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ジョージアのシュクメルリ発祥の地!ラチャ地方の名物郷土料理

こんにちは!ジョージア山間部のラチャ=レチュフミ地方を1ヶ月間旅した、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

さて。とうとうこの日がやって来ました…。

1ヶ月間うろうろしたラチャ=レチュフミ地方(Racha / რაჭა-ლეჩხუმი)の名物グルメや郷土料理を紹介する日が…!

ラチャ=レチュフミ地方、ここです!

ラチャ=レチュフミ地方は、ジョージア西部に位置する山岳地域。
東部のラチャ地方と、西部のレチュフミ地方の二つの地域から構成されています。

エリアの南北を標高1500m~2000mの山々に囲まれているラチャ=レチュフミ地方は、地理的な隔絶と交通網の不便さによって、他のエリアとの交流が長い間限られていた地域。
そのため、一般的なジョージアの食文化とはひと味もふた味も異なる独自の食文化が発展しました。

ジョージアに少し詳しい人に「ラチャ地方発祥のグルメと言えば?」と尋ねると、きっとこう返ってくるでしょう。

「もちろん、シュクメルリ!」と。

ここ数年、日本でちょっとしたブーム(?)となったシュクメルリ。
実はその発祥はここラチャ地方なのです。

日本で広まったシュクメルリとは全く異なる見た目&材料&味の「本物のシュクメルリ」は、ラチャ地方グルメの王様のような存在。
このエリアを旅行する際は、何が何でも食べておきたい料理のひとつです。

山岳地域らしい素朴な食卓(グローラ村)

どうしてもシュクメルリばかりが話題になりがちなラチャ=レチュフミ地方のグルメですが、それ以外にも美味しいものがたくさん。

特に、エリア東部のラチャ地方は食材が美味しいことで評判。
ジョージア人にとって、ラチャ地方といえばグルメの聖地のようなエリアなのです。(日本で例えるなら北海道や福岡的な?)

その評判に偽りはなし。
のぶよ的にも、ラチャ=レチュフミ地方では何を食べても美味しいことに驚かされてばかりでした。

ラチャ=レチュフミ地方の食文化の特徴

・スパイス使い方がとにかく絶妙
・信じられない美味しさの豚肉
・ニンニクを多用し、やや濃い目の味つけ

風味豊かで素朴な料理が並ぶ(ライラシ村)

今回の記事は、ラチャ=レチュフミ地方の郷土料理や名物グルメを紹介するもの。
1ヶ月間の滞在で食したものを一挙公開していきます!

現在ジョージア全国的にポピュラーになった料理の中にも、ラチャ=レチュフミ地方発祥のものはたくさん。
ジョージア人誰もが称賛するグルメエリアの食文化に、どっぷり浸りましょう!

ラチャ地方の名物料理①:ラチュリ・ロビアニ

ああ…食べたい…

ラチャ地方発祥のグルメとして有名なものの一つが、ロビアニ
豆のペーストを小麦粉生地に挟んで焼き上げたもので、今やジョージア全国で愛される軽食です。

ラチャ地方で単に「ロビアニ」と言えば、おのずと「ラチュリ・ロビアニ」(Rachuli Lobiani / რაჭული ლობიანი)を指します。

「ラチュリ=ラチャ風」の意味ですが、他エリアと何が異なるのかというと、「ツヒミ」(Tskhimi / ცხიმი)という豚の脂を混ぜ込んで豆ペーストが作られる点。
ツヒミには独特の甘みと旨味があるため、豆と混ぜて焼き上げた際の風味が格段に良くなるのです。

味わい豊かな豆ペーストがぎっしり!

