コソボはなぜかユーロ圏。格安の物価とコソボ旅行一日の予算を解説!

コソボはなぜかユーロ圏。格安の物価とコソボ旅行一日の予算を解説!

こんにちは!コソボに10日間滞在した、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

滞在した国の物価から、旅行に必要な1日の予算を考えていくこのコーナー。

今回はコソボ編です!

※過去の「世界の物価シリーズ」の記事は、こちらからどうぞ。

ヨーロッパで一番若い国、コソボがセルビアから独立したのは2008年のこと。

日本を含め101カ国に独立を承認(2019年現在)されているコソボですが、裏を返せばそれ以外の国からは国として認められていないという微妙な立場にある国。

複雑な民族構成が生んだコソボ紛争の記憶は、私たちにとってまだ新しいものです。

こうした情勢から、コソボは観光地として注目されていないのが現状です。

しかし、実際にコソボを訪れてみると、オスマン帝国統治時代を色濃く残す町並みやフレンドリーな人々、治安の良さなど、観光地としてのポテンシャルの高さを感じることができます。

隣国のアルバニアはヨーロッパで最も物価が安い国だったのですが、それに負けないほどコソボも物価が安い国。

格安で滞在することができるので、少しずつではあるもののバックパッカースタイルの旅行者が増えつつあり、ホステルなど滞在に必要な環境も徐々に整備されつつあります。

EUに加盟していないにも関わらず、なぜかユーロが通貨として用いられるコソボ

おそらく、まだ独立から間もないため、独自の通貨発行にまで至っていないのかもしれません。

「ユーロが使用される国は物価が高くなる」というのが旅行者の間での定説ではありますが、コソボの場合は別です。

今回の記事では、10日間の滞在で感じたコソボの物価について分析していきます。
いつものように、旅行スタイルに合わせたコソボ旅行の1日の予算も解説しているので、アルバニア旅行の予算の計算の参考にしてください。

コソボの通貨はユーロ(€)。
※€1=118円で計算しています。

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コソボの食費

コソボの食費はかなり格安と言えます

外食する場合は、”Qebaptore”というグリル専門店くらいしか選択肢がないのが現状ですが、鶏肉や牛肉のグリルにサラダ・パンがついて€1.5(=¥177)~€3(=¥354)という価格でお腹いっぱい食べられます

ちゃんとしたレストランで食事をしても、€5(=¥590)~というリーズナブルな料金。

ビールを注文しても、500mlで€1.5(=¥177)~と安く、気づけば何杯も飲んでしまっているくらいです。

外食費

・カフェでコーヒー1杯:€0.5(=¥59)
・レストランでランチ:€2.5(=¥295)
・バーでビール1杯:€1.5(=¥177)
・レストランで夕食:€5(=¥590)
・ファストフード:€1.5(=¥177)

スーパーマーケットの食材に関しては、かなりのお得感があります

アルバニアでは格安の外食費に比べて、スーパーマーケットでの食材の値段が割高に感じたのですが、コソボの場合はスーパーマーケットの方が安いです。

多くの商品がアルバニアの3分の2ほどの値段で売られているので、自炊派には嬉しい限りでしょう。

スーパーの食料品

・ビール1缶:€0.60(=¥71)
・ワイン1本:€4(=¥472)
・水1本:€0.38(=¥45)
・牛乳1リットル:€0.9(=¥106)
・米1kg:€1(=¥118)
・鶏肉1kg:€3.40(=¥401)
・卵12個:€1(=¥118)
・じゃがいも1kg:€0.32(=¥38)
・トマト1kg:€0.74(=¥87)
・リンゴ1kg:€0.78(=¥92)

コソボの移動費

コソボの移動費は安いです。

国内のどこへ行くのでも、最大で€4(=¥472)~€5(=¥590)で済んでしまいます。

しかし、お隣のアルバニアに比べると、短い距離の割に少し割高感が感じられるかもしれません。

コソボでは、セルビアと同様にバスステーションがちゃんと整備されており、バスの利用がとても簡単です。
(アルバニアではバスステーションが存在しないことが多いため、バスの利用には一苦労です。)

しかし、バスステーション使用料や荷物代はかからないというアルバニア式システムが採用されているのが嬉しいところ。

また、バスも大型で冷房完備の物が多く、快適に移動することができます。

長距離移動

・プリシュティナ – プリズレン間(85km)バス移動:€4(=¥471)
・プリズレン – ペーヤ間(100km)バス移動:€4(=¥471)
・ペーヤ – プリズレン間(85km)バス移動:€4(=¥471)

市内・短距離移動に関しては、コソボはかなり安いです。

市内の路線バスは、どの町でも€0.40(=¥47)に統一されており、気軽に利用することができます。

また、タクシー代の安さは突出しており、おそらくバルカン諸国で一番安いと思います。

市内・短距離移動

・プリシュティナ市内バス一回券:€0.40(=¥47)

・タクシー初乗り:€1.50(=¥176)

