こんにちは!ジョージアの首都・トビリシにのんびり滞在中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
物価が安いことで有名なジョージア。
中でも酒呑み旅人に嬉しいのが、アルコール類が格安で購入できる点ではないでしょうか。
お隣のイスラム圏・トルコでは、アルコールの販売こそあるものの、その値段はやはり少々高め。
500mlの缶ビールが10TL(=¥200)ほどと、日本とあまり変わらないような値段で売られています。
そんな場所からジョージアにやってきてまず驚いたのが、アルコールの安さ。
2.5ℓのペットボトルに入ったビールが、6GEL(=¥206)ほどで売られているのですから。
単純計算で、トルコの5分の1の値段ということになります。
そういうわけで、ジョージアに入国してからと言うもの、毎日安ビールの恩恵を享受しているのぶよ。
そんな中で、聞き捨てならない情報をGETしました。
首都・トビリシには、ジョージアの国産ビール「カズベキ」の工場があり、ビアガーデンを併設している。
というもの。
ビール党からすると、行かないわけにいきません。
今回の記事では、「ジョージア流ビアガーデン」・カズベキビールの工場兼パブに潜入した様子をレポートしています。
はっきり言って、超おすすめです!
ビール1杯70円!ジョージア流ビアガーデンはディープだった。
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お目当てのカズベキビール工場は、ジョージア語でルディ・カズベキ(Ludi Kazbegi / ლუდი ყაზბეგი)と呼ばれています。
(「ルディ(ლუდი)」はジョージア語で「ビール」の意味)
カズベキは、ジョージア北東部にある山の名前で、現在では観光地としても有名になっている場所。
ビールのロゴやテーマカラーの緑は、カズベキ山の大自然を表しています。
地下鉄1号線(レッドライン)のマルジャニシュヴィリ駅(Marjanishvili /მარჯანიშვილი)が最寄りで、川沿いの幹線道路脇にあります。
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建物の2階部分のテラスにあるのが、今回の目的であるビアガーデン。
平日の午後という微妙な時間帯に関わらず、多くの人々で賑わっていました。
特筆すべきが、観光客の姿が全く見えないこと。
また、ビアガーデン利用客の100%が男性でした。
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平日の昼間からみんな何をしているのかは定かではないものの、仲間同士で楽しそうにビールを飲みまくっています。
かなりローカルでディープな感じですが、結構気に入りました。
のぶよは一人で訪れましたが、特に問題なく利用できる雰囲気。
周りは皆数人の団体ばかりだったので、気分的に寂しさはありますが。
逆に女性一人で訪れると、確実に注目の的となるかもしれません。
席は自由で勝手に座ってOKで、ウエイターが来たら注文します。
英語は全く通じず、ジョージア語とロシア語オンリーでした。
はてしないローカル感です。
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ほどなくしてやってきたのが、カズベキ生ビール。
500mlで2GEL(=¥70)と格安です。
トビリシのレストランやバーで生ビールを頼むと4GEL (=¥40)ほどと倍の金額するのが普通なので、これがどれほど良心的な値段か分かるのではないでしょうか。
(4GELでも日本人的には格安に感じますが)
フードメニューも結構充実しているようで、ヒンカリやオーストリなどジョージア料理の定番メニューは一通りそろっているようでした。
お腹が空いていなかったので今回はフードメニューに挑戦していませんが、次回は必ず…!
川から吹いてくる風が心地良いテラスで、キンキンに冷えた生ビールを格安で飲めるなんて…最高すぎます。
一人でも十分楽しめましたが、やっぱり何人かでワイワイと飲みに行くのがおすすめかもしれません。
わんこビール大歓迎。生ビールのお持ち帰りもできる!
カズベキビール工場の楽しみは、開放的なビアガーデンで飲む絶品ビールだけではありません。
建物の1階部分、幹線道路に面した駐車場には、いくつかの小窓が並んでいます。
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こちらは、生ビールお持ち帰り用の窓口。
ペットボトルに生ビールを入れて売っているという、神のような場所です。
1.5ℓペットボトルで3.7GEL (=¥129)と、2階のビアガーデンで注文するよりもさらに安い金額で、入れたてのビールを購入できます。
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こんな感じでフレッシュなビールをペットボトルに注いでくれます。う~ん、たまらん。
車でやってきて、大量に購入して帰っていく人もいれば、ペットボトルビールを2階のビアガーデンに持ち込んで酒盛りをする人も多く見ました。
店の経営的にそれでOKなのか謎ですが、確かに節約はできますね(笑)
これだけ格安で絶品ビールが味わえなんて、もはや「わんこビール」もできてしまいそう。
(グラスが空いたら新たにビールが注がれるという、のぶよが大好きなわんこそば的な儀式です)
「飲みだおれの街・トビリシ」を象徴するようなディープで美味しいスポットに、大満足な午後となりました。
おわりに
トビリシに数日間滞在する人にぜひおすすめしたい、カズベキビールの工場兼ビアガーデンを紹介しました。
観光地化されている雰囲気は全くなく、「地元の人のたまり場」といった感じも好印象。
トビリシ観光の定番スポットであるニュー・トビリシ地区やファブリカなどの施設も近くにあるので、観光途中の休憩にもおすすめです!
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トビリシの宿泊におすすめのエリアは、リバティー・スクエア周辺の中心街。
観光の中心となる旧市街やナリカラ要塞などは徒歩圏内で、ショッピングや食事にも抜群のロケーションです。
地下鉄赤線が通っているので、移動や近郊へ足をのばすときでもとても便利です。
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