ラチャ地方の各地には、「町で一番のロビアニ店」があるのが普通。
お店によって豆の潰し具合やスパイスの配合が異なるので、食べ比べるのも旅の醍醐味です。

外側こんがり&内側ふんわりの生地の食感も、豆ペーストの深い旨味が感じられる味わいも、とにかく完璧。

円盤形の大きな生地まるまる一枚で2GEL~3GELとリーズナブルなのも魅力的。
ラチャ地方の奥深い食文化を感じたいなら、ぜひとも挑戦したいものです。

値段&おすすめのお店

・値段:2GEL~3GEL(=¥100~¥150)
・お店情報:オニで一番のロビアニ店 (オニ) / Irine (ツェシ)

ラチャ地方の名物料理②:ロビアニ・ロリット

香りからすでに反則級にうまそう…

すでに紹介した通り、ラチャ地方のロビアニは「ツヒミ」(Tskhimi / ცხიმი)と呼ばれる豚の脂を豆ペーストに混ぜる点が独特。

普通のロビアニもこの独自の製法で作られているのですが、そこに「ロリ」(ლორი)と呼ばれる特産の豚ハムを混ぜた「ロビアニ・ロリット」(Lobiani Lorit / ლობიანი ლორით)と呼ばれるバージョンもあるのです。

このハム入りのロビアニ、ラチャ地方の地元の人的には「邪道」らしいのですが、先入観なしに一度は食べてみてほしいです。
こんな美味しい食べ物がこの世にあるのか…」と、感動すること間違いなしなので。

細かく刻まれたハムが混ぜ込まれている

豆ペーストの香ばしさと程よいスパイスの味つけ、生地のふわふわ感はもちろん安定の素晴らしさ。
なによりも、細かく刻まれて豆ペーストに混ぜ込まれたハムの香ばしさと塩気が、とにかく神がかっているのです。

ラチャ地方のどの町でも食べられるロビアニ・ロリットですが、のぶよ的おすすめはツェシ(Tsesi)という小さな村にある専門店のもの。
大袈裟ではなく、人生観が変わるレベルで美味しいです。

ラチャ地方に来て、これを食べずに去るなんてナンセンス。
というか、ロビアニ・ロリットを食べるためだけにでも、ラチャ地方を訪れる価値があると思います!

値段&おすすめのお店

・値段:4GEL(=¥200)
・お店情報:Irine (ツェシ)

ラチャ地方の名物料理③:ラチャ風ハルチョー

濃厚&スパイシーなあたたかスープ

食材が美味しいことで有名なラチャ地方の真髄を味わいたいなら、ラチャ風ハルチョー(Rachuli Kharcho / რაჭული ხარჩო)ははずせません。

ハルチョーとは、ジョージア全国的に食べられる牛肉のスープ料理のこと。
地域色が豊かな料理で、各地域によって具や味付け、使用される肉の種類が異なってきます。

中には牛肉がごろり

ジョージアの他エリアでは、くるみやツケマリ(プラムのソース)、お米が入るのが定番のハルチョーですが、ラチャ風ハルチョーの具は牛肉とみじん切りにした野菜のみというシンプルなもの。

牛肉からの旨味がたっぷりと染み出したスープは、体の芯まで温まる味わい。
トロトロになるまで煮込まれた玉ねぎの風味も抜群で、やや濃い目の味つけも美味しかったです。

値段&おすすめのお店

・値段:8GEL~10GEL(=¥400~¥500)
・お店情報:クヴェ・チャメ・ダ・クヴェ・ツァディ (オニ) / Taverne Krilhula (アンブロラウリ)

ラチャ地方の名物料理④:ラチャ風ロビオ

大量のたまねぎが入って旨味がすごい

ジョージア全国でポピュラーな豆の煮込みといえば、ロビオ(Lobio / ლობიო)。
その発祥は、ここラチャ地方をはじめとするジョージア西部地域であると言われています。

ラチャ地方のロビオは「ラチュリ・ロビオ」(Rachuli Lobio / რაჭული ლობიო)と呼ばれ、他地域との最大の違いは、豚の脂身・ツヒミを混ぜて煮込まれる点。

ジョージアで一般的なロビオに比べると、こってりとした芳醇な風味とほのかな甘み、スパイシーな味付けが特徴的です。

みじん切りにした玉ねぎとニンニクが大量に使用されるのもラチュリ・ロビオの特徴。
甘味と旨味が口の中で大爆発する絶品、ぜひ一度は食してみたいものです!

