絶景の要塞と美しい街並み!ベオグラードから日帰り可能なノヴィ・サドの魅力を紹介。【おすすめレストラン・ホステル情報も】

絶景の要塞と美しい街並み!ベオグラードから日帰り可能なノヴィ・サドの魅力を紹介。【おすすめレストラン・ホステル情報も】

こんにちは!セルビアに滞在中で世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

セルビアの首都・ベオグラードから北に90kmほど。
ヴォイヴォディナ自治州の首都として栄えるノヴィ・サド(Novi Sad)の町は、かつてよりいろいろな民族が共存してきたマルチカルチャーな都市です。

ヴォイヴォディナ自治州では、セルビア国内にありながら6つの公用語が定められており、それぞれの民族がお互いを尊重しあって生活しているエリアです。

かつてはオーストリア=ハンガリー帝国の南の国境地点が置かれていたノヴィ・サドには、オスマン帝国軍の侵入を阻止するための巨大な要塞・ペトロヴァラディン要塞が築かれ、いまではノヴィ・サドを代表する観光スポットとなっています。

旧ユーゴスラビアの共産主義風の建物と、オーストリア風の優雅な建物が共存する、何だか不思議な雰囲気の街並みも堪能したいもの。

ベオグラードの人混みと、共産主義感しかない街並みに飽きてしまったら、気軽にデイトリップできるノヴィ・サドの魅力を紹介します。

絶対に外せない、ノヴィ・サドのおすすめレストラン情報と、コスパ満点のホステル情報も載せています!

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ノヴィ・サド観光のハイライト!ペトロヴァラディン要塞

かつてオスマン帝国に対するオーストリア=ハンガリー帝国の防衛の南側最前線であったノヴィ・サド。

旧市街とドナウ川をはさんだ対岸には、水上に浮かぶような巨大要塞・ペトロヴァラディン要塞が築かれました。

ペトロヴァラディン要塞は、初めに建設された「アッパータウン」と呼ばれる高台に位置する部分と、後に建設された「ロウワータウン」と呼ばれる住居部分に分かれています。

広大な要塞には、たくさんの絶景スポットがあります。
また、かつての国境地域であったノヴィ・サドの地理的な重要性を感じることもできます。

これだけの規模の要塞が入場無料というのが、セルビアのすごいところ。

アッパータウン

観光のハイライトとなるのが、高台に位置するアッパータウンです

ツタに覆われた城壁内を通るトンネルは雰囲気満載です。

とにかく絶景づくしなアッパータウン

石段を登り、二つの門と城壁内のトンネルをくぐった先には、絶景ポイントが。
ロウワータウンはもちろんのこと、ノヴィ・サドの旧市街と雄大なドナウ川までを一望できます。

↑アッパータウンから望む、ロウワータウンの古い街並み
↑ノヴィ・サド旧市街の教会の尖塔と、それを取り囲む共産主義的な建物のコントラストが不思議な魅力。

アッパータウンはそんなに大きなエリアではないものの、いくつか美術館があり、散策路も整備されています。

特に、雄大に流れるドナウ川の美しさは必見です。

信用できない!酔っ払い時計塔

アッパータウンの一番の見どころが、こちら。通称「酔っ払い時計塔」です。

何が酔っ払いなのかというと、正しい時間を示していないからです。

気温の影響で針の進み方が変わるらしく、夏は速く、冬は遅く動くそう。だれか調節すればいいのに(笑)

そして極めつけが、短針が分を、長針が時間を指すという、私たちが用いる時計とは真逆の時間の指し方。

とはいっても、そもそも遅れたり早まったりして正しい時間を指していないので、もはやどうでもよくなりますね(笑)

ロウワー・タウン

アッパータウンに漂っているのんびりとした雰囲気とは異なり、ロウワータウンはなんだか雑多な印象を与えるかもしれません。

結構な交通量がある道路が中心を通っていることに加え、いたるところで工事が行われているためです。

ロウワータウンでは絶景は望めませんが、古い街並みをゆっくりと散策するのもなかなかいいものですよ。(とにかく工事ばっかりしていますが)

ロウワータウンのシンボル的存在である、聖ジョルジェ修道院。

その尖塔は、アッパータウンからでも望むことができます。

個人的に、ロウワータウンは、上から眺める方がきれいだと思います。

ロウワータウンの外れに位置する、聖ポール教会。
こじんまりとしたセルビア正教の教会です。

無料で入場できますが、肌を露出した服装では断られるので注意。

インフォメーション

ペトロヴァラディン要塞

住所:Beogradska, Petrovaradin 21131
営業時間:24時間
料金:無料

ノヴィ・サド旧市街 (スタリィ・グラード)

