2021年6月1日よりジョージアが日本人向けに国境開放へ!コロナ関連の現地最新情報はこちら!
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アルメニア→ジョージアの陸路移動!国境越えレポート&必要な書類と準備【2021年~2022年最新】

こんにちは!世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

先日、5ヶ月以上滞在したアルメニアを出国し、ジョージアへと再入国を果たしました。

アルメニア出国を突然決めた理由はこちら。

2021年もあと1ヶ月足らずだというのに、世界はまだまだ先の見えないパンデミックの渦の中。

こんな状況で、果たして無事に国境越えができるのか…
不安に思っていましたが、できました!(だからこそこうして記事を書けているわけで)

というわけで、記憶が新しいうちに、アルメニアからジョージアへの国境越えの様子をガッツリと記録しておきたいと思います。

2021年12月現在の、コロナ禍真っ只中の移動。
イレギュラーな点はいくつかあるものの、事前にしっかりと情報収集しておけば問題ありません!

この区間の国境越えに必要な情報は余すところなく網羅しているので、同じルートで移動する人の参考になればと思います。

ジョージア→アルメニアの国境越えレポートはこちら!

アルメニア~ジョージア国境越えの移動手段は3種類!

アルメニア~ジョージア間の国境を越える旅行者の99%は、両国の首都であるエレバン~トビリシ間を移動することになるでしょう。

この二都市間を結ぶ陸路移動手段は、大きく分けて3通りあります。

運行頻度料金エレバン出発地トビリシ到着地
マルシュルートカ1日5~7本8000AMD
(=¥1850)
キリキア・バスステーション
エレバン中央駅東口広場 
のいずれか
オルタチャラ・バスステーション
トビリシ中央駅前
のいずれか
シェアタクシー随時8000AMD
(=¥1850)
キリキア・バスステーション地下鉄アヴラバリ駅
鉄道1日1本12010AMD~
(=¥2765)
エレバン中央駅トビリシ中央駅

料金やスケジュールをチェックして、より自分にあったものを選びましょう!

エレバン~トビリシ間は、航空機での移動も可能です。

ただしLCC(格安航空会社)の運行はないため、距離の割に料金はかなり割高なのがネック。

いっぽうで、陸路でジョージア入国の際にワクチン接種済みの人であろうとも必要となるPCR検査の陰性証明書が、空路での入国時は必要ないのはメリット。(2021年12月現在)

当記事内では航空機での移動情報は解説しませんが、移動時間を短縮したい人は一考の価値アリかも。

①マルシュルートカ(ミニバス)

アルメニアでもジョージアでも、現地の人々の足として大活躍するマルシュルートカ(乗り合いミニバス)。

最大の魅力は格安で移動できることですが、コロナウイルス流行によってこの区間を移動する人が激減したため、便数がかなり減少&料金も少々上がってしまいました。

マルシュルートカ利用のメリット

安価で移動できる
・鉄道に比べて所要時間が短い
・乗客が集まらなくても確実に運行される

マルシュルートカ利用のデメリット

1日1便しか走っていない
座席スペースが狭い
・国境審査で降りたり乗ったりする必要がある
便によって出発地/到着地が変わるので複雑

エレバン→トビリシをマルシュルートカで移動する際に知っておくべきことは、ただ一つ。

エレバン市内の2か所からの便があり、どちらから乗車するかでトビリシでの到着ポイントが変わる点です。

逆方向(トビリシ→エレバン方面)のトビリシでの発着地はこちら!

キリキア・バスステーション発

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キリキア・バスステーション

トビリシ行きマルシュルートカの出発地の定番が、エレバン中心街の東側に位置するキリキア・バスステーション(Kilikia Bus station)。

「セントラル・バスステーション」と呼ばれる場合もありますが、いずれも同じ場所を指します ▼

キリキア・バスステーション発のトビリシ行きマルシュルートカは、8:30 / 10:30 /13:00 / 15:00 / 17:00 の1日5便でした

なぜ過去形かというと、コロナ禍による利用客の激減にともない、便数も1日1便の出発に激減してしまったため。
時刻表もあまりあてにならず、毎日11:00~13:00の間のどこかのタイミングで出発という超アバウトなスケジュールとなっています。

