こんにちは!ジョージア滞在も5か月目、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ジョージアを訪れるほとんどの旅行者が観光・滞在の拠点とするのが、首都のトビリシです。
かねてから様々な民族が行き交ってきたジョージア。
その歴史を象徴するかのように、様々な建築様式の建物が見事に調和した中心街は、近年の観光ブームによって多くの外国人観光客が訪れるようになった場所です。
トビリシの中心街はかなりこぢんまりとしていて、見どころが比較的集中しているため、とても観光しやすいのがポイント。
初めてこの町を訪れた旅行者でも、1日や2日あればだいたいの位置関係がつかめてしまうほどです。
今回の記事では、そんなトビリシ中心街の定番観光スポットを紹介しながら、トビリシ1日観光のモデルプランを紹介するもの。
最も効率が良い順番で、市内中心部の各観光スポットをほぼ網羅しています。
「限られたトビリシ滞在時間だけど、定番だけは絶対に制覇したい!」という人にはぴったりの内容となっています。
トビリシ中心街の5つの観光エリア&歩き方
トビリシの観光スポットは、町の中央にあるリバティー・スクエアから半径1.5km以内に集中していて、徒歩で十分にまわることが可能です。
大きく分けると以下の5つの観光エリアに分けることができます。
ほとんどは平坦な地形ですが、丘の上に建つナリカラ砦と旧市街の西側のカレ地区のみ、かなりの上り坂となっているので、これらのエリアへのアクセスにはロープウェイを利用するのがおすすめです。
(詳細は後述しています。)
トビリシのメインストリート!ルスタヴェリ通り~リバティースクエアの観光スポット
トビリシ中心街のメインストリートが、南北に走るショタ・ルスタヴェリ通り(Shota Rustaveli / შოთა რუსთაველის)。
ロシアの手によって19世紀に整備された大通りの両側には、当時を思わせる重厚な建物が並び、オペラ劇場やミュージアムが点在しています。
地下鉄1号線(レッドライン)のルスタヴェリ駅から、通りの南端のリバティー・スクエアーまでは1.5kmほど。
ゆっくりと歩いて、近代のトビリシの雰囲気を感じてみましょう。
近代のトビリシの様子を色濃く反映した雰囲気の通りには、ブランド店や海外資本の雑貨屋などが並ぶ華やかな雰囲気です。
文化スポット派なら、通り沿いのミュージアムに立ち寄るのもおすすめ。
今回の記事では「1日観光プラン」のため美術館見学は省略していますが、ショタ・ルスタヴェリ通り沿いはジョージアの歴史やアートに触れられるミュージアムが点在している、文化の香り高いエリアなのです。
オペラ座
トビリシの音楽文化を象徴するのが、黄色いしましまの外観が特徴的なオペラ座。
1851年建造のジョージア最古のオペラ座で、正式名称を「パリアシヴィリ記念トビリシ歌劇場」と言います。
現役でオペラやバレエのコンサートが開催されている場所です。
物価の安いジョージアなので、オペラ鑑賞のチケットもリーズナブルなのが魅力的。
時間があるなら、ぜひ体験してみるのもいいでしょう。
ルスタヴェリ劇場
19世紀完成のルスタヴェリ劇場(რუსთაველის თეატრი)も見逃せません。
映画館と劇場が併設されている施設で、内装はとにかく豪華絢爛だそうです。
(この時は閉鎖されていました)
入口前にはジョージア映画作品を記念したタイルが描かれており、まるで「リトル・ハリウッド」のよう。
(本当に「リトル」ですが)
小国に息づく映画・演劇文化の香りが感じられる場所です。
カシュエティ教会
19世紀の重厚な建物が並ぶショタ・ルスタヴェリ通りで、ひときわ存在感があるのがカシュエティ教会(ქაშუეთის წმ)。
6世紀にはすでにこの場所に教会が建てられていたと言われていますが、現在の建物は1910年完成の比較的新しいものです。
「カシュエティ(ქაშუეთის)」とは、ジョージア語で「石の誕生」という意味。
この名前は、ある伝説が由来になっています。
キリスト教布教のためにこの地にやってきたダヴィト・ガレジという聖人が、修道女を妊娠させたという疑いをかけられました。
禁欲生活を守る聖人にとっては、修道女を妊娠させるなど罪にあたる行為です。
修道女の言い分を認めないダヴィト・ガレジは、
「もし修道女の言うことが本当なら、彼女は赤ん坊を産むであろう。そうでなければ石を産むはずだ。」
