こんにちは!北マケドニアをのんびり旅行している、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
マケドニアと聞いて、湖に面したオフリドの町の風光明媚な風景を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
湖沿いにぽつんと佇む古い教会の風景は、北マケドニアを代表するもの。
この景色を見るために、多くの人が北マケドニアにやってきます。
「オフリド 観光」で検索すると、それはそれは多くの情報が得られるはず。
私たち日本人の間でも、穴場の世界遺産としてひそかに知名度が上がってきています。
今回の記事では、オフリドを100%満喫するための8つのポイントと題して、オフリドの観光スポットを紹介しています。
おすすめのまわり方やホステル情報、他都市からのアクセス情報も解説しているので、実際に訪れる際の参考にしてくださいね!
観光前に知っておきたい!オフリドの歴史
かなりの歴史があるオフリド。
何も知らずに観光したところで、「うわーきれいな町!湖も美しい!はい終了!」となってしまうので、少しでもオフリドの歴史を知っておきましょう。
オフリドの起源は、紀元前4世紀の古代ギリシャ時代に遡ります。
当時は「リキニドス(Lychnidos)」と呼ばれていたオフリド。
古代ギリシャ語で「光の町」を意味する名前の通り、青く輝くオフリド湖沿いに拓けた町は、コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)とアドリア海を結ぶ交易路の中継地点として栄えました。
その後はビザンツ帝国の支配下となったオフリド。
町に点在する初期〜中期キリスト教の教会の多くは、この時期に建てられたビザンチン様式のものです。
9世紀に入ると、スラブ民族であるブルガリア人がオフリドにやってきて支配下に置き始めます。
ビザンツ帝国の影響力はどんどん低下し、オフリドのスラブ化が進みます。
マケドニアを始め東ヨーロッパの多くの国で用いられるキリル文字を発明した聖クリメントは、オフリドに文学学校を建設し、スラブ民族の文化の中心として栄えました。
当時オフリドを治めたのが、ブルガリア人であるサモリ皇帝。
彼が建設した城塞は、現在でもオフリドの町と湖を見晴らす小高い丘の上に建っています。
その後再びビザンツ帝国の支配下となったものの、14世紀後半にはオスマン帝国の領土となったオフリド。
500年以上に渡るオスマン帝国支配によって、オフリドのイスラム化が進んだものの、それ以前に長く続いた根強いキリスト教文化が消え去ることはありませんでした。
こうして、バルカン諸国では珍しいほどに古い教会が残っているオフリド旧市街は、その豊かな歴史を反映する町並みが評価され、世界遺産に登録されたわけです。
オフリドで絶対にしたい8つのこと
1.オフリド城塞から絶景を望む
城壁に囲まれたオフリド旧市街の高台地区への入口となるのが、ゴルナ・ポルタという門。
ここからさらに坂を登っていくとあるのが、オフリドで最も高い場所に位置するオフリド城塞です。
正式にはツァール・サモリ城塞(サモリ皇帝の城塞)と言うこの場所は、10世紀にこの地を治めたブルガリア人のサモリ皇帝によって建設されたもの。
城塞内部はほぼ荒地と化していますが、城壁は再建されていて、オフリド湖や町の絶景を望むことができます。
息を飲むようなパノラマは、オフリド観光のハイライトのひとつ。
城塞まではゆるやかな坂道を登ることとなりますが、それだけの価値があると思います。
オフリド城塞
営業時間:火〜日 9:00〜18:00 ※月曜休み
料金:60Den(=¥115)
2.1500年前の歴史ロマンを感じる
オフリドには、ローマ帝国時代〜ビザンツ帝国時代の遺跡がいくつか残っていて、その歴史深さを実感することができます。
古代劇場
ゴルナ・ポルタを入ってすぐのところにあるのが、ローマ時代の古代劇場。
楕円形の劇場には、段になった観覧席が設けられており、ローマ時代を感じさせます。
夏にはフェスティバルが開催される古代劇場は、あくまでも現役。
1500年前の劇場で行われるフェスティバルなんて、素敵すぎませんか?
