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アハルツィヘの地ビールレストラン!LAGAR BRÄUの自家製ビールとやばすぎオジャフリ。

こんにちは!ジョージア南部のサムツヘ=ジャワヘティ地方をのんびり旅行中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

このエリア最大の町・アハルツィヘには、店内で醸造しているオリジナルのクラフトビールが飲める地ビールレストランがあります。

それが、本記事で紹介するLAGER BRÄU

THE・クラフトビール!といった味わいの自家製ビールはかなりの絶品で、種類豊富なジョージア料理の数々も魅力的。
のぶよはビールに合わせてオジャフリ(豚肉とじゃがいものグリル)を注文してみたのですが、提供されたものがヤバすぎで度肝を抜かれる羽目になりました(笑)

中心街からやや離れた場所にあり、まだ知名度が高くないためか、どこかひっそりした雰囲気が漂うLAGAR BRÄU。
アハルツィヘの灼熱の夏にキンキンに冷えたビールでリフレッシュするなら、これ以上の場所はありません!

LAGAR BRÄUの基本情報と店内の様子

外観(たまたま三菱車が泊まっていてちょっと嬉しくなった)

LAGAR BRÄUがあるのは、アハルツィヘのバスステーションから2kmほど離れた丘の中腹。

お店が位置しているのは、アハルツィヘ周辺の定番スポットであるサパラ修道院に続く道路の途中。
サパラ修道院観光の帰りに立ち寄って冷えたビールを一杯…なんてプランも素敵だと思います!

サパラ修道院の歴史&観光情報はこちら!

歩いてのアクセスにはやや遠い&中心街から距離があるためか、地元の人の間でもLAGAR BRÄUの知名度はそこまで高くないよう。
実際に訪れてみると、のぶよの他に一組のグループ客がいるだけで、店内はがらりとしていました。

ビアホールらしい店内
二階席もある

土日になると多くの人が訪れるのか、はたまた夕方以降に混み合ってくるのか…
その真相は定かではありませんが、このがらんとした場末ビアホールの雰囲気も個人的には嫌いではありません。

カウンターには自家製ビールを注ぐサーバーが設置されており、いつでもキンキンに冷えた絶品ビールを注いでくれます。

ビール1杯3GEL(=¥150)という、クラフトビールにしてはかなりの低価格も◎
でも、安い&旨いからといって飲みすぎにはご注意を!

LAGER BRÄU

・営業時間:全日11:00~22:00
・予算:18GEL~30GEL(=¥900~¥1500)
※お会計時に10%のサービス料加算

LAGAR BRÄUのメニュー

LAGER BRÄUには紙のメニューは存在せず、バーコードをスマホで読み取ってスマホで表示するという最新式システム(?)が導入されています。

LAGER BRÄUのメニュー(ジョージア語のみ)はこちら

ハイテク機能を用いながらもジョージア語のみ対応という本末転倒な不親切謎システムのため、普通の旅行者は何が何だか分からないでしょう。

ジョージア料理の定番系に絞って、いくつか価格を抜粋してみました。▼

メニューの一部を抜粋

・自家製生ビール:3GEL(=¥150)
・焼きナスくるみ:10GEL(=¥500)
・ヒンカリ:1個1.2GEL(=¥60)
・ハチャプリ各種:12.5GEL~14GEL(=¥625~¥700)
・ハルチョー:7GEL(=¥350)
・チヒルトゥマ:7GEL(=¥350)
・オジャフリ:14GEL(=¥700)
・シュクメルリ:25GEL(=¥1250)
・トルマ:10GEL(=¥500)
・川マスのグリル:9GEL(=¥450)
・ムツヴァディ:10GEL~12GEL(=¥500~¥600)

などなど。食堂価格よりは高めですが、レストランと考えると適切な価格だと思います。

「料理名を聞いても何がどんな料理か分からない…」という人は、まずジョージア料理の定番メニューを知ることから始めましょう。
ジョージア料理初心者向けに、定番~おすすめまであらゆるメニューを解説している記事を書いているので、まずはチェックを!

ジョージア料理の定番~おすすめまで全部見せしています!

絶品自家製ビール!…と、ヤバすぎるオジャフリにノックアウト

▲ LAGAR BRÄU自慢の自家製ビール(3GEL=¥150)がこちら!

柔らかな口当たり、爽やかなのど越し、フルーティーな風味…
日本のラガービールに比べるとややキレが足りないようには感じるものの、クラフトビールらしい甘味や苦みが入り混じった複合的な風味がとても美味しいです。

グラスもキンッキンに冷えていて、夏は灼熱となるアハルツィヘの気候で飲むともう極楽でしかありません。

たくさんの種類があるフード系メニューからのぶよが選んだのが、豚肉とじゃがいものグリル・オジャフリ(¥14GEL=¥700)。
ジョージア料理の中で最もビールとの相性が良い料理の一つだと思っています。

まず驚いたのが、普通のオジャフリの2倍はある特大サイズ

でかすぎてびびる

そして、じゃがいもや豚肉、玉ねぎなどの野菜が陶器の器で温められた大量の油に浸ってグツグツと煮えているのです。

一般的に、オジャフリでは多めの油を使って肉を調理したりじゃがいもを揚げ焼きにしますが、ここまで大量の油とともに提供されるオジャフリは初めて。

鼻腔を刺激する香ばしい香りとともに、どうにも健康に悪そうな香りもぷんぷん漂っています。

油ギットギトの超こってり系オジャフリ

味はとても美味しいのですが、いかんせん油の量が尋常ではありません。
どうにかこうにか完食しましたが、正直トラウマになるレベルの油っこさでした…

オジャフリとは?基本知識&ジョージア全国の美味しいお店を紹介しています!

店内奥にあるキッチンのようすを見ていると、調理係のおばちゃんたちがヒンカリを包んでいる光景が。

手作りのヒンカリはものすごく美味しそうに見えたので、オジャフリよりもヒンカリを注文する方がベターかもしれません。
(でも、ジョージアで一番のこってり系オジャフリに挑戦してほしい気持ちもある)

おわりに

アハルツィヘの隠れたグルメスポット・LAGAR BRÄUを紹介しました。

自家製ビールはとにかく美味しかったのですが、オジャフリはとにかくヤバかったです(笑)

実は、アハルツィヘ周辺地域は古くから小麦や大麦の生産が行われてきた地域。
そんなことも背景にしてか、アハルツィヘ周辺にはLAGAR BRÄU以外にも自家製ビールを醸造しているスポットがあるので、ビール好きは周ってみるのも楽しいと思います!

クヴェヴリ・ビールに感動!アスピンザの観光情報はこちら!

アハルツィヘ滞在中に一度は体験したい、絶品クラフトビールと超こってりオジャフリ。
中心街からはやや距離がありますが、足をのばす価値はあります!

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