トビリシ行きのマルシュルートカ

かつては人気の区間であったため、前日までの座席予約が推奨されていましたが、2021年12月現在はその必要もないほど。(実際に利用客はのぶよ一人だった)

そのうち路線自体が廃止されないか心配になってしまいます…

エレバン~トビリシ間マルシュルートカ(キリキア・バスステーション発)

・所要時間:5時間~6時間
・料金:8000AMD(=¥1850)
・運行頻度:1日1本(平常時は1日5本)

【トビリシでの到着地】

キリキア・バスステーション発のトビリシ行きマルシュルートカが到着するのは、トビリシ中心街南部のオルタチャラ・バスステーション(Ortachala Bus station)。
「セントラル・バスステーション」とも呼ばれますが、同じ場所を指します。(全然セントラルな場所にないけど) ▼

オルタチャラ・バスステーションの近くには地下鉄が走っていない(最寄りの地下鉄駅まで2kmほどの上り坂)ため、到着後の市内移動にはやや不便

到着後はトビリシ市内路線バスか、タクシーを利用して滞在先へと移動するのが◎

超複雑なトビリシのバスステーション情報をまとめています!

エレバン中央駅東側広場発

エレバン中心街南部に位置するエレバン中央駅(Yerevan Central Station)の東側の広場からも、トビリシ行きのマルシュルートカが出発しています。

エレバン中央駅は、地下鉄のサスンツィ・ダヴィット駅(Sasuntsi Davit)と直結しているため、アクセスが簡単なのは大きなメリット。

注意したいのが、エレバン中央駅の西側にある南バスステーションからの発着ではなく、駅東側の広場から出発する点。

広場の中央に立つサスンツィ・ダヴィット像の近くに、トビリシ行きのマルシュルートカが停車しています ▼

エレバン中央駅東側発のマルシュルートカ。サスンツィ・ダヴィット像の近くに停車している。

かつては1日5便走っていた中央駅東側発のトビリシ行きのマルシュルートカですが、こちらもコロナ禍の影響をダイレクトに受けて便数が激減。
確実に走るのは1日1便それ以外は不定期の出発となっているそう。

朝10:00~11:00の間には確実に1便あり、13:00と15:00の便は乗客が4人以上いれば運行されるとのことです。

ちなみに、エレバン中央駅発のトビリシ行きマルシュルートカは、ジョージア人による運行だそうです。

エレバン~トビリシ間マルシュルートカ(中央駅東側発)

・所要時間:5時間~6時間
・料金:8000AMD(=¥1850)
・運行頻度:1日1本(平常時は1日5本)

【トビリシでの到着地】

エレバン中央駅発のマルシュルートカのトビリシ到着ポイントは、トビリシ中央駅前西側の広場

トビリシ地下鉄のステーション・スクエア駅(Station square)と直結しているので、到着後の市内移動にも便利です。

トビリシ市内交通の利用法はこちら!

②シェアタクシー

旅行者にとって最も利用しやすいのが、個人のドライバーが自家用車に乗客を乗せて移動するシェアタクシー

エレバンでの発着地はキリキア・バスステーションに統一されていて、シンプルでわかりやすいです。

シェアタクシー利用のメリット

・マルシュルートカに比べて座席スペースが広め
最も短時間で移動できる
・人が集まり次第いつでも出発

シェアタクシー利用のデメリット

・乗客が集まらないと出発しない場合がある
・マルシュルートカよりも料金が高いことがある

トビリシ行きのシェアタクシーの出発ポイントは、エレバンのキリキア・バスステーションの敷地内
同じ路線のマルシュルートカに並ぶように、数台が常に客待ちをしているのですぐにわかるでしょう。

エレバン→トビリシのシェアタクシー代金は、マルシュルートカと同様の8000AMD/人が基本です。

4人集まったら随時出発というシステムなのですが、こちらもコロナ禍による利用客減少の影響を受け、なかなか乗客が集まりにくい(=長時間待たされる)場合が多いよう。

乗客が4人未満で出発する場合は、一人当たりの料金が上がってくる点に注意しましょう。

エレバン~トビリシ間シェアタクシー

・所要時間:4時間半~5時間半
・料金:8000AMD(=¥1850)~
・運行頻度:随時

【トビリシでの到着地】

エレバン発のシェアタクシーは、トビリシ中心街東側の地下鉄アヴラバリ駅前(Avlabari)への到着です ▼

地下鉄駅と直結しているため、市内他エリアへの移動にも便利なのが◎

トビリシ市内交通の利用法はこちら!

