こんにちは!ジョージア南部のサムツヘ=ジャヴァヘティ地方をのんびり旅行中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
このエリアで最大の町・アハルツィヘに滞在しているのですが、地元の人に「ビールが好きならあそこへ行け!」と激推しされた村があります。
それが、アハルツィヘの30kmほど南に位置するアスピンザ(Aspindza / ასპინძა)。
人口2700人ほどの小さな村ですが、この辺りの地域では「グルメの聖地」として知られているのだそうです。
アスピンザの最大の見どころが、クヴェヴリ(地中でワインを醸造するための壺)を用いて自家製ビールを製造している家。

クヴェヴリを用いてビールを作っている場所は、ジョージア広しといえどもここだけ。
数種類のクヴェヴリ・ビールの試飲を楽しむことができ、ビール好きにはたまらないスポットです。
また、アスピンザ村の緑あふれる風景も見逃せません。
どこまでものんびりした山あいの村といった雰囲気で、アハルツィヘからのデイトリップにはピッタリです。


他にも、この地域の人々の間で語り継がれる絶品巨大ヒンカリの食堂もぜひ訪れたいもの。
「こんな田舎でこんな絶品ヒンカリが…!?」と感動すること間違いなしの食体験が待っています。
さらにさらに…グルメや絶景だけではなく、アスピンザには温泉が湧いているのも見逃せません。
ソ連時代に整備されたサナトリウムの跡地を利用した温泉施設では、硫黄の香りたっぷりの天然温泉で極上の癒しを体験することができるのです!

今回の記事は、大満足間違いなしのアスピンザの観光情報をまとめたもの。
もはや英語で調べてもまったく情報がないアスピンザですが、訪れる価値は十分にあり。
アハルツィヘ滞在中のデイトリップ先として、心からおすすめしたいです!
アスピンザ観光マップ
赤:巨大ヒンカリの食堂
青:アスピンザ城塞
オレンジ:ソ連サナトリウム温泉
黄色:バス停
ジョージアでここだけ!クヴェヴリ・ビールの家で試飲体験。

のぶよがわざわざアスピンザを訪れた最大の理由が、ジョージアでもここでしか味わえないクヴェヴリ・ビールを生産している家があるためです。【マップ 緑】
「家」と表記しているのは、「ビール工場」と言うには小規模すぎるため。
この家に住む家族が細々と自家製のビールを製造しており、ジョージア国内においてもかなり限られた場所にしか卸していないそうです。


そんな「幻の地ビール」の称号にふさわしいアスピンザの自家製ビールは、他のクラフトビールとは一線を画した特別な存在。
なぜなら、8000年の伝統を持つジョージアのワイン造りで使用されるクヴェヴリを用いてビールを醸造しているためです。
クヴェヴリで作るビールとは?

そもそも、日本人の大半にとって「クヴェヴリ」という単語は馴染みのないものでしょう。
およそ8000年前からワイン造りが行われてきた「ワイン発祥の国・ジョージア」では、一般的なワインの製造方法とは異なる製法が伝えられてきました。
それが、「クヴェヴリ」という土でできた巨大な壺を地中に埋め、その中にブドウの搾り汁を入れて発酵させるというもの。
地中に壺を埋めることで、ワインの発酵に適した温度や湿度を保ちやすいのだそうです。

一般的に「クヴェヴリ=ワインを作るための道具」で、他の用途で使用されることはありません。
そんなジョージアのワイン文化8000年の常識をぶち破ったのが、このクヴェヴリ・ビールの家です。


この場所でクヴェヴリ・ビールの生産が始まったのは、2018年と最近のこと。
その評判はビール好きジョージア人の間で口コミで広がり、年々生産規模を拡大しているそうです。

施設の見学や5種類のクヴェヴリ・ビールの試飲が、この場所での最大のアクティビティー。
クヴェヴリ・ビールの家はゲストハウスも兼ねており、宿泊してビール三昧の一日を送ることもできます!
【この宿を料金確認・予約する!】
トンデモなアクティビティー【ビール風呂】

クヴェヴリ・ビールの家では、なんとビール風呂体験も可能です。
ビール風呂とは、その名の通り、この場所で生産されたビールを温めて入浴するもの。
ビール風呂利用客はビール飲み放題だそうで、体の外側も内側もビール三昧。
なんだかものすごく酔っ払いそうで、トンデモなアクティビティーの香りがぷんぷん漂います(笑)

