こんにちは!ジョージア滞在も丸3年!世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ジョージア南部に位置するサムツヘ=ジャワヘティ地方は、訪れる旅行者が少ない穴場のエリアのひとつ。
数多くの天然温泉が湧いていることでも知られ、のぶよは「ジョージア温泉街道」と名付けて布教に励んでいます。
そんなサムツヘ=ジャワヘティ地方の最北端に位置し、ジョージア温泉街道の入口にあたる小さな村がアハルダバ(Akhaldaba / ახალდაბა)です。
アハルダバ村が位置するのは、このエリアで最大の観光スポットのひとつであるボルジョミの町から15kmほど北に離れた場所。
ジョージアの他エリアからサムツヘ=ジャワヘティ地方に入った旅行者にとっては、最初に通過する村でもあります。
一見しただけでは「ジョージア地方部のよくある普通の村」といった雰囲気のアハルダバですが、この場所を特別なものとしているのが二つの極上スポットの存在。
その一つ目が、こんこんと湧く天然温泉です。
ほど良い硫黄の香りが漂うお湯は、40℃ほどと超適温。
広々とした湯舟でのんびりと足をのばし、旅の疲れを極限まで癒すことができます。
そしてアハルダバのもう一つの魅力が、地元民で知らぬ者はいない伝説のレストランの存在。
自然豊かなこの地域の郷土料理のメニューが豊富で、わざわざトビリシなど他都市からやってくるジョージア人旅行者も少なくないのだそうです。
今回の記事は、アハルダバの観光情報やアクセスに必要な情報を徹底解説するもの。
ネット上に情報がほとんどない場所ではありますが、訪れる価値は計り知れないほどにあります!
温泉×郷土料理×自然風景と、ジョージアで癒しを求めている人には心からおすすめしたいアハルダバ。
ジョージア他都市からのアクセスも悪くないですし、すぐ近くのボルジョミ滞在中のデイトリップ先としてもおすすめです!
アハルダバ観光マップ
赤:おすすめレストラン
黄色:バス停
灰色:鉄道駅
プライベート浴場で極楽!アハルダバ温泉
温泉大好き民族・日本人として絶対に見逃せないのが、アハルダバ温泉。【マップ 青】
アハルダバの村を流れるムトゥクヴァリ川(トビリシを流れているのと同じ川の上流)沿いに湧く天然温泉を引いた温泉施設です。
アハルダバ温泉はすぐそばにあるレストラン”Tori”のオーナー家族が管理していて、みんなウェルカムな感じが素敵。
外観も内装もこんなど田舎とは思えないほどに綺麗で(失礼)、びっくりしました。
完全なるローカル浴場といった感じで外国人観光客が来ないためか、料金表などはジョージア語表記のみ。
以下がアハルダバ温泉のシステムと料金です。
・温泉のシャワー(最大40分):3GEL(=¥150)/人
・小浴場(最大1時間):15GEL(=¥750)/部屋
・大浴場(最大1時間):30GEL(=¥1500)/部屋
・サウナ付き浴場(最大1時間):80GEL(=¥4000)/部屋
1人や2人での利用であれば小浴場で十分だと思うのですが、料金が安めであるためか予約で埋まっていることもしばしば。
のぶよが訪れたときは日曜日の午後だったこともあってか3時間待ちだったため、背に腹は代えられずに奮発して大浴場を利用することに…温泉のためなら普段は固く締めた財布の紐も緩むってもんです。
複数人で浴場を利用する場合は、料金を人数で割れるのでお得だと思います。
利用料金を支払うと、掃除のおばちゃんが浴場を綺麗に掃除して湯舟にお湯をはってくれます。
一回一回お湯をちゃんと入れ替えてくれている点は、かなりの高ポイント。
パイプからはものすごい量のお湯が噴出していましたし、それだけ湯量が豊富なのかもしれません。
アハルダバ温泉のお湯は、緑っぽいお湯に少し茶色みがかかった感じの不思議な色。
源泉の温度は44℃と高めですが、浴槽に注がれたお湯は39℃~40℃ほどと適温でした。(冬場はちょっとぬるく感じるかも)
さらっとした湯ざわりながらも、微妙なぬめりが感じられるのも特徴的。
硫黄の香りもまあまあで、温泉に浸かっている感がひしひしと湧いてきます。
浴槽内はけっこうな深さがあるのですが、ちょうど良いところに腰を掛けられる段差があり、存分に足をのばして入浴ができます。
たちこめる硫黄の香りと湯気に包まれながらの極上の時間…
「1時間30ラリはちょっと高いかな」なんて思っていたさっきまでの自分をいてこましたいぐらいに、最高の癒し時間を過ごすことができました。
温泉のオーナー家族によると、この温泉は古くから地元の人々に知られ「万病に効く」と言われているそう。
…と、ここまではジョージア全国津々浦々の温泉や湧き水につきものの「万病に効く信仰」で、「はいはいわかったわかった」とのぶよも思っていました。
…が。この温泉に入った翌日、連日のバックパック20kgを背負っての山歩きで痛めた肩の痛みと、数日間悩まされていた謎の脇腹の痛みが見事に消えていたのにはびっくり。
それだけでなく、心なしか体調がいつもよりも良くなったような気もしないでもありません。
もしかしたら、アハルダバ温泉は本当に万病に効くのかも?体の不調にお悩みの方はぜひ!