との言葉を残し、結果的に修道女は石を産んだそうです。
こうして、ダヴィト・ガレジの聖人としての権威は保たれました。
教会の内部の撮影は禁止ですが、入口上部のパステルブルーが基調の宗教画がとても印象的でした。
国会議事堂
カシュエティ教会の正面にある巨大な建造物が、ジョージアの国会議事堂です。
ソ連からの独立デモや2003年のバラ革命など、激動のジョージア近代史の転換点の舞台として何度も歴史に名を刻んだ場所です。
現在では改装工事の真っ最中で立ち入りはできず、全体を望むのはなかなか難しいです。
トビリシの中心!リバティー・スクエア
トビリシ中心街のど真ん中に位置するのが、リバティー・スクエアです。
外国人の間では英語の”Liberty Square”(=自由広場)の名前がポピュラーですが、ジョージア語では同じ意味の「タヴィスプレビス・モエダニ」(Tavisuplebis moedani / თავისუფლების მოედანი)の呼び方の方がメジャーなようです。
かつては大規模なバザール(市場)があった広場ですが、現在ではものすごい交通量のロータリーとなっています。
地下鉄駅に直結したショッピングモールもあるので、トビリシ滞在中に一度は足を運ぶエリアでしょう。
リバティー・スクエア自体には特に見るものもないので、周辺の見どころへと移動しましょう。
ガラクティオン・タビジェ通り
リバティースクエアから南に延びる歩行者専用の通りがガラクティオン・タビジェ通り(Galaktion Tabidze / გალაკტიონ ტაბიძე)。
とてもシックな雰囲気が特徴的で、ヨーロッパ感あふれる重厚な建物にはカフェやレストランが入っています。
テラス席でくつろぐ人たちの雰囲気は、なんだかセレブな感じ。
トビリシにしては物価もやや高めなので、散策だけにしておきましょう。
伝統とモダンが融合!トビリシ旧市街(シオニ地区)の観光スポット
観光地としてにぎわうトビリシ旧市街の中でも、最もお洒落感が漂うのがシオニ地区。
クラ川に沿って南北に延びる歩行者天国の狭いストリートは、南にいけばいくほど賑やかな雰囲気となり、同じ通りながら名前も変わってきます。
レゾ・ガブリアジェ人形劇場
トビリシ観光のハイライトの一つと言える有名スポットが、レゾ・ガブリアジェ人形劇場(რეზო გაბრიაძის მარიონეტების თეატრი)。
まるでおとぎ話の世界から飛び出してきたかのような、傾いた時計塔がシンボルとなっています。
実はこの時計塔は仕掛け時計になっていて、毎時正時になると上部の隠し扉からあるものが出てくるようになっています。
それが何なのかはご自身の目でご確認を!
時計台はあくまでも飾りで、この場所の本来の役割は劇場。
名前にもなっている、レゾ・ガブリアジェというのはジョージアのクタイシ出身の芸術家で、多くの人形劇のシナリオを書いたり、人形をデザインしている人物です。
レゾ・ガブリアジェの作品のテーマはソ連時代が舞台となっていることが多く、当時の社会を反映した叙情詩的なストーリーを得意としているようです。
実はのぶよ、上の写真で一番右側の機関車が主人公の”Ramona”という人形劇を鑑賞したのですが、光や煙などを駆使した人形劇はとても素晴らしかったです。
言葉がわからないので(英語の字幕がありましたが)、ストーリーを追うのはなかなかに大変ですが、興味のある人は訪れてみるのも良いかもしれません。
上演作品やスケジュールは季節によって変わるので、公式サイトにてご確認を。
シオニ地区のメインストリートを南へ
レゾ・ガブリアジェ人形劇場からさらに南に進んでいくと、レンガの建物に小洒落たカフェが並ぶイオアネ・シャヴテリ通り(იოანე შავთელის ქუჩა)となります。
意外にも人は多くなく、いつ行っても静かで上品な雰囲気が感じられます。
街灯に照らされる夜はとても雰囲気が良く、伝統的な家屋を改装したお洒落なレストランもあるので、奮発したディナーやシックな雰囲気でちょっと一杯飲むのにもおすすめです。
さらに南に進むと、先ほどとは打って変わって賑やかな雰囲気のエレクレ2世通り(ერეკლე II ქუჩა)に到着します。
トビリシらしい出窓のようなスペースが取り付けられた家々の一階部分はほとんどがカフェやレストランになっていて、いつでも観光客で賑わっています。