プラオシュニク
オフリド城塞(ツァール・サモリ城塞)から林の中の道を下っていくと、4世紀の初期キリスト教教会の遺跡が残るプラオシュニク(Plaosnik)へとたどり着きます。
現在でも発掘・再建作業が進められているプラオシュニクは、1500年前にはオフリドの信仰の中心だった場所。
敷地内には、5世紀建造の聖クリメント・パンタレイモン修道院が建っており、こちらは完全に再建されているので内部に入場することも可能です。
ビザンチン様式を忠実に再現した外観はもちろん素晴らしいのですが、注目すべきは内部。
床の一部がガラス張りになっており、1500年前のオリジナルの教会の土台部分を見ることができるのです。
また、この地で発掘されたモザイク画の一部も展示されており、歴史好きにはとても興味深い場所です。
プラオシュニク
営業時間:火〜日 9:00〜18:00 ※日曜休み
料金:100Den(=¥191)
3.オフリドと言えばこの景色!湖と教会の絶景を眺める
世界中で有名なこの風景。
青く凪いだオフリド湖に、オレンジの古い教会がぽつんと佇む姿は、オフリドを代表するものです。
この景色を見るために、オフリドにやってくる人も多いのではないでしょうか。
こちらは、オフリド旧市街の南西にあるカネオの聖ヨヴァン教会のもの。
教会の敷地内と展望台への入場は無料ですが、内部への入場には100Den(=¥191)かかります。
のぶよ的には、ロケーションが素晴らしいだけの普通の教会なので、わざわざ入場料を払ってまで中に入る必要は無いと思います。
教会の裏手には展望台があり、そこからの風景がマケドニアを代表するこちら。
光り輝く湖はただただ静かで、湖を取り囲む山影や、時折飛び交う鳥たちの姿があるだけ。
中世の僧侶たちが、どうしてこの場所に神聖さを感じ、信仰の対象としたのか、何となく理解できるような気がします。
旧市街からカネオの聖ヨヴァン教会までの道のりは、オフリド湖を高台から眺められる絶景スポット。
こちらも必見です。
4.オフリド名物!マケドニア正教の教会めぐり
とにかく教会が多いオフリドの町。
地元の人がお祈りに訪れる小さなものから、聖堂のような大きなものまで様々な教会が点在しています。
観光客が訪れるような有名な教会への入場は有料ですが、地元の人が訪れるような教会は無料です。
常に聖歌が流れているマケドニア正教の教会。
人々の信仰心の厚さを垣間見ることができますし、ビザンチン様式の独特な外観も見逃せません。
ここでは、オフリドを代表する三つの教会を紹介します。
聖ソフィア聖堂
オフリド旧市街の西側に位置するのが、町で最も大きなキリスト教建造物である聖ソフィア聖堂です。
11世紀建造の聖堂内部には、ビザンチン風のフレスコ画が描かれていて圧巻です。
聖堂の横には大きな柱が並ぶ廊下のような場所があり、時折コンサートが行われるそうです。
聖ソフィア聖堂
営業時間:火〜日 10:00〜20:00
料金:100Den(=¥191)
聖ボゴロディツァ・ペリフレプタ教会
オフリドの高台地区への入口であるゴルナ・ポルタを入って左側にあるのが、13世紀のビザンチン様式の教会である聖ボゴロディツァ・ペリフレプタ教会です。
THE・マケドニア正教の教会という外観で、敷地内にはイコン画を展示するギャラリーが併設されています。
高台に位置しているため、ここからの景色は素晴らしいです。
聖ボゴロディツァ・ペリフレプタ教会
営業時間:火〜日 9:00〜20:00 ※13時〜16時は昼休憩
料金:100Den(=¥191)
聖ボゴロディツァ・カメンスコ教会
観光客向けではなく、地元の人がお祈りにやってくるような聖ボゴロディツァ・カメンスコ教会は、オフリド旧市街のメインストリートである聖クリメント・オフリドスキ通り(Sv. Kliment Ohridski)からすぐの場所にあります。
多くの人がろうそくを灯し、イコン画にキスをしてお祈りをする姿が見られ、マケドニアの人々の信仰心の深さを肌で感じられるおすすめの教会です。
5.オスマン帝国調の旧市街を散策
高台地区の観光スポットをめぐったら、湖沿いの斜面に位置するオフリドの旧市街をのんびりと散策してみましょう。
湖沿いこそ観光客向けのレストランやお土産屋が点在していて、観光地の雰囲気なのは否めませんが、少し斜面側の通りに入ると、オフリド独特の建築様式の家々が並びます。
一階部分に比べて、二階部分が張り出した不思議な形の建物は、オスマン帝国の影響を受けたもの。
窓が大きく作られていて、多くの光を取り込めるように工夫されています。
また、オフリドの旧市街いたるところで見られる街灯は、この伝統的な家を模したもの。
とても可愛らしいです。
坂道が多いオフリド旧市街。
散策は少し大変ですが、至る所から青いオフリド湖を見ることができ、赤い屋根とのコントラストがとても美しいです。
オフリド旧市街のメインストリートは、歩行者専用の聖クリメント・オフリドスキ通り。
リゾート地の雰囲気満載の通りには、レストランや服屋、お洒落なカフェなどが軒を連ね、常に多くの人で賑わっています。
6.オフリドでマス料理はNG!ローカルレストランへ行こう!
