モンテネグロのモンサンミッシェル?スヴェティ・ステファンへのバスでの行き方と海岸沿いの散歩道。

モンテネグロのモンサンミッシェル?スヴェティ・ステファンへのバスでの行き方と海岸沿いの散歩道。

こんにちは!モンテネグロ滞在を満喫中、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

最近じわじわと有名になってきているこちらの写真を、どこかで見たことはないでしょうか。

これは、モンテネグロにあるスヴェティ・ステファン(Sveti Stefan)という場所のもの。

アドリア海に浮かぶ島に続く橋、赤い屋根の古い家々が並ぶ様子は、まるでフランスのモンサンミッシェルのよう。(だいぶ小さいですが)

今回の記事では、モンテネグロに来たら一目見たいと考えている人も多いであろうスヴェティ・ステファンへの個人での行き方と、周辺の海沿い散策コースを紹介します。

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スヴェティ・ステファンへの行き方

スヴェティ・ステファンへのアクセスの拠点となるのは、ブドヴァ(Budva)の町です。

コトルやポドゴリツァなどモンテネグロの他の都市からスヴェティ・ステファンへ向かう際も、ブドヴァを経由する必要があります。

ブドヴァからスヴェティ・ステファンへのバスは、“Mediteran express”というローカルバス会社が運行しています。

ブドヴァから海岸沿いのいくつかの町を経由して、終点であるスヴェティ・ステファンに到着、その後幹線道路を通ってブドヴァに戻ってくるという循環ルートのバスを利用します。

注意したいのが、スヴェティ・ステファン行きのバスはブドヴァのバスステーション発着ではない点。

上の地図で黄色で表示していますが、ブドヴァバスステーションと旧市街のちょうど中間地点にある近距離バス路線の停留所からの発着となります。

こちらがそのバス停。

常に何台かバスがとまっていますし、暇そうな係員が座っているのですぐにわかるでしょう。

バス停には一応時刻表が貼ってあります。

「8時から22時までは10分ごとの発着」なんて謳っているものの、これ、真っ赤なウソです
モンテネグロ人がそんなに働くわけないじゃないですか。

だいたい20~30分ごとに1本と考えておきましょう。

ブドヴァからスヴェティ・ステファンまでは20分ほど。
料金は片道€2(=¥244)です。

アドリア海の美しい景色を眺めるなら、進行方向右側の座席がおすすめ。

スヴェティ・ステファンは終点なので、運転手が降りるように指示してくれます。

↑スヴェティ・ステファンのバス停

バスを降りてすぐのところから、すでにあの絶景が。

アドリア海に浮かぶ島に建てられた中世の雰囲気そのままの家々と、島へとつながる人工の橋。

「モンテネグロ版モンサンミッシェル」とは誰が言い出したのか知りませんが、なかなか的を射た表現だと思います。

写真を撮るだけなら、正直このバスを降りた場所が一番きれいにとれます。

乗ってきたバスは5分ほどバス停で待機しているので、それに乗ればブドヴァまですぐに戻ることができます。

しかし、せっかくここまできたのにとんぼがえりはもったいない!
海沿いまで下って、スヴェティ・ステファンをもっと近くで見に行きましょう。

実は超高級リゾートだったスヴェティ・ステファン

到着したバス停から階段を下っていくと、スヴェティ・ステファンを間近に望むビーチへとたどり着きます。

石がゴロゴロと転がっているビーチはお世辞にも快適とは言えないものの、ちゃんとシャワーと更衣室が完備されています。

ビーチの水は驚くほどきれいなので、是非スヴェティ・ステファンを間近に望みながら泳いでみましょう。

人でごった返していたブドヴァのビーチに比べて、かなり空いていたのが高ポイントでした。

さて、ビーチデクールダウンもしたことですし、いよいよスヴェティ・ステファンに入場です。

…と言いたいところなのですが、実は一般人である私たちはスヴェティ・ステファンに入ることができません。

というのも、スヴェティ・ステファンは島全体が超高級リゾートホテルになっており、宿泊客以外は立ち入ることができないためです。

なんじゃそれ?って感じなのですが、それがモンテネグロという国のやり方。

もともとは漁村として人が住んでいたスヴェティ・ステファンは、現在では世界のセレブがこぞって滞在する超高級ホテルでしかありません。

金のためなら文化も歴史も無視。
のぶよ的にはこういう開発の仕方には賛成しかねます。

そして、スヴェティ・ステファン島へと続く橋の北側のビーチは、ホテルの宿泊客専用のビーチで、一般人の立ち入りにはなんと€100(=¥12200)かかります

すぐ横には先ほど紹介した無料ビーチがあるのに、いったい誰が€100払ってビーチに行くのかと不思議になります。
が。いるんです、そういう人々が

石がゴロゴロ、みんなタオルを敷いて背中の痛みと戦っていた一般人用の無料ビーチとは異なり、100ユーロビーチには石が撤去された見事な砂浜にビーチチェアとパラソルが続きます。

