【NEW】初のフォトエッセイ「ジョージア場末食堂探訪記」とうとう発売! ▶
さぼわーる。へようこそ!

今年こそ...今年こそは...世界の状況が落ち着いて、みなさんが行きたい場所に行けますように...!

穴場スポットや旅行に役立つ情報、各国グルメまで...
ヨーロッパ~コーカサス地域のニッチな情報多めの個人ブログ「さぼわーる。」へようこそ!

サイトのトップページをみてみる!

トビリシに日本の屋台?Piccolo cafeの自家製お好み焼きが感動ものだった!

こんにちは!ジョージアの首都・トビリシにのんびり滞在中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

海外在住7年目、現在絶賛世界半周中ののぶよが、色々な国の日本食レストラン(ジャパレスと略される)へ行って、その実情を探るというゆるいコーナーである「世界のジャパレスから」のコーナー。

1.ルーマニア・ブカレストのラーメン店 “JAPANOS”
2.モルドバ・キシナウの日本料理店 “KOTOBUKI”
3.ウクライナ・キエフのラーメン店 “MENYA MUSASHI”
4.セルビア・ベオグラードの日本料理店 “Marukoshi”
5.ブルガリア・ソフィアのラーメン店 “Umamido”
6.トルコ・パムッカレの食堂 “ラム子のロカンタ”
7.ジョージア・トビリシのラーメン店“AKASAKA”
8.ジョージア・トビリシのラーメン店“Shio Ramen”

番外編.ウクライナ・キエフの韓国料理店 “Arirang”

前回・前々回とトビリシで日本のラーメンを提供するお店に潜入してきました。

日本で食べるのと変わらないレベルのラーメンがリーズナブルに食べられるトビリシ。
かなり恐ろしい町です。

今回紹介するのはラーメンではなく、私たち日本人の魂を揺さぶるソウルフード・お好み焼きを提供する小さなお店です。

その名も“Piccolo cafe”

「カフェ」と言いながらも、実は日本の絶品ストリートフードが格安の値段で味わえるのが魅力的。
トビリシ滞在中の日本人は歓喜間違いなしのお店に潜入してきました。

2022年現在、Piccolo Cafeは残念ながら閉業となってしまったようです…

記録として、いちおう記事を残しておきます。

トビリシ中心街からも便利なアクセス!Piccolo Cafe

周囲を高い建物に囲まれた小さな広場に位置するPiccolo Cafe。
まるで都会のオアシスのような雰囲気の小さな敷地のお店で、気持ちの良いテラス席がウリとなっています。

コロナウイルスの影響で、2020年7月現在は店内席はなく、屋外テラスでの飲食か持ち帰りのみとなります。

一人でも全く気兼ねすることなく利用できるカジュアルな雰囲気でありながら、お洒落なカフェらしい雰囲気もあってとても利用しやすいです。

アクセスも比較的良く、トビリシ中心街北側に位置する地下鉄1号線(レッドライン)のルスタヴェリ駅(Rustaveli)から徒歩10分ほどです。

トビリシで日本そのままの味が食べられる!感動のメニュー

Piccolo cefeの小さな建物の横にあるこちらの屋台が、絶品料理の調理場となる場所。

大きな鉄板があり、基本的に焼き物がメインで食べられるようです。

Piccolo cafeのオーナーはなんと日本人

トビリシでは「日本食=お洒落」というイメージがあるようで、現地人オーナーの寿司レストランなどは高級感のある内装や美しい盛り付けの料理が提供されることが多いのですが、このお店では話が違います。

焼きそば、お好み焼き、豚丼…
日本人が愛してやまない、庶民的な料理のラインナップです。

注目すべきが、リーズナブルすぎる値段

  • 焼きそば:11GEL(=¥419)
  • お好み焼き:12GEL(=¥384)
  • 豚丼:13GEL(=¥454)

と、日本と同じか割安な値段設定なのです。

ジョージアはレストラン等での外食の価格設定が高めな国。
(安いのですが、物価と比較するとかなり割高)

ローカルレストランでも、メイン1食を注文すると10GEL~15GEL(=¥350~¥524)ほどかかるのがが相場なので、Piccolo cafeの料金設定はかなり良心的だと言えます。

ジョージアの物価について解説している記事はこちら!