どこもオープンテラスで開放的な雰囲気が素敵なのですが、料金の相場はかなり観光客向けとなっており高め。
あえてここで食事をする必要はないかもしれません。
シオニ大聖堂
トビリシ旧市街観光のハイライトの二つ目が、歴史あるシオニ大聖堂(სიონის საყდარი)です。
もともとは6世紀~7世紀にかけて建設されたジョージア正教の教会でしたが、何度となく破壊されてきました。
現在の建物の大部分は13世紀頃のものだそうです。
他の教会と同様、内部は撮影禁止となっていますが、絶対にチェックしたいのが聖ニノの十字架(のレプリカ)。
ブドウの木の枝で作られたいびつな形の十字架で、ジョージアでの信仰を一身に集める聖ニノという聖人の髪の毛が使用されていると言われています。
本物の十字架は大変貴重なものなので、私たち一般の人間には公開されていないそうです。
旧市街南側のナイトライフエリア
シオニ大聖堂からさらに南へ進んでいくと、二つの通りなら成るトビリシ旧市街きってのナイトライフエリアに到着します。
一つ目がジャン・シャルデニ通り(ჟან შარდენის ქუჩა)
リノベーションされてかなり現代風になっているように見えますが、もともとはかなり歴史ある建物が建ち並んでいたそう。
シーシャ(水たばこ)バーやおしゃれなレストランが軒を連ねます。
もう一つの通りが、バンビス・リジ通り(ბამბის რიგის ქუჩა)。
裏路地のような狭いところに、ラグジュアリーなバーやクラブが建ち並んでいます。
昼間はほとんど人がおらず、カフェとして営業している店が数軒あるくらい。
夜はこの静けさが信じられないほどの音楽と人ごみで覆われる場所です。
歴史を感じる対岸エリア!アヴラバリ地区の観光スポット
旧市街のシオニ地区を抜けたら、崖の上に建つメテヒ教会を望むメテヒ橋を渡って対岸へと向かいましょう。
トビリシ旧市街の対岸に位置するこのエリアはアヴラバリ地区(Avlabari)と呼ばれ、必見観光スポットが点在しています。
まずは橋をわたってすぐの所にある、トビリシ観光の3つ目のハイライト・メテヒ教会からの絶景を鑑賞しましょう。
その後は小高い丘の上に建つサメバ教会を観光してリケ公園でひと休み。
リケ公園からはロープウェイでナリカラ砦へと空中散歩を楽しむのがおすすめです。
トビリシの歴史とメテヒ橋
トビリシは歴史上幾度となく異民族による侵攻を受けた町。
中でも、1522年のペルシア(現在のイラン)のよる侵攻の際は、住民の多くがイスラム教徒に強制的に改宗させられました。
メテヒ橋では通行時に踏み絵のような異端審問が行われ、イスラムに改宗していない人は川に投げ落とされたという負の歴史を持ちます。
メテヒ教会
トビリシ旧市街を散策していると、川の向こうの崖の上に凛と建つ教会が必ず目に入ります。
これが、トビリシ発祥の地であるメテヒ教会(მეტეხის ღვთისმშობლის შობის ტაძარი)。
その歴史はとても古く、5世紀にカルトリ王国(現在のジョージア東部)国王であったヴァフタング1世(Vakhtang Gorgasali)が、自身の宮殿と教会を築いた場所です。
その後、モンゴル軍によって宮殿と教会は破壊されてしまい、現在の教会の大部分は1289年完成のものとなっています。
岩肌がむき出しになった状態の土台に建てられた教会は見ごたえ抜群。
内部は写真撮影ができませんが、厳かな雰囲気の中で祈りを捧げる人々の姿がとても印象的でした。
ダレジャン王妃の宮殿
メテヒ教会の近くにある独特な形のテラスを持つ建物が、ダレジャン妃の宮殿(დარეჯან დედოფლის სასახლე)。
ダレジャン妃とは、18世紀後半に王妃だった人物。
1795年のイランのアーガー・モハンマド・ハーンによるトビリシ侵攻を生き抜いた人物で、彼女が生活した小さな宮殿跡が残されています。
青色アーチが美しい塔最上部のテラスは、無料で入場できる穴場の絶景スポット。
リケ公園やトビリシ旧市街を一望することができますよ。
サメバ大聖堂
トビリシ最大の聖堂が、東岸にあるサメバ大聖堂(სამების საკათედრო ტაძარი)。
旧市街から少し離れた丘の上に位置する聖堂の存在感は凄まじく、夜には黄金にライトアップされます。
2004年完成とかなり歴史は浅いのですが、地元の人々が絶えずお祈りに訪れる場所となっています。
それにしても、巨大です。