ビール風呂体験の料金は、1人300GEL(=¥15000)とかなり高価。
しかしながら、貴重なクヴェヴリ・ビールを頭の先から爪の先まで文字通り浴びれるのは、おそらくここでしかできない体験でしょう。
クヴェヴリ・ビールの試飲

トンデモなビール風呂はいったん置いておくとして、多くの人にとってこの場所でのメインのアクティビティーとなるのが、クヴェヴリ・ビールの試飲でしょう。
フレッシュなビールを樽から注いでくれ、5種類の異なるビールを楽しむことができます。


試飲コーナーは、庭先にある離れの一角。
雰囲気ある石造りで、ふかふかのソファーでリラックスしながらの試飲が楽しめます。
この地域伝統の石造りの竈(オーナー手作りだそう)も併設されており、ある程度人数が集まればBBQの注文も可能だそうです。
(この時の訪問者はのぶよ一人だけだったので、食事の選択肢はなかった)
クヴェヴリ・ルディの家で生産されているのは、合計6種類のビール。
そのうち一つは季節限定で試飲はできませんが、残りの5種類は心ゆくまで試飲できます。

この場所が恐ろしい点が、もはや試飲レベルではない量のビールが出てくること。
なみなみと注がれた5種類のビールは、合計で1.5ℓはありそうなほど。
さらに、試飲を進めていると「どのビールが気に入った?うんうん、じゃああそこの樽から勝手に注いで良いよ!」と、無限ビールホスピタリティーが発揮される点も恐ろしいです。(もちろん追加料金等なしで)
もはやビール好きにはたまらないクヴェヴリ・ビールの試飲体験。
のぶよが飲んだ5種類のビールをサクッと紹介していきます。
①ジャワヘティ産大麦を使用したラガー

まず試飲したのが、ジャワヘティ産の大麦を使用したラガービール。
ジャワヘティとは、ここアスピンザのさらに南に位置する地方のことで、冬はマイナス40℃にもなる厳しい気候で知られています。
この辺りの地域では独自品種の小麦や大麦が生産されており、地元密着型の地ビールといった感じでしょうか。
味はとてもフルーティーで、麦の芳醇な香りが前面に出てのど越しも良し。
かなり飲みやすかったので、ビールがあまり得意でない人でも楽しめると思います。
②ラガー

クヴェヴリ・ルディの家で生産されているビールの中で最も定番&生産量が多いのが、ラガー。
ホップの苦みがやや強めで、キレのあるのど越しは万人受けする味わいです。
クヴェヴリ内で発酵させているためか、一般的なラガーに比べてコクや味の深さが強めに感じられるような気がしました。
③ダークラガー

個人的にすごく好みだったのが、赤味がかった琥珀色が美しいダーク・ラガー。
じっくりとローストした麦芽を用いるとこの色合いが出るそうで、その風味も麦芽の香ばしさが強く感じられるパンチの効いたもの。
一般的なクラフトビールが好きな人は、おそらく間違いなくハマる味だと思います。
④ペールエール

続いては、ホップの苦みが前面に出たペール・エール。
最近流行りの(?)IPAに比べると、苦みは比較的優しめに感じます。
個人的にペール・エールはあまり好みではないのですが、ここのペール・エールは驚くほどの美味しさでした。
ホップの程良い苦みと、鼻に抜ける麦芽の風味の爽快感が絶妙なバランス。これもクヴェヴリの魔法なのでしょうか…。
⑤ポーター

試飲ラストとなったのが、真っ黒な見た目が独特のポーター。
俗に言う黒ビールの一種で、焙煎した麦芽を使用することで独自の色と風味を出しているそう。
そのお味は、苦みと深み、甘味が見事に融合したもの。
やや濃厚な口当たりと複合的な風味が独特の奥深さを出しています。
黒ビールによくあるクセはかなり少なめだと感じたので、普段はあまり黒ビールを飲まない人でも美味しく飲めると思います!
大満足となったクヴェヴリ・ルディの家