アハルダバの郷土料理に感動!伝説のレストラン”Poria”
温泉で極上の癒しを体験した後は、湯上がりのビールとともに腹ごしらえといきましょう。
ボルジョミへと至る幹線道路沿いに位置するアハルダバには、他都市からのドライブ客向けの飲食店が多く点在しているのですが、そのうちの一つが地元の人の間で知らぬ者はいないほどの知名度と人気を誇る「伝説のレストラン」。
それが、アハルダバ温泉から幹線道路沿いを南に400mほど行った場所にあるPoriaというお店です。【マップ 赤】
その伝説具合は本物のようで、ランチタイムを外しても多くの客で大混雑しているほどでした。
ボルジョミから車でやって来る人はもちろん、トビリシやクタイシなど他エリアから来ている人も多いようですが、客層はびっくりするほどにジョージア人100%。
日本で例えるなら、「長野県あたりの田舎町の小さな蕎麦屋が口コミやネットで話題になり、東京からわざわざやって来る人々で大賑わい」といった感じでしょうか。
そんなPoriaのメニューがこちら。▼
ジョージア料理の基本的なメニューから、聞いたこともないようなものまで。
実はこのお店、アハルダバ周辺地域の郷土料理も豊富に揃っているのです。
のぶよ的にPoriaでおすすめしたいメニューが、以下の通りです。
・アハルダバ風カバビ(Barbecue Kebab):この地域独自の棒状ひき肉グリル
・豚肉のムツヴァディ(Pork Barbecue):豚肉の炭火焼き
・ソコス・チャシュシュリ(Roasted Mushrooms):この地域のキノコを炒めたもの
・フライドポテト(Fried Potatoes)
・ツォツハリ(Tsorskhali):フラミ川で採れる鯉のボイル
・シェムツヴァディ・カルマヒ(Fried Trout):地元産の川マスの炭火焼き
・イメルリ・ハチャプリ(Imeretian Khachapuri):イメレティ地方のハチャプリ
・エカラ・ニグヴジット(Smilax with walnuts):この地域の野草のくるみ和え
・プラシ・ニグヴジット(Leek with walnuts):長ネギのくるみ和え
※赤字はアハルダバ周辺の郷土料理 / ()内はメニューの英語部分
のぶよはもちろん一人で訪問したので、食べられる量にはどうしても限りがあるのが悩みどころ。
しかし、せっかくなので限界まで色々と食べてみることにしました。
混雑していたためか、提供までの時間は20分ほどと若干長め。
しかしながら、それもちゃんと調理してくれていることの証だと思います。
まずは、ぶっといソーセージのような見た目のアハルダバ風カバビ。
「カバビ」とは、牛豚の合挽肉をハーブやスパイスで味付けしたものを棒状に固めて焼いたものです。
アハルダバ風カバビの最大の特徴は、棒状に固めた肉の外側を牛の大膜で包んだ状態でグリルされること。
ぷちっとした食感が楽しいのはもちろん、牛膜のおかげで肉汁が漏れずに100%肉汁びしゃびしゃな状態で食べられるのです。嬉しすぎる…
また、ジョージアで一般的なカバビよりも肉に混ざったハーブの量がかなり多めで芳醇な味わいなのも特徴的。
極太の形もなかなか珍しいものです。
▲また、Poriaの山盛りフライドポテトは絶品なのでぜひ注文を。
手切りのじゃがいもの揚げ具合は、これ以上ないほどに完璧。
カリカリとほくほくの絶妙な食感と芋のほのかな甘みが味わえ、カバビの塩気&肉汁の芳醇さと抜群に合います。
前菜部門ではくるみを使ったものがいくつかメニューにありますが、この辺りでしか食べられないのがエカラのくるみ和え。▼
「エカラ」とはイバラの一種の植物のことだそうで、ジョージア西部では春になると野生のエカラを採るのが風物詩となっています。
