こんにちは!2025年夏のコーカサス山岳地域旅を満喫中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
連日35℃以上の猛暑が続く灼熱のトビリシを抜け出し、目指すは実に3年ぶりとなる大コーカサス山脈地域。
最初の目的地に選んだのが、トビリシから北に70kmほどの場所に位置するグダウリの町です。

グダウリと言えば、ジョージアを代表するスキーリゾート。
お洒落な外観のリゾートホテルやコテージが点在し、かなり開発過剰な印象を与えます。
冬場は連日多くのウインタースポーツ客で賑わうグダウリですが、夏場は人の姿はまばら。
実はのぶよは5年前にグダウリを訪れたことがあり、エリア内の主な見どころはすでに制覇しています。
かなり開発過剰で、物価も高めなグダウリは、決してのぶよの好みではない町。
ではどうしてわざわざ再訪したのかと言うと、新しくオープンしたケーブルカーに乗るためです。▼

正式名称を「グダウリ・コビケーブルカー」というこちらのケーブルカー。
その名の通り、グダウリの町から標高2900mほどの峠を越えた先のコビ村までを結ぶ四路線のケーブルカーの総称です。
グダウリ・コビケーブルカーは、ウインターリゾートとして名を馳せるグダウリでスキー客のアクセス利便性向上のために開通したものですが、冬だけでなく夏場も運行しているのがポイント。
夏場のケーブルカーでは、一面のコーカサスの緑に抱かれながらの空中散歩が楽しめるのです。


ケーブルカーからの眺めはとにかく極上で、最初から最後までコーカサス地域らしいダイナミックな絶景の連続。
遥か上空からジョージア軍用道路を眺めることができ、陸路での移動とはひと味異なる移動体験ができます。
というわけで今回の記事は、グダウリ・コビケーブルカーの利用方法と実際に乗車した様子をレポートするもの。
まだオープンして間もないこともあり、しっかりとした情報があまりないグダウリ・コビケーブルカー。
単にアトラクションとしても楽しめますし、トビリシ~カズベキ間の移動手段の一つとしても利用価値が高いです!
単なる観光スポットではない!グダウリのケーブルカーとは?

グダウリ・コビケーブルカー(以降「グダウリのケーブルカー」)のメイン客層は、冬場にグダウリの町を訪れるスキー客。
夏場の運行は「ついで」と言った感じですが、個人的には人が少なくコーカサスらしい緑の風景が見られる夏場の利用こそがハイライトだと思います。
グダウリのケーブルカーは単なるアトラクションではなく、さらに北に位置するカズベキ地域とグダウリ地域を結ぶアクセス手段としての顔も。
トビリシからグダウリを経てカズベキ地域に至る道路は「ジョージア軍用道路」と呼ばれる幹線道路一本しかないのが現状なのですが、冬季は積雪のために通行止めとなってしまうこともしばしば。
唯一の道路が閉鎖されてしまうと陸の孤島となってしまうカズベキ地域にとって、冬でも運行されるケーブルカーはジョージア他地域とのアクセスを真冬でも可能にする最後の生命線なのです。
グダウリケーブルカーマップ
黄色:アハリ・グダウリのバス停
茶色:グダウリバスステーション
グダウリケーブルカーの営業期間&料金

グダウリのケーブルカーは年間を通して運行されていますが、運行時間や料金は時期によって異なります。
10日間乗り放題チケットや1区間チケットなどいくつかの種類があるのですが、旅行者が利用するのはグダウリ~コビ間の往復チケット一択。
グダウリからコビまでを結ぶ四路線のケーブルカー移動(往復)がすべて含まれた料金です。
片道だけで利用したい場合でも片道料金はないため、往復チケットを購入して復路は捨てることとなります。
・冬期(12月~2月):全日10:00~17:00|大人45GEL(=¥2250)/子供35GEL(=¥1750)
・春季(3月~4月):全日9:00~16:00|大人45GEL(=¥2250)/子供35GEL(=¥1750)
・夏季(7月~9月):全日11:00~17:00|大人35GEL(=¥1750)/子供25GEL(=¥1250)
注意したいのが、上記の運行スケジュール以外の時期(=5月~6月や10月~11月)。
これらの時期は、グダウリのケーブルカーはメンテナンス目的のために完全に運行停止となります。
ケーブルカーがメンテナンス運休となる正確な日付は年によって多少変わるので、この微妙な時期の旅行の際は事前のチェックをお忘れなく。
ちなみに、2024年の秋は9月16日~12月20日まで運休/2025年の春は4月17日~7月5日まで運休というスケジュールでした。
ケーブルカー利用のシステム

グダウリのケーブルカーの利用方法はとても簡単。
グダウリ側/コビ側のいずれにも設置されているチケットオフィスで往復チケットを購入し、各乗り場に設置されているゲートにカードをピッとタッチするだけです。

