知られざるウクライナ料理の世界へようこそ。定番23品を写真&予算付きで紹介。

知られざるウクライナ料理の世界へようこそ。定番23品を写真&予算付きで紹介。

ウクライナを旅行するなら、絶対に食べたいウクライナ料理。

物価が安いウクライナでは、かなりのクオリティーの料理を手ごろな値段でいただけます。

「ウクライナ料理」と聞いても、あまりイメージがわかない人もいるでしょう。
とりあえずこの記事を読んでみてください(笑) 絶対に「あこれ知ってる!」という料理がいくつかあるはずです。

記事の後半では、ウクライナに来た旅人が一度はお世話になる超有名ウクライナ料理チェーン店のプザタ・ハタを紹介します。

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ウクライナ料理を一言で!

・濃いめの味付け
・とにかく肉!じゃがいも!キノコ!逆に、トマトや玉ねぎはあまり使わない。
・ディルという香草がよく使われる

スープ

ボルシチ

日本でも知名度が高いボルシチは、実はウクライナ発祥。赤カブ(ビーツ)のスープです。

鮮やかな赤色が美しく、具は煮込んだビーツ、玉ねぎ、じゃがいもとシンプル。野菜の甘みや旨味が凝縮したスープは、深いコクがあって本当に美味しいです。

スメタナというサワークリームを入れて混ぜると鮮やかなピンク色になり、味もまろやかになってさらに美味しくなります。

沿ドニエストルのティラスポリでもボルシチを食べたんですが、そちらはもっと色が薄く具沢山で、ディルの代わりに刻みパセリが乗っているモルドバ風でした。

ウクライナの本場のボルシチは全くの別物と言えます。

↑ティラスポリで食べたボルシチ。オレンジ色の澄んだスープ。

WHERE & HOW MUCH

ウクライナにいる限り、どこでも食べられる味噌汁的存在なボルシチ。
のぶよ的には、プゼタ・ハタのボルシチは薄く感じたので、ちゃんとしたレストランで一度注文してみるのもいいかも。

予算:食堂で20UAH(=¥83)~、レストランで35UAH(=¥145)~

麦のスープ(フリチニェーヴィー スープ)

たっぷりの麦とじゃがいも、人参が入ったボリューム満点のスープ。

ボルシチのように深い味ではなく、とてもあっさりしています。麦を使っているからか、なんだかちょっとビールっぽい味がするような気もしました。気のせいかな(笑)

WHERE & HOW MUCH

ボルシチとともにポピュラーなスープなのでどこでも食べられます。

予算:15UAH(=¥62)~。

キノコのスープ(ユーシュカ フリーブナ)

真っ黒な見た目がインパクト抜群のスープ。

シイタケのようなキノコの味がよく出ていて美味しいです。具はキノコと素麺のようなヌードルというシンプルなものでした。

WHERE & HOW MUCH

ちゃんとしたレストランでないと食べられないかもしれません。ビジネスランチと呼ばれるお昼のセットメニューとしていただきました。

予算:ビジネスランチのセットで110UAH(=¥460)

ブイヨン

鶏のブイヨンスープは、ウクライナ料理の中では薄味で、さっぱりしています。

具は鶏肉と素麺のような麺が入っていることが多く、ディルを少々かけていただきます。

WHERE & HOW MUCH

どこにでもあるポピュラーなスープです。ビジネスランチでよく提供されます。

予算:15UAH(=¥62)

ウズヴァール

ウクライナ人が料理と一緒に飲む甘いジュースのようなもの。

ドライフルーツやベリー類を砂糖と一緒に煮込んで、冷やしたものです。

スパイスが効いていて独特な燻ったような風味がするので、好き嫌いが分かれるかもしれません。

WHERE & HOW MUCH

レストランでビジネスランチを頼むと、必ずと言っていいほどついてきます。

予算:ビジネスランチのセットで110UAH(=¥460)

軽食&サイドメニュー

ピロシキ

ロシア料理のピロシキはウクライナでもポピュラーな軽食です。

パンの中にポテトやひき肉が入ったのものや、りんごのコンポートが入ったデザート感覚のものまで様々。
朝食やおやつにちょうどいいボリュームです。

WHERE & HOW MUCH

そのへんのスタンドでよく売られています。温めて出してくれるところがほとんど。

予算:12UAH(=¥50)

じゃがいもとビーツのサラダ(ビネグレェト)

ビーツの甘みとじゃがいもの食感の相性が抜群な、のぶよのおすすめウクライナ料理です。

ウクライナでとてもポピュラーなサラダのようで、レストランなどでよく見かけました。

WHERE & HOW MUCH

ビジネスランチのセットの前菜として定番のサラダです。

予算:ビジネスランチのセットで110UAH(=¥460)