ジョージア全国に自生しているエカラですが、なぜか食べるのは中部のイメレティ地方とアハルダバ周辺地域だけだというのは面白い点。
レストランのメニューにあることはとても珍しいので、ここはぜひ挑戦してみましょう。
エカラの食感は、ほうれん草の茎とアスパラを足して二で割ったような感じ。意外にも柔らかくて歯ごたえはそこまで強くありません。
ほろ苦さとほんの少しの甘さがくるみの芳醇な風味に包み込まれていて、かなりの絶品でした。
Poriaのレストランには謎の掘っ立て小屋が併設されており、中では三人のおばちゃんたちがものすごく鮮やかな手さばきでハチャプリを焼き上げています。
実はこのハチャプリ小屋こそが、Poriaのはじまりの建物。
現在でも店名には「ハチャプリ屋Poria」(სახაჭაპურე ფორია)とついているくらいで、このハチャプリこそがこの店をここまで有名にした理由です。
小さなハチャプリ小屋の前は、テイクアウトしようとするジョージア人で常に長蛇の列。
これだけ人気が出てくると大量に焼いておいて作り置きしだすような店もありますが、この小屋に関しては常に作りたて&焼きたてがモットーのよう。
注文から提供まで10分少々かかるのは、一枚一枚丁寧に小さな薪ストーブで焼き上げている証なのです。
ハチャプリ小屋併設のPoriaでもこのハチャプリを注文することができ、せっかくなので食べてみることに。
ここのハチャプリは、「イメルリ・ハチャプリ」という種類一択。
円形の生地にチーズを挟んで焼き上げたシンプルな料理ながらも、素材の良さや生地のこね方、焼き加減によって大きく出来が変わってくると言われています。
Poriaのハチャプリは、普段はハチャプリを自分から注文することなどありえないのぶよ(だって塩辛いし、飽きるし、チーズ好きじゃないし…)を唸らせるほどの絶品でした。
まずは、生地の焼き加減の完璧さと小麦の香りの良さ。
薪ストーブを使用しているため火加減が難しいと思うのですが、外側はさっくり&内側はしっとりもっちりした最高の食感となっています。
焼きたての小麦の香りがこれでもか!と鼻腔を刺激してきて、食欲は最高潮に…
そして、とろっとろチーズの食感と風味もたまりません。
生地を持ち上げるとでゅるでゅると零れ落ちてしまうほどにミルキーなチーズは、塩気は意外にも控えめ。
濃厚なコクと芳醇な風味に、ただただノックアウトされます。
このレベル&サイズのハチャプリを1枚6GEL(=¥300)で提供しているのは、もはや現在のジョージアでは奇跡としか言えません
というわけで伝説レストラン”Poria”への初訪問は、すべてが美味しくて感動の食体験となりました。
この地域で採れる魚を使った料理や、ハチャプリと並ぶ名物だというムツヴァディ(豚肉のBBQ)は未体験なのでぜひとも再訪したいところ。
一人ではやっぱり食べられる量に限界を感じたので(でもかなり頑張った方だと思う)、ここは複数人で訪れて色々と注文してシェアするのが理想的かと思います。
アハルダバへのアクセス・行き方
アハルダバへのアクセスに最も便利なのは、ボルジョミ拠点。
ボルジョミからであれば日帰りで移動&観光を済ませるのも余裕です。
それ以外の町~アハルダバへのアクセスも可能ですが、移動時間がやや長めなのがネック。
個人的には、ボルジョミ滞在中のデイトリップ先として往復するのがおすすめです。
また、アハルダバには鉄道駅があり、1日2往復しているトビリシ~ボルジョミ間の鉄道を利用してのアクセスも可能。
移動時間が長め&やや不便な時間帯の発着となりますが、格安で移動したい場合には利用価値があります。
ネット上にはほとんど情報がない鉄道情報や、ジョージア各都市~アハルダバ間の移動情報を徹底解説していきます。
