こんにちは!ジョージア滞在も1年、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
海がないトビリシ。
灼熱となる夏場に地元の人々がクールダウンに訪れる場所は限られているのが現状です。
トビリシ市内にはいくつかの湖が点在しているのですが、そのうちの一つが今回紹介するリシ湖(Lake Lisi / ლისის ტბა)。
トビリシ北西部の小高い丘の上にある湖で、春から秋にかけては多くの人が休日のひとときを過ごしに足をのばす憩いの場です。
ビーチあり、湖を一周する遊歩道あり、そして温泉まであるリシ湖畔。
トビリシ滞在中に一度は訪れたいこの場所の魅力を解説していきます!
リシ湖を楽しむ3つのポイント
①湖ビーチでクールダウン
トビリシっ子たちがリシ湖を訪れる最大の理由が、湖畔にある広々としたビーチ。
砂浜ではなく小石が転がっているようなビーチで水質もそこまで…ですが、トビリシ的には大切な水辺のオアシスです。
夏場になると、ビーチ周辺にアイスクリームやコーヒーを売る屋台が出て賑やかな雰囲気に。
対するオフシーズンは人の数がかなり少なく、荒涼とした雰囲気となります。
トビリシが夏本番を迎える6月~9月頃にかけて、灼熱の市街地を抜け出した人々で賑わうビーチ。
いちおう泳ぐことも可能なので(水質は…ですが)、暑い夏の日にはおすすめです!
②湖沿いの遊歩道を一周
周囲5kmほどのリシ湖を取り囲むように整備された遊歩道を歩いて、湖を一周するのも気持ちの良いアクティビティー。
四季折々の湖の風景を楽しみながら、1時間~1時間半ほどでぐるりと周れます。
遊歩道は完全に平坦で、サイクリングロードも兼ねています。
ビーチ周辺にはレンタルサイクルのお店もあるので、気軽にサイクリングに挑戦するのも良いかも。
湖沿いの遊歩道とは別に、湖北側の丘陵地帯を歩くハイキングコースもあります。 ▼
「ハイキング」とは言っても、ちょっとアップダウンがある程度の簡単なもの。
老若男女関係なく歩くことができるレベルです。
湖に沿って歩く遊歩道と比べると、リシ湖全体のパノラマビューを望めるのがハイキングコース最大のメリット。
ほんのちょっと登るだけなのに、かなり開放感がある絶景が眼下に広がります。
この時は4月でまだ春の始まり。
全体的に荒涼とした風景ですが、夏になれば一面緑の絨毯が敷かれたかのような景色となるはずです。
ハイキングコースは、湖北側の1.5kmほどの区間だけ。
途中で湖沿いの遊歩道に合流します。
ハイキングコース上の開放的でのんびりとした風景は、ここがジョージア最大の都市内だとは信じられないほど。
街のゴチャゴチャ感に疲れたときにはかなりおすすめです!
③温泉で極楽体験
ビーチでのんびりしたり、遊歩道を歩いた後は、湖畔にある温泉へ立ち寄ってみるのもおすすめ!
湖ビーチ入口付近にある近代的な建物が実は温泉施設で、リシ温泉(Lisi Bath / ლისის აბანო)と呼ばれます。
温泉のシステムは、トビリシの他の温泉施設とほとんど同じ。
・男女別の共同浴場
・貸切プライベート浴場
の2種類があるので、好みや予算に合わせて選びましょう。
コロナウイルスによる各種制限下では閉鎖していたものの、現在(2021年4月)は営業を再開していました!
トビリシ中心街~リシ湖のアクセス
トビリシ中心街からもほど近いリシ湖ですが、地下鉄は通っていないため、路線バスを利用することになります。
地下鉄1号線(レッドライン)のステーション・スクエア駅(Station Square)出口付近から、29番の路線バスが30分に1本ほど運行しています。
リシ湖の近くまで行くのは、この29番バスのみ。
中心街他エリア(旧市街/リバティースクエア方面)からのアクセスの場合は、途中でバスを乗り換える必要があります。
おわりに
トビリシに長期滞在している人なら、一度は足をのばしたことがあるであろうリシ湖を紹介しました。
市街地にあるにもかかわらず、どこかのんびりとした地方部のような雰囲気に包まれているのもポイント。
トビリシの中でものぶよのお気に入りの場所の一つです!(もう20回くらいは行った)
ビーチでのんびりするも良し。自然を感じながら歩くも良し。温泉で癒されるも良し。
1日めいっぱい楽しめる穴場スポットへ、お出かけしてみてはいかがでしょうか。
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