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こんにちは!モンテネグロ滞在を満喫中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
モンテネグロのアドリア海沿いの町・ブドヴァ(Budva)は、20以上のビーチを有するモンテネグロ最大のビーチリゾート。
輝く太陽と美しいビーチを求め、夏場は多くの観光客でにぎわいます。
西ヨーロッパからの観光客で溢れかえるクロアチアのビーチリゾートに対して、ブドヴァに集まるのはロシアやウクライナなど東欧圏からのリゾート客。
そのためなのか、アドリア海沿いの美しいビーチリゾートというよりは、変に開発されすぎてしまったリゾートという感じがぬぐえないブドヴァ。
(旧共産圏のリゾート地あるある)
のぶよ的には微妙な感じでしたが、海の美しさと小さな旧市街の魅力は本物です。
今回の記事では、ブドヴァの観光スポットとアクセス、ホステル情報を紹介していきます。
ブドヴァの観光スポット
正直に言うと、観光地としてはかなり微妙なブドヴァ。
長い歴史を持つ旧市街は、ベネチア共和国時代の建造物を多く有していて素晴らしいのですが、30分あればまわれてしまうほど。
とにかく小さすぎるのです。
旧市街を散策した後は、ひたすらビーチでのんびりするしかやることがありません(笑)
しかし、ブドヴァのビーチはびっくりするほど水が綺麗です。
クロアチアで散々いろいろなビーチを見てきたのぶよですが、あまりの水の透明度に感動してしまったほど。
しかし、美しいビーチを求めるのは人間誰しも同じこと。
夏場のブドヴァのビーチは、自分のスペースを見つけられるのが不可能なほどに混み合います。
ブドヴァ旧市街の観光スポット
ブドヴァは1979年の大地震で壊滅的な被害を受けた町。
町のほとんどの建物は、地震後に再建されたもので、旧市街も例外ではありません。
しかしながら、かつての姿をそのままに再建された旧市街は、小さいながらも中世の面影を現代に伝えています。
ブドヴァ観光地図
黄色:バスステーション
紫:ホステル
青:観光スポット
城壁
ブドヴァ旧市街は、アドリア海沿岸の多くの町と同様に城壁に取り囲まれています。
城壁の門をくぐると、小さな路地が連なる旧市街です。
城壁の上には€2(=¥244)の入場料で登ることができます。
聖イヴァン教会
ブドヴァ旧市街で最も大きな教会が聖イヴァン教会です。
ベネチアン様式で建てられた教会は、ブドヴァのシンボル的存在。
教会前には小さな広場があり、多くの観光客でにぎわっています。
聖イヴァン教会の前には、小さなセルビア正教会が。
西日に照らされた姿がとても美しかったです。
ローマ時代の遺跡
他のアドリア海沿岸の都市と同じように、ブドヴァもローマ時代に起源を持つ由緒正しい歴史を持つ町。
聖イヴァン教会のすぐそばには、ローマ時代のヴィラ(邸宅)の遺跡が残っています。
レストランのテラス席に隠れたように位置しており、多くの観光客が素通りしていってしまいますが、ブドヴァの豊かな歴史が感じられる場所です。
路地の散策
ブドヴァ旧市街の一番の魅力は、ベネチア共和国時代の面影を色濃く残す旧市街の路地をあてもなく散策することでしょう。
狭く曲がりくねった路地が多く、その脇には町の規模に対して多すぎるほどお土産屋がずらり。
しかし、いたるところで素敵な風景に出会うことができます。
コトルもそうだったのですが、ブドヴァ旧市街にはやたら猫が多いです。
モンテネグロ人を表したような、のんびりと怠ける猫たち。
彼ら、触っても全く逃げません。完全に観光客慣れしています。
そしてブドヴァはやたらと猫推し。
お土産屋はグッズであふれており、猫のオブジェもいたるところで見られます。
「1ユーロで猫に餌やり体験!」という謎の商売までまかり通っていたほどです。
誰がやるねん(笑)
ブドヴァで一番美しい!モグレンビーチ
ブドヴァ市内で最も美しいと評判なのが、ブドヴァ旧市街から徒歩5分ほどとアクセスしやすいモグレンビーチ(Plaža Mogren)。
アクセスしやすい&綺麗
ということで、かなり多くの人がやって来て、ビーチはすし詰め状態となります。
ちょっと人が多すぎるのは難点ですが、どうにかスペースを見つけたら是非海に入ってみてください。
透き通るような水の色に驚くはずです。
クロアチアの海岸線を南下してきたのぶよは数多くのビーチを見てきましたが、その中でも一、二を争うほどの水質の良さだと感じました。
旧市街からモグレンビーチまでは、崖沿いに遊歩道が整備されています。
この遊歩道上は、ブドヴァ旧市街の全体を見渡すことができる撮影スポット。
美しいアドリア海に浮かぶような旧市街、その建物の暖かな屋根の色は、典型的なアドリア海沿いの町の風景です。