値段&おすすめのお店

・値段:6GEL(=¥300)
・お店情報 Taverne Krilhula (アンブロラウリ)

ラチャ地方の名物料理⑤:ムチャディ

ラチャ=レチュフミ地方は、伝統的にとうもろこしの栽培が盛んな地域。
現在ではジョージア全国的に食されるとうもろこし粉のパン・ムチャディ(Mchadi / მჭადი)も、この辺りの地域が発祥で、本場だとされています。

ジョージア他地域のムチャディは、ロビオ(豆の煮込み)とともに食されるのが定番。
いっぽうのラチャ=レチュフミ地方では、ロビオと食べるのはもちろん、ムチャディ単体で食されることもあるのが独特です。

ツケマリ(梅のソース)やサツェベリ(トマトとスパイスのソース)をつけて食べるムチャディは、とうもろこしの風味がふんだんに感じられる絶品。
ほくほくとした独特の食感も楽しく、焼きたてムチャディの香ばしさはたまりません。

値段&おすすめのお店

・値段:1GEL~2GEL(=¥50~¥100)
・お店情報:クヴェ・チャメ・ダ・クヴェ・ツァディ (オニ) / Taverne Krilhula (アンブロラウリ)

ラチャ地方の名物料理⑥:シュクメルリ

これが本家本元のシュクメルリ!

さて、いよいよ登場です…!
近年日本でも話題となったシュクメルリ(Shkmeruli / შქმერული)です。

日本では「鶏肉のガーリックソース煮込み」だの「鶏肉とさつまいものシチュー」だの表現されていて、ジョージア料理としてある程度定着した印象を受けます。

しかし!シュクメルリはそもそも、「ジョージア料理」と呼んで良いものなのか微妙。

なぜなら、本場とされるジョージアではあまりシュクメルリを食べることはなく、ここラチャ地方の小さな村が発祥の郷土料理が元祖であるためです。

度肝をぬかれるビジュアル

本場・ラチャ地方のシュクメルリは、日本で広まったシュクメルリとは完全なる別物です。

牛乳やクリーム、野菜を入れることはなし。
グリルした鶏肉を大量のニンニクと大量の油の海にダイブさせて、はいできあがり!という、豪快の極みのような料理なのです。

白いの全部ニンニク…

この「元祖・シュクメルリ」はジョージア人にとってもなかなかキツイものがあるのか、ラチャ地方以外では仕上げに牛乳を入れてマイルドさを出したものが提供される場合も。▼

トビリシのシュクメルリは牛乳が入ったマイルドバージョン

いっぽうの本場・ラチャ地方の飲食店では、シュクメルリを注文すると100%の確立で、油たっぷり牛乳なしバージョンが提供されます。

もう一つ。ラチャ地方のシュクメルリには、成鶏ではなく、肉が柔らかい若鶏が使用されることが多いのもポイント。

ジョージアの鶏は痩せているものが多く、肉の風味もイマイチ…と感じる場合も多いのですが、若鶏を使ったシュクメルリは別格の美味しさ。
肉付きも良く、表面パリパリ&内側やわらかな極上の食感です。

驚くほどに柔らかでジューシーな肉

正直、のぶよはシュクメルリがあまり得意ではないのですが、ラチャ地方のシュクメルリは美味しく食べられました。(もちろん、果てしなく油っこくて胃に負担がかかるのは言わずもがな)

ニンニクは果てしないほどに多く、油の量もすごいので果てしなく重く、一人でシュクメルリを完食するのは至難の技。

十中八九お持ち帰りすることとなるのですが、ビニール袋から漏れ出すシュクメルリ臭&毛穴の一つ一つから吹き出すニンニク臭に数日悩まされることは覚悟の上で挑みましょう。(まじでやばかったです…)

値段&おすすめのお店

・値段:22GEL~25GEL(=¥1100~¥1250)
・お店情報:クヴェ・チャメ・ダ・クヴェ・ツァディ (オニ) / Taverne Krilhula (アンブロラウリ)

ラチャ地方の名物料理⑦:ラチャ風ハム

絶対に食べてほしい!