ボルジョミ~トビリシ間のローカル鉄道情報
ほとんど知られていないのですが、トビリシ~ボルジョミ間には1日2往復のローカル鉄道が走っています。
ジョージアの鉄道チケット予約サイトTkt.geの検索では表示されないのですが、ちゃんと存在しているのでご安心を。
ジョージア鉄道の公式サイトでは時刻表も掲載されています。
トビリシでの乗下車だけでなく、途中駅のゴリやハシュリなどでの途中乗下車が可能であるのもポイント。
上手く利用すれば、ボルジョミ~トビリシ間の町を移動しながら観光することも可能です。
便番号 | トビリシ発 | ゴリ発 | ハシュリ発 | アハルダバ発 | ボルジョミ着 |
618 | 6:35 | 8:25 | 9:20 | 10:00 | 10:45 |
686 | 18:50 | 20:40 | 21:35 | 22:20 | 23:10 |
便番号 | ボルジョミ発 | アハルダバ発 | ハシュリ発 | ゴリ発 | トビリシ着 |
617 | 5:55 | 6:50 | 7:30 | 8:25 | 10:11 |
685 | 15:30 | 16:25 | 17:05 | 18:00 | 20:05 |
トビリシ~ボルジョミ間の所要時間は4時間半ほどと長めですが、時間に余裕がある場合はおすすめ。
マルシュルートカよりも快適に移動することができます。
トビリシでの発着駅はトビリシ中央駅(Tbilisi Central Station) / ボルジョミでの発着駅はボルジョミ公園駅(Borjomi Park Station)。
いずれの駅から乗る場合も、駅構内のチケット売り場でチケットを購入します。
逆に、アハルダバ駅などチケット売り場がない駅からの途中乗車の場合は、鉄道の車両内に設置されている機械に現金を入れてチケットを購入します。(硬貨しか受け付けていないので注意)
ボルジョミ~アハルダバ間のアクセス
このエリアで最大の観光地であるボルジョミは、アハルダバへのアクセス拠点として最も便利な町。
頻発しているマルシュルートカを利用するか、1日2本の鉄道を利用することができます。
ボルジョミ滞在中のデイトリップ先として半日~1日かけてアハルダバを訪れるのが、最も現実的なプランだと思います。
①ボルジョミ〜ハシュリ間マルシュルートカを途中下車
ボルジョミ~ハシュリ間を結ぶマルシュルートカは、30分~1時間に1本と頻発しているので便利。
アハルダバはこの二つの町の中間に位置しているので、途中下車/乗車すれば良いだけです。
ボルジョミ側のマルシュルートカ発着ポイントは、橋の下にあるバスステーション。▼
マルシュルートカがアハルダバ村に差し掛かったら、目的の場所で運転手に降ろしてもらえばOKです。
アハルダバ→ボルジョミの帰りも流れは一緒。
幹線道路沿いのバス停【マップ 黄色】で待機し、ボルジョミ方面に向かうマルシュルートカが通りがかったら手を上げて合図して途中乗車します。
②ボルジョミ〜トビリシ間の鉄道を途中下車
アハルダバ村の北に位置するアハルダバ駅にはトビリシ~ボルジョミ間の鉄道が停車するので、時間が合うなら利用することも可能です。
アハルダバ駅【マップ 灰色】はもはや廃墟のようになっておりチケット売り場はないため、ここから乗車する場合は車内の機械でチケットを購入することになります。
アハルダバ鉄道駅から温泉やレストランがある幹線道路沿いまでは、およそ2km/徒歩30分ほどの平坦な道のり。
駅前には客待ちのタクシーどころか商店の一軒もないので、頑張って歩くしかありません。
ハシュリ~アハルダバ間のアクセス
ジョージアの国土のど真ん中に位置するハシュリは、この国の東西を結ぶ交通の要所。