マケドニアで一番の観光地であるオフリド。
湖沿いのレストランは観光客向けで、値段も高めです。
また、オフリドの名物と言えば、湖に生息する天然のオフリド・マスを使った料理。
「オフリドに来たらオフリド・マスを!」
なんて謳っているガイドブックやブログがありますが、オフリド・マスを食べることはほぼ不可能です。
なぜなら、有名になったために乱獲されたオフリドマスは、現在絶滅が危惧されている種。
漁は厳しく制限されているのです。
マス料理を置いているレストランのほとんどは、オフリドマスでもなんでもない、どこかから運ばれた普通のマスを使っていることがほとんど。
それを有難がって食べる観光客が毎日やってくるのだからいいビジネスです。
稀に本当のオフリドマスを提供している店もあるのですが、恐らく不法に漁られたもの。
絶滅が危惧されているものを、名物だからと言ってどうしても食べようとするのはちょっと気が引けます。
というわけで、オフリドマスは諦めて、普通のマケドニア料理で手を打ちましょう。
旧市街のレストランはとにかく観光客向けで高いのですが、ちょっと出るだけで地元の人が集まるローカルレストランを見つけることができます。
のぶよのおすすめは、“BOEM”という小さなローカルレストラン。
旧市街を北に出て徒歩5分もかからないような場所にあります。
観光客の姿は全くない、地元の人の溜まり場のような雰囲気のレストラン。
かといって、一人でも普通に入りやすいのでご安心を。
観光地・オフリドとは思えないリーズナブルな価格も大きな魅力です。
ここで是非挑戦していただきたいのが、「田舎風肉」と名付けられたセルスカ・メソ(Selsko Meso)。
他のグリル料理よりも少々値が張りますが(220Den=¥422)、絶対に食べるべきです。
いったいどんなものが出てくるのかと思ったら、豚肉を野菜やキノコなどの山の幸とじっくりと煮込んだ絶品の料理でした。
味の決め手は、名産の白ワイン。
とても深いコクがあり、なんだか中華料理のあんかけのような感じがしました。
とにかく大量に入ったキノコから出る旨味がとても強く、程よい塩加減もあわせて最強のマケドニア料理でした。
ご飯と一緒に食べられたら良かったのですが、あいにくパンしか置いてなかったのが残念。
BOEMのサービスはかなりゆっくりなマケドニアリズムなので、急ぎは禁物。
ビールも安いので、のんびりと待ちましょう。
インフォメーション
BOEM
住所:Boulevard Turistichka 75, Ohrid 6000
営業時間:全日 9:00~0:00
7.湖ビーチの美しさに感動する!