ペリメニ

ロシア風の水餃子であるペリメニはウクライナでもポピュラーです。

中身は鶏肉のことが多く、丸っこい形が特徴的。
スメタナ(サワークリーム)をたっぷりかけていただくのがウクライナ流です。

WHERE & HOW MUCH

プザタ・ハタはもちろん、たいがいの安い食堂においてある定番メニューです。

予算:33UAH(=¥138)

ヴァレニキ

ペリメニよりも大きな水餃子で、ポーランド料理のピエロギとほぼ同じものです。

玉ねぎを炒めたオイルがいい風味を出しており、もちろんスメタナをつけて食べます。

中身の種類が豊富で、じゃがいもやひき肉入りのものから、甘いフルーツジャムが入ったデザート風のものまで。
下の写真はポテト入りのもの。

WHERE & HOW MUCH

プザタ・ハタでは数種類の具のヴァレニキを常備しているが、冷凍っぽいです。
レストランで手作りヴァレニキに出会えたらラッキー。皮のもちもち感が違いますよ。

予算:43UAH(=¥179)

ジェルーニ

のぶよイチオシのウクライナ風ハッシュドポテト。
潰したじゃがいもを薄く平らにして揚げたものです。

もちろんスメタナをかけて食べます。油っこくないので、おやつ感覚でぺろりと食べられてしまいますよ。

WHERE & HOW MUCH

プザタ・ハタなどの食堂はもちろん、道端のスタンドで売られていることも。

予算:17UAH(=¥71)

ポテトとキノコの炒め物

みんな大好き、プゼタ・ハタの名物のサイドメニュー。
キノコとじゃがいもという「THE・ウクライナ」な食材を炒めたものでシンプルながら、素材の味がおいしい料理です。

WHERE & HOW MUCH

プザタ・ハタのイチオシメニューらしく、確かにこれが一番美味しかったかも。ほかのお店では見かけませんでした。

予算:35UAH(=¥146)

カーシャ

↑写真右下がカーシャ
麦のような穀物を炊き上げたもので、ウクライナのどこの食堂やレストランでも目にする定番のサイドメニューであるカーシャ。

バターやブイヨンを使って炊かれているので、ほのかな甘みがしてなかなか美味しいです。よく鶏肉や豚肉などと一緒に出されます。

WHERE & HOW MUCH

本当にどこでも食べられます。ポテトやお米の付け合せよりも安いのも嬉しい点。

予算:10UAH(=¥41)

メインディッシュ

キエフ風カツレツ

日本でもなかなかの知名度を誇る、キエフ発祥の鶏肉のカツレツ。

中にはたっぷりとバターが入っていて、ナイフで切るとじわりと溢れてきます。

表はかなり堅めに揚げられているのが特徴で、中の鶏肉は柔らかくジューシー。溶け出たバターとの愛称も抜群です。

WHERE & HOW MUCH

「キエフ風」と言うだけあるので、キエフで食べるのがいいでしょう。
プゼタ・ハタにももちろんあり、中から染み出るバターは健在でした。

予算:20UAH(=¥83)

カトレータ クリャーチャ パローヴァ(33uah)

ウクライナではいろいろな肉料理を「カトレータ(カツレツ)」と呼ぶのですが、こちらは揚げてはいないカツレツ。

鶏ひき肉のハンバーグを茹でたもので、豆腐ハンバーグのような柔らかい食感です。

WHERE & HOW MUCH

やっぱりプザタ・ハタ。数種類のカトレータがいつもあります。

予算:33UAH(=¥138)

スヴィニーナ

ウクライナの肉料理でおすすめしたい一品がこちら。

牛肉のソテーの上に、グリルした野菜やきのこ、オムレツが層のように乗せられたものです。

けっこう味付けが濃いので、パンとの相性抜群です。

WHERE & HOW MUCH

プゼタ・ハタでたまに見かけました。いつもあるわけではなかったので、出会えたらラッキーかもしれません。

予算:46UAH(=¥192)

ビトチョーク ス クールキ

至って普通の鶏肉のハンバーグの上に、ウクライナ料理らしくマッシュルームのクリームソースをかけたもの。

ソースは味付けが濃いものの、ハンバーグが薄味なので、個人的にはちょうどいい感じでした。

WHERE & HOW MUCH

安い食堂はもちろん、レストランのメニューの中にもよく見かけました。
のぶよ的には、プザタ・ハタよりも、オデッサのセルフ食堂「イジューム」のものがおいしかったです。

予算:45UAH(=¥188)

 

スビニャーチャ・ビリーズカ

ウクライナで食べたものの中で間違いなくベスト3に入る一品がこちら。

豚肉のグリルなんですが、肉が柔らかくてかなりジューシーでした。

ディルなどのハーブと塩コショウだけのシンプルな味付けながらとてもおいしかったです。

WHERE & HOW MUCH

キエフの聖ソフィア聖堂近くのBlack Pigというパブでいただきました。安くて雰囲気もいいのでおすすめ。特に、平日のビジネスランチはお得です。

予算:ビジネスランチで130UAH(=¥543)

