルシュルートカが停車する中心街の市場付近こそ町らしい雰囲気ですが、こちらは比較的新しい(ソ連時代後期)もの。
かつて町の中心部だった温泉公園のすぐ北側の一角は、完全にソ連時代から時が止まったような雰囲気です。
旧郵便局
温泉公園の北側の入口を出ると、目の前に現れる巨大な建造物が、かつての郵便局だった建物。
巨大な建物上部にはソ連お得意のレリーフがあったのでしょうが、現在では取り外され、とにかく寂しい雰囲気です。
郵便局の周りには、かつての店舗スペースらしきものがありますが、こちらも完全に打ち捨てられています。
歩道すら整備されておらず、まるで時が止まったかのような光景が連続します。
旧郵便局の横の道を少し北に進んだところには、ソ連時代のレリーフが残されています。
ソ連のアートはどれも手が込んでいて美しいのですが、何を表しているのかわからないのが基本。
このレリーフに関しても、何の意味でここに飾られているのか全く見当もつきません。
旧ホテル・トビリシ ハイライト!
アーチ型の回廊が美しかったホテル・メデヤと並んで、ツカルトゥボの廃墟めぐりのもう一つのハイライトとなるのが、ホテル・トビリシ(Hotel Tbilisi)の跡地。
四角形を基本にデザインされた建物ながら、ところどころに絶妙に見られる曲線の美しさが特徴的です。
こちらは建物全体においてアブハジア難民が生活をしている場所。
のぶよは外観だけを見て後にする予定だったのですが、入口付近でボードゲーム(賭け事?)をしている若い住人に手招きされて入ってみたところ、なぜか建物内を案内してくれました。
ホテル・トビリシの建物内は、放置され続けている点には変わりないものの、住人たちが自分たちでところどころ補修しているそうで、意外にもしっかりとした造りに思えました。
ゴミが大量に散乱した部屋も多くあり、生活感がかなり感じられます。
建物内部には30年以上前の装飾が多く残っており、この場所がどれだけソ連の富裕層に愛されていたのか想像がつきます。
住人の生活スペースも案内してくれたのですが、写真に撮るのはなんだか気が引けたので、共用部分(や放置された部分)だけの紹介に留めておきます。
建物の老朽化はどこもかなりのものでしたが、想像するよりも普通の生活が営まれている印象だったことに驚きました。
旧ウニヴェルマグ(百貨店)
ソ連時代のショッピングセンターであるウニベルマグ(Univermag)の跡地も見逃せません。
地上二階・地下一階の大規模な商業施設で、開放的な中庭にはかつて噴水が設置されていた人工池の跡が残っています。
現在では全ての商店が閉鎖されており、まるで劇場のような巨大な外観と人々が行き交ったスペースだけが残されています。
旧ホテル・シャフティオリ
がらんとした印象のツカルトゥボ中心街でひときわ存在感を放つホテル・シャフティオリ(Hotel Shakhtiori)は、現在完全に立ち入ることができなくなっています。
実は、こちらの建物には買い手がつき、現在改装中だそう。
いつになるのかは分かりませんが、大規模ホテルとして再営業する日が来るのかもしれません。
(そもそも儲かるのかは大いに謎ですが)
旧ホテル・イベリア
古代ジョージア東部にあったイベリア王国の名を冠したホテル・イベリア(Hotel Iberia)は、名実ともにツカルトゥボNo.1だった宿泊施設ですが、こちらも時代の移り変わりには勝てずに廃墟と化しました。
外国人廃墟マニアの間ではかなり人気が高く、特にエントランス付近の近未来的な内装が有名。
「ツカルトゥボ廃墟めぐりのハイライト」とまで言われていたそう。
近年までは自由に立ち入ることができたそうですが、2020年10月現在は、敷地の周りに柵が設けられて立ち入ることができなくなっています。
というわけで、のぶよは外からホテルのまわりをぐるりと一周するだけにしておきました。
一部の柵が壊され、誰かが入ったであろう跡も残っていましたが、安全面からもルール面からも中に入るのはやめておきましょう。
ツカルトゥボ廃墟めぐりのまわり方・注意点
ツカルトゥボ観光の効率的なまわり方
ツカルトゥボは中心街こそ小さいものの、観光のメインとなる温泉公園やその周辺に点在するかつてのホテルをまわるとなると、結構な距離を歩くことになります。
当記事内で紹介しているスポットを効率的にまわるなら、以下の地図の通りに行くのがおすすめ ▼
ポイントは、マルシュルートカでツカルトゥボへ向かう際に、終点であるバスステーション(中心街)まで行かずに、温泉公園の南側の入口付近で降車すること。
正規のバス停ではありませんが、運転手に「ここで降りたい」と告げれば問題なく降ろしてくれます。
地図内の順番通りに南から北へと一筆書きで見どころをまわり、最後は中心街のバスステーションからクタイシ行きの始発マルシュルートカを利用しましょう。
ひとつ注意したいのが、クタイシ~ツカルトゥボ間のマルシュルートカは、温泉公園の周囲を一方通行で走っている点 ▼
温泉公園南側入口で降車し損ねてしまうと、公園の東側をぐるりとまわるルートとなるので、各見どころへの距離がかなり開いてしまいます。
