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Высоко над семьею гор, Казбек,
твой царственный шатер.
Сияет вечными лучами.
Твой монастырь за облаками,Как в небе реющий ковчег,
Парит, чуть видный, над горами.
Далекий, вожделенный брег!
Туда, сказав прости ущелью,Подняться к вольной вышине!
Туда, в заоблачную келью,В соседство бога скрыться мне!..
― A. Пушкин «Монастырь на Казбеке»
峰々のさらなる高みのカズベキ山よ
そなたの高貴な天幕が 放つ永遠の光
雲の彼方のそなたの教会は 空飛ぶ箱舟が如し
峰々の上に浮かぶ姿が かろうじて見えるのみ
ああ、遠き憧れの地よ!
峡谷に別れを告げ 自由な高みへと昇ろうぞ!
そして雲の上の聖域で 神と共に籠ろうぞ!
A. プーシキン(ロシア帝国時代にジョージアを旅した詩人)『カズベキ山の教会』の一節
コーカサス山脈の麓に広がるジョージア。
まるで人の侵入を拒むかのように堂々とそびえる山々に抱かれたこの地で、人々は厳しい自然環境と折り合いをつけながら生活してきました。
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崇高なる大地に色濃く息づく「世界で二番目のキリスト教国」の伝統や誇りは、まさに本物。
中世の栄光の時代も、近世の厳しい時代も…信仰の光が潰えることはありませんでした。
長い歴史の中でこの地を行き交った東西の諸民族がもたらした異文化と、山岳地域の伝統が融合した独自の文化は、世界中を見渡しても他に例が無いもの。
知れば知るほどに、もっと知りたくなる…
旅行者を虜にする何かが、この国には確実にあります。
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山々が見せる雄大な自然風景や、黒海の潮風、凛とした雰囲気の教会の数々に、エキゾチックでレトロな町並み…
この小さな国を称賛する言葉は数多くあれど、実際に訪れて感動するのが一番。
東西文明が見事に交じり合う、雄大で懐深きコーカサスの大地を、旅してみませんか。
このページは、当ブログ内に200以上あるジョージアに関する記事の「もくじ」のようなものです。
気になるスポットや情報は、「詳細記事へ」のリンクからチェックしてください。
充実したジョージア旅行計画の参考になりますように!
ジョージアの観光エリアマップ
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旅行計画前にチェック!ジョージア基本情報
2022年6月15日より、2回のワクチン接種証明書or入国前72時間以内のPCR検査の陰性証明書の提示義務が撤廃となりました。
したがって、2年間以上にわたって課されていたジョージア入国時の制限はすべて解除されたこととなり、2019年以前のようにパスポートのみで渡航することが可能です。
ジョージア国境は陸路/空路のいずれも開放されており、隣国のアルメニアやトルコでも入国時の制限が撤廃となっているため、西アジア・コーカサス地域においてはある程度自由な旅行が可能となりました。
とはいえ、状況が変わる可能性もゼロではありません。
ジョージア渡航前には、最新の入国条件等を公的機関のサイトにて必ず確認しておくようにしましょう。
ジョージアのビザ・滞在登録
ビザ・滞在登録
必要なし
滞在可能日数
365日間
観光目的での入国にはビザは必要なく、最大365日間の滞在が可能。
滞在登録など現地での手続きも必要ありませんが、旅行保険の加入が必要(とされている)点は覚えておきましょう。
365日間まるまる滞在した後は一度出国する必要がありますが、再入国時からはまた365日の滞在が可能。
「世界一寛大な出入国システム」がジョージアの特徴です。
ジョージア旅行に必要な日数
トビリシのみ
最低2日間
ジョージア周遊
最低7日間~14日間
トビリシ単体での観光でも最低2日はほしいところ。
ジョージア旅行のハイライトとなるコーカサス山脈エリアを訪れたいなら、最低でも1週間は必要。
2週間あれば東西に点在する定番スポットは制覇できます。
山がちな地形であるため、各都市間の移動には想像以上の時間がかかる点にご注意を。
ジョージアの物価・旅行の予算
バックパッカー旅スタイル
76GEL=¥3000/日
快適旅スタイル
161GEL=¥6500/日
コロナ禍以前と比べるとジョージアの物価は急激に上がっていますが、世界的に見ればまだまだ安い部類。
移動/外食/観光などめいっぱい楽しんだ日でも、3000円ほどで済んでしまいます。
移動費や外食費は、物価全体と比べてやや割高であるため、周遊型の旅行では以前ほどの格安感は得られないかもしれません。
ジョージアの国内移動手段
ジョージアには鉄道やバスなどいくつかの国内移動手段があり、どれもメリット/デメリットがあります。
長距離移動の場合は、夜行バスや夜行列車を利用することも可能です。
切符の買い方やスケジュールの調べ方、移動当日の流れなどは詳細記事をチェック!