ペトロヴァラディン要塞で絶景と歴史を堪能したら、ノヴィ・サドの旧市街(スタリィ・グラード)を散策しましょう。

オーストリア風の美しい建物が連なる旧市街の通りは、どこをとっても絵になります。

↑旧市街でも最も美しいと言われる、ドゥナブスカ通り。

旧市街の中心・自由広場

ノヴィ・サド旧市街の中心にあるのが、自由広場です。

市庁舎とマリア教会に挟まれた広場の周りの建物はとても美しく、オーストリア帝国時代の雰囲気が感じられます。

↑ノヴィ・サドのシンボル「聖処女マリア教会」

自由広場周辺の通りは全て歩行者専用となっており、美しい建物にオープンテラス席のカフェやレストランが連なるヨーロッパらしい風景が見られます。

ここがセルビアだということを忘れてしまいそうになります(笑)

路地裏は隠れたノヴィ・サドの名物スポット

ノヴィ・サドの旧市街を散策する際にぜひチェックしてほしいのが、路地裏です。

上の写真のような建物と建物の間のトンネルのような通路を抜けると、外側からは想像もつかないような広い路地裏空間が広がっています。

カフェあり、レストランあり、パブあり…。

地元の人が夜になるとこぞってやって来るスポットのようで、ローカル感満載でした。

ノヴィ・サドの旧市街にはこうした路地裏空間がいくつもあるので、お気に入りの隠れスポットを探してみるのもいいかもしれません。

ノヴィ・サドの現地ツアー&アクティビティ

ノヴィ・サドを訪問する現地ツアーは、近郊のスレムスキ・カルロフチとセットのものがほとんど。
ベオグラード発着のものが多いので、拠点を移すことなく二つの町をまわりたいならおすすめです。

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ノヴィ・サドへのアクセス

ベオグラードからノヴィ・サドへのアクセス

セルビアの首都・ベオグラードから約1時間でアクセスできるノヴィ・サド。

小さな町なので、観光には半日もあれば十分。ベオグラードからの日帰りも十分可能です。

ベオグラードの中央バスターミナルから、バスが頻繁に運行しており、料金は片道510DIN(=¥542)~(バス会社によって異なる)です。

ベオグラード – ノヴィ・サド間の鉄道は、2019年現在運休中とのこと。移動手段はバスのみとなります。

ノヴィ・サドの市内交通

ノヴィ・サドのバスターミナルは、鉄道駅の目の前に位置しており、観光の中心となる旧市街までは2kmほど、徒歩20分ほどです。

便利な路線バスは、69番。
バスターミナル~旧市街~ペトロヴァラディン要塞を結ぶ唯一の路線です。

ノヴィ・サドから近隣諸国へ

セルビア北部に位地するノヴィ・サドは、ハンガリーのブダペスト、クロアチアのザグレブ、ボスニアのサラエボなど近隣諸国の首都と、バス路線で結ばれています。

・ノヴィ・サド~ブダペスト:5時間半 (1日1便)
・ノヴィ・サド~サラエボ:8時間 (1日2便)
・ノヴィ・サド~ザグレブ:6時間 (1日3便)

ノヴィ・サドのバスターミナルには荷物預り所があるので、国際路線バスで移動する前に荷物を置いて、ちょっと観光することも可能ですよ。

ノヴィ・サドのおすすめ食事スポット

オスマントルコ風の内装でいただく絶品セルビア料理

お待たせしました。ノヴィ・サドで心からおすすめしたいレストランを紹介します。

旧市街(スタリィ・グラード)の裏路地にある、Astal Šarenという小さなレストランです。

下で紹介するおすすめホステルのスタッフのおすすめでした。
「おすすめのおすすめはみんなおすすめ」理論です。

一応「ちゃんとしたレストラン」の部類に入るのだと思いますが、ガヤガヤしておらず、一人でも気軽に入りやすいです。

内装はオスマン帝国調であたたかみが感じられます。一回が禁煙席、二階が喫煙席と分煙されています。

ホステルのスタッフおすすめのJuneća čorba:仔牛肉のスープです。

とにかく何も言わずにこれを頼むべき。それくらいに美味しかったです。

そしてまさかの鍋そのままで出されるという家庭的感(笑) おたまもついています。

メインで注文したのは、鶏肉のベーコン巻グリル。

こちらもかなりジューシーで絶品でした。
特別に濃い味付けがされているわけでもなく、素材の味がぎゅっと凝縮しています。付け合せのベイクドポテトもほっくほく。ほのかなニンニクの風味が食欲をそそります。

これらにビールもつけて845DIN(=¥898)。ちゃんとしたレストランでのディナー(お酒付き)と考えると、どれほどコストパフォーマンスがいいかおわかりいただけるのではないでしょうか。