クヴェヴリ・ルディの家での試飲体験は、想像していた以上に楽しいものでした。
オーナーは流暢な英語を話し、各ビールの特徴や製造方法についての説明がとても分かりやすかった点も◎
他のスタッフも、ふらりと予約すらせずに訪れた外国人に対してとても気さくに対応してくれ、飲みながら色々とお喋りしたりと楽しい時間を過ごすことができました。(オーナー以外はロシア語しか通じないので、まじでロシア語話せて良かった)
「アジア圏からの訪問客はあなたが初!」だそうで(ガチらしい)、この場所がどれだけ穴場かお分かりいただけるのではないでしょうか。
アスピンザの最大の見どころである、クヴェヴリ・ルディの家。
むしろ、この場所を訪れるためにわざわざアスピンザへ足をのばす価値があると思います。
まさにビール好きにはたまらない聖地。でも、飲みすぎにはくれぐれもご注意を!
(のぶよは無限ビールを楽しみすぎて最終バスを逃し、オーナーにアハルツィヘまで送ってもらった)
アスピンザ名物!絶品巨大ヒンカリの食堂

アスピンザの地元民はもちろん、アハルツィヘの人々にも「あそこのヒンカリはとにかく旨い!」と噂される伝説の店が、アスピンザ中心街の一角にあります。
それが、名前すら不明の巨大ヒンカリの食堂【マップ 赤】
Google Mapでは”EUROPE”というレストラン名が表示されていますが、どうやら店名が変わったようです。


外観的にかなりの場末感が漂っていて、一瞬入るのを躊躇してしまいますが、勇気を出して一歩踏み入りましょう。
愛想の良いおじさんが出迎えてくれ、メニューを色々と説明してくれます。
ジョージア料理の定番系が揃ったメニューを見ていると、何を頼もうか迷ってしまいますが、悪いことは言いません。
名物のヒンカリ(1個1.4GEL=¥70)を注文しましょう!
注文から10分ほど。愛想の良いおじさんが運んできたのは、のぶよがこれまでジョージアで食べた中で最もサイズの大きいヒンカリでした。

写真では大きさが伝わりにくいのが残念ですが、とにかく1個のサイズがでかいです。
ジョージアのレストランで出てくる一般的なヒンカリの2倍以上の大きさは余裕であるほど。
しかも。ただ単に生地のサイズがでかいヒンカリというわけではなく、中の具が「これでもか!」とばかりにぎゅうぎゅうに詰まっているのがポイント。
見た目こそ大きくても、そのほとんどは生地で具は申し訳程度…といったヒンカリも存在しますが、それとは一線を画しています。

巨大お化けヒンカリをひと口食べてみて、衝撃が走ります。
程良い塩加減。ハーブとスパイスの絶妙な塩梅。ちゅるんちゅるんの生地。ぎっしりと詰まった新鮮なひき肉のジューシーな風味。零れ落ちんばかりの芳醇なスープ…
なにこれ…ものすんごく美味しいんですが…
「ほっぺたが落ちる」という表現は、もしかしたらこのヒンカリのために存在するのかもしれません(大袈裟)。
いずれにせよ、「ジョージアに滞在している外国人の中で最も多くヒンカリを食べてきた人間」を自負しているのぶよが言うのだから信じてください。
この食堂のヒンカリは、これまでジョージア全国で食べたヒンカリの中で五本の指に入る絶品です。
「あそこのヒンカリは美味しいぞ!」とアハルツィヘの地元の人による前評判は聞いていたものの、まさかここまで美味しいとは思っていませんでした。
味はものすごく良い巨大ヒンカリですが、とにかくボリュームがすごいので頼みすぎにはご注意を。
のぶよは調子に乗って7個オーダーしたのですが、4個目あたりから苦しくなり、ひいひい言いながらどうにかこうにか完食する羽目になりました(笑)
アスピンザを訪れるなら、絶対にはずせない巨大ヒンカリの食堂。
午前中から営業しているので観光の合間にも立ち寄りやすいですし、クヴェヴリ・ビールを楽しむ前のランチにピッタリだと思います!
アスピンザ城塞から村の風景を一望

アスピンザ観光で時間があれば訪れたいのが、町の北側の高台に建つアスピンザ城塞。【マップ 青】
いつ、誰によって作られ、どのようにして廃城となったのか現在でも解明されていない、ミステリアスな一面を持つ城塞です。
アスピンザの中心街からは、ゆるやかな舗装道路を登ること1km / 20分ほど。
徒歩での往復 + 観光時間を合わせても、1時間見ておけば十分に訪問可能です。

