こんにちは!カッパドキアに10日間滞在した、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
カッパドキア観光の中心となるギョレメ(Göreme)。
町全体がギョレメ国立公園内に位置し、町中に奇岩が連なるカッパドキアらしい風景が広がります。
カッパドキア地域のちょうど中央に位置していることもあって、多くの観光客がギョレメに宿泊しながら周辺の町や観光スポットへアクセスします。
しかしながら、ギョレメの町自体にも絶景ポイントが多くあることは意外と見逃されがち。
カッパドキア名物の熱気球が浮かんでいく朝の時間帯や、町全体が赤く染まっていく夕日の時間帯など、宿泊先から少し足をのばすだけで絶景を望むことができるのです。
(もちろんそれ以外の時間帯でも美しいです。)
今回の記事では、ギョレメ滞在中に絶対に訪れたい朝日と夕日を鑑賞できる絶景ポイントと、ギョレメ周辺の見どころ、カッパドキアの名物グルメが味わえるレストランを紹介します。
ギョレメ周辺観光地図
緑:ビューポイント
青:観光スポット
赤:おすすめレストラン
感動の朝日&夕日!ギョレメ南側の展望台
ギョレメを代表する朝日と夕日のビューポイントが、町の南側にある小高い丘の上の展望台。
ギョレメの街中からアクセスすると商魂たくましいトルコ人が3TL(=¥57)の展望台入場料を取ってくるのですが、ギョレメ屋外博物館方面へ続く道路からまわっていくと無料でアクセス可能です。
(わざわざ3TLをケチる旅人がのぶよ以外にいるのか疑問ですが。)
↑無料ルートではこんな道を進んでいきます。
ギョレメの町を見下ろす丘の上からはいつ行っても絶景が望めるのですが、おすすめは朝日と夕日の時間帯。
太陽の光に照らされてだんだんと赤く染まっていくギョレメの町の美しさもさることながら、早朝ならカッパドキア名物のバルーンもすぐ近くに見えるんです。
ちょっと早起きして坂を上ってでも見る価値がある美しすぎる光景。
きっと一生忘れられない思い出となることでしょう。
絶景の連続!ギョレメ・パノラマ
町の中心部からは少し距離があるものの、ギョレメの西側にある崖の上からの風景(ギョレメ・パノラマ)も見逃せません。
幹線道路がすぐそばを走っており車でアクセスしやすいため、こちらは先述の南側の展望台よりもひらけている印象。
いくつかあるビューポイントには、観光客向けのお土産屋やカフェが並んでいるTHE・観光地な雰囲気。
大型バスに乗った団体観光客がひっきりなしにやってくるため、好き嫌いは分かれるかもしれません。
しかしながら、ここから眺めるギョレメの町とその向こうに広がるカッパドキアの広大な大地の風景はとにかく素晴らしいです。
ギョレメ~ウチヒサルの間にある鳩の谷のハイキングコースと組み合わせて訪れることもできるので、時間があれば是非訪れてみてください。
ギョレメ屋外博物館
カッパドキアを訪れた観光客のほぼ全員が訪れるギョレメ野外博物館は、カッパドキアらしい洞窟内に造られた住居や教会が比較的良い保存状態で残されている場所。
ギョレメの中心街から1kmほどと近くアクセスしやすいこともあり、常に多くの観光客が訪れる観光スポットです。
博物館自体は素晴らしいのですが、納得できないのはその入場料。
54TL(=¥1026)と、カッパドキアの中でもずば抜けて高いのです。
しかも、博物館敷地内にあるダークチャーチへの入場は別途12TL(=¥228)かかるという具合。
しかも内部の写真撮影は禁止です。
のぶよ的には、ギョレメ野外博物館内の洞窟住居や洞窟教会はカッパドキアのどこででも無料で見られるもの。
内部のフレスコ画の保存状態は完全に博物館のほうが上ですが、色々とカッパドキアの同じような見どころ(岩、岩、岩)をまわった後に、わざわざ高い入場料を払ってまで行く価値があるかと聞かれたら…微妙です。
↑トカル教会
博物館のすぐ近くには無料で内部が見学できるトカル教会(Tokalı Kilise)があり、こちらのフレスコ画はとにかく素晴らしいです。
(内部の写真撮影不可)
また、博物館周辺を散策してみると、カッパドキアらしい風景が至る所に広がっています。
のぶよ的には、こうした無料の見どころを自分の足でまわったほうが、団体観光客とセルフィーをする観光客であふれかえる野外博物館に入場するよりも好みでした。
見どころが広い範囲に点在しているカッパドキア。
公共交通手段でもまわれますが、短い日程ならツアー参加が便利で格安!