ラチャ地方の名物としてジョージアでは知らぬ者はいない、ラチュリ・ロリ(Rachuli Lori / რაჭული ლორი)。

ラチャ地方特産の豚肉の燻製のことで、「ラチャ風ハム」なんて呼ばれることもあります。

脂の乗り具合が素晴らしすぎる…

その味わいは絶品of絶品。
この世にこんなに美味しい豚肉の食べ方があるのか…」と感動してしまったほどでした。

程良い塩気が効いたハムは、口の中にいれた瞬間にじゅわ~りととろけるほどの柔らかさとジューシーさ。
脂身の部分もほのかな甘みが感じられ、一度食べ出したら止まらなくなります。

ビールに合うのは言うまでもなし。
数あるラチャ地方グルメの中でも、個人的にイチオシの料理です!

値段&おすすめのお店

・値段:15GEL~20GEL(=¥750~¥1000)
・お店情報:クヴェ・チャメ・ダ・クヴェ・ツァディ (オニ) / Taverne Krilhula (アンブロラウリ)

ラチャ地方の名物料理⑧:ラチャ地方のヒンカリ


伝説のヒンカリに出会ってしまった…

ラチャ地方の東部に位置するオニ(Oni / ონი)の町には、地元では知らぬ者はいない「伝説のヒンカリ店」があります。

ヒンカリとは、ジョージア山岳部地域発祥の茹で小籠包のような料理のこと。
ラチャ地方固有の料理ではなく、「ラチャ地方の郷土料理」の枠に含めて良いのかわかりませんが、とにかく感動したのでここで紹介しておきます。

まず知っておきたいのが、ジョージアのヒンカリは大きく二種類に分けられること。

ジョージアのヒンカリのタイプ

皮ツルツルタイプ:ハーブやスパイスが入ることが多い。中のひき肉は少なめ。
皮もっちりタイプ:ハーブやスパイスは入らないことが多い。中のひき肉はぎっしり。

伝説のヒンカリ店のものは、皮はツルツルでハーブやスパイスは入っているものの、中の具はぎっしりと詰まったハイブリッド型。
エスニックな風味が楽しめ、肉の旨味や食感が存分に楽しめる…そんな「良いとこどりのヒンカリ」というわけです。

この肉汁たっぷたぷ具合…

感動したのが、これでもか!とばかりにタップタプに詰まった肉汁のスープと、完璧すぎる具の味つけ。

ジョージアのヒンカリの具は、塩を入れすぎて味が濃すぎる場合が多かったり、肉の鮮度が悪くて旨味が感じにくい場合も多いもの。
肉がひと塊となってしまっている場合(=いったん冷凍されている)も多いです。

いっぽうの伝説店のヒンカリは、もうとにかく非の打ちどころがありません

味つけは濃すぎず、スパイスも適量。口の中で広がる肉の旨味は信じられないほど芳醇ですし、ほろほろのひき肉の食感は、新鮮な肉を使っているからこそ出せるものです。

いままでジョージア各地で数百…いや、数千個のヒンカリを食べてきたのぶよが言うんだから間違いなし。このお店のヒンカリはまじで天然記念物です。

値段&おすすめのお店

・値段:1個1GEL(=¥50)
・お店情報:Cafe Camomile (オニ)

ラチャ地方の名物料理⑨:ソウジ

ラチャ地方をはじめ、主にジョージア西部で多く食されるソウジ(Souzi / სოუზი)。
伝統的な家庭料理の一つで、レストランのメニューにあることは珍しいです。

豚肉や鶏肉とじゃがいも、各種野菜を煮込んだもので「ジョージア風肉じゃが」と呼ぶのが最もしっくりくるかもしれません。

長時間かけてコトコト煮込むことで、素材の旨味が最大限に引き出されたソウジ。
スパイスやハーブによる奥深い味わいも含め、感動の食体験が待っています。

ラチャ地方では、ソウジには豚肉が使われるのが普通。
ゲストハウスで食事をつければ、山間部伝統の家庭の味が味わえるかもしれません!

ラチャ地方の名物料理⑩:ラチャ=レチュフミ地方のワイン

自家製ワインを庭で嗜む夕べ。こんな幸せ、ある…?