あとは、最新式のケーブルカー四路線を順番に乗り継いでいけばOK。
各ケーブルカー路線の降り場/乗り場は隣接しているので、迷うことはまずありません。

各ゴンドラは10人乗りの大きなもので、透明なアクリル窓に囲まれている造り。
窓は開けることができないため、アクリル板越しに風景を楽しむこととなります。
多くのスキー客で混雑する冬場は他の利用客と相席となる場合が多いでしょうが、夏場はガラガラなので他の利用客と相席になることはまずなし。
自分だけでゴンドラの空間を独り占めすることができ、誰の目を気にすることもなく自由に空中散歩が楽しめます。
グダウリのケーブルカー所要時間&悪天候時の対応

グダウリのケーブルカーは合計四本の路線で構成されており、各ケーブルカーでの移動にかかる時間はそれぞれ10分~15分ほど。
単純計算では、グダウリ~コビの片道で45分~1時間ほどみておけばOKです。
しかしながら、各ケーブルカー乗り場周辺には絶景ポイントなどもあるため、少し余裕を持ったプランニングがおすすめです。
また、悪天候時でもケーブルカーは運行していますが、風が強い日は運休となることもあるので注意。
ケーブルカー乗車中であろうと、風が強いと安全装置が作動して数十秒~数分間運行が停止されることもしばしばあるので、キツキツのスケジュールではなく余裕を持って利用するようにしましょう。
移動手段としてのグダウリケーブルカー

グダウリのケーブルカーは基本的に往復で利用する観光客向けの料金設定となっているのですが、片道で移動手段として利用することも可能です。
つまり、トビリシ~グダウリ間を車で移動し、グダウリ~コビ間をケーブルカー移動、コビから先のカズベキ方面へは再び車で移動…といった感じ。
トビリシ~カズベキ間はマルシュルートカ(乗り合いミニバス)やタクシーでサクッと移動するのが定番ではあるものの、ケーブルカー利用を絡めることで空中からの絶景を楽しみながら移動も済ませるという、定番とはひと味違う移動体験ができます。
グダウリケーブルカーに乗ってみた
というわけでここからは、実際にグダウリのケーブルカーがどんな感じなのか、どんな風景が見られるのか…など実体験をレポートしていきます。
のぶよの場合は、グダウリのケーブルカーを片道で移動手段として利用し、カズベキ方面へと抜けました。
以下の乗車レポートは、同じようにトビリシ~カズベキ方面の移動手段としてグダウリのケーブルカーに乗りたい人向けのものとなっています。
トビリシからグダウリへ移動

コーカサスの空中散歩旅におけるすべての起点となるのが、トビリシのディドゥベ・バスステーション(Didube Bus Station)。
トビリシ最大のバスステーションとして機能する場所で、トビリシ地下鉄のディドゥベ駅に直結しているので便利です。▼
ディドゥベ・バスステーションの敷地はかなり広くカオスなのですが、いちおう方面別に出発ターミナルが分かれています。
グダウリ行きのマルシュルートカが出るのは、カズベキやムツヘタなどへのマルシュルートカが発着するポイントの一角です。


グダウリ行きのマルシュルートカは1日4往復と、便利なスケジュールとは言えません。
グダウリよりさらに先に位置するカズベキ行きのマルシュルートカを利用して途中下車することも可能ではありますが、カズベキ便はとにかく常に混雑する&グダウリのケーブルカー乗り場前までは行ってくれないため、個人的にはグダウリ行きを利用する方がおすすめかもしれません。
グダウリのケーブルカー乗り場へ

トビリシからグダウリ行きマルシュルートカを利用した場合、グダウリ中心街に位置するバスステーション【マップ 茶色】を経由した後、ケーブルカー乗り場があるアハリ・グダウリのバス停【マップ 黄色】が終点。
念のため運転手に「ケーブルカー(ジョージア語で「サバギロ」)に乗りたい」と伝えておくのが安心です。
アハリ・グダウリはジョージア語で「新グダウリ」の意味。
比較的新しいリゾートホテルがずらりと建ち並ぶ地区で、グダウリの中心街よりも標高が高い場所に位置しています。
アハリ・グダウリのバス停付近にはSpar(コンビニ)もあるので、軽食などを購入しておくことも可能です。
トビリシからカズベキ行きマルシュルートカを利用した場合