世界文化遺産に登録されているオフリドの町。
歴史ある町並みや教会の数々はとても見応えがあります。
しかし、オフリドの魅力は、その豊かな歴史が生んだ美しい町だけではありません。
目の前に広がるオフリド湖の豊かな自然や、動植物の多様性が評価され、世界自然遺産としての顔も持つオフリド。
文化・自然の二つの側面が評価された複合遺産の町でもあるんです。
せっかくオフリドに来たなら、自然遺産の面も満喫してみるのはいかがでしょうか。
手っ取り早く自然を感じるなら、湖沿いに行ってみましょう。
オフリド湖沿いのビーチは、地元民・観光客問わず多くの人で賑わいます。
町中でありながら、エメラルドグリーンに輝く湖水はとても美しく、泳がなくても見に行く価値があります。
ただ、夏場は物凄い混雑となるオフリド湖沿いのビーチ。
水質も格段に下がってしまいます。
オフリド湖の美しい自然をより満喫するなら、オフリドの町を出てみましょう。
次の項で紹介しますが、人の数はぐっと少なくなり、水も驚くほどの綺麗さになります。
8.オフリド湖沿いの町へデイトリップ
オフリド市内の観光を満喫したら、湖沿いの他の観光スポットへデイトリップしてみるのはいかがでしょうか。
オフリドから30kmほど南、アルバニア国境のすぐ近くにあるのは聖ナウム修道院。
その静寂に包まれた神聖な雰囲気は一見の価値があります。
また、聖ナウム修道院周辺は国立公園に指定されていて、マケドニアが誇る大自然を体感することもできます。
修道院脇からは、聖なる水が湧き出す泉をめぐる散策コースも整備されているので、気軽に自然に触れることもできます。
聖ナウム修道院への道沿いには小さな漁村やビーチが点在していて、時間があれば是非立ち寄ってみたい場所。
交通はあまり便利とは言えませんが、オフリド湖の自然を満喫することができますよ!
オフリド観光のポイントとアドバイス
オフリド観光地図
黄色:バスステーション
紫:おすすめホステル
赤:おすすめレストラン
灰色:聖ナウム修道院行きミニバス乗り場
青:観光スポット
オフリド観光に必要な日数
オフリドの旧市街は決して小さくはないものの、見どころを全てまわっても丸一日あれば満喫できます。
スコピエを早朝出発し、19時半オフリド発の最終バスで戻れば日帰りも可能ですが、移動だけで往復6時間超えになるのでかなりハード。
なにより、日帰りではオフリド周辺の観光スポットまで足を伸ばせませんし、湖沿いののんびりした雰囲気を感じることもないままトンボ帰りとなるので、もったいないです。
聖ナウム修道院などオフリド郊外の見どころまで足をのばすならもう一日追加しましょう。
一泊二日の日程ならば、オフリド旧市街、周辺の見どころ合わせてゆっくりと観光できるでしょう。
オフリド観光のアドバイス
左回りが効率的
オフリド観光の基本は徒歩。
旧市街内にはバスは乗り入れておらず、車両が通れない狭い路地も多いためです。
湖沿いの旧市街地区と、城塞がある丘地区に分かれるオフリド。
できる限り楽に観光するなら、丘地区北側にあるゴルナ・ポルタから左回りに観光していくのがおすすめです
ゴルナ・ポルタ(A)→聖ボゴロディツァ・ペリフレプタ教会(B)→古代劇場(C)→サモリ皇帝の城塞(D)→プラオシュニク(E)→カネオの聖ヨヴァン教会(F)→旧市街(G)→聖クリメント・オフリドスキ通り(H)
サモリ皇帝の城塞まではゆるやかな坂道を登ることとなりますが、それ以外は全て下り坂。
確実に右回りよりも楽です。
日曜日には要注意!
オフリドの教会や美術館のほとんどは、日曜日はお休みとなります。
「せっかく来たのにどこも休みで何も見られなかった…」
なんてことにならないよう、オフリドの市内観光は日曜日を避けるのが鉄則です。
どうしてもオフリド滞在が日曜日にあたってしまうなら、先述の聖ナウム修道院へのデイトリップを日曜日に行って、別の日を市内観光に充てるのがおすすめです。
オフリドの現地ツアーは、スコピエからの日帰りツアーが多いです。
スコピエ~オフリドの中間にある秘境・マヴロヴォ国立公園を訪れるものもあり、個人では行きにくいエリアの観光が効率良くできるのが魅力的です。
オフリド~各都市間のアクセス
オフリド~スコピエ間のバス移動
北マケドニアの首都・スコピエとオフリド間は、1時間に1本ほどの頻度でバスが走っており、とても便利です。
所要時間:3時間~3時間半
料金:450~520Den(=¥859~992)
オフリド~ビトラ間のバス移動
「北マケドニアで最も美しい町」と称されるビトラ~オフリド間は、1日6~10本のバスが走っています。
所要時間:1時間半