節約派の人は、平日ランチタイムに訪れましょう。
スープ&メインの日替わり定食が380DIN(=¥404)という神がかったサービスがあります。

もちろん店員さんも気持ちよく対応してくれましたし、英語のメニュー(微妙なクオリティー)の用意もあります。

ノヴィ・サドに来たら、観光の時間を削ってでも訪れたい、素敵なレストランでした。

インフォメーション

Astal Šaren

住所:Mite Ružića 4, Novi Sad 21101
営業時間:全日 9:00~23:00
予算:スープ・前菜:200DIN(=¥212)~
メイン:350DIN~(=¥372)~

ファストフードと侮るなかれ。世界で一番美味しいサンドイッチ

ストリートフード王国・セルビア。

格安プライスで、お手軽に、お腹いっぱい食べられるファストフード型のストリートフードは、旅行者の強い味方です。

「わざわざレストランに出かけるのはちょっと気が引けて…」
なんて時に是非試してほしいのが、ノヴィ・サドで知らない人はいないインデックス・サンドウィッチ(INDEX SENDVIC)。

中心街の自由広場すぐそばにある、お持ち帰り専用のサンドイッチ専門店です。

「どうせただのサンドウィッチでしょ。」と侮るなかれ。
もはや次元が違います。病みつきになること間違いなしです。

おすすめは、看板メニューのINDEX MALI。お値段200DIN (=¥210)。

“MALI”とは「小さい」の意味なんですが、正直全然小さくありません(笑)

このサンドイッチの何がすごいかというと、鉄板でハムとチーズを焼いてトロトロにしたものを、野菜と一緒にパンに挟んで、できあがったサンドイッチの両面ををさらに鉄板で焼くという手の込みようです。

かなり大量のチーズを乗せるので、一口食べるだけでそのフワフワトロトロのチーズ感にびっくりします。
ハムや野菜も新鮮で、とってもジューシー。

お世辞ではなく、人生で一番美味しいサンドイッチでした。

これ食べるためだけに、ノヴィ・サドに戻りたいくらいです(笑)

インフォメーション

INDEX SENDVIC

住所:Modene 3, Novi Sad 21000
営業時間:24時間

ノヴィ・サドのおすすめホステル

ベオグラードから日帰りで訪れる人がほとんどのノヴィ・サドですが、美しい街並みの旧市街に滞在してみるのもおすすめです。

ヴォイヴォディナ自治州の中心都市であるノヴィ・サドの旧市街には、感じの良いレストランやバーが多くあります。
宿泊すれば、地元の食文化やナイトライフを存分に感じられますよ。

Downtown Hostel

住所:Njegoseva 2 / II floor, Novi Sad 400482
料金:880DIN(=¥935)
部屋:10ベッドドミトリー

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・立地:9/10
バスターミナルから2kmほどの旧市街のど真ん中にあり、観光にはとても便利。
24時間営業のスーパーマーケットやレストラン、パブが連なる通りも目と鼻の先です。

・アクセス:8/10
入口にはちゃんと看板があり、わかりやすいです。
ホステルがある建物への門は鍵がかかっているものの、インターホンで問題なく開けてもらえます。

・スタッフ:10/10
セルビア人の気さくなお姉さんが、おすすめ観光スポットやレストランなどを詳しく紹介してくれました。
ウェルカムコーヒーを出してくれて、セルビア人のホスピタリティーを感じられます。

・清潔さ:7/10
部屋、バスルームともにきれいに掃除されています。
共用ルームは清潔なものの、少し物が多くて雑多な印象。

・設備:7/10
小さいながらもキッチンがあり、自炊派も問題ありません。
バスルームも複数あるので、ハイシーズンでも問題なさそう。
欲を言えば、共用部分にソファーが欲しいかも。

・wi-fi:8/10
共用部分、部屋共に十分。ただし速度は少し遅めに感じました。

・雰囲気:8/10
小さなホステルなので、宿泊客同士でコミュニケーションがとりやすいです。
特にスタッフが気さくなので、自然と会話が弾むのがとても良いポイント。

共用ルームにゆったりくつろげるソファーさえあれば完璧。

総合:8.1/10

かなりいいホステルです。安い料金で宿泊できるうえに、ロケーションやクオリティーも抜群。
スタッフの感じが良かったのも高ポイント。

ノヴィ・サドで宿泊するならここ一択です。

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おわりに

正直、あまり期待していなかったノヴィ・サド。
いい意味で、期待を裏切られました。

大きすぎない町のサイズは散策するのに最適ですし、ベオグラードとは全く異なる建築や町の雰囲気を肌で感じられ素敵な場所です。

短い時間でも十分に楽しめるので、移動の途中にでも是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
時間に余裕があれば、一泊して町の雰囲気をより深く味わってみるのもおすすめですよ!

ノヴィ・サドから足をのばして

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