アスピンザ城塞は完全に廃城となっており、敷地内もほとんど手入れされていない状態。
城壁は比較的良好な状態で残っているものの、一部は崩落したまま放置されています。
城塞自体の見ごたえはなんとも微妙なところですが、ここから眺めるアスピンザ村とその周辺のパノラマはかなりのものです。▼


こうして見ると、思っていたよりも小さな村だと感じるはず。
7月の終わりは、一面の緑に浮かび上がるように家々が点在する美しい風景が見られました。
アスピンザの村はずれに湧くソ連サナトリウム温泉

ネット上にはいっさいの情報がありませんが、実はアスピンザには天然温泉が湧いています。(ほんと、この村のポテンシャルやばすぎ)
中心部から4km弱離れた村はずれの川沿いにたたずむ、ソ連時代のサナトリウムを改装した温泉施設。
その内部は、数十年前を彷彿とさせるレトロな雰囲気の中に硫黄の香りが漂う、素敵なものでした。


適温の極みのようなお湯に浸かっていると、体の中が幸福感で満たされていくよう。
すべて個室浴場なので、他の人の目を気にせずひたすらゆっくりできるのも嬉しいです。
ヒンカリで腹ごしらえをし、温泉で癒され、クヴェヴリ・ビールで湯上がりの一杯…
ああもう、なんて最高の一日でしょうか!
アスピンザのアクセス・行き方

アスピンザへのアクセス拠点の基本は、この地域最大の町であるアハルツィヘ。
中心街のバスステーションから1日数便のマルシュルートカが運行しており、個人での日帰りも問題なく可能です。
また、ジョージア南部最大の観光地とされるヴァルジアからアハルツィヘに戻る際に、アスピンザに立ち寄ることも可能。
ただしマルシュルートカのスケジュール的に、ヴァルジア周辺地域に宿泊した人限定のアクセス方法となります。
アハルツィヘ〜アスピンザのアクセス
①タクシーチャーター
アスピンザへの最も簡単なアクセス方法は、アハルツィヘからタクシーをチャーターしてしまうこと。
アハルツィヘのバスステーション周辺には客待ちのタクシーが常に待機しているので、上手に交渉するようにしましょう。
料金の相場は、以下の通り ▼
・アハルツィヘ~アスピンザ片道:40GEL~50GEL(=¥2000~¥2500)
・アハルツィヘ~アスピンザ間の往復 + 待機時間2時間ほど:100GEL(=¥5000)
アスピンザの中心街には客待ちのタクシーが数台待機していたので、わざわざ往復でチャーターする必要はないかなと思います。
②マルシュルートカ(乗り合いミニバス)

アハルツィヘ~アスピンザ間は直行のマルシュルートカ(乗り合いのミニバス)が走っており、安く移動したい旅行者の強い味方。
また、アスピンザの先に位置するヴァルジア行きのマルシュルートカをアスピンザで途中下車/乗車することも可能です。
この区間のマルシュルートカのスケジュールは以下の通りです。▼
・アハルツィヘ→アスピンザ方面:10:30* / 11:30 / 12:20* / 14:00 / 16:00* / 17:00 / 17:30*
・アスピンザ→アハルツィヘ方面:9:20* / 9:30 / 13:40* / 15:15 / 15:40* / 16:30
* がついた便は、アハルツィヘ~ヴァルジア間のマルシュルートカをアスピンザで途中乗下車するもの
※最新のスケジュールはアハルツィヘのバスステーションで現地確認を!
アスピンザ→アハルツィヘの最終マルシュルートカは16:30発とやや早めなので、乗り遅れないようにしましょう。

アスピンザ行きのマルシュルートカは、アハルツィヘのバスステーションのチケットオフィスでチケットを購入するシステム。
いっぽうの帰りの便(アスピンザ→アハルツィヘ)は事前のチケット購入等は必要なく、マルシュルートカのドライバーに直接運賃を支払います。
(このチケットがあったりなかったりする意味不明なシステムがジョージアらしさ)