ジョージアの治安
ジョージアの治安は安定しており、概して安全に旅行ができる国です。
しかしながら隣国との領土問題は依然として残っており、観光地化にともなって都市部では旅行者を狙った詐欺などの軽犯罪の件数も右肩上がりとなっています。
都市別の治安情報&旅行時の注意点は詳細記事でご確認を。
10のタイプ別!ジョージアの見どころ
活気ある大都市や、コーカサス山脈の大自然、中世から続く絶景修道院まで…
バラエティーに富んだジョージアの魅力があふれる見どころを、10のタイプ別に分けてみました。
ジョージア旅行の見どころ①大都市
トビリシ
ジョージアの首都・トビリシは、およそ1600年の歴史を持つ古都。
古くから様々な民族が行き交ってきた痕跡が色濃く残り、エリアによって大きく雰囲気が異なる点も素敵です。
ジョージア旅行/滞在の拠点として、これ以上にピッタリな街は他にありません!
クタイシ
中部・イメレテイ地方の中心都市は、小奇麗な中心街が魅力的。
文化的な香りが漂う開放的な雰囲気の町で、のんびりと滞在したくなる居心地の良さが感じられます。
名物グルメの「クタイシ風ケバブ」は必食!
ジョージア旅行の見どころ②コーカサス山脈エリア
カズベキ
旅行者にとって最もアクセスが簡単なコーカサス山脈エリアが、カズベキを周辺とするエリアです。
急峻な山々に抱かれるかのように点在する教会や小さな村々…まるで絵画の中に迷い込んでしまったかのような感覚を、訪れる人に与えます。
旅行者にも大人気のカズベキは観光地化も進んではいるものの、まだまだ穴場のスポットはたくさん。
山岳地域の伝統を感じながら、ゆっくりと滞在するのがおすすめです。
スヴァネティ地方 世界遺産
ジョージア北西部に位置するスヴァネテイ地方は、美しくも険しいコーカサスの山々に抱かれた小さな村が点在する山岳エリア。
地理的に他の地域から隔絶されていることや、中世以降もジョージアの王朝の統治が完全に及んでいなかったため、独自の山岳地域文化を持ちます。
現世から隔絶されたような村々とコーカサスの山々が織りなす絶景は、ジョージア旅行の真のハイライト。
たっぷりと時間をかけて観光するのがおすすめです!
ジョージア旅行の見どころ③レトロな街歩き
シグナギ
緑の大地を背景にして天空に浮かんでいるかのようなシグナギ。
まるでおもちゃの町のような可愛らしい民家が建ち並び、ジョージアでも有数の美しい町です。
美しい町並みとロマンティックな雰囲気にはうっとり。古き良きジョージア地方部らしい魅力も健在です。
ゴリ
シダ・カルトリ地方の中心都市は、人口4万5千人ほどののんびりとした雰囲気。
定番のスターリン博物館はもちろん、美しく整備された旧市街や城塞など、市内観光も充実。数日滞在するのがおすすめです。
名物グルメの「ゴリ風カツレツ」を食すのもお忘れなく!
ジョージア旅行の見どころ④城塞・要塞
ラバティ城
ジョージア南部のアハルツィヘの町のシンボルが、おもちゃの城を思わせるような、カラフルで可愛らしいラバティ城。
エキゾチックな雰囲気の城塞は、どこを切り取ってもフォトジェニック。
周辺にはアルメニア系住人たちが多く居住し、ひと味違うジョージアの一面が見られます。
トモグヴィ城塞
小さな国土に数多くの城塞が点在するジョージアですが、絶景・異世界感においてBEST3に入るのがトモグヴィ城塞。
深い谷間に浮かび上がるように佇む姿は、もはや現実世界のものではないよう。
目の前の光景が信じられなくなるほどの感動が待っています。
ジョージア旅行の見どころ⑤修道院・教会
ゲラティ修道院 世界遺産
1106年建造のゲラテイ修道院は、中世ジョージアの宗教建造物の傑作のひとつ。
世界遺産にも登録されている聖地は、小高い山の頂上にどっしりと構える貫録あるたたずまい。聖堂内部のフレスコ画も圧巻のひとことです。
ジュワリ教会
古都・ムツヘタを望む丘の上にぽつりと佇むジュワリ教会は、ジョージア全体でも最も古い教会の一つで、最も神聖とされる地。
敷地内からの絶景はとにかく圧巻で感動もの。一生の思い出となることを保証します!