トビリシからグダウリ行きではなくカズベキ行きのマルシュルートカを利用した場合、アハリ・グダウリのバス停までは行ってくれません。
幹線道路沿いにあるグダウリバスステーション【マップ 茶色】で降ろされることになります。
グダウリのバスステーションがある中心街~ケーブルカー乗り場まではかなりの距離があり、高低差も結構なもの。
1時間ほど余分に歩かなければならないので、個人的にはやはりグダウリ行きのマルシュを利用するのが◎
また、グダウリ→トビリシへ戻るマルシュルートカは、このグダウリバスステーションからの出発。
本記事とは逆方向(コビ→グダウリ)でケーブルカーを利用した場合、グダウリ到着後にケーブルカー乗り場~バスステーション間を1時間ほど歩かなければならない点にご注意を(まあこちらは下り坂なので体力的には楽だけど)。
アハリ・グダウリのバス停から第一ケーブルカー乗り場【マップ 青①】は、徒歩2分ほどとすぐそば。
近代的な建物のケーブルカー乗り場とチケット売り場の建物が隣接しています。▼


チケットオフィスでは英語が問題なく通じ、支払いも現金/カードのいずれにも対応しています。
コビまでの往復チケット(35GEL)を購入したら、いよいよ空中散歩に出発…!

第一ケーブルカー

グダウリ側からの最初のケーブルカーが、第一ケーブルカー。
「グダウラ」(Goodaura)という愛称で呼ばれるこの路線は、アハリ・グダウリからグダウリレクリエーション地区までの2360mの距離を10分ほどで結びます。
最新型のゴンドラに乗車するとすぐに、アハリ・グダウリのホテル群の全景が見えてきます。
出発から2分ほどでグダウリの町はかなり小さく見えるようになり、一面の緑の山々をびゅーんと登っていくのはとてつもない気持ち良さです。


第一ケーブルカーの車窓からの風景は、正直そこまで感動するものではありません。
コーカサスの緑の山の斜面がただずっと続いていく感じで、乗車後半はちょっと退屈かも。
そんな感じで、第一ケーブルカーの降り場であるグダウリレクリエーション地区に到着です。▼

グダウリレクリエーション地区は、主に冬場のスキー客向けのアクティビティーが開催されるスポット。
数軒のカフェが点在しているのですが、夏場は営業していないようで閑散としています。

▲レクリエーション地区のすぐ西側には、神秘的な青色の湖水を讃える小さな湖があるので、時間があるなら立ち寄ってみるのも◎
第一/第二ケーブルカー乗り場から徒歩5分もかからずにアクセスできます。
第二ケーブルカー

第一ケーブルカーを降りてすぐの場所にあるのが、第二ケーブルカー乗り場。【マップ 青②】
第二ケーブルカーは「コビ」(Kobi)という愛称で呼ばれ、グダウリレクリエーション地区から標高2900mのコビ峠までを結ぶ全長2271mの路線です。
第二ケーブルカーはかなり標高が高めな場所を走るため、周囲の風景はだんだんと緑が少ない荒涼とした風景に。
かなりの急勾配の斜面をすいすいと登っていきます。


乗車から10分ほどで、終点のコビ峠に到着。
第二ケーブルカー降り場と第三ケーブルカー乗り場【マップ 青③】は同じ建物内に設置されています。▼

コビ峠付近には一軒のレストラン(夏季は閉鎖)があるだけで、なんとも荒涼とした雰囲気。
標高が高く風が強いため、真夏でも結構寒かったので長居は不要かもしれません。
第三ケーブルカー

コビ峠からトルソ・ビューポイントまでを結ぶ第三ケーブルカーは「フィルニ」(Firni)の愛称で呼ばれ、全長1992mでグダウリのケーブルカー四路線の中では最短の区間。
しかしながら、この区間の眺めはとにかく素晴らしく、グダウリのケーブルカー全体のハイライトと言える路線です。


第三ケーブルカーは、遥か下方に深い谷間を望みながら進んでいき、晴れた日であれば正面に雪を被ったカズベキ山もどーんと見られます。
10分ほどの乗車の後、トルソ・ビューポイントと呼ばれるスポットに到着します。▼

トルソ・ビューポイントには一軒のカフェ(夏季も営業)と、ちょっとしたベンチなどが設置されており、気が済むまで絶景を堪能できるのが◎
眼下には深い谷間にジョージア軍用道路がのびる風景が広がり、周囲の緑もとても美しいです。


グダウリのケーブルカー全体でも最も美しい絶景を堪能したら、いよいよ最後の区間へと進んでいきましょう!
第四ケーブルカー

トルソ・ビューポイントの端にあるのが、第四ケーブルカー乗り場。【マップ 青④】
トルソ・ビューポイントからコビ村までを結ぶ路線は「トルソ」(Truso)の愛称で呼ばれ、全長2837mとグダウリのケーブルカー最長の区間となっています。
第四ケーブルカー乗車中の風景も、第三ケーブルカーに負けず劣らずの絶景。
進行方向左側にはジョージア軍用道路が望め、ジョージアの物流を支える大型トラックが車列を作っているのを尻目に空の旅が楽しめます。