③鉄道

エレバン~トビリシ間は、鉄道での移動も可能。

曜日に関わらず1日1本必ず運行があり、しかも夜行列車
時間と宿代の節約になり、快適に移動できる点が最大のメリットでしょう。

鉄道利用のメリット

夜行列車なので宿代を節約できる
最も快適に移動可能
・国境越えの際にいちいち降りる必要なし

鉄道利用のデメリット

料金が最も高い
・予約なしでは満席の場合
・チケット購入が(実質)駅の窓口のみ&現金のみで不便

エレバン~トビリシ間の鉄道スケジュール・料金

スケジュールは毎年微妙に変わりますが、両方面で1日1便/夜行列車の運行となるので、効率的に移動したい旅行者の強い味方です。

【冬季(10月2日~6月12日)】

運行頻度発車時刻到着時刻所要時間最低料金
エレバン→トビリシ1日1本21:307:3510時間5分12010AMD
(=¥2804)
トビリシ→エレバン1日1本20:206:5510時間35分69GEL
(=¥2463)

夏季限定となりますが、エレバン~トビリシ間の鉄道は、ジョージアのビーチリゾート・バトゥミまで走ります ▼

【夏季(6月15日~9月30日)】

運行頻度発車時刻トビリシ
到着/発車時刻
到着時刻所要時間
(バトゥミ~エレバン)
エレバン→トビリシ→バトゥミ1日1本15:3023:007:3016時間
バトゥミ→トビリシ→エレバン1日1本15:4022:457:3515時間55分

ジョージアを素通りしてトルコへとさっさと抜けたい人や、黒海ビーチへ一直線したい人には利用価値が高め。

夏場のバトゥミまでの列車運行期間(=正確な日付)や各都市の発車/到着時刻などのスケジュールは毎年変わるので、事前にウェブ上でチェックするのをお忘れなく!

エレバン→トビリシの国際列車の料金・座席チェック方法はこちら!

鉄道のチケット購入方法

エレバン~トビリシ間の鉄道チケット購入方法は、いちおう以下の2通り。

①エレバン中央駅の窓口で直接購入
アルメニア鉄道(南コーカサス鉄道)のウェブサイトで購入

上のリンクをクリックすると分かると思うのですが、アルメニア鉄道のサイトの英語ページは機能せず(ロシア語かアルメニア語のみ)&外国のカードははじかれる場合が多いという超ハードモードです。(今って2021年ですよね…?)

なのでほとんどの場合は、①鉄道駅の窓口で直接購入することになるでしょう。

アルメニア鉄道は、鉄道駅窓口でのチケット購入時のクレジットカード使用不可

オンライン購入の場合はカードで支払えますが、エレバン~トビリシ間は外国のカードが通らない場合がほとんどなので、結局は駅の窓口で現金でチケットを購入することとなるでしょう。

アルメニア→ジョージア国境越えに必要な書類や準備3つ

世界がこんな状況になる前は、ジョージア入国は超イージーモードでした。
パスポートだけ持ってふらっと入国すれば、365日間のビザなし滞在が可能だったのです。

2020年初頭。ジョージアに初入国したときの記事はこちら!

しかし、コロナウイルスの拡大によって各国が続々と入国規制を強化する中、ジョージアにおいても出入国に必要な条件や書類が追加で求められるようになりました。

この項では、陸路でのジョージア入国に必要な書類や準備(2021年12月現在)をまとめました。

ジョージアの出入国情報や各種制限はかなり流動的。最新情報はこちらで随時更新しています。
最新のジョージア出入国要件は、公式サイトでも絶対にチェックを!