ジョージア旅行の見どころ⑥ビーチ/山岳リゾート
ウレキ
真っ青な黒海と真っ黒の砂浜のコントラストが素晴らしいウレキは、遠浅の海岸線でファミリーに大人気。
ウレキのビーチの黒い砂は多くのミネラルを含み、ヒーリング効果があることでも有名。
のんびりと極上ビーチを満喫したくなる町です。
グダウリ
ジョージアの一大スキーリゾートとして知られるグダウリは、夏場はコーカサス地域らしい緑いっぱいの風景に。
ジョージア軍用道路観光の拠点となる町の一つでもあり、多くの宿泊施設が点在。山岳リゾートとしてゆっくり滞在するのも◎
ジョージア旅行の見どころ⑦洞窟住居
ウプリスツィヘ
まるで月面世界のような穴だらけの灰色の岩。およそ1900年前に掘られた洞窟都市の跡がウプリスツィヘです。
各洞窟の内部は、細部に渡る装飾が圧巻。古代のワイナリーや薬局の跡も残っており、かつて町として栄えていた時代が目に浮かんでくるようです。
ヴァルジア
ジョージア南部最大の観光スポットが、中世の洞窟住居群であるヴァルジア。
天然の岩の斜面を利用して造られた洞窟住居群は、まるでアリの巣のような無数の通路で結ばれていて圧巻。スケールの大きさと敷地内に残るフレスコ画の秀逸さには感動するはず。
ジョージア旅行の見どころ⑧温泉
アバノトゥバニ地区
トビリシが首都とされた理由の一つが、古くから湧き出していた温泉の存在でした。
ペルシア風建築が美しいアバノトゥバニ地区は、硫黄の香りが漂う温泉街。ローカルな公衆浴場から、贅沢なスパまで…極上の温泉体験ができます!
ディハシュホ
一面の草原の中にこんこんと湧き出る天然温泉は「え…ここ、別府?」と言いたくなるような乳白色のお湯が素敵。
無料で利用できるのも嬉しい点。日が暮れると地元の酒飲みおじさんたちが集まって、デイープなスポットとなります。
ジョージア旅行の見どころ⑨ハイキング・トレッキング
4Daysトレック
個人的にスヴァネティ地方のハイライトがこれ。メスティア~ウシュグリ間を4日間かけて歩く絶景のハイキングです。
見るもの全てが大自然の恵みにあふれた4日間。途中に点在する村々に宿泊しながらのコースなので、テント等の装備が必要ない点も◎ 本当におすすめ!
ジュタ・ヴァレー
「一面の緑の絨毯」といったコーカサス山脈のイメージ通りの風景が見たいなら、ジュタ・ヴァレーははずせません。
山小屋カフェでのんびり過ごすも良し。ハイキングをして大自然を感じるも良し。どんなスタイルの旅行者でも素晴らしい思い出となるはずです。
ジョージア旅行の見どころ⑩RPGゲームの世界
マルトコピ修道院
遥か昔に、聖人が隠遁生活を送った塔が残るマルトコピ修道院は、知る人ぞ知る絶景の聖地。
トビリシから10kmしか離れていないとは信じられないほど。一面の緑に浮かび上がる修道院の姿はとても幻想的です。
ジョージアの食文化
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ジョージア旅行の楽しみの一つが、本場のジョージア料理。
バラエティーに富んだ食材を用いた伝統料理の数々は、見た目にも美しい絶品ばかりです。
深く複雑なスパイスの味わいとフレッシュで彩り豊かなハーブのハーモニーは、まるで魔法のよう。
古くから東西の異文化が交わってきたこの土地独自の食文化を、舌で感じましょう。
定番ジョージア料理
シュクメルリ
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日本人の間で最も有名なジョージア料理と言えば、鶏肉を大量のニンニクとともにグリルしたシュクメルリ。
実は現地ではそこまでポピュラーな料理ではなく、日本で食されるものとは調理法や具材が大きく異なるのがポイント。本場の味にはきっと驚くはず!
ヒンカリ
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およそ800年前にモンゴル帝国から伝わったとされるヒンカリは、茹でた小籠包のような料理。
ぷっくりと可愛らしい見た目は、ジョージアのアイコンのような存在。中には肉汁がたっぷり入っており、ハマってしまう人も多いのだとか。
オジャフリ
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ジョージアのジャーマンポテトのような料理がオジャフリ。
スパイスで下味をつけた豚肉とフライドポテトにたっぷりのハーブをかけたものです。
ビールに合うジョージア料理部門ではダントツ1位かも!