乗車後半は、だんだんと近くに見えてくるコビ村とカズベキ方面の風景が見事。
出発から15分ほどかかって、ゴール地点である第四ケーブルカー乗り場(コビ)【マップ 青⑤】に到着しました。▼


コビに到着

グダウリを出発して、各ケーブルカー乗り場周辺の観光も含めて1時間半ほど。
グダウリのケーブルカーの北側の拠点であるコビ村に到着です。
コビのケーブルカー乗り場周辺にはびっくりするほどに何もなく、チケット売り場と軽食を売る売店が2軒、簡易トイレが数個設置されているだけ。
ケーブルカー乗り場周辺にはすでにダイナミックな山々の風景が広がっており、グダウリ側の開発過剰具合とのあまりの格差に驚かされます。

コビに何があるのかというと、何っっっにもありません。
コビ村には飲食店はおろか商店もなく、一軒だけあるKobi Houseというゲストハウスは冬季のみの営業。
村はずれにはジョージア全国でポピュラーなミネラルウォーター”Kobi”の工場があり、この工場で働く人のために作られた村といった雰囲気です。
というわけで、コビにこのままとどまっていても何の意味もないので、ここから次の目的地へと移動することになるでしょう。
コビから先の移動&おすすめプラン
①そのままグダウリに戻る

最も単純なのは、コビからケーブルカーを再度利用してグダウリへ戻るプラン。
チケットは往復分なので余分にお金を払う必要はなく、往路とまったく同じ要領でケーブルカーを乗り継いでいけばOKです。
グダウリに宿をとっている場合や、グダウリ周辺の見どころ(ロシア・ジョージア友好モニュメントなど)をまだ訪れていない場合は、このプランがおすすめ。
しかし個人的には、せっかくここまで来てまた同じ区間を戻るのはなんだか悔しい気がします。
②カズベギ方面へ移動
多くの旅行者にとっては、コビからカズベキ方面へと移動するのが最も効率的なプランとなるはず。
コビ~カズベキ間はおよそ20kmほどの距離で、車なら40分ほどで移動できてしまいます。
しかしここで問題となるのが、コビ~カズベキを結ぶ公共交通手段が存在しない点。
コビのケーブルカー乗り場の人に頼んでタクシーを呼んでもらうことは可能ですが、この区間のタクシー料金相場は片道1台80GEL~100GEL(=¥4000~¥5000)と、ジョージアの一般的なタクシー料金の相場の数倍です(他に移動手段がない観光客の足元を見た殿様商売なんだと思う)。
個人的には、コビのケーブルカー乗り場前に駐車されている車の運転手に声をかけて、カズベキまで乗せてもらうのがおすすめ。
この場所に停まっている車=ケーブルカーでコビからグダウリまで往復観光している観光客のレンタカーなので、タイミングと空席次第で乗せてもらえる確率はかなり高いと思います。

③トルソ・バレーへ移動

時間と体力がある人におすすめなのが、コビからトルソ・バレーへと移動&観光するプラン。
コビ村はトルソ・バレーへのハイキングコースの拠点の一つでもあり、歩く距離はやや長くはなるものの、いちいちカズベキまで行かずとも直接トルソ・バレーへと行けるのが最大のメリットです。
グダウリのケーブルカー利用→トルソ・バレーハイキングを一日で済ませるのは、距離的&時間的に不可能。
トルソ・バレー内に一泊することになりますが、最奥部のアバノ村には修道院に併設された宿坊&食堂があるので、滞在面での心配は少な目です。
④裏カズベギエリアに移動

コビからの移動先としてもう一つおすすめなのが、裏カズベキ。
観光客であふれるカズベキ中心街から10kmほど離れたエリアで、ハイシーズン真っ只中であろうと旅行者がほぼいない、完全にピュアなカズベキ地域の魅力が体感できる超穴場エリアです。
コビ~裏カズベキの滞在拠点となるゴリスツィヘ村(Goristsikhe)までは公共交通手段はないものの、平坦な道を10km/2時間ほど歩くだけなので、比較的アクセスは簡単。
裏カズベキにはコーカサスの三大伝説宿「ザザの家」があり、隠れた見どころも多くあるので、きっと長く滞在したくなること間違いなしです!
おわりに
コーカサス山脈地域を楽しむアトラクションとしても、カズベキまでの移動手段としても使えるグダウリのケーブルカーについて解説しました。
現状ではほとんど知られておらず、利用する人も限られているのですが、だからこそ逆に自分のペースでコーカサスの大自然を堪能できるのでおすすめ。
この厳しい自然環境の土地にケーブルカーを設置した人々の苦労を考えれば、35GELで利用できるのはかなり良心的ではないかと思います。
多くの旅行者が移動するトビリシ~カズベキ間において、革命的なアクセス手段となりうるグダウリのケーブルカー。
カズベキへの移動の片道は、ぜひケーブルカーを利用してみては?
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