①入国前72時間以内のPCR検査陰性証明

ジョージアに陸路で入国する旅行者が絶対に知っておかなければならないのは、ジョージア入国前72時間以内のPCR検査陰性証明書が必要だということ。

ワクチン未接種の人はもちろん、ワクチン接種完了している人であってもPCR検査の提示が求められる点に要注意です。

このルールを知らずにジョージアへ陸路で入国しようとしたワクチン接種済みの旅行者が入国拒否に遭った事例を、5ヶ月間のアルメニア滞在中に10件は耳にしました。

空路でのジョージア入国の場合、ワクチン接種済みの人はPCR検査の必要はありません
(ワクチン未接種者は、陸路と同様に72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要)

アルメニア側で受けるPCR検査は、どこのラボや病院でおこなったものでも大丈夫

ジョージア入国時にはロシア語/英語/ジョージア語のいずれかで記載がある証明書のみ有効なので、アルメニア語オンリーではないかだけ注意しましょう(そんな所はまずないでしょうが)。

実際の証明書

証明書は、検査機関発行のオリジナルのものでも、メールで送られてきたものをプリントアウトしたものでもOK。
念のためにPCR検査の翌日に検査機関に出向いて、オリジナルの紙のものを受け取っておくのが安心だと思います。

もう一点注意が必要なのが、検査を受ける時間

ジョージア入国時に有効となるPCR検査の陰性証明は、結果が出た時間から72時間以内ではなく、PCR検査を受けたその瞬間から72時間以内とカウントされます。

検査を受けてから結果が出るまでは半日~丸一日の時差ができるものですが、どんなに結果が来るのが遅くとも検査をした時間から72時間以内の証明書のみがジョージア入国時に有効となります。

これを「検査結果が出てから72時間」と勘違いして、ジョージア国境で「検査した時間から74時間経っている」ことを理由に入国拒否に遭った旅行者も知っています。

とにかく、時間に余裕を持ってPCR検査&国境越えのプランニングをするのが鉄則!

アルメニア国内での一般的なPCR検査の費用は15000AMD~20000AMD(=¥3453~¥4604)。
しかし、探せば格安でPCR検査を受けられる場所もあります。

おそらくエレバン最安値の9500AMD(=¥2187)でPCR検査が受けられるのが、中心街にあるVardanants Medical Center

基本的には前日までの電話or公式サイト内のお問い合わせフォームから予約するシステムですが、混雑していなければ当日ウォークインでも検査が受けられるそうです。

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Vardanants medical centerの入口

検査自体はものの数分で終わり、結果は直接オリジナルを受け取りに来るかe-mailでの受け取りも可能

結果が出るまでにかかる時間は検査を受ける時間帯によって変わりますが、だいたい12時間前後とスピーディーな点も◎

・正午までの検査:当日夜中0時まで
・正午~16時までに検査:翌日午前2時まで
・16時以降に検査:翌日の朝まで

のぶよも実際にこちらでもらった陰性証明でジョージアへと入国しましたが、何の問題もありませんでした。

②アプリケーションフォーム登録

PCR検査と同様に忘れてはいけないのが、ジョージア入国前に特別なアプリケーションフォームに登録しておく必要がある点。

ジョージア外務省の公式サイトでは、以下のように記述があります。

Before crossing the state border, they must complete the special application form, indicating the travel history of the last 14 days, contact details (address, phone number, email

・直近14日間以内の旅行履歴
・コンタクト用の情報(ジョージアでの滞在先の住所/電話番号/メールアドレス)

などを入国前に登録しておかなければならない。ということだそう。

ところがどっこい。
実際にアプリケーションフォームの登録画面にアクセスしてみるとわかるのですが、「直近14日間以内の旅行履歴」を記載する欄がどこにもありません。

ないものはないので記載できませんし、他の情報だけちゃんと入力して登録を完了してしまいましょう。

登録が完了すると出てくる画面。
登録したメールアドレス宛に、登録完了のメールが来る。

登録自体はもの凄く簡単で、5分もかからずに完了してしまうほど。

いっぽう、これを忘れていたために入国拒否された旅行者の話も聞いたことがあるので、絶対にお忘れなく。
入国前であればどのタイミングで登録してもOKなので、早めに完了させておきましょう。

ジョージア入国時に、このアプリケーションフォームに関して質問されたり、登録完了メールを見せるように言われたりすることはいっさいありませんでした。

すべての情報はオンライン上で管理されているようで、ジョージア入国後3日目に義務付けられているPCR検査のリマインドのための連絡(実際に電話が来る)や、万が一入国後に感染が発覚した場合の位置確認用に利用されているようです。