ジョージアのご当地グルメ・郷土料理
アジャルリ・ハチャプリ
(アジャラ地方)
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船型の生地にたっぷりのチーズとバター、仕上げに卵をおとしたカロリー爆弾は、西部アジャラ地方の名物。
クリーミーな卵とバター&チーズのコク…ジョージアに数ある小麦粉料理の王様のような存在です。
クブダリ
(スヴァネティ地方)
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北西部の山岳地域・スヴァネティ地方を訪れたら問答無用で食べるべきクブダリ。
牛肉ステーキがごろごろと入ったパイで、果てしない肉汁には驚くはず。名産のスヴァネティ・ソルトを用いた深い味わいも特徴的です。
ゴリ風カツレツ
(シダ・カルトリ地方)
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中部のゴリの名物と言えばカツレツ。
ハーブやスパイスが効いたハンバーグを揚げ焼きにしたような料理で、口の中で洪水のように染み出す肉汁とフワフワの食感は感動もの。有名な理由にも納得です。
ジョージアのスイーツ・飲み物
チュルチュヘラ
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市場や露店の軒先によくぶら下がっている、細長くてゴツゴツした物体がチュルチュヘラ。
クルミを糸に通して棒状にしたものをブドウなどのフルーツ果汁に漬けて天日干しにしたもので、ナチュラルな甘みがクセになります。
ゴジナキ
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クリスマス~新年の定番スイーツがゴジナキ。ナッツ類をハチミツで固めて板状にしたものを菱形に切り取ったものです。
ナッツの香ばしさとハチミツの奥深い甘さは絶妙。冬にジョージアを訪れるなら要チェックです。
リモナティ
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ジョージアの国民的ソフトドリンクと言えば、リモナティ。いわゆる「レモネード」のことですが、レモン以外のフルーツで作られる場合も多いという不思議な飲み物です。
鮮やかな緑色のタラゴン味のリモナティにもぜひ挑戦を!
ジョージアのレストランの種類
レストラン
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都市部を中心に、近年はお洒落なレストランやカフェも続々オープンしています。
価格帯はピンキリですが、「ちょっとお洒落して行く場所」といった感じ。
お洒落なお店での外食費は、日本より高くつく場合も多いです。
ゲストハウス
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ジョージア地方部を旅するなら、宿泊先のゲストハウスに食事をつけてもらうのがおすすめ。
すべて手作りの家庭的な料理で、地域の郷土料理が食べられることも。値段もリーズナブルで、飾らないおもてなしが感じられます。
ローカル食堂
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外食文化にやや乏しいジョージアでは、ローカル食堂を見つけるのはひと苦労する場合も。
地元の人に支持されるお店はローカル感が強く、最初は勇気がいるかも。格安で美味しい料理が食べられるので、慣れればこれ以上の場所はありません。
ジョージアをもっと理解する
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ヨーロッパでもアジアでもない、独自の文化を誇るジョージア。
この国を旅するのであれば、伝統文化をできる限り触れるようにするのが良いでしょう。
また、あいさつレベルのジョージア語やジョージアの歴史を少しでも知っておくことで、この国の奥深い文化に対する理解がより深まるはず。
地元の人とのちょっとしたコミュニケーションのきっかけになるかもしれません!
ジョージアの伝統文化
クリスマス&お正月
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ジョージアのクリスマスとお正月は、何から何まで独特。日本やヨーロッパとの違いに驚くこと間違いなしです。
年末年始の伝統的な過ごし方や、この時期だけのグルメ、年明けの瞬間の花火…冬のジョージア旅行で最大の楽しみです!
イースター
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世界で二番目のキリスト教国であるジョージアでは、イースターはクリスマスと並んで重要な祝日。
1700年前から続いてきた習慣やしきたりの数々は、どれも伝統が感じられるもの。春にジョージアに滞在するならぜひ体験してみたいものです。
温泉
ジョージアでぜひ体験したい文化体験となるものの一つが、温泉。
首都のトビリシには昔ながらの温泉浴場が点在しています。
エキゾチックな内装と極上のお湯には感動必至。観光の合間の休憩にもおすすめです!