国土の小さなモンテネグロでは、一か所に滞在しながらいろいろな場所に足をのばせるのが魅力。コトル湾周辺のクルーズツアーはもちろん、ロブチェン山やドゥルミトル国立公園など個人では行きにくい場所にも日帰りで訪問することが可能です。
モンテネグロ各都市~ブドヴァのアクセス
モンテネグロの一大リゾート地であるブドヴァ。
モンテネグロ他都市との間には頻繁にバスが運行されているのでとても便利です。
ブドヴァ~コトル間の移動
モンテネグロで一番の観光地、コトルは、世界遺産に登録された中世の雰囲気そのままの旧市街と、フィヨルドのようなコトル湾の絶景が魅力的な町。
ブドヴァ~コトル間は中型バスが30分に1本ほど運行されていて、簡単に移動できます。
所要時間:30分
料金:€3.5 (=¥428)
※荷物代別途€1(=¥122)
ブドヴァ~ポドゴリツァ間の移動
観光客には素通りされがちなモンテネグロの首都・ポドゴリツァ(Podgorica)へも、ブドヴァから多くのバスが運行されています。
30分~1時間に1本ほどの頻度なので、あまり時間を気にすることなく移動できます。
所要時間:1時間半
料金:€6 (=¥729)~ ※荷物代別途€1(=¥122)
ブドヴァとツェティニェ間の移動
モンテネグロの古都・ツェティニェ(Cetinje)は、ブドヴァ~ポドゴリツァ間を走る幹線道路沿いにある穴場の町。
ブドヴァ~ポドゴリツァの区間を走るバスは全てツェティニェを経由するので簡単にアクセス可能です。
所要時間:45分
料金:€2.5 (=¥305)~ ※荷物代別途€1(=¥122)
ブドヴァのホステル情報
Montenegro Hostel B&B Budva
住所:12 Vuka Karadžića, Budva
料金:€10.20(=¥1247)
部屋:8ベッドドミトリー
立地:7/10
ブドヴァ旧市街の中心に位置するホステルです。
旧市街散策の途中や、近くのビーチから一休みしに戻れるのは大きなメリットですが、バスステーションからは徒歩20分ほどかかります。
個人的には、わざわざブドヴァ旧市街に宿泊する理由はないと思います。
アクセス:9/10
狭い路地に入口があって少しわかりにくいものの、ちゃんと看板が出ているので問題ないでしょう。
チェックイン対応時間なら常にスタッフがいて、入口も開いています。
スタッフ:8/10
二名のスタッフに会いましたが、いずれも気さくな人でした。
ブドヴァ周辺の観光スポットへの行き方もちゃんと教えてくれました。
清潔さ:5/10
清潔さは少々問題あり。
特に、バスルームは常に床が濡れていて、靴の跡が残っていて綺麗とは言えません。
部屋はまあまあきれいに清掃されていました。
設備:3/10
個人的に気に入らなかったのがホステルの設備。
まず共用部分がほとんどありません。
狭いキッチンには小さな机と椅子が三脚あるだけで、ホステルの規模(全部で14ベッド)を考えるとかなり窮屈。
トイレ兼バスルームも一つしかなく、人数に対して少なすぎます。
各ベッドにはカーテン、コンセントがあり、部屋には冷房があったのが唯一の救いでしょうか。
wi-fi:3/10
wi-fiはあるものの、「どんなクオリティー?」と疑ってしまうほどお粗末なもの。
部屋ではほぼつながらず、キッチンでさえかなり速度が遅かったです。
雰囲気:4/10
のぶよ的に、狭いホステルでは良い雰囲気は望めないと考えているのですが、その最たる例がこちらのホステル。
普通の家を改築したようなホステルなので、とにかく狭いの一言。
宿泊客同士が交流できる場が狭いキッチンしかないため、かなり不便です。
また、すぐそばには深夜まで大音量で音楽を流すバーがあり、とにかくうるさかったです。
総合:5.5/10
ひとことで言うと、あまりおすすめできないホステル。
このクオリティーで€10越えは高すぎると思います。
ブドヴァ旧市街は1時間もあれば見られるので、わざわざ旧市街内に宿泊する必要はありません。
どうしてもブドヴァ旧市街のど真ん中に泊まりたいならいいですが、そうでないならもう少しバスステーションに近いホステルに宿泊した方が、他都市への移動の際に便利だと思います。
おわりに
散々アドリア海沿岸の町を見てきたのぶよにとっては、あまり魅力が感じられなかったブドヴァの町。
美しいモンテネグロのビーチを堪能したい人にはおすすめですが、「別にビーチには興味ない」という人はスキップしてしまってもいいと思います。
どう考えても、旧市街ならコトルの方が見どころがありますから。
ブドヴァ周辺には、かつてのモンテネグロの首都であるツェティニェ(Cetinje)や、モンテネグロのアドリア海沿岸を代表する絶景であるスヴェティ・ステファン(Sveti Stefan)などの魅力的な観光地が点在しているので、ブドヴァはただの拠点と考えて滞在するのもありだと思います。
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