③バス/鉄道の座席予約&ルート確認

PCR検査とジョージア入国用のアプリケーションフォームの登録を済ませたら、あとは移動手段を確保するだけ。

鉄道移動の場合は座席の予約&事前のチケット購入が必須なので、遅くとも出発当日のお昼までには済ませておきましょう。

マルシュルートカシェアタクシーの場合は、今のガラガラ&世紀末な状態を見るに、予約なしでもおそらくは問題なし。(のぶよも予約なしで当日バスステーションから直接乗りました)

心配な人は、バス会社に電話or出発地に直接足を運んで事前に座席を予約しておくのも◎

キリキア・バスステーションのマルシュルートカ会社の電話番号

マルシュルートカ / シェアタクシー利用の前に絶対確認するべきなのが、「東ルートか西ルートのどちらを通るか」という点 ▼

ジョージア国境からすぐの地点で、西側ルートと東側ルートに分岐する

エレバン~トビリシ間には二本の幹線道路があり、そのうち東側のノイェムベリヤン(Noyemberyan)~イジェヴァン(Ijevan)~セヴァン(Sevan)を通るルートは、なぜかアゼルバイジャン領内を経由します。

のぶよがトビリシ→エレバンと移動した5ヶ月前、マルシュルートカはこの東側ルートを通り、アゼルバイジャン領内をちょこっとだけ通過するという不思議な体験をしました。(入国審査や検問などはなし)

ただ、その後アルメニアとアゼルバイジャンの関係が悪化(アゼルバイジャンがアルメニア領に侵入etc)したため、アゼルバイジャンをかすめる(というか、領内に入る)形になる東側ルートは情勢がやや不安定だとされています。

現状ではヴァナゾル(Vanadzor)やアラヴェルディ(Alaverdi)を経由する西側ルートを通るのが基本だそうですが、これはドライバーによりけり。

東側ルートの方が所要時間がやや短く道路状況も良いため、そちらを通りたがる人もいるようです。
(特にアルメニア・アゼルバイジャン情勢にやや疎いジョージア人ドライバー)

移動しているだけで危険な目に遭う確率は高くはないですが、リスクは最小限に抑えたいもの。
乗車前にマルシュルートカ/シェアタクシーの運転手に尋ね、西側ルートを通るものを選ぶに越したことはないでしょう。

アルメニア(エレバン)~ジョージア(トビリシ)の国境越えレポート

アルメニア→ジョージアの国境越えに必要な基本情報はここまででバッチリなはず!

ここからは、実際にマルシュルートカを利用してエレバンからトビリシへと移動した様子をレポートしていきます。

結論から言うと、想像していたよりも簡単に出入国できました

エレバンを出発

すでに解説した通り、エレバン→トビリシの陸路移動には3通りの交通手段が存在します。

その中でのぶよが選んだのは、キリキア・バスステーション発のマルシュルートカ
バスステーションの建物の西側にある、こちらの旅行会社(?)のオフィス前からの出発です ▼

以前は1日5便走っていたマルシュルートカ。
エレバン~トビリシを移動する人がコロナ禍で激減してしまったため、現在確実に運行されているのは「11:00~13:00の間のどこかのタイミングで出る」とアバウトさの極みな1便のみです。

それ以外の時間帯は、乗客がある程度(4人以上)集まれば運行されるとのことでした。

上の写真の旅行会社のオフィスのような場所の内部でチケットを購入し(カード利用不可でした)、キリル文字で「トビリシ」と書かれた行き先ボードがあるマルシュルートカに乗り込みます。

トビリシ行きのマルシュルートカ
やっつけ感しかないチケット

先述の通り、乗客の集まり具合によって出発時間が変わるらしいのですが、この時は11:30頃で乗客はのぶよ一人だけ。

数時間待ちは覚悟していたのですが、12:00を少し過ぎたあたりで何の前触れもなく「おい!出発するぞ!」と運転手。

まさかの16人乗りマルシュルートカ貸切です。

経営が大丈夫なのか心配になる…

年季の入ったマルシュルートカは、幹線道路をスイスイと走っていきます。

最終日だというのにあいにくの曇天。
冬を目前に控えた茶色い大地がどこまでも広がる、アルメニア地方部らしい風景が車窓を流れていきます。

エレバンを出発しておよそ4時間弱。
想像していたよりも早く、アルメニア側の国境の町・バグラタシェン(Bagratashen / Բագրատաշեն)に到着しました。