カッパドキア北部の見どころをまわる定番のレッドツアーから、個人では行きにくいユフララ渓谷やカイマクル地下都市をまわるグリーンツアー、観光のハイライトとなる熱気球フライトまでさまざま。
意外と高額な各観光スポットへの入場料も含まれているのが一番のメリットです。
・世界遺産カッパドキア 熱気球 朝日鑑賞ツアー 軽食&シャンパン付き<ホテル送迎付き/カッパドキア発>
・世界遺産カッパドキア 1日観光ツアー<昼食付き/日本語/カッパドキア発>
・世界遺産カッパドキア 1泊2日観光ツアー<国内航空券込/朝・昼食付き/日本語/イスタンブール発>
カッパドキアの名物グルメをリーズナブルに
トルコで最も有名な観光スポットであるカッパドキアの中心であるギョレメのレストランは、ほぼすべてが観光客向けで、料金も高め。
食費を抑えることはなかなか難しいものの、探してみると意外とリーズナブルに食事ができるお店もあることにはあります。
ここでは、できる限り出費を抑えながらトルコ名物のピデが食べられるレストランと、カッパドキア名物のテスティ・ケバブ(壺ケバブ)が食べられるギョレメのレストランを紹介します。
とにかく食費を抑えたいならピデ!Firin Express
おそらくギョレメで最安値で外食ができるレストランが、中心街にあるFirin Express。
カッパドキア地方に数点展開しているチェーン店なのですが、家族経営のようなローカルな雰囲気が漂っています。
ここの名物は、トルコ風ピザであるピデ。
トッピングによって値段は変わるものの、12TL~18TL(=¥228~¥342)ほどで大きなサイズのピデが食べられます。
肝心の味も満足のいくもので、サクサクの生地もとても美味しいです。
インフォメーション
Firin Express
営業時間:全日10:00~23:00
カッパドキア名物のテスティ・ケバブをリーズナブルに!
続いて紹介するのは、カッパドキアに来たら是非一度は挑戦したいテスティ・ケバブ(Testi Kebab)という壺ケバブが味わえる小さな食堂、Saray Local Food。
カッパドキアの中心街に位置する小さな食堂といった雰囲気で、一人旅でも入りやすい雰囲気です。
(カッパドキアのレストランは一人では入りにくい無駄におしゃれな雰囲気の場所が多いです)
グリル料理がメインのようですが、カッパドキア名物のテスティ・ケバブも置いてあります。
値段は他のレストランの平均価格(50~60TL)より安めの40TL(=¥761)。
鶏肉・牛肉・ベジタリアンの三種類から選択できます。
10分ほど待って到着したのがこちら。
燃え盛る炎の中に陶器がまるまる佇んでいます。
食堂風の店内の雰囲気からは想像できないようなパフォーマンス。
燃え盛る炎の中、おじさんが陶器を金槌でオープン。
すると現れるのが、お目当てのテスティ・ケバブです。
注文した牛肉はもちろん、パプリカ、トマト、玉ねぎなどの野菜がぎっしりと詰まっています。
肝心の味は、「まあこんなもんか」といった感じ。
壺で調理されたからと言って、特に特別な味がするわけでもありません。
しかしながら、トルコ広しと言えどもここカッパドキアでしか体験できないテスティ・ケバブ。
せっかくなら挑戦してみるのもいいかもしれません。
インフォメーション
Saray Local Food
営業時間:全日8:00~0:00
おわりに:ギョレメで一番の朝日スポットとは…?
カッパドキアに来たなら、絶対に逃したくない朝日の時間。
まだ静まり返った町から気球がどんどん浮かんでいく光景は、なかなか見られるものではありません。
初めに紹介した展望台から眺める朝日も最高なのですが、のぶよ的に朝日鑑賞のベストスポットは、温かいチャイ(紅茶)を飲みながらの宿泊先のテラス。
わざわざ外に出なくていいのはもちろん、宿によっては冷暖房完備の半屋内テラスが設置されていることもあります。
お値段は張るものの、自分専用のテラスがある宿も。
その日の風向きにもよるでしょうが、気球も意外と近くに見え、かなり心に残る光景となりました。
というわけで、カッパドキアでの宿泊先選びの際にはテラス付きであることは最重視するべきポイントです。
ネット規制の影響で、Booking.comでの予約ができないトルコ。代わりの宿泊予約サイトではAgodaがおすすめです。
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