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【バルカンの癒し系】北マケドニアの治安はとても良い!旅行時の注意点とアドバイス。


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こんにちは!北マケドニアを2週間旅した、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

北マケドニアというと、「バルカン半島」「旧ユーゴスラビア」などの言葉を連想する人が多いのではないでしょうか。

海外旅行をするなら、旅行先の治安に気をつけるのは当然のこと。
ましてや、日本ではあまり情報が入ってこないような国の場合はなおさらでしょう。

北マケドニアは、観光地としてはまだまだ発展途上段階にあり、ヨーロッパの主要観光地では全くありません。

20年ほど前にアルバニア人とマケドニア人の対立が紛争へと発展したものの、現在ではそんなことはほとんど感じられないほどに平和。

国中にのんびりとした空気が漂い、バルカン半島の中でも一、二を争うほどの癒し系な国なんです。

今回の記事では、そんな北マケドニアの治安に関しての印象を、都市別に解説していきます。

旅行時に注意したいことやアドバイスも載せているので、北マケドニア滞在の際は参考にしてください。

スコピエの治安

スコピエは、首都の割にのんびりとした雰囲気が漂うコンパクトな町。

中心街こそ巨大建築物が建ち並ぶ異様な光景が広がっていますが、少し離れると閑静な住宅街が広がります。

スコピエ中心街の治安

ヴァルダル川南岸は、観光の中心となるスコピエ中心街
アレキサンダー大王の銅像が立つマケドニア広場を中心としたエリアです。

中心街の治安は良好で、安心して街歩きが楽しめます。

常に人通りが多く、夜中まで空いているお店が多いので、夜の一人歩きでも不安を感じることは少ないでしょう。

色々とブッ飛んでいるスコピエ。観光スポットやおすすめホステル情報はこちらの記事で解説しています。

オールド・バザール地区の治安

ヴァルダル川北岸に位置するのが、古き良きスコピエの風景が残るオールド・バザール地区

中心街に比べると雑多な印象を持つかもしれませんが、こちらも治安は問題ありません
観光地でありながら、かなりのんびりした雰囲気が漂っているのも大きな魅力です。

しかしながら、多くの店が閉まる夕方以降は極端に人通りが少なくなります

夕方〜夜の風景も素敵なのですが、昼間よりは注意が必要かもしれません。

懐かしい香り漂うオールドバザール地区は、散策が楽しいエリアです。

スコピエ・バスステーション周辺の治安

あまり雰囲気が良くないスコピエのバスステーション

バスステーションは鉄道駅の高架下に位置しているためか、昼間でも薄暗く、なんとなく治安が悪そうな雰囲気がただよっています。

実際は特に問題なさそうですが、治安の良し悪しには自分が感じたの第一印象が結構大切なもの。
わざわざ陰気臭い雰囲気のバスステーションに長居する必要もないと思います。

また、バスステーションの外には客待ちをしているタクシーがたむろしていますが、彼らの言うことには耳を傾けてはいけません。

スコピエのタクシーは悪評が高く、あえて遠回りをして高い料金を請求してきたり、1kmほどの距離を「歩くと1時間かかるからタクシーにしろ!」と、わけのわからないことを言ってきます。

対処法としては、バスステーションから路線バスを利用するか、徒歩でアクセスできる宿に宿泊することをおすすめします。

オフリドの治安

マケドニアで一番の観光地・オフリド

歴史ある旧市街と目の前に広がるオフリド湖の落ち着いた風景が美しい、世界遺産の町です。

夏場はリゾート地として多くの人が集まるオフリドの治安はとても良いです。
昼夜問わず多くの人が町にいるので、不安を感じることなく町歩きが楽しめます。

オフリドで注意したいのは、観光客に対するぼったくりくらい。

タクシーや乗合バスを利用する際は、必ず事前に料金確認をするようにしましょう。

北マケドニア一の観光地・オフリドの楽しみ方やおすすめレストラン&ホステル情報はこちら!

ビトラの治安

マケドニア第二の都市であり、「最も美しい町」と言われるビトラ

どことなくギリシャと中欧が混ざったようなの雰囲気が漂う、のんびりとした町です。

ビトラの治安もかなり良く、中心街の夜の一人歩きも全く問題ありません。

ただ、中心街から外れたバスステーション付近は街灯が少なく、夜は人の姿も全くないので、少し注意が必要かもしれません。

美しく整備された町並みと古代遺跡が魅力的なビトラの観光情報はこちら!

プリレプの治安

煙草の葉の生産で有名なプリレプ(Prilep)は、土埃舞うマケドニアの典型的な地方都市の雰囲気の町。

オスマン帝国時代に築かれたオールド・バザール地区を中心に、こぢんまりとした中心街が広がります。

プリレプの治安は完全に良い印象で、北マケドニアを凝縮したようなのんびりとした時間の流れに町全体が支配されているようでした。

プリレプの町を見下ろすようにそびえる岩山の上に立つマルコの塔は、のぶよが偶然見つけた超穴場の絶景スポット。
知名度は全くありませんが、天空の城・ラピュタもびっくりな風景が広がっているおすすめスポットです。

↑町中だとは信じられないほどに荒涼とした風景が広がる。
マルコの塔への行き方&プリレプの観光情報はこちら!

