こんにちは!「トルコの京都」・ブルサ滞在を満喫している、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
観光していてとにかく楽しいブルサ(Bursa)。
初期オスマン帝国建築が見られるモスクや霊廟、シルクロードの終着点として栄えた時代の隊商宿、名物グルメに由緒正しき温泉など、とにかく魅力がたっぷりな町です。
ブルサには歴史的なスポットが点在しているものの、中心街の町並み自体は特に魅力のないありふれたもの。
「変にモダンに整備されてしまった町」という印象を持つ人もいるかもしれません。
オスマン帝国時代の町の雰囲気を感じたいなら、中心街から足をのばしてみるのがおすすめです。
ブルサの東10kmほどの山の中腹に位置するジュマルクズク(Cumalıkızık)は、オスマン帝国時代の民家が残っている村。
オスマン帝国時代の民家というと、白い壁に大きな窓、赤い屋根瓦が定番ですが、ジュマルクズクの家々は少々独特。
ほぼ全ての民家の壁が、パステルカラーに塗られているのです。
伝統を感じると同時に可愛らしくもあるジュマルクズク。
ブルサからのアクセス方法も含めて紹介していきます。
パステルカラーの家々が素敵!ジュマルクズクの町歩き
ジュマルクズクはとても小さな村で、のんびり歩き回っても一時間ほどで一周できてしまう規模。
ブルサからのミニバスが到着するバス停から村の中心部付近にかけては、「THE・観光地」といった雰囲気です。
オスマン帝国風の家々が並び、どの家もカラフルに塗られていてとても可愛らしいのですが、とにかくどこを見渡してもお土産屋ばかり。
日曜日に訪れたこともあってか、観光客(ほとんどトルコ人)の数もかなり多いです。
↑村の中心に位置する広場
名産のジャムや蜂蜜を売る屋台や、刺繍や絹製品を売る屋台が連なっていて、ショッピング好きな人には楽しいかもしれません。
のぶよはあまりこうした観光地観光地した雰囲気が好きではないので、少し写真を撮るくらいで村の中心部を後にしました。
以前に訪れたオスマン帝国風の村・シリンジェでも感じたことなのですが、トルコ人はこのような「THE・観光地」という雰囲気の場所が好きなのかもしれません。
休日にお土産屋で溢れかえる場所にちょっと足をのばして、お土産を買ったり食事をしたりして日帰り観光していく彼らの姿は、なんだか日本人に共通するものが感じられます。
村の中心部から外れると、狭い路地にオスマン帝国調の家々が並ぶ光景が至る所でみられます。
家々の壁の色は中心部に比べて淡い色のパステルカラーのものが多く、こちらの方が味があると思いました。
石畳のゆるやかな坂道は迷路のようになっており、他に観光客の姿もほとんどないため、気分はオスマン帝国時代にタイムスリップしたかのよう。
住人のほとんどは中心街の屋台に出払っているためか、人の気配も全くない静寂に包まれた路地はかなり良い雰囲気でした。
ジュマルクズクへの行き方
ジュマルクズクはブルサ中心街の10kmほど西に位置しています。
注意したいのが、地下鉄や路面電車でのアクセスはできない(というか不便)だという点。
ブルサを走る地下鉄・ブルサライにはジュマルクズク駅があるものの、この駅から村までは5kmほど離れています。
最も簡単なのが、ブルサ中心街のケント広場(Kent Meydanı)からジュマルクズク行きのドルムシュ(ミニバス)を利用すること。
↑ケント広場近くのジュマルクズク行きミニバス乗り場
5分に1本ほどと頻発しており、利用しやすいです。
ケント広場〜ジュマルクズク間ミニバス
所要時間:30分
料金:3TL(=¥55)
※ブルサカード(市内交通ICカード)は利用不可
ジュマルクズクからブルサへの帰りのドルムシュは、到着時と同様の村の入口付近から頻発しています。
↑ジュマルクズク村のバス停
おわりに
トルコの「オスマン帝国時代の村」の例に漏れず、かなり観光地化が進んでいる印象のジュマルクズク。
しかしながら、外国人観光客の姿はなく、ほとんどはトルコ人の観光客でした。
お土産の屋台がずらりと並ぶメインストリートこそごちゃごちゃしてはいるものの、その他の路地にはまだまだ素朴な雰囲気が残っているのがジュマルクズクの良いところ。
ブルサの中心街からも簡単にアクセスできるので、滞在中に足をのばしてみてはいかがでしょうか。
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