アルメニア側出国審査

アルメニア側の国境では、乗客は一度車両から降りて、建物内の審査場を抜けなければいけません。
(アルメニア出国時には荷物検査はないので、大きな荷物は車にのせっぱなしでOK)

人っ子ひとりいない審査場で、暇そうにお喋りしている係員。

パスポートを提出し、PCR検査の陰性証明を出そうとしたら「いらない!」と。
確かにアルメニア出国時に陰性証明は必要ではないですが、確認すらせずにジョージア側に行かせて良いものなのでしょうか…

係員は、パスポートのページを一枚一枚しっかりと確認しているようす。
アルメニア入国時のスタンプを見つけ、指を折って数えながら、のぶよの滞在期間が180日を超えていないかちゃんと確認しているようです。

そして、「アルメニアに5ヶ月もいたの?何してたんだ?」との質問。

「旅行」と答えると、「旅行?5ヶ月も?」と、もはや苦笑い…
いいじゃないですか、5ヶ月いたって。それだけ魅力ある国なんだから…

向こうも怪しんでいるというわけではなく、「こんな小さな国で5ヶ月とか、暇な奴だな…」と半分呆れているような感じでした。

というわけで、2分ほどかかったパスポートチェックを終えて、あの気持ちの良い「ガチャンッ」の音が審査場に響き渡ります ▼

これにて、5ヶ月間にも渡ったアルメニア滞在は終了。

ありがとうアルメニア!またそのうちな!

ジョージア側入国審査

久しぶりに見たジョージア文字に感動。

アルメニアの出国審査を終えたら、いったん審査場の外に出てマルシュルートカに乗り込みます。

アルメニアとジョージアを隔てるデベド川に架かる橋を越え、車両はジョージア側の入国審査場にさしかかります。

こちらも乗客は車両からいったん降り、建物内の入国審査場を越えなければなりません。
今度は大きな荷物も全て持った状態で入国審査の建物へ行くように指示されます。

ジョージア側の入国審査場も、人っ子ひとりいない状態。
暇そうにスマホをいじっていたお姉さんの審査官のブースで、パスポートとPCR検査の陰性証明を提出します。

「ジョージアにはどれくらいいるの?」
「ジョージアのどこに滞在するの?」
「ジョージアの後はどこに行くの?」

など、結構いろいろと聞いてきた印象
PCR検査が有効時間内のものかも、ちゃんと計算していました。

しかし、ジョージア入国時に必要とされるアプリケーションフォームに関しては何も聞かれませんでした。
「過去14日間にどこに滞在していたか」等の質問もいっさいなし。

おそらく、事前に登録した情報がパスポート情報と紐づけられた状態でシステム上で一目瞭然であるため、いちいち尋ねる必要もないのかもしれません。
(それにしても、こんなザルな防疫体制で大丈夫なのか心配になる)

3分ほどのパスポートチェックのあと、再びあの「ガチャンッ」の音が。

この「ガチャンッ」のために旅している人、結構多いんじゃ?

パスポートに無事スタンプが押され、これにて晴れてジョージア入国!

到着後3日目のPCR検査に関しての口頭での案内とパンフレットを手渡され、荷物審査場へと進みます。

荷物審査場には、これまた暇そうな係員が3人。
X線検査機に荷物を通すものだと思ってバックパックを肩から降ろそうとすると、「ああ…大丈夫!行っていいよ」と。

なんですか、この適当な国…(笑)

というわけで、重たい荷物を無駄に背負いながらのジョージア入国もこれにて完了です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_2196-1024x768.jpg
外はかなりの雨だった。