内部の撮影は不可ですが、広々とした空間に漂う厳かな雰囲気には圧倒されるでしょう。
高台に位置しているため、聖堂前からは開放的な眺めが広がります。
おすすめは、聖堂が西日を浴びて輝く午後遅めの時間帯。
キラキラと黄金色に輝く聖堂の姿に、信者でなくともその神聖さを肌で感じられることでしょう。
リケ公園
トビリシの珍スポットと言えば、旧市街対岸の広大な敷地に広がるリケ公園(Rike park / რიყის პარკი)。
比較的新しく整備された都市公園ですが、謎の建造物やオブジェが点在するよくわからない空間となっています。
リケ公園と旧市街を結ぶガラス張りの透明な橋、ピース・ブリッジにも立ち寄りましょう。
前衛的過ぎて全く町並みと調和してはいませんが、モダンな都市として発展したいと言うトビリシの願いが感じられます。
トビリシのシンボル!ナリカラ砦
トビリシ最大の観光名所でありシンボルでもあるナリカラ砦(ნარიყალის ციხე-სიმაგრე)は、旧市街西側の切り立った岩山に記事かれた歴史ある要塞。
徒歩だとかなりの坂を登らなければなりませんが、リケ公園からならロープウェイで楽々アクセスが可能です。
ジョージア一帯がペルシア(現在のイラン)に支配されていた4世紀には、すでにこの場所は要塞化されていて、その後支配者が入れ替わるごとに増改築が繰り返されてきました。
歴史ある城壁や教会も素晴らしいのですが、ナリカラ砦の一番の魅力はトビリシ市内全体を望む絶景でしょう。
クラ川の両岸に広がるミニチュアのような町並みは、トビリシに来たなら絶対に見ておきたい風景です。
ナリカラ要塞からは、南側のアバノトゥバニ地区へと坂を下っていきましょう。
トビリシの温泉街!アバノトゥバニ地区
トビリシという町の名前の由来にもなったのが、この地に古くから湧く温泉でした。
旧市街の南側に位置するアバノトゥバニ地区(Abanotubani / აბანოთუბანი)は、ペルシア風のドーム型天井&レンガ造りの温泉施設が点在する「トビリシの温泉街」といったエリア。
ナリカラ砦から坂をくだってすぐのところにあります。
川を中心に遊歩道が整備されており、歴史的な町並みを散策するだけでも楽しいエリアですが、ここまで来たならローカルな温泉に入ってみるのがおすすめです。
共同浴場なら5GEL(=¥175)~と料金もかなりリーズナブル。
硫黄の匂い漂う超適温の温泉には、きっと観光の疲れも癒されるはずです。
絵葉書のような風景を求めて!トビリシ旧市街(カラ地区)
アバノトゥバニ地区の温泉を十分に満喫したなら、再び旧市街エリアへと向かいましょう。
ジョージア語でカラ(Qala / კალა)と呼ばれる、ナリカラ要塞のふもとのトビリシ旧市街地区。
ナリカラ峠がある岩山の斜面にへばりつくように建てられた色とりどりの木造のテラスを持つ家々が並んでいて圧巻です。
トビリシ旧市街を代表する風景の一つのカラ地区で、レトロな町並みの散策を楽しみながら地下鉄のリバティー・スクエア駅を目指しましょう。
1795年のイランによる侵攻の際に、町が焼け野原となってしまったトビリシ。
現在残る建物のほとんどは、それ以降に再建されたものです。
旧市街の家々は、外から眺めるのも美しいですが、独特の中庭を鑑賞するのもおすすめ。
通りに面した建物の1階部分に設置された通路(自由に入れます)を抜けると、外からは見えない広々とした中庭の空間が広がり、周りをレトロな家々が取り囲んでいるのが典型的なトビリシの住宅スタイル。
人が住んでいる場所でもあるので、節度を守って&住人に会ったら挨拶をするなどのマナーを守って見学してくださいね。
お洒落で優雅な雰囲気を感じる!ニュー・トビリシ
日が暮れる前に散策を楽しみたいなら、地下鉄1号線(レッドライン)を利用してマルジャニシュヴィリ駅(Marjanishvili /მარჯანიშვილი)まで向かいましょう。
諸外国の大使館や政府機関が点在する場所で、「ニュー・トビリシ」と呼ばれる、ヨーロッパらしい美しい町並みが広がるエリアです。
ダヴィト・アグマシェネベリ通り
ニュー・トビリシで一番の観光名所が、ダヴィト・アグマシェネベリ通り(Davit Aghmashenebeli / დავით აღმაშენებელის)という歩行者専用のストリート。
改装された伝統的な建築様式の建物が建ち並び、カフェやレストランが連なる華やかな雰囲気の通りとなっています。