メニューに載っている4種類のメイン料理以外にも、日替わりの定食メニュー(10GEL=¥350~)も置いてあるそうです。
のぶよが訪れた日は酢豚でした。美味しそう…。

ガッツリ食事系以外にも、カフェ的な利用もできるのが嬉しいポイント。
日本風のチーズケーキやたいやきなどのデザートメニューも充実しているので、食事以外にも色々な使い方ができそうです。

トビリシで初・お好み焼きは、感動の美味しさだった

日替わりランチの酢豚に後ろ髪を引かれながら注文したのは、お好み焼き。
片面に薄い生地を焼いて麺を入れ、卵でもう片面を覆うという、のぶよが大好きな広島風です。

なんでも、かなり食事の量が多いジョージア人向けに、炭水化物×炭水化物の広島焼の方がウケが良さそうとのことだそう。
日本人をターゲットにしているいうよりも、「ジョージアの人に日本の本物の味を伝えたい!」という情熱が感じられます。

お好み焼きの具は、鶏肉・豚肉・ベジタリアンの3種類から選べるのもポイント高し。
のぶよは定番の豚肉にしました。

先ほど紹介した屋台の中にあるで、具の豚肉と麺を炒め、生地を作ってくれます。

こうして自分が食べるものが調理されているのを見る機会はジョージアではなかなかないため、地元の人にもウケが良さそうな気がします。
オーナーの手際の良さは、もはや芸術でしたから。

注文が入ってから一つ一つ調理してくれるため、提供までは10分ほどの時間がかかります。
とても気さくで感じの良い日本人オーナーとあれこれお話しているうちに、お好み焼きの到着です。

↑半分に切って二段重ねになった屋台風のお好み焼き

いかがでしょう。超美味しそうじゃないですか?

ジョージアでは超貴重なソースや青のりをこれでもかと大量にかけてくれるサービスっぷり。
(本来は紅しょうがも付きますが、のぶよはあまり得意でない&もったいないので抜いてもらいました)

コロナウイルスの影響で、テラスでの飲食でもお持ち帰り用の容器での提供となっているようですが、そんなの関係なく垂涎ものです。

その味も、完璧。本当に完璧なお好み焼きでした

甘辛いソースが生地&麺と絡み合い、長い間食べていなかったソースの味に感動してしまいました。

実は、Piccolo cafeで使われているソース、自家製なんだそう。
ジョージアでは日本のソースなど売っているわけもないので、当然と言えば当然ではあるのですが。

コク・旨味・酸味が見事に調和したお好み焼きソースがとにかく最高でした。
もはや、ソースだけ卸売りなどで販売してもいけるんじゃないかと思います(笑)

これで12GEL(=¥419)は、狂気の沙汰です。
純粋に、もっとお金をとってもバチはあたらない思います。

絶対にリピートしたいお店第一位に輝いたPiccolo Cafe。
次は日替わり定食やデザート系も攻めてみたいところです。

おわりに

心地よいテラス席も、小さくて可愛らしいお店の感じも、目の前で調理してくれるパフォーマンスも、そして何より味も。
全てにおいて大満足となったPiccolo cafe。

女性オーナーの方もとても柔らかくて気さくな印象の方で、開放的な雰囲気でとても入りやすいので、一人でも数人での利用にもおすすめです。

味やコスパの良さを総合すると、これまで「世界のジャパレスから」で訪れた日本食のお店で一番かもしれません。

トビリシで最も気軽&リーズナブルに、本物の日本の味を食せるお店として、のぶよの一番のお気に入りとなったPiccolo cafe。
トビリシ滞在中に一度は訪れて、「気取らない日本の味」を体験してみてはいかがでしょうか。

Piccolo cafe

・営業時間:月~土 12:00~21:00 / 日 11:30~17:00
・予算:10GEL(=¥350)~
・Facebookページ:https://www.facebook.com/PiccoloCafeTbilisiGeorgia/about/

トビリシの若者に人気のお洒落ラーメン店・Shio Ramenにも訪問しています!

1.ルーマニア・ブカレストのラーメン店 “JAPANOS”
2.モルドバ・キシナウの日本料理店 “KOTOBUKI”
3.ウクライナ・キエフのラーメン店 “MENYA MUSASHI”
4.セルビア・ベオグラードの日本料理店 “Marukoshi”
5.ブルガリア・ソフィアのラーメン店 “Umamido”
6.トルコ・パムッカレの食堂 “ラム子のロカンタ”
7.ジョージア・トビリシのラーメン店“AKASAKA”
8.ジョージア・トビリシのラーメン店“Shio Ramen”

番外編.ウクライナ・キエフの韓国料理店 “Arirang”

ジョージアの記事をもっと見る

コメント

error: さぼわーるの全記事は保護されています。
タイトルとURLをコピーしました