なにこの格差(笑)

というわけで、スヴェティ・ステファンには入場できません!

それだけは覚えておきましょう。

スヴェティ・ステファンから海岸沿いを散策

スヴェティ・ステファンの景色を見て、ちょっと海に入るだけで満足!という人は、到着したバス停からブドヴァへと戻ることができます。

のぶよ的には、なんとなく不完全燃焼だったスヴェティ・ステファン

とてもきれいな景色には感動しましたし、美しいビーチも堪能しました。

しかし、やっぱり中に入れないというのが心残りです。

というわけで、そんな心のもやもやを払拭するためにも、海岸沿いを散策してみることにしました。

黄色:バス停
青:観光スポット
緑線:散策コース

スヴェティ・ステファンから2kmほどのところにあるプルジュノ(Pržno)という小さな町まで、2kmほどの散策路が整備されており、アドリア海の美しい海岸線を眺めながらのプチ・ハイキングが楽しめます。

プルジュノからは行きと同じMediteran express社のバスでブドヴァまで戻ることができるので、わざわざまで歩いて戻る必要もありません。

アップダウンもあまりなく、サンダルでも普通に歩けるほど簡単なコースでした。

途中にはいくつか美しいビーチがあるものの、スヴェティ・ステファンの100ユーロビーチ(正式名称知らない)と同じように有料のビーチでした。

しかも100ユーロビーチもびっくりの120ユーロビーチ
のぶよ、モンテネグロのこういうところ本当に嫌いです(笑)

散策をスタートしてから30分ほどでプルジュノの町へと到着します。

こちらのビーチは無料なものの、砂浜の4分の3はレストランのデッキチェアに占拠されており、お金を払いたくない人が猫の額ほどしかない残りのスペースに押し込められます。

つまり、結構なすし詰め状態

美しい砂浜と水質のビーチは眺めも良く、後ろには伝統的な石造りの家が建っていて良い雰囲気なのですが、とにかく人が多かったのがのぶよ的にはマイナスでした。

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プルジュノからブドヴァへ

↑彼の仕事は、ほぼ人が来ないプルジュノのバス停でチケットを売ること。以上。

プルジュノのビーチを満喫した後は、バスでブドヴァへと戻ります。

注意したいのが、Mediteran expressのブドヴァ – スヴェティ・ステファン線は、単純に同じ道を往復しているわけではない点。

ブドヴァ→プルジュノ→スヴェティ・ステファンと海岸沿いを走った後は、山の上にある幹線道路を通って一気にブドヴァの町まで戻ります。
つまり、円を描くように一方通行で運行されているのです。

プルジュノのバス停で、いくら待っても来た時と反対方向へ行くバスが来なかったため、バス停にいた係員に確認したところ、「スヴェティ・ステファン行きのバスに乗って、降りずにそのままブドヴァへと向かえ」とのこと。

いやそれ、初めに言えよ(笑)

ちなみに、各停留所にはただ座ってバスのチケットを販売するためだけに雇われた係員がいます。

のぶよ以外に誰も人がいないようなバス停で一日ぼうっとしている彼の心中もお察ししますが、人件費の無駄遣いも甚だしいところ。

モンテネグロ、まじでやばいと思います。いろいろと(笑)

というわけで、一度スヴェティ・ステファンを経由してブドヴァへと戻りました。

おわりに

モンテネグロに来たら絶対に見たいと考えている人も多いであろうスヴェティ・ステファン。

アクセスも簡単ですし、短い時間で往復できるので、ブドヴァからのデイトリップにはぴったりの場所ですが、実際は、大したことありません(笑)

せっかくなので、水着とタオルを持参して、「絶景を見ながらのビーチデイ」と割り切って訪れるのがおすすめです。

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