ラチャ地方とレチュフミ地方は、ワイン用のぶどうの一大産地として有名なエリア。
ジョージア東部のカヘティ地方と並ぶワインの名産地で、有名な銘柄も多く存在しています。

ラチャ=レチュフミ地方のワイン銘柄の一例

・フヴァンチカラ(Khvanchkara):赤・セミスウィート
・トヴィシ(Tvishi):白・セミスウィート
・ツォリカウリ(Tsolikauli):白・ドライ
・アレクサンドロウリ(Alexandrouli):赤・ドライ
・ウサヘロウリ(Usakhelouri):赤・セミスウィート

この地域で最大の町であるアンブロラウリ(Ambrolauri / ამბროლაური)には、地元産のぶどうを使ったワインを生産するワイナリーがあり、見学ツアーをすることも可能。

ワイナリー以外でも、秋になると各家庭で自家製ワインが製造されるほど。
ワインとともに人々の生活があるエリア、それがラチャ=レチュフミ地方なのです。

地下でワインを詰める宿のオーナー
お高級ワインがたっぷり…(ごくり)

のぶよはワインに関する知識がゼロに等しい&完全なるビール党。
それでも、ワイン王国のラチャ=レチュフミ地方に滞在している1ヶ月の間は毎日のように地元産のワインを味わっていました。

その美味しさと言ったら…
ぶどうの芳醇な風味と甘味が口の中でぶわっと広がる感覚、まろやかな舌触りと爽やかな後味、濃い目の味つけのラチャ料理との抜群のコンビネーション。

ビール党からワイン党に鞍替えしそうになったほど。危ない危ない…

たわわに実ったぶどう

毎年9月後半~10月半ばにかけてのラチャ=レチュフミ地方では、ルトヴェリ(Rtveli / რთველი)と呼ばれるぶどうの収穫が行われます。

運が良ければ、ぶどうの収穫&ワイン造りのお手伝いに参加することができ、8000年の歴史を持つジョージアのワイン文化にどっぷりと浸ることができるかもしれません。

ジョージアワインの王様がどーん

ジョージア国内はもちろん、国際的にも高い評価を得ているラチャ=レチュフミ地方のワインは、自分飲み用にもお土産にもぴったり。

他エリアでは手に入りにくいワイン銘柄もいくつかあるので、ぜひ本場で味わってみたいものです。

ラチャ地方の名物料理⑪:ペラムシ

ラチャ=レチュフミ地方をはじめとするジョージア西部地域の秋の名物スイーツといえば、ペラムシ(Pelamushi / ფელამუში)。

ペラムシとは、ぶどう果汁にとうもろこし粉を混ぜ、冷やして固めたもの。
まるで羊羹ようかんのようなねっとりとした食感で、ぶどう本来の甘さと芳醇な風味が味わえます。

毎年秋のルトヴェリ(ぶどうの収穫&ワイン造り)の時期に、ワイン用に搾ったぶどう果汁を少しとって置いて、作られるのが定番。
とうもろこし粉を使っているため、少しざらざらとした舌ざわりが特徴的です。

独特の食感がクセになる!

ジョージア東部にも、ペラムシと似た「タタラ(Tatara / თათარა)」というスイーツがあるのですが、タタラはとうもろこし粉ではなく小麦粉を果汁に混ぜるのが一番の違い。
味は似たようなものになりますが、タタラにはザラザラ感はなく、つるっとした歯ざわりです。

秋にラチャ=レチュフミ地方を旅すれば、自家製のペラムシが食べられるチャンスは高め。
ぶどうの収穫やワインの試飲と並び、このエリアのぶどう文化を体験できるかもしれません。

おわりに

ラチャ=レチュフミ地方で出会った名物グルメや郷土料理を紹介しました。

どれも「ラチャ=レチュフミに来たならこれだけは食べたい!」というほどの定番ばかり。
食をメインテーマにして旅をするのも、きっと楽しいと思います。

ラチャ=レチュフミ地方は、奥深い食文化を持つ山岳エリアなので、未発見のグルメもきっとまだまだあるはず。
再訪の際には、さらなる未知のグルメを開拓していこうと思います!

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