ジョージア他都市からアハルダバへアクセスする場合は、この町でマルシュルートカを乗り換える方が便利である場合が多いです。
①ハシュリ〜ボルジョミ間マルシュルートカを途中下車
ハシュリ~アハルダバ間の移動に便利なのが、30分~1時間に1本走っているハシュリ~ボルジョミ間を結ぶマルシュルートカ。
アハルダバはこの二つの町の中間に位置しているので、途中下車/乗車すれば良いだけです。
ハシュリ側のマルシュルートカ発着ポイントは、町の南側にあるバスステーション。▼
<マルシュルートカがアハルダバ村に差し掛かったら、目的の場所で運転手に降ろしてもらえばOKです。
アハルダバ→ハシュリの帰りも流れは一緒。
幹線道路沿いで待機し、ハシュリ方面に向かうマルシュルートカが通りがかったら手を上げて合図して途中乗車します。
②トビリシ〜ボルジョミ間の鉄道を途中下車
トビリシ~ボルショミ間の鉄道はハシュリ駅を経由するため、途中乗車/下車してアハルダバへアクセスすることも可能です。
ハシュリ駅発着の詳細なスケジュールはすでに解説しているので、そちらをご参考に!
それ以外の町~アハルダバ間のアクセス
【マルシュルートカ】
トビリシからアハルダバへ直接アクセスしたい場合は、ボルジョミ行きマルシュルートカを途中下車するのが最速。
トビリシ側の発着ポイントは、市内北部のディドゥベ・バスステーション(Didube Bus Station)。
地下鉄ディドゥベ駅を出てすぐの場所にあるロータリー付近からの出発です。▼
【鉄道】
もしくは、トビリシ~ボルショミ間の鉄道を利用することも可能。
詳細なスケジュールはすでに解説しているので、そちらをご参考に!
【マルシュルートカ】
ジョージア中部の小都市・ゴリ~アハルダバ間には直行のマルシュルートカは走っていません。
なので、ゴリ~ハシュリ~アハルダバとバスを乗り換えてのアクセスとなります。
ゴリ~ハシュリ間のマルシュルートカの発着ポイントは、市内北部の新バスステーション。▼
ハシュリのバスステーションに到着したら、ボルジョミ行きのマルシュルートカに乗車してアハルダバで途中下車すればOKです。
【鉄道】
マルシュルートカだと直接のアクセスができませんが、トビリシ~ボルジョミ間の鉄道を利用すればゴリ~アハルダバ間を直接移動することが可能です。
詳細なスケジュールはすでに解説しているので、そちらをご参考に!
ジョージア第二の都市であるクタイシ~ボルジョミ間は、地図上では近く見えるものの、移動するとなると意外に不便。
というのも、二つの町の間を小コーカサス山脈が隔てているので、ぐるりと回るようにしか道路が敷かれていないためです。
直行便は1日2便のマルシュルートカのみと不便なので、途中のハシュリで乗り換えるのが便利。
クタイシのバスステーションから頻発しているトビリシ行きなどの便に乗車し、ハシュリのバスステーション付近で途中下車→ボルジョミ行きのマルシュルートカに乗車→アハルダバで途中下車すればOKです。
おわりに
極上の温泉と絶品の郷土料理の村・アハルダバの観光&アクセス情報を解説しました。
一大観光地のボルジョミからすぐの場所にあるにもかかわらず、知名度はほとんどないのが現状ですが、のぶよは確信しています。
近いうちに、アハルダバが「癒しのデイトリップ先」として注目を浴びる未来がやって来ることを。
他都市から/へのアクセスも悪くないので、ボルジョミ~アハルダバ~他都市と1日で移動しながら立ち寄ることが可能なのも嬉しい点。
このエリアを訪れる際はぜひとも訪れてほしい穴場の村、存分に満喫してください!
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