料金:450Den~520Den(=¥859~992)
オフリド~ティラナ(アルバニア)間のバス移動
アルバニアとの国境近くに位置するオフリド。
アルバニアの首都・ティラナから/への移動は簡単そうに見えますが、これがなかなかトリッキーです。
というのも、ティラナ~オフリド間を直接結ぶバスは存在せず、北マケドニア側のストルガ(Struga)という町でバスを乗り換える必要があるためです。
オフリド~ストルガ間
所要時間:20分
料金:50Den(=¥95)
ストルガ~ティラナ間
所要時間:5~6時間
料金:€15(=¥1760)
オフリドの宿選びのポイント&おすすめホステル情報
オフリドの宿泊先選びのポイントは、旧市街の外に宿泊すること。
世界遺産の旧市街内に宿泊したい気持ちはわかります。
「せっかくならオフリド湖を望める部屋に…」なんて考えている人も多いのでは。
予算があるならそれでもいいと思うのですが、オフリドの地形を理解しておく必要があります。
サモリ皇帝の城塞を頂上に、丘の斜面に広がるのがオフリド旧市街。
平地なのは、湖沿いの一部と歩行者天国のメインストリートだけで、その他の場所はほとんど坂になります。
「オフリド湖が望める宿」ということは、それだけ坂を高いところまで登った場所にあるということ。
そこまで急な坂道は少ないものの、食事や観光、買い物の度に坂を上り下りするのは想像以上に大変だと思います。
また、旧市街内のレストランはほとんどが観光客向けで、地元の人が行くようなお店は存在しません。
スーパーマーケットもほとんどないので、とても不便だと思います。
のびよがオフリド滞在でおすすめするエリアは、バスステーションと旧市街の間に位置するトゥリスティチカ通り(Bulevar Turisticka)周辺の宿。
価格が安めなのはもちろん、商店やローカルレストランも点在していて便利です。
バスステーションと旧市街どちらも徒歩圏内ですし、デイトリップ先としておすすめの聖ナウム修道院行きのミニバスが出発するバス停も目と鼻の先にあります。
Point Hostel
料金:500Den(=¥954)
部屋:6ベッドドミトリー
立地:8/10
バスステーション、旧市街の中間に位置するホステル。
旧市街のメインストリートまでは徒歩5分、オフリド湖畔までは徒歩10分、バスステーションまで徒歩10分ととても便利な立地です。
アクセス:8/10
看板が出ており、門も常に開いているので簡単に見つけることができます。
チェックイン時間が14時までとかなり早めで、そんなの見てないのぶよが到着しているときにはオーナーはおらず、少し待たされました。
遅れたのに問題なくチェックインできたので良かったですが、チェックイン時刻以降に到着する場合は事前に連絡しておいたほうがいいでしょう。
スタッフ:8/10
マケドニア人のオーナーが一人で経営しています。
おすすめのレストランや観光スポット、近郊へのバス情報などとても親切に教えてくれました。
まだオープンして半年ほどということで、頑張って良い場所にしようとしているのが感じられました。
清潔さ:9/10
オーナー一人でどうやっているのか理解に苦しむほど、清潔に保たれていました。
部屋も明るく開放的な雰囲気で、ベッドもとても快適。
バスルームも一日何回も清掃されているようで、常に綺麗でした。
設備:8/10
コンロ付きのキッチンがあるので、自炊派にはおすすめ。
庭にはゆっくりくつろげるブランコや椅子が置かれており、二階には二か所のテラスもあります。
宿内でビールを良心的な価格で販売しているのが、個人的にはポイント高めでした。
wi-fi:10/10
完璧なwi-fiでした。
部屋キッチン、庭、どこでも問題なく接続することができました。
雰囲気:8/10
基本的に静かな旅行者が集まるようで、そこまで和気あいあいとした雰囲気ではありませんでしたが、こればかりはタイミングによると思います。
旧市街から少し離れた静かなエリアにあるので、のんびりと自分の時間を過ごすにはうってつけです。
総合:8.4/10
オフリドに滞在するなら是非おすすめしたいホステルです。
料金も安く、かなり快適な滞在ができます。
おわりに
世界遺産ではあるものの、未だに穴場の観光地感が漂うオフリド。
というか、マケドニア自体が観光客空白地帯と言えるのですが(笑)
風光明媚なオフリド湖と、歴史深い旧市街はかなり魅力的で、バルカン半島の中でもおすすめしたい場所の一つです。
観光地なのにあまり忙しすぎることはなく、のんびりした雰囲気なのもオフリドの特徴。
見どころが多く居心地も良いので、きっと延泊したくなっているはず!
コメント