コソボの宿泊費

コソボで割高に感じるのが、宿泊費

観光地化が遅れているコソボでは、宿泊場所の選択肢が限られてきます。

ホステルもできてきてはいるものの、競争が少ないためか、物価を考えると少々割高に感じます。

また、料金の割にホステルの質もあまり高いとは言えません

ゲストハウスの類もあまりポピュラーではなく、プライベートを重視したい場合はホテルに宿泊することとなるでしょう。

・ホステルのドミトリー1泊:€9(=¥1061)~

・エコノミーホテル個室1泊:€20(=¥2359)~

コソボの観光費・タバコの値段

コソボの観光費に関しては、ほぼ考える必要はありません。

なぜなら、ほとんどの観光施設が無料、または€1(=¥118)ほどのごく少額の入場料しかとらないためです。

コソボ唯一の世界遺産である「コソボの中世建造物群」の修道院への入場も無料。
世界遺産なんだから、少しぐらい商売っ気を出してもいいのに。

タバコの値段も格安で、お隣のアルバニアと同じか少し安いくらいで売られています。

主な観光地の入場料

・マザー・テレサ大聖堂鐘楼入場:€1(=¥118)
・ゴディマ洞窟入場:€2.50(=¥295)
・各博物館入場:€1(=¥118)~

雑費

・タバコ一箱:€2(=¥235)~

旅のスタイル別・コソボ旅行の予算

隣にヨーロッパNo.1の物価の安さを誇るアルバニアが控えているため、どうしても比べてしまいますが、コソボの物価も相当安い部類に入ります。

特に、スーパーマーケットでの食材費の安さは驚くこと間違いありません。

※過去の「世界の物価シリーズ」の記事は、こちらからどうぞ。

ここからは、節約型の「バックパッカースタイル」快適旅行型の「トランクで一人旅スタイル」の二つの旅行スタイル別に、コソボ旅行で一日に必要な予算を考えていきます。

できるだけ節約しながら、名物は楽しむ!バックパッカースタイルの一日の予算

「宿泊は基本的にホステルのドミトリー、食事は自炊を中心としながらも時々名物を外食、移動は最安の手段で観光は有名どころを制覇しつつ無料スポットを中心に。」

そんな節約型のバックパッカースタイルの一日の予算がこちら。

朝食:ブレク/€.0.50(=¥59)~
昼食:レストランでランチ/€2.5(=¥295)~
夕食:ホステルで自炊/€1(=¥118)~
市内移動:基本は徒歩
長距離移動:バスを利用:€4(=¥472)~
宿泊:ホステルのドミトリー/€9(=¥1061)~
観光:有名どころだけ入場/€1(=¥118)~
缶ビール1本/€0.6(=¥71)~

合計:€18.60(=¥2193)~

2000円を少し越えたくらい。

のぶよの感覚的にも、1日2000円という予算は的を射ていると思います。

しかもこれは、観光して移動して、お昼は外食という最もお金がかかる一日の予算。

自炊したり格安のファストフードを食べたり、移動せずに市内観光だけをするならもっと低予算で済ますことが可能です。

1日2000円前後で旅行できるコソボは、確実にバックパッカー向けの旅行先

これから先、もう少しホステル文化が浸透して切磋琢磨してくれると、さらに快適に旅行できるようになると思います。

快適&自由にめいっぱい楽しむ!トランクで一人旅スタイル

「無駄な出費は押さえるけど、移動や宿泊はある程度快適にしたい。食事も現地の美味しいものをたくさん食べて、観光スポットも逃したくない。」

そんなエコノミーなトランクで一人旅スタイルの一日の予算がこちら。

朝食:カフェでコーヒーと軽食/€1.5(=¥177)~
昼食:レストランでランチ/€3(=¥354)~
夕食:レストランでディナー/€5(=¥590)~
市内移動:バス・トラム利用/€0.40(=¥47)~
長距離移動:バスを利用/€4(=¥471)~
宿泊:ホテルの個室/€20(=¥2359)~
観光:有名どころは制覇する/€2(=¥236)~
バーでビール一杯:€1.5(=¥177)~
カフェでコーヒー一杯:€0.50(=¥59)~

合計:€37.90(=¥4470)~

あまり出費を気にせずに旅行しても4000円ちょっとで済んでしまうのがコソボです。

外食回数を減らして、簡単にファストフードで済ませたりすれば、もう少し節約することも可能です。

宿泊先に関しては、リーズナブルなゲストハウスが見つけにくいこともあり、これ以上削るのは難しいかもしれません。

おわりに

かなり物価が安いコソボ。

ユーロが用いられていることから、アルバニアよりもかなり割高なのではないかと想像していましたが、実際にはそこまでではありません。
むしろ、「ユーロなのにこんなに安いの?」とびっくりするくらい格安で旅行できる国です。

観光客はまだまだ少なめなコソボ。

治安も良いですし、フレンドリーで温かい人々が多いので、安全に思い出に残る旅ができるでしょう。

※過去の「世界の物価シリーズ」の記事は、こちらからどうぞ。

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