外国人観光客をターゲットにしているのか、お店の入口には呼び込みのお兄さんお姉さんが立っていて、かなりの頻度で声をかけられます。
ここでお洒落ディナーorコーヒー休憩をしていくのも良いかもしれません。
(値段は相場より少々高めですが)
トビリシの典型的な木造バルコニーが残っている建物も多く、食事目的でなくても散策を楽しむことができますよ。
ファブリカ
「トビリシで今最もHOTなスポット」と言われているファブリカ(Fabrika)があるのもこのエリア。
ソ連時代の繊維工場を現代風に改装した場所で、ホステルやレストラン、ノマドワーカーに人気のカフェなどがあります。
ストリートアートに囲まれたポップでお洒落な空間で休憩していくのも良いでしょう。
日没後はまた違った雰囲気にライトアップされ、世界中の旅行者や地元のトビリシっ子が集まるインターナショナルな空間になります。
敷地内には日本のラーメンを提供するお店もあるので、ここで夕食にするのも良いかもしれません。
トビリシ観光に必要な日数&デイトリップ先
トビリシ観光マップ
緑:ルスタヴェリ~リバティースクエアの観光スポット
青:旧市街の観光スポット
オレンジ:アヴラバリ地区の観光スポット
赤:ニュー・トビリシの観光スポット
トビリシ観光の必要日数&近郊のデイトリップ先
観光エリアが比較的小さく、交通機関が発展しているトビリシの市内観光は1日だけでも可能。
今回の記事で紹介している「トビリシの定番スポット」は、丸1日あれば全てまわることができます。(かなり疲れるとは思いますが)
数日間滞在する予定なら、市内を出て近郊の観光スポットへと足をのばすのがおすすめ。
ここでは、トビリシから日帰りで簡単に訪れることができる近郊の見どころを紹介します。
クロニクル・オブ・ジョージア
トビリシ中心街の東側の丘陵地帯にそびえたつ、こちらの巨大なモニュメント。
クロニクル・オブ・ジョージアと呼ばれており、ジョージアの歴史が描かれた壁画でいっぱいの旧ソ連丸出しな巨大建造物です。
桁違いの巨大さは、訪れる人を確実に圧倒することでしょう。
モニュメントのすぐ近くにはトビリシ・シー(Tbilisi Sea)と呼ばれる人造湖&ビーチもあるので、夏場なら一日のんびりしていくのもおすすめですよ。
ムツヘタ
トビリシが首都となる前に、カルトリ王国の首都として栄えた「ジョージア始まりの町」がムツヘタ(Mtskheta /მცხეთა)。
伝統的な旧市街の町並みはとても可愛らしく、世界遺産に指定されたジョージア正教の聖堂が点在している古都らしい雰囲気が魅力的です。
トビリシから片道30分~40分ほどと簡単にアクセスできるため、デイトリップ先としても大人気。
ジョージア人が誇る古都の雰囲気と、周辺の大自然を堪能しに足をのばしてみるのがおすすめです!
「ジョージアを個人でまわるのは言葉の問題もあって大変そう…」
「限られた日程でも主要観光スポットを制覇したい!」
そんな人におすすめしたいのが現地ツアーです。
空港~ホテル送迎のシンプルなものから、日帰りで大自然スポットを訪れるもの、個人では行きにくいワイナリーをめぐるものまで、ジョージアの現地ツアーは選択肢が豊富。
ツアーに参加してもかなりリーズナブルなのがジョージアのすごいところです。
おわりに
トビリシの定番観光スポットと効率的にまわる観光モデルプランを解説してきました。
丸一日あればゆっくりと全ての場所を訪れることが可能です。
しかしながらトビリシの魅力は、よく紹介される「レトロで可愛らしい旧市街」だけではありません。
実は、今回の記事で紹介したトビリシ中心街の見どころは、市内中心部のごく一部のエリア。
地元の人々が生活している中心街の外エリアでは、よりローカルでディープな雰囲気ただよう見どころが点在しています。
というわけで、ディープなトビリシを味わう穴場スポットに関しての記事を現在執筆中。
定番観光スポットのキラキラした部分だけではわからない、「素顔のトビリシ」を紹介する内容となる予定です!
トビリシの宿泊におすすめのエリアは、リバティー・スクエア周辺の中心街。
観光の中心となる旧市街やナリカラ要塞などは徒歩圏内で、ショッピングや食事にも抜群のロケーションです。
地下鉄赤線が通っているので、移動や近郊へ足をのばすときでもとても便利です。
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