世界遺産の要塞の町!シギショアラの観光スポットとアクセス・周り方

世界遺産の要塞の町!シギショアラの観光スポットとアクセス・周り方

こんにちは!世界半周中ののぶよです。(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ルーマニア、トランシルヴァニア地方にある小さな町、シギショアラに来ています。
他のトランシルヴァニア地方の町と同じように、ドイツのザクセン人入植者によって造られたシギショアラの町は、古い城壁に囲まれた歴史的な要塞都市として世界遺産に登録されています。

世界遺産の割には素朴な雰囲気で、あまり観光地化されていないトランシルヴァニアの小さな町という印象のシギショアラ。ボロボロの家があったり道がボコボコだったりする城壁が崩れていたりと、良くも悪くも「ピュアなルーマニアらしさ」が感じられてのぶよは気に入りました。

カラフルなかわいい建物が並ぶ通りや、遥か昔から町を守ってきた塔や城壁、吸血鬼ドラキュラが生まれた家など、歴史の深さが感じられるシギショアラの観光スポットを紹介します。
シギショアラのおすすめレストランや観光のポイントなども紹介しているのでお見逃しなく!

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シギショアラをひとことで!

 

・小さな旧市街に魅力がいっぱい
・とにかく人が少なくて静か
・観光地化されすぎていない、中世の雰囲気

シギショアラの観光地図

黄色:鉄道駅
青:観光スポット
緑:撮影スポット
赤:おすすめレストラン
オレンジ:ホステル

3時間で周れる!シギショアラ旧市街の見どころ

城壁に建つ9つの塔を巡る

シギショアラの町がドイツ人によって建造された12世紀後半には、この地域を統治する政府は存在しませんでした。
そのため、ドイツ風の自治システム、「ギルド」と呼ばれる職人組合によって独自に統治されていたシギショアラ。城壁や塔を建造して町を要塞化していく過程で、各ギルドの職業名を塔の名前として名づけ、職業ごとに決められた塔に居住し、管理していたそうです。

現在では9つの塔が残っており、その中にはかつて町が攻め込まれた際に受けた砲弾の跡が残っているものも。シギショアラの歴史を現在に伝える9つの塔は、現在でも町を守るように佇んでいます。

1.時計塔

シギショアラのシンボルであるのが、丘の上の旧市街地区の入口に建つ時計塔。大きな時計は仕掛け時計になっていて、一日に一回(夜12時)のみ仕掛けが作動します。
他の塔は、各職業のギルドによって管理され守られていたのですが、この時計塔だけはシギショアラの住人全員で管理されていました。

時計塔の中をくぐっていくと、そこはカラフルな建物が並ぶ旧市街。中世にタイムトリップする瞬間です。

2.革職人の塔

シギショアラで最も古い塔のうちの一つ。見かけは塔というよりただの建物のようなシンプルな造りです。

3.鋳掛屋の塔

鋳掛屋(いかけや)とは、鋳造された鍋や釜などを修理する職業のこと。前述の時計塔、革職人の塔とともに、町の正面を守る目的で作られました。

この塔には、かつて町が攻め込まれた時に受けた砲弾の跡が現在でも残っていて、肉眼でも見ることができます。

↑生々しい砲弾の跡が残る鋳掛屋の塔

4.縄作り職人の塔

シギショアラの町で最も高い場所に位置する縄作り職人の塔は、9つの塔の中で唯一、人が住んでいなかった塔です。
この塔から次の肉屋の塔、毛皮職人の塔にかけては、建設当時そのままの古い城壁が残っています。

↑縄作り職人の塔付近から眺める、肉屋の塔(左)、毛皮職人の塔(右)

5.肉屋の塔

八角形の小さな塔。次に紹介する毛皮職人の塔とは城壁でつながっていて、二つの塔の間には現在シギショアラ旧市街へ入る車両が通行可能な門があります。

6.毛皮職人の塔

15世紀建造のシンプルな塔。この塔付近まで、古い城壁が続いています。

7.仕立屋の塔

14世紀に造られたこの大きな塔は、時計塔のちょうど反対側に位置しています。かつては時計塔側と反対側の入口を守っていました。

8.靴屋の塔

16世紀建造という比較的新しい靴屋の塔は、他の塔とは一線を画したバロック様式の影響がみられる美しい塔です。現在はなんとローカルラジオ局の事務所として利用されているそうです。

9.鍛冶屋の塔

教会の裏に位置する鍛冶屋の塔は、かつてここにあった「床屋の塔」の基礎の上に造られた比較的新しいものです。三角錐の形をした独特な造りで、城壁の中と外では違う形に見える面白い塔です。

旧市街の中心、セタツィイ広場周辺

地図を持たずにシギショアラの町を歩いていても、結局たどり着いてしまうセタツィイ広場。カラフルな建物に囲まれた中世の雰囲気を残す広場からは、シギショアラ歴史地区のどこへ行こうとも徒歩5~10分ほどです。

10.ドラキュラの生家

実は、「串刺し公」「吸血鬼ドラキュラ」のモデルとなったワラキア公、ヴラド・ツェペシュは、シギショアラ出身なんです。
彼が生まれ育った、いわば「ドラキュラの生家」はセタツィイ広場からすぐそばにあります。

現在ではヴラド・ツェペシュの子孫がなぜかレストラン兼土産屋をやっています。

価格はシギショアラの平均よりかなり高めで、ドラキュラの人形や棺桶などが飾られたコレクションルーム(全てイミテーション)へのアクセスは別料金かかります。

そして、見てください。このクオリティーを。

従業員がドラキュラに扮してショー(と呼んでいいのか?)を行うというなかなかのB級スポット感が漂っています。
2月はほぼ観光客が来ないシギショアラ。残念ながらドラキュラレストランも営業していませんでした。