ツカルトゥボ観光の所要時間
紹介した通りの順番でツカルトゥボの各廃墟を訪れるなら、所要時間は4時間~6時間ほど。
現在でも営業している温泉施設の浴場No.6で温泉体験をしていく場合は、これに+1時間半~2時間ほどみておきましょう。
結構な距離を歩き回ることになるので、歩きやすいスニーカー等を着用していくことをおすすめします。
廃墟巡り時の注意点
ツカルトゥボの廃墟となったホテルやサナトリウムへの立ち入りは、基本的に自由です。
(崩落の危険があるものは除く)
しかしながら、何度も記載した通り、廃墟となった建物は住民の生活の場であることも多いので、最低限のマナーは守って当然だと思います。
立ち入り禁止の建物には入らない
基本的なことですが、「立入禁止」と表示がある建物内部の立ち入りは控えましょう。
入口や周囲の壁に赤い貼り紙(英語表記もあり)が貼られている建物は、崩落の危険が大きいため立ち入り禁止となっています。
外からでも内部の様子が見られる場合もあるので、ルールはきちんと守るようにしましょう。
安全面は完全に自己責任
30年以上に渡って何の改装もされず放置され続けてきたツカルトゥボの廃墟ホテルやサナトリウム。
立入禁止ではない=安全が保障されている、というわけでは全くありません。
(老朽化が比較的激しくない/住人がいる…等の理由です)
いつ天井が落ちたり、床が抜けたりするとも限らないので、建物内部への立ち入りは完全なる自己責任となります。
住人を尊重する
ツカルトゥボの廃墟で生活している人は、IDP(Internally Displaced Person)と呼ばれるアブハジア難民たちがほとんど。
ジョージア政府的には「不法に居住している」という扱いではあるものの、彼ら/彼女らにとっては大切な生活の場でもあります。
多くの旧ホテル等では、住人がいる部分と完全に放置されて無人となっている部分がきっぱりと分かれているので、できる限り無人の部分を見学することをおすすめします。
もし、居住部分に立ち入る場合は、
・住人の許可をとる(できれば案内してもらうのが◎)
・写真を撮る場合にはひとこと断る
・挨拶をする
など、ここで生活する人々のプライベートなスペースにお邪魔させてもらっていることを忘れずに行動したいものです。
ツカルトゥボへの行き方・アクセス
ツカルトゥボへのアクセス拠点となるのはクタイシ一択。
クタイシ中心街からの距離は10kmほどと近く、タクシーの利用もできますが、安くて便利なマルシュルートカの利用がおすすめです。
クタイシ~ツカルトゥボ間のマルシュルートカ
ツカルトゥボ行きのマルシュルートカが発着しているのは、クタイシのバスステーションではありません。
中心街近くの「赤い橋(Red Bridge)」と呼ばれる橋の西側の一角の駐車場からの発着です ▼
ツカルトゥボ行きのマルシュルートカは30番。
行き先表記はジョージア語のみなので、読めない場合は一応運転手に確認しておきましょう。
ツカルトゥボ~プロメテウス洞窟/オカツェ渓谷へのアクセス
クタイシ周辺には他にも見どころが点在しています。
・プロメテウス洞窟
・オカツェ渓谷
・サタプリア自然保護区
の3つのスポットは、定番デイトリップ先としていずれも観光客に大人気。
しかし、これらの見どころにアクセスする場合は、クタイシからの直行マルシュルートカはありません。
①クタイシから30番マルシュルートカでツカルトゥボへ
②ツカルトゥボから42番マルシュルートカで各スポットへ
と、ツカルトゥボで乗り換える必要があります。
1日でこれらの見どころを個人で全てまわるのは、時間的にかなり厳しいので、
・数日に分けて観光する
・現地ツアーを利用して効率的にまわる
のいずれかとなるでしょう。
おわりに
好きな人にはたまらなく魅力的であろう、廃墟の町・ツカルトゥボの観光情報を詳細に解説しました。
クタイシからのアクセスも悪くないので、デイトリップ先にもぴったりです。
ソ連時代のジョージアの雰囲気が感じられると同時に、温泉体験もできるツカルトゥボは、観光地として返り咲くためのポテンシャルも垣間見える場所。
地元観光協会やジョージア政府の政策次第では、再び脚光を浴びるようになるかもしれません。
(現在の町を見る限り、可能性はかなり低いですが…)
コメント
こんにちは!
現在クタイシに在住している、佐助と言います!
ツカルツボからプロメテウス洞窟へ行く42番のバスの出発地はご存知でしょうか?
以前、ツカルツボの周りの方にも聞いたのですが、人によって発着地が異なっていたり・・・
ツカルツボのバスセンターからはちょっと離れているというのは知っているのですが、正確な場所がわからず。
ご存知でしたら、教えていただきたいです。
佐助様
コメントをいたできありがとうございます。
ツカルトゥボ→プロメテウス洞窟方面のミニバス42番ですが、以前と変わっていなければツカルトゥボ中心街のバザールから道路を挟んだ向かいの交差点の発着だと思います。
https://maps.app.goo.gl/FJJmxz8ZyRhYxCti8
ご参考いただければ幸いです。