クネードリ

鶏肉のハンバーグのサワークリームソース煮込み。

このソースが、「いったいどうやって作っているの?」と聞きたくなるほどに美味しかったです。
付け合せのマッシュポテトとの相性が抜群でした。

WHERE & HOW MUCH

リヴィウのビアパブ、Beer House 1715のビジネスランチメニューでいただきました。

予算:ビジネスランチで130UAH(=¥543)

シュニッツェル

オーストリア発祥のシュニッツェルは、ウクライナでもポピュラー。
特にかつてオーストリア=ハンガリー帝国領だったリヴィウでは、ビールのお供に欠かせない存在です。

ウクライナのシュニッツェルは基本的に豚肉が多いです。
しっかりと下味をつけ、薄く叩いて伸ばした豚肉をサッと揚げたシュニッツェル。食べるならやはり揚げたてが一番でしょう。

レモンは絞らないのがウクライナ流。
というか、ウクライナではレモンをほとんど見かけません。

WHERE & HOW MUCH

リヴィウのビアパブ、Beer House 1715のビジネスランチメニューでいただきました。

予算:ビジネスランチで130UAH(=¥543)

スペアリブ

ビール文化が根付くリヴィウの名物です。

じっくりと焼かれた豚肉を、甘辛いソースと一緒にいただきます。こんなの、美味しくないわけがないでしょう。

WHERE & HOW MUCH

リヴィウの超有名店、Ribs Restaurant “At Arsenal”がイチオシです!

予算:139UAH(=¥581)

シャシュリク

ウクライナ風焼き鳥のシャシャリク。
ですが実際に使われているのは豚肉です。

パプリカなどのスパイスが効いていてどことなくエスニックな味がするのは、ウクライナ料理においては珍しいかもしれません。

WHERE & HOW MUCH

食堂でよく見かけるものの、レストランでグリルしたてのものが一番。プザタ・ハタには残念ながら置いていない。

予算:20UAH(=¥83)

ヤレムチェ風 ジェルーン

先に紹介したジェルーニ(ポテトパンケーキ。ジェルーンの複数形)のヤレムチェ風。

カルパチア山脈の町、ヤレムチェでは、一枚の大きなハッシュドポテトの上に、スメタナ、チーズ、トマト、キノコなどを載せたピザのようにして出されます。
一枚なので単数形のジェルーンと言われるのも納得。

お好み焼きのような、ハッシュドポテトのようなもっちりした食感も特徴的です。

WHERE & HOW MUCH

ヤレムチェの超お勧めレストラン、Cafe Kolomyyaで食べられます。

予算:40UAH(=¥167)

クリョツキ

のぶよが食べたウクライナ料理の中で堂々の一位に輝いたのがこちら。カルパチア山脈地域の郷土料理だそうです。

じゃがいもをすり潰して、小麦粉と混ぜて作った生地の中に鶏ひき肉を詰め込んで煮込んだものに、サワークリームを使ったホワイトソースをかけたものです。

クリームのコクと酸味がマッチしてかなり美味しいです。
もちろんじゃがいもの生地もモチモチで、中の鶏ひき肉はハーブで味付けがされていました。

なかなかヤレムチェまで行く人もいないと思いますが、とにかく一度食べていただきたい、そんなウクライナ料理ののぶよ的ナンバーワンでした。

WHERE & HOW MUCH

ヤレムチェの超お勧めレストラン、Cafe Kolomyyaで食べられます。

予算:30UAH(=¥125)

ウクライナで一度は行くべき?プザタ・ハタ

ウクライナの首都、キエフを中心に展開するウクライナ料理のチェーン店が、プザタ・ハタ(Puzata Hata)です。

キエフで知らない人はいないというくらいに有名で、安い・美味しい・好きなものを選べるという三拍子そろったセルフサービス形式の食堂です。

↑こんな感じで一通り食べても300円ちょっと。

朝早くから、夜は22時や23時まで空いているので、かなり使い勝手がいいです。

すでに出来上がった料理がズラッと並んでいて、好きなものを指差し注文でお盆に乗せていき、最後に合計金額を支払うという、ウクライナではよくあるスタイル。
言葉がわからない旅行者の強い味方でもあります。

安くて便利なので、ついプザタ・ハタばかり通ってしまうことになるでしょう。のぶよはキエフ滞在中に7~8回は行きました(笑)

しかし、ウクライナ料理はプザタ・ハタだけではありません。

ちゃんとしたレストランやパブが平日の昼間だけ提供するビジネスランチは、プザタ・ハタより少し高い料金でかなりのクオリティーのコース料理が食べられます。

お昼はお得なビジネスランチ、夜はプザタ・ハタなど、場面に応じて使い分けるのが、安くいろいろな種類のウクライナ料理を楽しむポイントです。

 

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