確実に微妙だと思いますが、せっかくのドラキュラの生家。興味がある方は食事をしてみてもいいかも。

11.屋根付き階段

シギショアラの高台地区へ登る175段の階段は、木造の壁と屋根に覆われていて昼でも薄暗くミステリアスな雰囲気。


前から人が来るとその影しか見えないので、なかなか怖いです。こっちの方がドラキュラ感があるような気がします。

12.山上教会

その名の通り山の上にある教会。ルーマニア・ゴシック様式で造られたもので、すぐそばにある墓地や屋根付き階段とともにミステリアスな雰囲気を醸し出しています。

それにしても観光客が少ないシギショアラ。この教会は入場にお金がかかります。そうでもしないと儲からないのだろうか。

↑山の上だけあって、シギショアラの旧市街が見渡せる。

13.福音教会

時計塔の近くにある、ゴシック様式の教会。こちらも入場は有料です。まあ、よくある教会といった感じ。

この教会裏からの眺めがのぶよのお気に入りです。

煤けた赤い屋根が連なる先に、白いフォルムが印象的な聖三者大聖堂が望めます。

ロウワータウン(旧市街の下地区)

シギショアラの旧市街はとても小さいので、2時間もあれば全ての見どころを観光することが可能です。

時間があれば、時計塔から坂を下って、丘の下にあるロウワータウンへ行ってみましょう。
こちらはシギショアラ住民の生活の中心。レストランやスーパーマーケット、銀行など、世界遺産の町での生活が垣間見える地区です。

14.ヘルマン・オベルス公園

ロウワータウンの中心となる広場で、ここからの旧市街の眺めは素晴らしいです。
公園を取り囲むように立つカラフルな建物には、おしゃれなレストランやカフェがいくつか並んでいます。

15.聖三者大聖堂

旧市街からシギショアラ駅方面へと向かう橋を越えたところにあるルーマニア正教会の大聖堂。その白いフォルムは、丘の上の旧市街から見てもかなり目立っています。

シギショアラでおすすめ!安いローカルレストラン

観光客向けのレストランが多いシギショアラの旧市街。ローカルに交じってルーマニア料理を安く食べるなら、ロウワータウンにある食堂「Restaurant Four Seasons」がおすすめです。

入口はかなりわかりにくく、中庭のようなところからアクセスしなければいけません。看板は外側からは見えませんが、地元の人が続々入っていきます。

ルーマニアでよく見かける、デリスタイル(たくさんの種類の料理が並んでいて、好きなものを選んで食べる)の食堂。

2種類の日替わりランチメニューがあり、スープ・メイン・パン付きで15レイ(=¥400)とお得です。


メニューはルーマニア語表記のみ、店員さんもルーマニア語のみというかなりディープな場所ですが、並んでいる料理を見て指さしで注文もできるので心配無用です。

インフォメーション

Restaurant Four Seasons

住所:Strada 1 Mai 2-10,Sighișoara 545400
営業時間:10:00~16:00 (土日定休)

シギショアラ観光のポイント

シギショアラへの行き方

なかなかアクセスがしづらいシギショアラ。首都のブカレストからはバス、電車ともに5時間以上もかかってしまうため、日帰りは不可能です。

ブラショフかシビウからなら比較的短い時間でアクセスできるので、この二都市間の移動の途中に立ち寄るスケジュールを組むといいでしょう。

ブラショフからシギショアラへのアクセス

IR:1等56.70LEI(=¥1436)/2等30.60LEI(=¥775)/2時間40分
R:18.3LEI(=¥485)/3時間30分

シビウからシギショアラへのアクセス

R:13LEI(=¥350)/2時間20分
※IRの直行はない

シギショアラ市内の移動

シギショアラの鉄道駅とバスターミナルは、旧市街から700mほどのところにあり少し離れています。

駅前にはほぼ何もないので、ロウワータウンか旧市街まで移動することとなります。徒歩で15~20分ほど。
駅前からロウワータウンまでは路線バスも運行しているようです。

旧市街、ロウワータウンともにかなり小さなエリアなので、観光の基本は徒歩となります。

丘の上にある町の造り上、ある程度のアップダウンがあります。地面は石畳(というか石そのもの)が敷き詰められていますが、ちゃんと整備されておらずボコボコ。歩きやすい靴で行きましょう。

シギショアラ観光に必要な時間

旧市街とロウワータウンの見どころを徒歩でゆっくり巡っても、2~3時間で周れてしまうほど小さなシギショアラの町。
観光スポットは世界遺産に登録されている歴史地区しかないので、半日もあれば十分に満喫できます。

シギショアラを拠点にアクセスするような周辺観光スポットも皆無なので、ブラショフ、シビウ、クルジュ・ナポカなどの都市間を移動する途中に立ち寄るのがベストだと思います。

シギショアラ旧市街の観光案内所では荷物預かりサービス(有料)もあります。

時間に余裕があれば夜のシギショアラもおすすめ!

のぶよはブラショフからシギショアラへ移動して一泊、翌日の午前中と午後で観光を済ませて夕方の列車でシビウへと向かいました。
正直十分するくらいに時間があったのですが、ほとんど観光客がいない冬のシギショアラの町をのんびりと散歩出来て良かったです。

わざわざ一泊するまでもないシギショアラの町ですが、夕方~夜にかけてのライトアップされた雰囲気は一見の価値アリ。
町を囲む要塞や塔、通りに並ぶカラフルな家がライトアップされてとても美しいです。

旧市街内には安いホステルもあるので、時間が許せばのんびり一泊していくのもいいかもしれません。

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シギショアラ旧市街


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