マケドニア旅行の注意点とアドバイス

鍵?なにそれ美味しいの?

マケドニア全土で言えることなのですが、家に鍵をかける文化がほとんどありません

地方部はもちろん、首都のスコピエでさえ「鍵?なんでそんなもの要るの?」という認識。

裏を返せば、それだけ治安が良いということなのですが、旅行者の場合は注意が必要かもしれません。

というのも、鍵がないのは何も玄関だけでなく、ホステルなど各部屋のドアにも当てはまるためです。

もちろんロッカーという概念もないため、色々な種類の人が集まるホステル等では身の回りの物に注意を払っておくのがいいでしょう。

マケドニアの地元の人よりも、外国からの旅行者のほうが良からぬことを企てることが多いという珍しい現象が起こる国。
それが北マケドニアなのです。

タクシー、乗り合いバスは乗車前に料金確認を

特にスコピエとオフリドに関してなのですが、タクシーの利用時には必ず料金を事前に確認するようにしましょう。

メーターを使用するタクシーは安全ですが、バスステーション周辺で声をかけてくる個人タクシーは言い値が基本。

観光客相手には相場の2倍以上の料金をふっかけてくるドライバーもいるそうです。

地元の人が「タクシーには気をつけなさい」と言ってくるくらいなので、どれだけぼったくりがまかり通っているかご想像いただけるはず。

タクシーでしか行けないような場所に行くなら、宿泊先の人に料金確認を含めて手配してもらうのが安心です。

また、コンビと呼ばれる乗合ミニバスの利用時にも、事前の料金確認が必須です。

宿の人や観光案内所の人に、料金の相場を訪ねておくと安心でしょう。

焦らない、急がない

マケドニアはものすごくスローな国

人々はのんびりとストレスなく生活をしていて、旅行者である私たちもその空気に癒されることでしょう。

しかし、そののんびりさは、時にイライラの元となることも。

バスのチケット売り場で謎に待たされたり、ファストフード店でハンバーガー一つに15分以上かかるなんてよくあることです。

また、マケドニア人はとにかく歩くスピードが遅いです。

みんな亀のようなスピードで横一列になって歩くので、急いでいる時はもうどうしようもありません(笑)

これも一つの文化。
イライラすることがないように、時間には余裕をもって行動するようにしましょう。

野犬に注意

バルカン諸国全体に言えることなのですが、マケドニアにもかなりの数の野犬がいます

自治体も野犬を管理するように耳にタグをつけたりと努力してはいるものの、全ての野犬を管理することは不可能。

犬たちは基本的におとなしく、こちらから何かしない限り危害を加えてくることは考えにくいです。

無闇に犬に触るのは危険。
遠くから見るだけにしておきましょう。

おわりに

全体的に治安の心配なく安全に旅行できる国、北マケドニア。

首都のスコピエですら、西ヨーロッパの大都市にくらべてのんびりとした雰囲気で、危険を感じることはほとんどありません。

とにかくリラックスした雰囲気が国中に漂う北マケドニアでは、急ぎは禁物。
物価もリーズナブルなので、気が付いたら長期滞在してしまっているかもしれませんよ!

北マケドニアの物価と旅行に必要な一日当たりの予算についてはこちら!

北マケドニアの記事をもっと見る!

コメント

  1. 清水ソウコ より:

    初めまして。
    先日、北マケドニアの山間部が舞台の映画を見て、すごく行きたくなりました。なかなか情報がないなか、貴重な旅の様子を記して下さりとても参考になります。自由に海外へ行くことができるようになったら訪ねてみたいと思います。他の国の記事も少しずつ読み進ませて頂きますね。引き続き気をつけて旅をなさってください。今後も楽しみにしています。

    • 小山 のぶよ より:

      清水ソウコ様

      コメントありがとうございます!
      北マケドニアの地方部の映画、鑑賞しました!(タイトルを度忘れしてしまいましたが、おそらく同じものだと思います)
      映像美はもちろん、伝統的で牧歌的な生活が丁寧に表現されていて、感銘を受けました!

      現在の状況では、なかなか自由に海外旅行することはおろか、先の計画さえたてられないことと思いますが、きっと状況が落ち着いたらご旅行する機会がやって来ることだと思います。
      清水様のご旅行の計画に、少しでも当ブログの記事がお役立ていただけるようであれば、書き手冥利に尽きます。
      どこまで旅を続けられるのか全く見通しが立たない現状ではありますが、可能な限り頑張っていきたいと思います。
      これからもどうか見守っていただければ、とても嬉しいです!

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