アスピンザ側のマルシュルートカ発着ポイントは、町の中心部に位置する広場付近から。
広場から300mほどアハルツィヘ方面に歩いたスーパーマーケット前付近で途中乗車することも可能です。【マップ 黄色】
アハルツィヘ始発の10:30発(ヴァルジア行きを途中下車)の便を利用し、アスピンザ発最終の16:30発の便を利用する日帰りプランでも現地滞在は5時間ほどとれるので、本記事内で紹介しているスポットを全て制覇することは可能。
しかしながら、かなり忙しいスケジュールになると思います。
ヴァルジア〜アスピンザのアクセス

アスピンザのさらに南に位置する、この地域の一大観光地・ヴァルジアからアスピンザへのアクセスも可能です。
ほとんどの場合はヴァルジアからアハルツィヘに戻るプランの旅行者が多いでしょうが、ヴァルジア→アハルツィヘ間の1日3便のマルシュルートカをアスピンザで途中下車することができます。
・ヴァルジア→アハルツィヘ:8:45 / 13:00 / 15:00
※最新のスケジュールはアハルツィヘのバスステーションで現地確認を!
ミニバスのスケジュール的に、個人&日帰りでヴァルジアとアスピンザの両方を観光することは不可能。
ヴァルジア周辺に宿泊した翌日に、アスピンザに立ち寄ってアハルツィヘに戻るプランが組める人限定のアクセス方法となります。
ヴァルジア観光→ヴァルジア周辺に宿泊した翌日に、アスピンザを観光→アハルツィヘに戻るというプランの場合は、余裕を持っての移動&観光が可能。
ヴァルジア始発の8:45発の便を利用し、アスピンザ発アハルツィヘ行き最終の16:30発の便を利用する移動&観光プランなら現地滞在は7時間ほどとたっぷり。
本記事内で紹介しているスポットを全て制覇するのは余裕ですし、のんびりとアスピンザの魅力を感じられると思います。
おわりに:アスピンザのクヴェヴリビールをトビリシで飲みたい人に朗報!
クヴェヴリ・ビールをメインに、アスピンザの知られざる魅力を語ってきました。
この知名度皆無な山あいの村が、少しでも注目を浴びてくれたらなにより嬉しいです!
ここで「クヴェヴリ・ビール、飲んでみたいけどアスピンザまでわざわざ足をのばすのは…」といった人に朗報。
クヴェヴリ・ビールの家は完成したビールの一部をトビリシのショップ兼バーに卸しているいるそうで、ボトル詰めされたクヴェヴリ・ビールを楽しむことができるのです!
(とはいえ、現地で樽から注ぎたてのビールに比べると風味が大きく劣るかもしれないけど…)
アスピンザ発のクヴェヴリ・ビールがトビリシで楽しめるショップ兼バーが、旧市街に位置するAbragiというお店。▼
“Amphora beer”という銘柄で売られているそうなので、詳しくはお店の人に尋ねてみてください!
グルメ・ツーリズムの聖地として、これから人気が出そうな気がしてならないアスピンザ。
ほとんど旅行者が訪れない今こそ、この小さな村を穴場的に楽しむチャンスかもしれません。
コメント
こんにちは!
アスピンザが紹介されてびっくりしたのでコメントしちゃいました!
実は2019年にそのブルワリーに行くためにジョージアに行ったのですが生憎の休業日でして・・・。
困っていたらスタッフらしき人が急にふらっと現れて中に招いてくれ、ビールをただでご馳走してくれました!
オーナーさんではなかったのでコミュニケーションほぼ取れずでしたが、わざわざ訪れる価値は確かにありました。ヒンカリが有名とは全く知らなかったので絶対にまた行きます。
KS様
コメントをいただきありがとうございます。
アスピンザにいらっしゃったのですね!日本人の間では決して知名度が高い場所ではないですし。ブリューワリーにも訪れたとのことで嬉しく思います。
オーナー家族以外にも数人のスタッフがいてビールの醸造や見学客の対応などをしているようで、おそらく別のスタッフだったのかもしれませんね。
実は巨大ヒンカリだけでなく、アスピンザには温泉も湧いているとの話を聞いて驚いています。
現在まだ近くに滞在しているので、頃合いをみて再訪してみようと思います!
確かクラ川沿いのラグビー場の近くにありますね。
目の前通りましたけど意外にひっきりなしに人が来ていましたよ!
近々ジョージアで現地採用目指して行くつもりなので見かけたら手振りますね。笑
いつも応援してます!