旅のジョージア語
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こんにちは
გამარჯობა
(Gamarjhova)
ガマルジョバ
一日中いつでも使える便利なあいさつが「ガマルジョバ」。
旅行者が最初に覚えるジョージア語の一つです。
ありがとう
მადლობა
(Madloba)
マドロバ
ジョージア語のありがとうは短いので、覚えるのは簡単。
買い物の際や食事の際にぜひ使ってみましょう!
~をください
თუ შეიძლება
(Tu sheizleba)
トゥ シェイズレバ
商店やレストランで何かを指差し注文するときに便利な表現。
“ეს”(エス=これ)をつければ「エス トゥ シェイズレバ(これください)」と立派な会話にも!
ジョージアの歴史
古代~キリスト教化
8000年前からワインが作られていたジョージアは、太古の昔から人々が居住していた国。
1700年前のキリスト教の受容は、その先のジョージアの未来を決定づけることとなりました。この国の人々のアイデンティティーの基礎が形成された重要な時代です。
中世
イスラム教徒の支配を脱して再びキリスト教文化が花開いた11世紀からは、ジョージアの黄金時代。
現在残る宗教建造物や城塞の多くが建設されたのもこの時代で、現在にまで続くジョージア文化が完成形に近づいた時期だと言えます。
ジョージアのコラムいろいろ
アジア?ヨーロッパ?問題
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アジアとヨーロッパの中間に位置するジョージア。この国がどちらの地域に属するのかは議論が絶えません。
ジョージアはアジアかヨーロッパか、当ブログではビシッと決着をつけています!
ジョージア移住・長期滞在関連情報
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ビザなしで1年間の滞在が可能という点が注目され、近年は長期滞在・移住先としても人気が出てきているジョージア。
コロナ禍でいろいろと変化した部分は見受けられるものの、のんびりと暮らすように滞在するのも一つの旅行スタイルとして定着しつつあるようです。
ここでは、ジョージアに長期(数ヶ月~年単位)で滞在しようと考えている人に役立つかもしれない記事を紹介しています。
(個人的に、ビザなしである国に滞在することを「移住」だとは考えていませんのであしからず。)
移住のメリット/デメリット
文化も言葉もシステムも異なる国に拠点を置く=良い面も悪い面も受け入れなければなりません。
実際に2年間滞在して感じたジョージア長期滞在のメリット/デメリットを解説しています。
コロナ後のジョージア
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世界の仕組みをがらりと変えてしまったコロナウイルス。
ジョージアでもコロナ前と後では大きく変化したことが多く、実際に経験した人にしか見えない部分が大きいです。
旅行の前にぜひご一読を。
ジョージア移住の前に
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「海外移住」と言うと聞こえが良いものですが、実際にはイメージと異なる部分が多くあるもの。
移住に踏み切る前に考えておくべきことや現地に対する姿勢を解説しています。
ジョージア旅行のプランニングのコツ&周遊モデルルート
ジョージア周遊旅行の必要日数
ジョージア旅行に必要な日数は、どこまでまわりたいか/何を見たいかによって大きく変化します。
・トビリシ市内観光のみ:2日
・トビリシ + 近郊の定番スポット:5日間
・トビリシ + 近郊の定番スポット + カズベキ:7日間
・ジョージア東部&西部周遊:14日間
首都のトビリシにはとにかく見るもの・やることが多く、丸1日だけでは足りません。
トビリシ市内観光だけでも、最低2日間の日程は絶対に確保するようにしましょう。
また、ジョージア旅行のハイライトの一つであるコーカサス山脈エリアへ行きたい場合は、最もアクセスが良いカズベキでも最低2日間は必要です。(日帰りは無謀)
ジョージアの国土の東西に点在する主要な観光スポットをすべて制覇したい場合は、最低でも2週間の日程を確保しておくのがベター。
それでもかなりキツキツのプランとなるので、できれば2週間以上の時間をかけてのんびりと周遊するのをおすすめします。
ジョージア周遊旅行のモデルプラン
ジョージア旅行のプランニングのコツはただ一つ。
トビリシ市内観光 + 近郊の必見スポットの日帰り観光5日間のプランをベースとして、現地に滞在できる日数によって訪れるエリアを増やしたり減らしたりしていくこと、です。
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オレンジ+青:7日間のモデルルート
オレンジ+青+赤:14日間のモデルルート
こんな感じで、すべてのベースとなるのは5日間のモデルルート。
+2日して7日間→カズベキ方面へ
+9日して14日間→ジョージア西部へ
といった感じでアレンジしていくのが効率的なプランニングのポイントとなります。
ジョージアの定番観光スポットを全制覇する旅行モデルルートについては、別記事にて詳細に(32000字!)まとめているので、参考にしてください!