出口付近には、開いてるんだかどうか謎な両替所が一軒、免税店らしきものが一軒あるだけの寂しい雰囲気。
客待ちのタクシーの運転手たちも暇で暇で仕方がなさそうです。

入国審査を終えたマルシュルートカもやって来て、トビリシに向けて再び出発しました。

トビリシ到着

車窓からのトビリシの街。ものすごいソ連感に懐かしい感覚を覚えた。

国境からトビリシまでは1時間ほど。

驚いたのが、アルメニアからジョージアに入ったとたんに道路状況がものすごく改善されたこと。

ジョージアに滞在していた時は「この国の道路はどうしてこんなにボコボコなの…」なんて思っていましたが、アルメニアの道はそんなの比ではなかったです。

5ヶ月間のアルメニア修行(?)の後には、ジョージアがなんだかとても発展した国に思えてしまう不思議。

オルタチャラ・バスステーション

エレバンを出発してからおよそ5時間ほど。
予想していたよりかなり短い時間で、トビリシのオルタチャラ・バスステーションに到着しました。

ジョージア入国後に必要な手続きや書類

「晴れてジョージアに入国!さて、観光に食事にハイキングに…」と舞い上がりたくなるものですが、その前に絶対忘れてはいけないことを。

日本国籍の旅行者の場合は、ジョージア入国後の隔離等の対象にはなりませんが(2021年12月現在)、ワクチン接種の有無によって、ジョージア入国後にPCR検査を受けなければならない場合があります。

ジョージア入国後3日目のPCR検査(ワクチン未接種の場合)

ワクチン未接種の旅行者がPCR検査の陰性証明とともにジョージアに入国する場合(空路・陸路のいずれでも)、入国から3日目にあたる日に、自費でPCR検査を受けることが義務付けられています。

ワクチンの2回接種が完了している旅行者は、空路・陸路の入国手段に関係なく、ジョージア入国後3日目のPCR検査は不要です。

入国から3日目にあたる日」というのがまたわかりにくいルールなのですが、のぶよの場合はこんな感じ ▼

  • 12月1日
    ジョージア入国

    15時頃に入国完了

  • 12月2日
    ジョージア入国2日目
  • 12月3日
    ジョージア入国3日目

    朝:「PCRを受けるように」と電話連絡が来る
    午後:PCR検査を受ける

  • 12月4日
    ジョージア入国4日目

    午後:PCR検査の結果がメールで送られてくる

というわけで、入国した日(12月1日)を1日目と数え、その翌々日(12月3日)が「入国から3日目にあたる日」となるよう。
この日にPCR検査を受けてしまえば、結果が来るのが翌日(12月4日)になろうと問題ないとのことです。

ジョージア入国時に渡される紙

ジョージア国内での一般的なPCR検査の費用は、70GEL~120GEL(=¥2534~¥4345)とやや開きがあって高め。
しかし最近は価格競争が激しくなっているそうで、格安でPCR検査を受けられる場所もいくつかできたそう。

トビリシで55GEL(=¥1991)という格安の価格でPCR検査が受けられるのが、中央市場近くにあるThe National Laboratory of Genetics (教えてくれたtwitterのフォロワーさんに感謝!) ▼

電話予約or公式サイトのお問い合わせフォームからの予約が基本ですが、ウォークインでも対応してくれます。

住宅街の一角にあるThe National Laboratory of Geneticsの入口

検査自体はものの数分で終わり、結果はe-mailでの受け取りが基本。

結果が出るまでにかかる時間はおよそ24時間と長めですが、検査さえ受けてしまえば「入国後3日目のPCR検査」の条件は果たすことになるので、特に不便は感じないでしょう。

検査結果は出国時に確認される場合があるそうなので、プリントアウトして保管しておくか、スマートフォン等でいつでも提示できるようにしておきましょう。

当ブログのジョージア編を読み漁る(笑)

もう一つ、ジョージアに入国してから絶対にしなければいけないのは、当ブログ「さぼわーる。」のジョージアに関する100以上の記事を読み漁ることです(笑)

旅情報はもちろんのこと、伝統文化や食事、生活情報など…
さまざまなジャンルのジョージア関連の記事を書いているので、ぜひ目を通していただければ嬉しいです(し、これからもバンバン新しい記事を書いていきます!)

おわりに

アルメニアのエレバンからジョージアのトビリシへの最新の移動情報を、徹底的に解説しました。

なかなか旅行しづらい時期が続きますが、これから同じ区間を移動する人に少しでも参考になれば嬉しいです。

アルメニアもジョージアも、どちらも魅力たっぷりな国。
これからも両国の現地情報を中心に色々と発信していくので、ぜひチェックしてください!

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